恐れ入りましたスイス！！第３日目　午前の部

2012/09/11 - 2012/09/18

さあ、今日はいよいよマッターホルン観光です。どんな姿を見せてくれるのでしょうか。朝一番でゴルナーグラート展望台へのぼるので、まだ暗いうちの6:30にホテルを出発です。

エリア ツェルマット(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

まだ明けやらぬ朝のゴルナーグラートバーンのツェルマット駅。改札はチケットをセンサーに当てて、バーを体で押してひとりずつ入る方式。

列車の中。外は真っ暗です。進行方向に向かって左側が山腹で右が谷なので、右側に座るのがおすすめと言われています。でも窓も大きいのでどちらでも。ちなみに扉は右側しか開きません。

走り出すとかなりの勾配をしっかりとのぼっていきます。ラック・レール方式（日本ではアプト式でおなじみ。レールとレールの間にギザギザのレールがあって、モーターの歯車をこれに噛ませることで急斜面をのぼれるようにしたもの。）恐るべし！もうかなり明るくなってきました。

どんどん人の住む世界から離れていくかのごとく、樹木が視界から消えて荒涼とした岩石の風景が広がります。

終点近くになると火星のような風景（行ったことがあるのか？）になります。冬は一面スキー場になるようです。リフトが見えますね。

のぼってきた線路を見渡したところ。角度もさることながら、何という風景でしょう。

そしてついにゴルナーグラート駅に到着。乗ったときは暗くてわからなかったけど、こんな車両だったのです。おつかれさん。

ゴルナーグラート駅からの眺め。雪が積もってます。昨夜降ったのでしょう。朝日が雲に反射して神々しさを感じます。

駅といってもこんな感じ。9月の風景としては涼しげ･･･、いや酷寒といったほうがいいか･･･。

マッターホルンの方角は雲で何も見えません。

駅の先から展望台へはこのエレベーターでのぼります。

エレベーターを出たところにはこの建物が。ホテルクルムです。でもこんな寒いところに泊まりたくないな。

展望台にやってきました。一面の銀世界を見渡すことができます。雲が多かったのですが、これはこれでなかなかのものでした。

ド迫力の氷河がすぐ目の前に。

標高は3112ｍのようです。ツェルマットから2000ｍ以上のぼったことになるかな。

ホテルクルムの下は公共スペースとなっていてＷＣなどがあるのですが、壁面に3100の看板といたずら書き（失礼！）が。だれでも自由にメッセージを書けるようになってます。

駅に設置されている案内看板。気温はマイナス7度をさしています。寒いワケだ。

少し日が出てきましたが、マッターホルンはまだ姿を見せてくれません。

アルプスの救助犬といえばセント・バーナード！ほんとにでかい犬！

これから下山を兼ねてハイキングをするので、これに乗って一駅だけ戻ります。

しかし、登山電車の中はとってもキレイ。

ひとつ手前のローテンボーデンに到着。電車を降ります。

これがさっきお話したラック・レールです。たいした振動もなくガンガンのぼっていきます。

ローテンボーデンにも雪が残ってます。すべらないように注意してハイキング開始。

あっという間に、湖面に逆さマッターホルンが写るので有名なリッフェル湖までやってきました。まだ頂上付近の雲が晴れません。

リッフェルホルンという山。なんでもマッターホルンに登る人は、この山が登頂できないと登山許可がでないんだとか。2人尾根の左手をのぼっているのが見えますか？

歩いていると、ようやく雲が切れてマッターホルンの山頂が見えてきました。カンゲキ！

何度も転びましたが、ハイキングの終点リッフェルベルクの駅が見えてきました。けっこうきつかったです。明日は筋肉痛だな。

リッフェルベルク駅。大きめの山小屋という感じ。

リッフェルベルクからのマッターホルン。まだ少し雲がかかってますね。

リッフェルベルクからまた登山電車に乗ってツェルマットまで戻ってきました。今度はスネガ展望台を目指してケーブルカーの駅へ向かいます。村の中を流れる川は白濁していて、いかにも石灰分が多そうに見えました。

スーパーの入り口かと思ったけど、ここがスネガ展望台行きケーブルカーの駅です。

ケーブルカーのホームまではこのトンネルを歩いていきます。そう、このケーブルカーは全線地下トンネルの中を走るのです。

トンネルの先にケーブルカーが停まってました。暗くてボロくてなんか怖い感じ。

走り出してあっという間に着いて、駅を出たら目の前にこの風景が広がってました。ウーム、確かにマッターホルンが最も美しく見える角度なのかも。

雑誌で見たことのあるアングルかも。

野生では見られなくなったという「エーデルワイス」も鉢植えで置かれていました。

スネガ展望台の観光を終えてツェルマットまで戻ってきました。これからお昼タイムです。

お昼を食べたのはここ。ポルックスというらしい。メインは写真を撮り忘れました。なんだったかな、パスタだったかしら。

お腹もいっぱいになったので、午後のマッターホルン・グレーシャー・パラダイスへと向かいます。レストランから歩くとちょっと大変な距離にロープウェイ乗り場があるのですが、今日は電気バスを使いました。このあとは「午後の部」をご覧下さい。