2011/09/21 - 2011/09/21
546位(同エリア732件中)
まみさん
2011/09/21水 サマルカンド観光2日目
・ビビハニム・モスク見学(有料)
・ビビハニム廟見学(有料)
・シヨブ・バザールで買い物
〜ホテルで焼き立てサマルカンド・ナンを食べながら休憩〜
・シャーヒズィンダ廟群(有料)約2時間
・墓地散策
・ハズラティ・ヒズル・モスク見学&ミナレットからの眺望(有料)
・アート・カフェで夕食
・レギスタン広場の夜景撮影
・かなりしょぼかった、レギスタン広場の音楽とライトのショー見学
【サマルカンド泊:ホテル・アジア】
サマルカンド2日目のハイライトは、まぎれもなくシャーヒズィンダ廟群です。
2006年改訂版の旅行人のガイドブック「シルクロード」には、「取材時(2005年夏)には、各廟で大規模な修復工事が行なわれ、足場が組まれてほとんどの廟の内部に入れない状況だった。あまり修復されていない装飾タイルがひなびていい雰囲気だったのが、工事終了後にどうなるか心配だ」と書かれてありました。
でも、ひととおり回った後に修復前の写真を見たとき、きれいに修復してくれて、往時を容易に偲ばせやすくしてくれて、ありがとう、とミーハーな私は感謝したくなりました。
一部剥げていたり、賭けていたりしたタイルはきれいになっていて、ひなびた様子は確かにありませんでしたが、ひなびた様子をもともと知らないわけですし、修復されてきれいになったタイルというのは、建物の塗料が新しく塗り直されたりした場合に比べると、新しすぎるという違和感を覚えることが少ない気がします。
でも、タイルづくしの古い建物は日本ではそう見られず、あまり身近ではなく、ゆえに新旧比較して見ることはあまりありません。
だから違和感がなかっただけかもしれません。
すっかり青タイルで埋め尽くされた死者の町。
少し緑がかったような深みのある青。
私にとって「サマルカンドの青」は、むしろシャーヒズィンダ廟群のそんな青の方かもしれません。
シャーヒズィンダ廟群で撮った写真の旅行記は、前後編の2つに分けました。
前編は、ほぼ青づくし。
後編は、展示されていた昔のシャーヒヴィンダ廟の写真の写真も入れました。
奥の墓地散策は、ハズラティ・ヒズル・モスクの旅行記の方に収めました。
<2011年秋ウズベキスタン旅行:旅程一覧>
9/16金 成田発 ウズベキスタン航空でタシケントへ&国際線の遅延で国内線に乗り遅れる
9/17土 ヒヴァの代わりのタシケント観光
9/18日 朝7時台の国内線でブハラへ&ブハラ観光1日目
9/19月 午前ブハラ観光&午後サマルカンドヘ事前手配の車で移動(途中シャフリサーブス寄り道)
9/20火 サマルカンド観光1日目
9/21水 サマルカンド観光2日目
9/22木 特急シャーク号に途中乗車してタシケントへ&タシケント出国
9/23金 朝8時台に成田着
(その後、昼に妹ら一家と上野で待ち合わせて、甥っ子姪っ子らと上野動物園で遊ぶ)
「シャーヒ・ズィンダ廟
町の外れ、アフラースィヤーブの丘の一角にある霊廟群。ここにはペルシャ語で生ける王(シャーヒ・ズィンダ)の異名を持つ伝承上の人物クサム・イブン・アッバースとティムールの一族が葬られている。細い道に沿っていくつもの廟が連なっていて、さながら死者の街。奥の右手にあるのがクサムの墓(グールハナ)で、この中ではいちばん古い。その他はティムールやウルグベクの親族の廟。
伝説によればクサムは預言者ムハンマドのいとこで、676年に初めてサマルカンドにイスラームを伝えた人物。677年に異教徒に襲われて首を切られたクサムは、動じることなく自分の首を持ち深い井戸に入っていった。そしてここで決して死ぬことなく、永遠に生き続けていると信じられるようになり、廟が建てられ巡礼者を集めるようになった。当初はこの廟の一角のみに建物が建てられていたが、1370年から1405年にかけて南北の道に沿って20近い廟が建てられた。現在でもクサムの廟は神聖な場所で、敬虔なムスリムが巡礼に来るので、観光する際は敬意を払い、服装に注意すること。
取材時(2005年夏)には、各廟で大規模な修復工事が行なわれ、足場が組まれてほとんどの廟の内部に入れない状況だった。あまり修復されていない装飾タイルがひなびていい雰囲気だったのが、工事終了後にどうなるか心配だ。(後略)
(「旅行人ノート シルクロード 中央ユーラシアの国々 [改訂版]」(2006年11月改訂)より)
※2011年秋ウズベキスタン旅行の詳細な旅程はこちら。
「2011年秋ウズベキスタン旅行プロローグ(旅程一覧)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10606873
あるいはもう一つのブログ「まみ’s Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/)の記事より
「2011年ウズベキスタン旅行の詳細旅程(写真付)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/09/2011-41d7.html
<立案・準備編>
「今年も2度目の海外旅行を計画中」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/08/post-087f.html
「もうすぐウズベキスタン旅行!」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/09/post-4f78.html
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- その他
-
見えて来ました、シャーヒズィンダ廟群
シヨブ・バザールを抜けてきたので、結構歩きました。
道路挟んだ反対側から眺めても、迫力ありました。
「色鮮やかな霊廟のアンサンブル シャーヒズィンダ廟群
アフラシャブの丘の南麓にあるサマルカンド有数の聖地。ティムールゆかりの人々の霊廟がほぼ一直線に建ち並ぶ“死者の通り”で、今も巡礼に訪れる人々が絶えない場所だ。その装飾の多様さ、美しさで、中央アジアでも指折りの名所といわれている。
シャーヒズィンダとは“生ける王”という意味で、7世紀のアラブの侵略時に生まれた伝説がもとになっている。
それによると、布教のためにサマルカンドにやって来た預言者ムハンマドの従兄クサム・イブン・アッバースは、ここで礼拝をしている最中に異教徒に襲われ、首をはねられてしまった。ところが彼は動じることなく礼拝を終え、自分の首を抱えると深い井戸へと入っていった。彼はそこで永遠の生命を得て、イスラームが危機に陥ったとき、救いに現れるのだという。
ウルグベクが建てた入口の門をくぐると、すぐ先に階段がある。この階段を数えながら上り、その数が行きも帰りも同じだったなら天国へ行けるそうだ。(後略)」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
出て来た女性たち
巡礼かお祈りに来ていたのでしょうか。 -
美しい模様のゲート(ダルワザ・ハナ)
「旅行人ノート シルクロード 中央ユーラシアの国々 [改訂版]」(2006年11月改訂)によると、「廟群が完成した後の1435年に、ウルグベクにより建てられた記念碑的な門」だそうです。 -
ゲートのすぐ後ろのモスクの扉
時計に示された時間は祈りの時間だろうと思います。 -
中から見た入口のゲート「ダルワザ・ハナ」
入場料は6,000スムのみで、珍しく写真代を別途とられませんでした。 -
モスクの脇でくつろぐ人々と
ダルワザ・ハナのすぐ後ろのモスクです。
美しい緑の天井と共に。 -
ダルワザ・ハナのすぐ後ろのモスクとテラス
2時間散策した後、帰りに撮りました。
そのときには5時を過ぎていせいか、テラスにはもう人がいなくなっていました。 -
ダヴラット・コシュベギ・マドラサの中庭
ここで羊が神への犠牲に捧げられる儀式を見学しました。
その写真はこちらのハイライト旅行記に収めました。
「2011年秋ウズベキスタン旅行ハイライトその5:ちょっとだけ撮れた動物編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10615004/
ちなみに、旅行人のガイドブック「シルクロード」では、神学校をマドラサと表記していました。
「地球の歩き方」ではメドレセと書いてあり、私の旅行記でも主に「地球の歩き方」に従っています(旅行人の方が原語の響きに近い気もしましたが)が、「地球の歩き方」に特にない場合は、「シルクロード」の書き方に従っています。 -
天国の階段の途中にあるコシュ・グンバズ廟の入口
「コシュ・グンバズ廟(15世紀)
“天国への階段”途中にあるふたつのドームを冠した廟。ウルグベクの天文学の先生カズィ・ザデ・ルミの廟とされているが、墓室からは若い女性の骨が発見されている。ティムールの乳母ウルジョイオイームであろうといわれる。」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
コシュ・グンバズ廟に入ってみて、天井を見上げたところ
-
コシュ・グンバズ廟の美しき天井
-
コシュ・グンバズ廟の中の様子
シンプルな石棺、いや墓石がありました。
ご遺体はこの中ではなく、おそらく土の中に埋葬されていて、これはその場所を示す墓石にあたるものだろうと思います。 -
天国の階段を上る
死んだ、という意味ではなく、文字通り、階段を上りました(笑)。
階段の数を数えながら上りましたが、2時間の散策の後で、帰りに数えながら下りるのをすっかり忘れてしまいました。 -
天国の階段を上る途中にて、コシュ・グンバズ廟の2つのドーム
コシュ・グンバズ廟について、旅行人のガイドブック「シルクロード」ではこう書かれてありました。
「ガーズィザーデ・ルーミ廟
階段を上る途中にある。1437年ごろに没したウルグベクの天文学の師の廟で、ブルーの二つ真ドームが印象的。」
(「旅行人ノート シルクロード 中央ユーラシアの国々 [改訂版]」(2006年11月改訂)より) -
青タイルの死者の町
-
トゥグル・テキン廟にて
「トゥグル・テキン廟(1376年)
階段を上がってすぐ右側にある廟。ティムールの部下の将軍フセインの母親の名から、こう呼ばれている。」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
トゥグル・テキン廟を出るところ
向かいにあるのはアミールソダ廟です。 -
アミールソダ廟の青づくしの入口
「アミールソダ廟(1386年)
ティムールの部下の将軍の息子の廟。」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
こちらも内部はちょっとそっけない
内部は修復される前はもっとひなびた様子で趣があったのでしょうか。
あるいはもっと身も蓋もなく荒れていたのかな。 -
青タイルの道を行く
-
美しく青タイルのアミールソダ廟
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こうやって撮ってもすばらしい
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シリンベク・アカ廟に入る
内部が美しく修復されていて、絵画のようなタイルがあったところです。
1番奥のクサム・イブン・アッバース廟の次に気に入ったところ。
「シリンベク・アカ廟(1385年)
ティムールの妹を祀った廟。アラビア語紋章に細い蔦が絡まったような、浮彫のタイルが見事だ。」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
石棺は石膏のようだったけど、壁の模様はすばらしい
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壁と天井の境のくぼみからドーム天井へ
八角形くらいの構造の壁の上に丸ドーム屋根が乗っかっている構造です。 -
美しい鍾乳洞風の天井のくぼみとドーム天井
「シーリーン・ビカ・アカ廟
1385〜86年にかけて造られたティムールの妹の廟。ティムールがイランやアゼルバイジャンから連れてきた職人によって作らせたという。入口のカリグラフィーの装飾タイルや、二重殻のドームが印象的。」
(「旅行人ノート シルクロード 中央ユーラシアの国々 [改訂版]」(2006年11月改訂)より) -
美しい壁の模様
風景画に見えるタイルを中心に。 -
山岳景色のタイル
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風景画タイルと幾何学的な模様の壁と鍾乳洞風のくぼみ
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鳥がいる川辺の風景画のタイル
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外に出て、シャーディムルク・アカ廟へ
「シャーディムルク・アカ廟(1372年)
シャーヒズィンダで最も美しいといわれる廟。ティムールが愛した美しい姪を祀ったもので、入口の上には“貴重な真珠が失われ、ここに眠る”という言葉が書かれている。
装飾も美しく、まるで当時の工芸技術の展覧会のような豪華さ。内装にも青タイルがふんだんに使われており、天井には天界を映したような美しい装飾が見られる。補修はされているが、建てられたときの姿をほぼ完全に保っている。」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
1番美しいといわれるシャーディムルク・アカ廟
そう言われるのも納得できました。
内部は、深い青のタオルで一面ぎっしり覆われていました。 -
茶色い小窓が開いている
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青のドーム天井
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鍾乳洞風のくぼみを中心に
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石膏みたいに真新しい墓石
ティムールの姪の廟ですが、姪は3人いたのでしょうか。
あるいは姪の両親の分とかかな。 -
天井の鍾乳洞風のくぼみとドーム天井
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シャーディムルク・アカ廟を出る直前〜美しい扉とお向かいのシリンベク・アカ廟
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八角形の廟
「八角形の廟(15世紀)
8つの壁面をもった廟。誰の廟なのかは不明。」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
金で装飾された、八角形の廟の美しいドーム天井
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シャーヒズィンダ廟の中でも1、2を争う美しい廟同士
手前の柱はシリンベク廟、奥はシャーディムルク・アカ廟です。 -
16世紀の無名の廟
プレートには、埋葬されている人はわかっていないけれど、装飾はすばらしい、と書かれてあります。
入口はシンプルですが。 -
一部に青タイルが残る石碑
なるほど。これまで石膏みたいだった白い石碑あるいは墓石は、何も残っていなかったせいなのですね。 -
土色の煉瓦のドーム天井が新鮮に感じられる@
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無名の廟の出口と八角形の廟
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すばらしい幾何学模様
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シャーディムルク・アカ廟の美しき青タイル・その1
入口の両脇の青タイルの壁を中心に。 -
シャーディムルク・アカ廟の美しき青タイル・その2
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シャーディムルク・アカ廟の美しき青タイル・その3
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シャーディムルク・アカ廟の美しき青タイル・その4
シャーヒズィンダ廟群の旅行記後編へとつづく。
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