シアトルまでのビジネスクラス飛行とホテル～車椅子で帰国・・・体験記

2012/08/29 - 2012/09/10

初めてのシアトル
初めてのたった１人での、１2日間の海外(過去の海外旅行で一番長いかも）

不安を抱えながらも、奮闘記

いつもの飛行機はビジネス♪現在マイル修行中の身なので・・・
奮発。。。しないと貯まらない。。。

名古屋～成田間は友人達に教わった、当日アップグレードのプレエコクラス乗車(追加料金有りますが）その分プレミアムマイルと言うのが貯まるのです。
これは、単なる特典航空券に使うマイルではなくて、プレミアムポイントを貯めて、お得意様客に成ると言うもの。

最初は、どんなものか？知らなかったのですが、団体ツアー客でも(過去同じツアーに参加してるのに、ビジネスクラスでもないのに、乗り継ぎ空港のラウンジ使ってる方が居て、なんで？？？と思っていました。）が、これがＰＰマイルの特徴。

普通は、海外出張や海外転勤族のビジネスマンが、よく飛行機に乗るので(但し会社のお金ですけどね）自然に貯まっていた物を
一般人も活用しようと・・・

まぁ、修行ですから、お金も時間も掛かりますが、元々大学時代から旅好き、海外は大人に成ってからですが、学生時代は時刻表見ながら１日中暮らせた位なので・・・（つまり時刻表が読書？）

色々お試しするうちに、趣味が高じたと言うことですよね。

でも、未だブロンズ会員なので(一番下っ端）通常はエコノミーだと、空港のラウンジは使えません。
と言う事で、プラチナ以上のお友達と行くか、自分はプライオリティーカード成る物に入って見ました。

その後報告も。帰りの惨めな姿も・・・

でも足は、お陰さまで、無事治りました事、報告致します。

ご心配、メールなど頂いたこの４トラベルのお友達たちにも、此処で感謝の挨拶と致します。ありがとうございます！！！

エリア シアトル(アメリカ)

• 旅行の満足度: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝もはようから、中部空港発
ねむ〜〜い・・・

中部セントレア発成田行きは１日４便しかないのです。

でもプレエコクラスのある飛行機は、朝一番と夜最後だけです。

だから、用事も無いのに朝一番の飛行機で成田に向かう・・・修行です。
眠い。。。

修行の身。。。お値段張るけどプレエコ乗車

本日のお品書き

しっかり頂く朝御飯

プレエコ乗ったら飲むでしょう？
私だけ？そんな訳無いって・・・
はす後ろの女性もガンガン飲んでいた。。。

４トラベルお友達もお奨めの山口県のお酒
やはり、和食には日本酒
でも、さすが、半分で残しました・・・朝だもんね。

上空から見た、日本の畑は綺麗ですよね。

成田着

修行の身は、当時は未だ元気なので、ラウンジ巡り

こちらは、いつもと違って、ユナイテッドラウンジ
(プライオリティーカード使用）

入って見ましょ〜♪

だだっ広い。。。ただただ・・・広い
それ以外は言えない・・・言葉が無い。。。

お品揃え・・・朝から飲めませんでした。
くやし〜〜〜・・・

お食事の種類は妙に少ない。。。

お昼だったので食べようかと思い、一応お皿に。。。
大食漢の私でも、種類はこれだけ・・・
結局、ごめんなさいする。

広くても眠る場所(専用の椅子やベットなど）が無い
眠くなってきた〜〜〜ッ。。。

外は昼間。。。暑そうだ。

寝たいが為にラウンジ移動〜大韓航空ラウンジ
(プライオリティーカード使用）

どんなかな？

メニューはこんな感じ

アルコールの種類はこちらの方が少ない

けど、おにぎりが有る。。。

ラウンジ内は、狭い。。。
ファーストクラスの席さえ、レースのカーテンで仕切られているだけ。。。有りですか？！？

他の方のお席の物を、ちょっと写真に・・・
もう食べられない。。。

やっと、搭乗開始

中部からプレエコで国際線に乗り継ぐ場合、
朝一番しかプレエコクラスが無いんです。

待ち時間は修行です。

やっぱり広い！

前菜の始まり・・・

綺麗なＣＡさんにサーブして頂く、シャンパン♪

サラダ〜

メインです

最後はパフェ

すっかり夜に・・・
ご存知の方は多いと思いますが、ファースト、ビジネス、エコノミーの順に、電気が消され夜の体制に・・・

朝は(到着時は）逆で、ファーストが一番最後に起こされます。
つまり、リラックスさせてくれると言う事です。

私も他のお客さんが居るので、フラッシュ焚かずに撮影
見苦しくてすみません。

見え辛いでしょうが、こうやって、ほぼフラットに成ります。

ＬＡ線や、ＮＹ線は、スタッカートシートと言って、
隣の方に全く干渉される事の無い、シート設計に成っています。

これが一番好きですが、今回はその飛行機は飛んでない路線だそうで。。。

お気に入りは、このシート設計
なんと人体工学に基づいて、身体が楽に座れるように調節出来ます。電動式です。

よく眠った後は、暫く食べられないであろう、日本食の朝御飯にしました。
(確かに１０日間、私は大丈夫な方ですが、マトモな日本食には有り付けませんでしたので、選択は正解！）

美味しかったですよ。さばの味噌煮。自宅で定番ですが、他の人に作ってもらったのを食べるのは、久しぶり。

デザートはハーゲンダッツアイスとコーヒーにしました。

無事、この時は元気にシアトル到着。

以降は、シアトル訪問記に記載済み。良かったら見て下さい。

帰り・・・時間は飛んで、９月９日

ホテルから(船は前日に下りて、シアトル１泊を着けていたので）

特殊なタクシーに車椅子ごと乗車。
お値段、１００ドル
到着時は元気だったので、公共交通機関使用で５ドルだったんですよ。

保険は利かないと、保険会社に帰国して言われた・・・
自費だ。。。まさかのきつい出費

前日ＡＮＡにホテルから電話しておいたので、
空港では、職員さんが待機して下さっていた。

車椅子から見る、シアトルタコマ空港・・・
視線が違うよね・・・

これに乗ります。

あ〜〜トレイルに乗って移動するのね。

こんな状態の私・・・
それにしても、とっても身軽な車椅子です。
自分で漕げない様に成ってるからだね。(空港内専用）

こうやって、介護のスタッフに押して貰います。

悲惨な私の足。。。アホだ・・・

このトレインに乗り込んで

ラウンジにも寄ってくれずに・・・

一直線に優先通路を進みます。
当然、お土産屋さんなんて、見させてくれとも言えず・・・

だって、これはサービスでやってくれるんだもの。
一応無料。だからって、嬉しくないけどね・・・

元気で自由が一番です♪

着いた着いた。搭乗口。
近いはずが、遠いのかな？？？

「お待ちしておりました。夏子さま大丈夫ですか？」
と声を掛けられる・・・

(ちなみに本名は夏子じゃないですけどね）

当然最優先に搭乗です。でも、嬉しくないよ〜〜！
タコマ空港の中、見てないし〜〜〜ぃ！
遊びたかったよ〜〜〜！

私の車椅子を、ずっと押し続けて連れて来てくれたジョリーさん

彼女はアフリカから(国名？何処だっけ？度忘れ、頭も打ったかな？）家族とシアトルに来て、２年だそうです。

でね。給料は聞かなかったけど、チップの国なんで
お礼を渡したら、とても喜んでくれた。
ジョリー、ありがと〜〜！元気でね〜っ。

成田空港に着いた。
足が不自由なんで、棚の上の荷物も簡単に取れないし、
大人しくしてるしかなかったんで、飛行機の中の写真は
もう有りません。
お酒も、医師の指示で、飲みませんでした。
お陰で、一晩中、映画三昧でした。。。
本当は眠れなくて・・・トホホ

ようこそ、成田へ。。。って帰ってきたんじゃい！

飛行機を降りると今度は成田からは、このタイプの車椅子です

ちなみに、お話しますが、この状態に成ると
優先乗車ですが、一番最後に近い状態で降ろされます。

車椅子が飛行機に入るからです。
待つのが長い。。。結構閉じ込められた感がしますよ。

一応、お話して、此処には連れてきて頂きました。
当然、診療費は自費です。(これだけは！あくまでこれだけ！！！）
海外旅行傷害保険で保険が下ります。

診察費用だけです。社会保険使ったので費用は￥１２００だけ。

これしか、保険会社は出さないんだそうです！
意味無いと思う！！！

私は成田〜中部まで乗継があるんです。
また、此処に並ぶ・・・車椅子の係員さんと共に。

名古屋まで、未だ有るの？と言う気分になるほど、帰りは疲れました・・・

当然？優先通路を使います。

車椅子を押して下さった、○○さんが、面白いものに乗りますよ。
と言っていたのが、これ！！！
普通の方は絶対乗れません！(嬉しくないけどね）

車椅子ごと飛行場内を走る車です。

この日は、名古屋行きは、普通の方は、バス移動だったそうです。

他にも車椅子の方が居ましたが、私が写真を撮りたいと言ったので、一番最初に乗車。
でもね、他の方は、写されたくないでしょ？
だから、そうしてくれたんだと思いますよ。
まるで、救急車の大型版。
これで、ベットに寝たままの方も運ぶそうです。

窓からは外の景色が・・・
車椅子３台乗ったんでなかなか進まない。
だから、待ち時間、合計すると凄いんです。
ビジネスだったし、プレエコなんだけど、車椅子の為に、
一番待つのってイヤだよね。

あ・・・！これに乗るんだ！！

私の前の扉が開くと・・・

これです！飛行機の扉が目の前に。。。スゴ！

「どうぞ！夏子さま、お乗り下さい。」って・・・
嬉しく無いけど、こう言う風になるんだね。

私が乗っていたそのストレッチャー車
飛行機内の窓から・・・離れて行く・・・
ありがとう！○○さ〜〜ん！
今度は日本なのでチップは出さなかった。笑顔だけ。

○○さんは、定年退職後、この仕事に就いたそうだ。

こっちの方がハッキリ写ってるかな？

開放された負傷足・・・
まだ、他の人は誰も乗り込んでこない。
車椅子の私達３人と、その家族２人だけ。
２組はエコノミーに行った。

夕飯のお弁当・・・
夕飯なのにサンドイッチなの？？？
(プレエコだから付くのですが、あの鯖の味噌煮以来食べてないんだけど・・・）
車椅子で連れまわされるので、当然ラウンジは入れません。
食べていません。号泣・・・

これで、少しは痩せられる？！？

皆が降りてから、またも最後に降ろされる。。。
これって、イヤです！！！

やっと到着。。。長かった・・・腹減った・・・
足が悪くても、おなかは空きますのでね。

長い廊下も、もう夜８時半近いので、
みんなさっさと出口に向かって、私と後ろの車椅子だけ？

あ〜〜名古屋めしが食べたい〜〜〜ぃ♪

申し訳無いけど、早くしてよ！！！と言いたい位、
中部空港の職員さん（ＡＮＡさん）対応遅すぎ！

車椅子に慣れて居ないのか？田舎なのか？
これでは身体の不自由な方、飛行機乗らないよね・・・
と中部空港で一段と感じてた。

荷物のレーンは、もう人が居ない位に・・・

これは、別の時の写真ですが、これを見ても、
今回は、や〜〜〜っと、帰ってきたんだと思いました。

長かった。。。拘束状態、自由の効かない身体(足）これは疲れます。
自業自得ですが、みなさんも気を付けて下さいね。

これも前回の時の写真を使ったけど、
出口で夫の顔を見た時は、泣き出しました！！！

夫くん、ありがと〜〜〜っ♪ただいま〜〜〜っ♪