2012/07/05 - 2012/07/05
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TAKEおじさん
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本編は4日目後半(最終回) ようやく最終回にたどり着きました!
4日目は北海道ガーデン街道7箇所の中、最後の2ヶ所を訪問して、今回の北海道旅行を終えた。
六花の森 菓子メーカの六花亭が経営。手入れ良く、美術館も良かった。
十勝千年の森 北海道らしい大きな森。北海道ガーデンショウも開かれている。
北海道を4日間ドライブした。
新千歳空港でレンタカーを借りて、北海道の中央部をぐるっと一回りした。
北海道は8年前に、礼文島から富良野まで訪れたが、そのときは7月の終わりだった。
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10310881/
今回は7月の初めの訪問でもあり、前回見られなかった花々を見るのも楽しみで、最近人気の出ている「北海道ガーデン街道」も訪ねた。
「北海道ガーデン街道」は、旭川〜富良野〜十勝を南北に結ぶ全長約200kmの7つの代表的な個性あるガーデンで期待以上に素晴らしかった。
1日目(前半) 千歳、小樽
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10685644
1日目(後半) 札幌、モエレ沼公園、大通り公園、札幌泊
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10686655
2日目(前半) 旭川市旭山動物園
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10687287
2日目(後半) 上野ファーム、三浦綾子記念文学館、外国樹見本林、旭川泊
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10687842/
3日目(前半) 旭岳ハイキング
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10689367
3日目(後半の1) 美瑛、富良野、かんのファーム、四季彩の丘、ファーム富田
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10689805
3日目(後半の2) 風のガーデン、森の時計、帯広泊
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10690574/
4日目(前半) 真鍋庭園、十勝ヒルズ、紫竹ガーデン
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10691147
4日目(後半) 六花の森、十勝千年の森、千歳
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10692863
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
-
六花の森
いよいよ北海道旅行の最終章。
北海道ガーデン街道の6番目の訪問は「六花の森」
菓子メーカーの六花亭が、運営する六花の森。
山岳画家・坂本直行の描く草花の包装紙が有名だが、その山野草などを育てている。また、園内の美術館で坂本直行や真野正美の作品も鑑賞することができる。 -
レストハウス はまなし
お昼になっていたので、食事と思い園内のレストランに入る。
なんと、今日(7月5日)がオープン初日だった。
大きな窓ガラス越しに草花の庭を見ながら食事が出来る。
オープン日の特典は無かったのは残念。 -
窓ガラスから庭が
窓沿いに少しのテーブルでゆっくりと草花を観賞できる。
まったく贅沢な作りのレストラン。 -
食事も美味しく
地元の食材を使ったメニューで美味しく食べられた。 -
丸窓から
丸窓から庭を覗く。 -
十勝六花の森を行く
10万平米の広い庭に、十勝六花(エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ)の花が咲く。 -
ハマナシ
まずは代表的なハマナシ。
包装紙でもお馴染みである。 -
群落が
和名は食べられる果実を梨に見立てた「浜梨」である。 -
白も
ハマナスともいわれる。
森繁久弥の知床旅情を思い出す。
知床の岬に はまなすの咲くころ ♪ -
-
エゾスカシユリ(蝦夷透百合)
-
ノハナショウブ(野花菖蒲)
ハナショウブの原種である。
江戸時代に育種家が原種から多くのハナショウブを作った。
見たところカキツバタにそっくり。
花びらの基部に黄色のすじが入るのが特徴。
カキツバタには白色から淡黄色のすじが入る。
ちなみに、アヤメには網目模様が入る。 -
ハナショウブはこちらに
-
キスゲ(黄菅)
-
クリンソウ(九輪草)
小川の畔に -
クリンソウ(九輪草)は
仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから名づけられた。 -
小高い丘に
緩い斜面の丘の上になにやら岩が? -
彫刻「考える人(ロダンから)」
何だろうと登って行った。
板東優の作品だった。
大きな背中に考える人を連想する。 -
小川のせせらぎ
園内には小川が流れていて清涼感いっぱい。 -
お休み処 三番川
コーヒーなどの飲み物が無料でサービス。
しばらく休んで美術館の散策に行く。
森の中に趣のあるクロアチアの古民家を移築した美術館が続く。 -
北の大地ビエンナーレ企画展示室
中札内村で開かれる「北の大地ビエンナーレ」の中札内美術村賞8作品が展示されていた。
内部は撮影禁止なので古民家の建物だけ。 -
はら たかよし 作品館
十勝の植物画家、綺麗な細密画が凄かった。 -
坂本直行記念館
六花亭の包装紙の花柄を描いた山岳画家。 -
真野正美作品館
児童詩誌「サイロ」の表紙絵を描き続けている真野正美さんの展示館。 -
サイロ五十周年記念館
児童詩誌「サイロ」第1号から現在に至る表紙絵を壁一面に貼り付けている。
外からも壁一面の表紙絵が見える。 -
直行絶筆展示室
日高山脈を描いた坂本直行の未完の作品を展示している。 -
最後の十勝千年の森へ
六花の森の美術館を楽しんだ後に、北海道ガーデン街道の7つ目の「十勝千年の森」へ。
途中、雄大な日高山脈が見える。
3枚合成のパノラマ写真で。 -
十勝千年の森
北海道旅行最後の訪問地、北海道ガーデン街道最後の7番目の訪問地である。
広大な大地は、東京ドーム85個分 (約400ha) だ。あの広い新宿御苑が58haだからその広さが分かる。
その広大な大地で、森、庭、農、アート、食などを通じて自然とふれあえる機会を提供する。 -
北海道ガーデンショー開催
6/2〜10/8まで、北海道ガーデンショーが開催されている。
北海道の自然を生かした新しい庭文化を発信する。
5人の招待作家と若いデザイナーの登竜門となるコンペティション部門が8つと、多くのガーデンが楽しめる。 -
(1)石の記憶 中谷耿一郎 招待作家
森に眠る「麦飯石(ばくはんせき)」をのみを使った寡黙な造詣。
「五感を総動員して、せせらぎや周囲の風景をとともにこの場を感じていただきたい」 -
石の記憶
「麦飯石」こ小路が続く。 -
(2)あなたに会いたくてー楡の木陰で 白井温紀 招待作家
「移り住んだ十勝の広大な農地のてつかず自然。春には湿原や河畔林が無数の野生の生き物たちの命で彩られた。夏には、林は緑陰に包まれ、平和な静けさに満ち、鳥の声が聴こえて、動物の気配が満ちていく・・・」 -
あなたに会いたくて
この牧場も作品の中。 -
(3)Dress Garden 牧野研造、中村昌彦 コンペティション
「ドレスのように庭を身にまとい、自然と親密に過ごす特別な時間を楽しんでください」
庭がドレスの様になってる。 -
Dress Garden
「飛び石に沿って歩いて見てください。そこは、森や池を一望出来るステージへと続いています。・・・・」 -
(4)恋ってなんでしょう 西本敬子 コンペティション
「物事は見方により、その姿・感じ方が変わります。開かれた広い世界から全体をおおらかに〜outside〜 閉ざされた小さな世界から繊細に心を澄まして〜inside〜 何が見えますか?何を感じますか?どんな恋を始めますか?」
見方を変えるんだ・・・ -
恋ってなんでしょう
「大地に生かされていることへの感謝
大地を出きるだけ傷つけない
森も私たちも自然から生まれ自然に帰っていく」 -
(9)森の住人と共に 府川洋史 コンペティション
「動植物の暮らす森へ隣人として引っ越してきた庭を表現。人の手に依って造られた盛土にも自生の植物が覆い尽くし自然は今にも元在った姿へと戻そうとします・・・」
穴の中に何か棲んでいそう・・ -
(5)コイコガレル 石田比沙 コンペティション
「鏡のパーティションを挟み、左右に分かれるハート形の小径。鏡に映る森の中にお互いの気配を感じながら歩を進めてください。垣間見える相手の顔や姿があなたを期待と不安の気持ちにさせるかもしれあせん・・・」
実際に歩いてみたが・・・ -
コイコガレル
うーん、どうだろ。 -
コイコガレル
鏡にもなっている。 -
(6)The Bell or Trace of Passing Phenomenon 藤田元輝、山田良ゼミ コンペテション
「樹上から延びているロープに繋がれ、森のなかへ立ち並んでいるのは無数の鐘です。それらは森で発生する変化に共鳴するように音を発し、普段は気付かず通り過ぎてしまうような森のざわめきを知らせてくれます。・・・」
う〜ん、音が聴こえなかった。 -
(7)VIEW 札幌市立大 山田良ゼミ コンペティション
「空に向かう部屋を配したオブジェ群、基壇部分は、植栽をともない縦の庭となります。部屋の中からは、鏡の間を通して空をとらえることができます。・・・」 -
VIEW
実際に覗いてみた。万華鏡のような空が見えた。 -
(8)森の蜃気楼 鈴木智也、笹本愛弓、松原翔一 コンペティション
「幼い頃に原っぱで遊んだ記憶を頼りに、「森の蜃気楼」を提案します。原っぱは遠くから見れば、草が一体となって風景としてそこに存在しています。しかし、一歩足を踏み入れると、・・・」
迷路のような原っぱだった。 -
(11)The Crossing ダン・ピアソン 招待
「木漏れ日の中、2本の木の間を通り抜けると、庭は静かに姿を現します。弧を描く木道は、ここが手をつかずの自然ではなく、穏やかに育まれた森であることを表しています。椅子に腰かけて小川のせせらぎに耳を澄ませば・・・水鉢の水面には光と空、山々が映し出され・・・」
自然の中のテラスみたい。 -
(10)身土不二2012夏 北海道 竹谷仁志 招待
「森に溶け込む「千年」の庭 自然と人間の調和の時間
光: 時の音: 視線: 水辺: みち: 白き花: ・・・」
自然に溶け合った美しい森を感じる。 -
森の中を行く
コンペティション・ガーデンなどを見た後、広い園内をアースガーデンに向かって、森の中を歩いていく。 -
アース・ガーデン/大地の庭
日高山脈の影にイマジネーションを喚起されたダン・ピアソン氏が、平坦だった5ヘクタールの広大な大地に、大小13の芝の丘を配置した。
スケールの大きさに圧倒される。 -
アース・ガーデン
遠方の日高山脈は雲の中。 -
ファームレストラン キサラ
アース・ガーデンの前のレンガ造りの洒落たレストラン。 -
レストランに入る
アース・ガーデンを眺めながら、自然を感じながら休む。 -
メドウ・ガーデン/野の花へ
メドウ・ガーデンもダン・ピアソン氏が、十勝の大自然に触れた中でインスピレーションを受けて作り上げた。 -
日高山脈をバックに
雄大な自然の中に野の花の庭を築き上げた。 -
まくら木の園路
まくら木が自然と調和して、野の花を満喫できる。 -
サルビア ネモローサ
メドウガーデンには、たくさんの花が咲いていた。 -
ラムズイヤー
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アストランティア マヨール ’ハドソン ブラッド’
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キンロバイ
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アルケミラ モリス
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ユーフォルビア グリフィシイ
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バックには
雲から顔を出してきた日高山脈。 -
-
ファームガーデン/農の庭
農と食と庭のつながりを感じてもらう庭。4つのエリアに分かれる。
(1)キッチン・ガーデン 野菜中心
(2)ゴート・ファーム ヤギを放牧、ヤギの牛乳のチーズを製造。
(3)ローズガーデン 地域特性を生かしたローズガーデン
(4)オーチャード ブルーベリーやハスカップなどの小果樹 -
キッチンガーデン
野菜が並んでいる。 -
ローズガーデン
L.D.ブレスウェイト、イングリッシュローズ。 -
ガートルード・ジェキル
これも、イングリッシュローズ。 -
ゴ−トファームには 北海道ガーデンショーの作品
(12)Straw Bale Garden 森英之 コンペティション
「ストロー・ベイルは、家畜の飼育用に圧縮加工された藁のブロック。直径1.8mの円柱のブロックはヤギの絶好の遊び場「プレイ・マウンテン」を果たします・・・」
この日は、柵の工事でヤギの放牧はされていなくて残念。 -
蕎麦処 ほおの木
沢沿いの道を入り口に戻って歩いていくと合掌造りの家が。時間が無くて入らなかったが、入りたくなる古民家だった。 -
ヤマブキショウマ
沢沿いに咲いていた。
千年の森には、ルイヨウショウマ、ヤマブキショウマ、トリアンショウマ、サラシナショウマが順に咲く。 -
最後に「ぴぴっとガーデン」子供の庭
料金所の横に子供の庭。
これで、北海道最後の訪問地、「十勝千年の森」ともお別れ。
あまりに広く、時間も足りずにフォレストガーデンには足を運べなかった。次回?のお楽しみに。 -
道東自動車道で戻る (由仁パーキングエリア)
千歳空港への戻りは、道東自動車道で十勝清水ICから入る。カーナビには十勝清水から路線は新しいのか,載っておらず苦労した。
道東自動車道は、片側1車線でゆっくり走れず、トンネルも多く極めて怖い運転になった。千歳までの2時間あまりは緊張の連続だった。空いている下道を走れば良かった。
由仁パーキングエリアからは千歳まではもう一息だ。 -
由仁パーキングエリアには
立派なハーブガーデンがあった。さすがは、北海道。少しは疲れが取れた。 -
千歳空港へ
19時過ぎに何とか無事レンタカーを返して、新千歳空港へ到着する。
最後のお土産と思ったが、7時40分頃は土産物屋が大半閉まっていた。
取りあえず、最後の食事をする。 -
北海道とお別れ
やはり、最後は海鮮料理で締める。
21:25発のJALで23:00に羽田到着。ここからも、駐車場に送迎バスで向かい、そこから車で自宅へ。自宅到着は次の日に成ってしまった。
最終日は
走行距離 250キロ(4日間合計880キロ)
歩き 2,2131歩(4日間合計8,0516歩)
ちょっと疲れた。
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