2012/02/24 - 2012/02/26
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2012年2月にヨメさんと2泊3日で京都と滋賀へ行ってきました。
今回の旅行の目的は、ヨメさんと2人だけで行ける旅行を十分堪能すること。ヨメさんは2012年4月に出産を控えていたので、その前に2人だけでのんびり旅行がしたい! という事になったのだった。
2人で旅行先に決めたのは、もの凄く定番な京都。僕自身も京都には5回ほど行ったことはあったのだけど、僕にとっては2003年の夏に嵐山に行ったのを除けば、観光としては実に22年ぶり。そんなこともあって、結構新鮮な気持ちで京都の町を楽しみました。
旅行初日に滋賀県の坂本と比叡山に行き、その日のうちに京都へ着いた僕達は、烏丸御池駅から徒歩5分ほどの場所に位置する『松井別館 花かんざし』に宿泊。旅行2日目の午前は南禅寺へ行き、その周りを散策しました。今回の旅行記では、旅行2日目の午後に清水坂からスタートし、産寧坂、二年坂を経て高台寺を訪れ、更に八坂神社まで歩いて散策した様子を紹介します。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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旅行2日目の2012年2月25日(土)、12:31。
知恩院前バス停から市バス206号線に乗った僕達は清水道バス停で下車。
この日の街歩き・午後の部は、ここ清水坂からスタートです。清水坂 名所・史跡
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清水坂を上っていく。
でも、今回はゆっくり街歩きをするのが目的だったので、清水寺へ行く予定はなし。 -
僕達がやって来たのは、産寧坂。
坂の上の方にあった産寧坂のいわれが書かれた立て札を見てみると、
『清水寺の子安の塔に続く坂であるため三寧坂というのが一般的で、産は「うむ」、寧は「やすき」という意味で、この坂を通って清水寺を参詣すると安産するといわれております。』
とある。ってことは、ヨメさんの安産を祈願するため、ここから清水寺を参詣した方がいいのかな?
そんな訳で、ヨメさんと緊急で清水寺へ行くか相談してみたが、子安の塔が清水寺の境内でも奥の方にあることを地図で確認したため、結果的には清水寺へは行かないことに。 -
産寧坂の途中にある店に立ち寄りつつぶらぶら。
写真の店では、こんぺいとうが昔ながらの絵柄の版画による箱に入って売られていました。ちなみに店内の商品は撮影禁止。三年坂 (産寧坂) 名所・史跡
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産寧坂の石段を下りてすぐに右の脇道に入ってみたら、『うえ村』という和食料理の店があったので、ここで昼食を摂ることに。
三年坂 (産寧坂) 名所・史跡
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店内はあまり広くなく、結構先に客が入っていたけれど、ちょうど2席空いていたので上がって食事。僕が食べたこのメニューは1100〜1200円くらいだったような気がする。値段は忘れてしまったけど。ヨメさんは天ぷら御膳を注文。これで午後の体力をつけて、また散策開始。
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産寧坂下から坂を見上げる。
三年坂 (産寧坂) 名所・史跡
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石畳の産寧坂を更に下へと下る。写真正面に産寧坂の石段が見える。写真左側には、青龍苑という複数の店舗群からなる商業施設があって、中には『井筒八ッ橋』や『よーじや』、『京つけもの 西利』などの店が入っている。
僕達は、その中の『松栄堂』というお香の店と『くろちく』という和小物の店をぶらっと回ってみてみました。
[青龍苑のHP]
http://www.seiryu-en.com/ -
青龍苑を出て更に坂道を下る。道が左に大きくカーブする所を過ぎると・・・
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八坂の塔が見えてきました。
法観寺 (八坂の塔) 寺・神社・教会
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八坂の塔。法観寺という臨済宗の寺の境内に建っている。
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僕達は二年坂の方へと歩いて行くので、今下りてきた石畳の坂道を上って先ほどのカーブ地点まで戻る。
二年坂 名所・史跡
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イチオシ
二年坂を下る。雨に濡れた石畳が、これまた風情を感じさせる坂です。
二年坂 名所・史跡
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二年坂にて。
二年坂 名所・史跡
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二年坂の脇に連なる木造の建物の2階には、2月にもかかわらずよしずが掛けられていた。
二年坂 名所・史跡
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1つ前の写真に写っている建物もそうだったんだけど、京都の伝統的な家屋には、2階に後神仏かなにかの像を設置するのが様式の1つなんでしょうかね。
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二年坂を下った先の左側には、更に一念坂もありました。
この一念坂はねねの道へと続くのだけれど、僕らは二年坂の道なりに直進。突き当たりにある石段を上り、高台寺へと向かいます。 -
二年坂から高台寺へと向かう石段の途中から見える八坂の塔。
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14:15、高台寺に到着。
豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉を弔うために1606年に建てた寺。
僕らが今回の旅行を申し込んだ時に、旅行特典で特定の寺社で利用可能な割引券が付いていたのだけど、高台寺もこの割引特典が利用できる寺だったのだ。高台寺 寺・神社・教会
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高台寺の中へ入る。高台寺は臨済宗建仁寺派の寺。
創建時には、徳川家康が政治的配慮から多大な財政援助を行ったのだが、度重なる火災にあった結果、現在残っているのは一部のお堂なんだとか。
写真は方丈。
ちょうど僕らが入った時に、団体客に対して方丈内の一室に設けられた絵についての説明がされている最中だったので、合流して聴いてみました。 -
こちらは方丈の前庭。
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イチオシ
そして、こちらが高台寺の庭園。写真中央やや左に写っている開山堂を中心に東(奥の方)に臥龍池、西(手前)に偃月池を配している。こちらも、午前に訪れた南禅寺方丈の庭園と同様、小堀遠州の作によるもので国の史跡・名勝に指定されている。
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開山堂。高台寺の初代和尚にあたる三江和尚を祀るお堂で重要文化財に指定されている。
高台寺 寺・神社・教会
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こちらは開山堂と霊屋(おたまや)との間を結ぶ臥龍廊(がりょうろう)。廊の屋根が龍の背に似ているということでこの名前が付けられた。
現在改修工事中だからか、それとももともと拝観者は立ち入り禁止なのかはよく分からないけど、僕等が行った時には臥龍廊は通れなかった。 -
こちらが霊屋。秀吉と北政所を祀る建物で、中には秀吉と北政所の木座像が安置されていました。こちらも重要文化財。
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庭園から霊屋までは上り坂だったが、僕らは更に坂を上ってこれまた重要文化財の2つの茶室を見る。
まずは傘亭。正式には安閑窟というのだそうだが、こちらの茶室の屋根は中に竹が放射状に組まれており、からかさを開けたように見えることからこの傘亭という名前で呼ばれるようになったのだとか。 -
妊娠8ヶ月のヨメさんはゆっくりと坂道を上ってきている。
そう、無理せず、ゆっくり。 -
こちらは傘亭と土間廊下で結ばれたもう1つの茶室、時雨亭。
こちらは写真で見ても分かるように、とても珍しい2階建ての茶室。 -
2つの茶室を見た後は、裏手の竹林の斜面を下って出口へと向かう。
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高台寺の出口を出た後、僕達は更に高台寺入口前の下り坂を下りてねねの道へ。高台寺から坂を下ってねねの道へと出た所に、高台寺とセットで拝観できる掌美術館がある。掌美術館は高台寺の宝物を展示する美術館で、中には豊臣秀吉や高台院(北政所、ねね)の肖像画や桃山時代の蒔絵の数々が展示されている。僕らは次にここに入ってみた。美術館は京・洛市「ねね」という商業施設も入った建物の2階に入口があるのだけど、どこに入口があるのか少し分かりづらいかも。美術館内の写真撮影は禁止なので写真はなし。
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京・洛市「ねね」の一角にて。
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同じく京・洛市「ねね」の1階にて。
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15:28、掌美術館を出た僕達は街歩きを再開。
とりあえずは四条通りへと向かうことに。 -
掌美術館より南に向かうと、すぐ右手に石塀小路という趣のある小道があるので、ここを入ってみる。
石塀小路 名所・史跡
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石塀小路にて。
石塀小路 名所・史跡
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イチオシ
この道を行けばどうなるものか。
迷わず行けよ。行けば分かるさ。 -
さっきまでは石塀小路といいながら石塀は見あたらなかったのだけど、道なりに進んでいくうちに本当に石塀が両脇に連なる場所に出てきました。狭い道だけど、僕達と同じように散策でこの道を歩いている人が結構いました。
石塀小路 名所・史跡
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裏道をしばらく進んで行くと・・・
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自動車も通る広めの道に出たので、その道をまっすぐ北へ歩いて行くと、八坂神社の南楼門側の入口までやって来ました。
八坂神社 寺・神社・教会
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八坂神社の境内を歩く。
といっても、僕達は神社に参拝するつもりはなかったのでそのまま境内を抜けて四条通へと向かうことに。
この先の散策の様子は、次の旅行記で。。。八坂神社 寺・神社・教会
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