2012/08/24 - 2012/08/25
81位(同エリア446件中)
keiさん
「ここは、本州の極地である。この部落を過ぎて路は無い。
あとは海にころげ落ちるばかりだ。路が全く絶えてゐるのである。
ここは、本州の袋小路だ。」
太宰治 『津軽』
太宰流ふるさと風土記「津軽」を辿りながら旅してみた。
- 交通手段
- 自家用車
-
♪ごらんあれが龍飛岬 北のはずれと〜・・
人がやって来ると、大音量で流れる
「津軽海峡冬景色」
で、何故か2番なのだ。 -
1曲流すたびに、石川さゆりやレコード会社に
使用料払うのかな?
なんて、美しい海を眺めながら
下世話な話をする。 -
私は初めて訪れたのだけれど、
母が以前訪れたときは風が強くて
ここに立っていられなかったと言う。 -
この日はとても穏やかな日で、
風もほとんど感じない。 -
地元の人の話では、こんな穏やかな日は
年に数回、あるかないかだそう。
ラッキー♪なのかな? -
この下は 青函トンネル
空気も澄んでいて、東は下北半島、
北は北海道まで見渡せます。 -
龍飛崎を通る国道339号線は、
岬から灯台までが362段の階段。
日本で唯一の階段国道。 -
龍飛崎シーサイドパーク
ここのコテージは景色がサイコーだった。
この日の宿泊は私達だけ。 -
テラスからの景色
向こうはオートキャンプ場とバンガロー。
目の前の海は大きな岩や石が
ごろごろしてて海水浴には不向きかも
しれません。
海の水も冷たかった。 -
日が傾いて山が赤く染まっていく・・・。
私もビールで赤く染まっていく・・・。 -
北の果てに来ているんだなぁ〜
キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!! -
「凄愴とでもいう感じである。
それはもはや風景ではなかった。」(津軽)
太宰がここを旅したときは強風だった。 -
北海道の白神岬までは約20キロ -
夕日は見れなかったけど、雲がきれい -
風のない穏やかな天気は
日暮れまで続きました。 -
七つ滝
小泊〜龍飛岬をつなぐ竜泊ラインに
あります。 -
この竜泊ラインは海沿いを
走るので、海ばっか見ていると
此処を見逃してしまいそうになる。
流れる水はチベタッ!(≧▽≦) -
十三湖
「人に捨てられた孤独の水たまりである。
流れる雲も飛ぶ鳥の影も、この湖の面には
写らぬといふやうな感じだ」 by 太宰 -
「十三湖のしじみは"日本一うまし!"と
言われている(らしい)
そう聞かば喰うしかない 」 by kei -
しじみ汁やしじみラーメン、いろいろ
並んでいる。
500g(中) 600円のしじみを買った。
今晩の一品はしじみ汁で決り -
川倉賽(さい)の河原地蔵尊
芦野公園近く。
以前津軽をまわった時も訪れた。
-
青森には賽の河原が四カ所あります。
恐山、今泉賽の河原、深浦賽の河原、
そして此処、川倉賽の河原 -
霊場なので、ブログは慎重に書かなきゃ、と
思っていたら青森県庁のホームページで
「パワースポット&ミステリーゾーン」
として紹介されていて、ちょっと拍子抜け・・。
それでもやはり、失礼のないように心がけます。 -
賽の河原というのは、親に先立って死んだ子が
親不孝の報いで苦を受ける場。
子は親の供養のために積み石を立てますが
完成する前に鬼が壊してしまいます。
しかし、最終的には地蔵菩薩によって
救出されます。 -
これは、子供の霊をなぐさめる地蔵菩薩の話
「地蔵和讃」に歌われています。
賽の河原は祖霊信仰と地蔵信仰、
道祖神信仰とも重なり継承されてきた
神仏習合的な民間信仰。 -
川倉賽の河原は恐山と同様にイタコの霊媒が
有名で地蔵堂内には約2,000体のお地蔵様が
まつられています。 -
毎年8月に川倉賽の河原地蔵尊例大祭
が催され、イタコの口寄せや地蔵や
夫婦人形の供養が行われます。 -
斜陽館
学生の頃、太宰が大好きで此処を訪れた。
今は記念館ですが、当時はまだ旅館で
私と同じような太宰ファンがたくさんいることを
泊まっている人や部屋のノートで知り、
嬉しかったことを思い出す。
インターネットとか無かったですからね。 -
太宰治・・・何故好きだったのだろう?
やり場の無い葛藤、社会の中で生きにくくて、
自我を殺しながら苦悩する彼の作品と人柄に
同調したのだろうか。
でも年を重ね人生経験も豊富になってくると、
見方が変わってくる。
自縄自縛型で万年プチ反抗期、
人嫌いなくせに寂しがり屋でかまってほしく、
放蕩的で、ある意味おぼっちゃん気質を拭えない、
ポージングとしての自堕落な性格
と、いろいろ思ってしまいますが、
彼はただ純粋すぎたのでしょうね。
「津軽」を読み返してそう思いました。 -
そして時代と共に斜陽館周辺も大きく
様変わりしていました。
畑だった所はお土産屋や食堂に変わり、
観光バスも並んでいる。
あまりの観光化に最初は閉口しましたが、
たくさんの人が太宰を偲んで来てくれるのかと
思うと喜ばしいこと、とする・・・。 -
「生まれてすみません。」(二十世紀旗手)
いじられやすいタイプなのだろうか。
あの世で苦笑していることでしょう。
太宰の苦悩は死んでからも尽きません・・。 -
「金木は、私の生れた町である。
津軽平野のほぼ中央に位し、人口五、六千の、
これという特徴もないが、どこやら都会ふうに
ちょっと気取った町である。善く言えば、水のように
淡泊であり、悪く言えば、底の浅い見栄坊の町
という事になっているようである。」 (津軽) -
なつかしついでに、五所川原駅にも
寄ってみた。
津軽鉄道の津軽五所川原駅と隣接している。
両駅は跨線橋でまたがっていますが、
駅舎は独立しているみたいです。
祭りの立佞武多(たちねぷた)は有名ですね。 -
木造(きづくり)駅
「木造警察署の看板を、木造(もくぞう)警察署と読んで、
なるほど木造(もくぞう)の建築物、と首肯き、はつと
気附いて苦笑したりなどした。」(津軽) -
亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶の
モチーフが圧倒的な存在感ででインパクト大。
要の遮光器土偶(通称しゃこちゃん)は
東京国立博物館に保管されている。
世界遺産登録の運動をするならしゃこちゃんを
東京に渡すなよぉ〜(≧◇≦)!! -
「ね、なぜ旅に出るの?」
「苦しいからさ。」
「あなたの(苦しい)は、おきまりで、
ちっとも信用できません。」
--(中略)
--もう、これ以上は言わん。言うと、気障(きざ)になる。
おい、おれは旅に出るよ。」
太宰治 『津軽』
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この旅行記へのコメント (7)
-
- さんぽさん 2012/10/07 10:36:44
- はじめまして
- keiさん
私の旅行記に訪問と投票、有難うございました。
keiさんの、旅行記拝見させていただき、久々、沖縄に行きたいな〜ぁ。と思ったのと、なぜか、東北には一度も行ったことが有りません。
一昨年の段階で、来年の紅葉シーズンになったら、一挙に東北を一周しようかと家内と、話をしていましたが、震災が有って、行けなくなってしまいました。
来年あたりには、再度計画してみたいと思っています。
339号線が階段だとは知りませんでした。東北の旅行記シリーズ、色いろ参考になりました。ありがとうございます。
また訪問させていただきたく、思いますのでよろしくお願い致します。
さんぽ
- keiさん からの返信 2012/10/07 21:23:26
- はじめまして♪
- さんぽさん、こんにちはー。
私も関西に住んでいるため東北にはなかなか行く機会が
ありません。北海道ならいさぎよく飛行機で行くのですが、
東北って微妙ですよねー。
さんぽさんも東北はまだだということはやはり関西在住??
来年は是非行ってください!
広いのでどこに絞るか迷いますが・・・。
さんぽさんの旅行記「なんとなく〜」、それわかる気がします。
ショートトリップで行きたい所にあまり理由ってないですよね。
ドコカ、イキタイ・・・それだけですよね。
さんぽさんはどこに行ってもとても楽しそうだし、
ほのぼのとしているし、読んでいて微笑ましいです。
奥様も幸せですね♪
こちらこそこれからもよろしくお願いします。(^ー゚)ノ
kei
-
- menchiさん 2012/09/14 18:38:57
- 太宰を通って、大人になるのよ、女は・・・。なんちゃって(ー_ー)!!
- 私も若かりし日、太宰に夢中になって、ふわふわとした、初恋に似たような心持の時期が有ったなあ
桜桃忌にお墓に行ったら、同じような年頃の女子が、あっちの影、こっちの影に一人づつ、ひっそり佇んで、じっとお墓を見つめていた。
私のキャラとは合い入れない物を感じ取ってしまったあの日…
太宰ファンの友人と行った斜陽館
当時、太宰のお姉さんだかが切り盛りしていて、その旺盛な商売っ気に圧倒されたっけ。
冷めてしまった、私の心。
確かに、駄目な男だよねっ
keiさん、お母様との旅、良いですね!
お母さん嬉しいだろうな
- keiさん からの返信 2012/09/15 11:45:18
- RE: 太宰を通って、大人になるのよ、女は・・・。なんちゃって(ー_ー)!!
- menchiさん、こんにちはー。
わぁ、同胞よ。こない身近にいたとは!
いと嬉しきことかな。
そうよ、女は太宰に犯されて大人になるのよ。
ただ波長の合う一部分の人だけだけどね。
私達は合ったんだろうね。
私もずっと以前から三鷹市のお墓を訪ねたいと
思っていたけど、結局はまだ行ってません。
menchiさんもかなりの太宰ファンだったんですねー。
旅館はお姉さんがやっていたのですか??
へー知らなかった。
その当時でもかなりのお年だったのではないですか?
若い頃のいろいろな想いを秘めた旅って、
いつまでたっても色褪せませんよね。
いや、今だって充分若い(つもり)ヾ(;´▽`A``
-
- yunさん 2012/09/13 22:15:55
- kei丼の美味しさ
- 初めて旅行記を訪問させていただく時は
まず、プロフィールを拝見するのを常としています。
「日々旅をして旅をすみかとす」そんな人生がいい。
keiさんを訪問した時、この一言はとても印象深かった。
んん〜 なるほど、文学少女だったんだ。
美しい日本語が連なるkeiさんの原点に合点!!
そして・・・、訪問の回を重ねるうちに
「え〜〜」「きゃ〜〜」「あららっ〜」と頬赤らむ過激発言にも遭遇し、
keiさん、keiちゃん、keiドン、おっkeiと呼び掛けを使い分けたくなる様なバラエティkeiさん。
原点からの飛躍がこれまた魅力♪
kei丼の具はきっと 明×2 好奇心×2 静×2 ○れ屋×2 不明×2
お箸を握り締め、通い続けます! yun
- keiさん からの返信 2012/09/14 11:29:10
- ご試食あれ〜〜♪
- キャポーーン!!(´▽`;)ゝエヘヘのヘ
恥ずかしいなぁー、照れるよー。
もう、お箸で突き回してーーって感じ・・・。
さすがyunさんは言葉遊びが上手いね。
ももであさんが感性豊かな言葉を巧みに
使い分けるので、すごいなぁと、思っているけど、
yunさんも同じような感性だし、流れるような文章で、
何より綺麗で女らしいわ。(ё。-)・・☆
真似しよーーっと!(ムリか??)
kei丼は笑った。
さすがどの性格判断よりも言い当てているよ。
私も「人格の造語で例えるならyun、keiバージョン」を
作ってみました。
人・・・yun(趣味人、常識人、地球人)
kei(暇人、風流人、宇宙人)
者・・・yun(正直者、慌て者、働き者)
kei(お調子者、小心者、好き物)
家・・・yun(空想家、情熱家、楽天家)
kei(夢想家、幻想家、倹約家)
屋・・・yun(がんばり屋、そそっかし屋、凝り屋)
kei(お天気屋、分からず屋、照れ屋)
坊・・・yun(風来坊、食いしん坊)
kei(忘れん坊、あわてん坊)
助・・・yun(寝坊助)
kei(飲み助)
虫・・・yun(泣き虫)
kei(弱虫)
党・・・yun(甘党、ご飯党)
kei(悪党、辛党)
こんなんでましたけどぉー♪(≧∇≦)にょほほほ
- yunさん からの返信 2012/09/14 23:11:03
- 食べたよ〜
- お箸でグリグリしていただきました。
ご馳走さまでした♪
満腹じゃ======
この次はデザート編にしよう〜〜
その次はね・・・
宇宙人様へ yun
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