2012/05/28 - 2012/05/28
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こまちゃんさん
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5月28日の続きです。
地下鉄でフェイントを喰らった北宮門でしたが、路線バスで繋いで何とか到着出来ました♪
何で頤和園の正面に地下鉄の駅を作らなかったのでしょうか・・・?
意地悪!!
さて、頤和園の散策ですが、先ずは長廊を抜けて万寿山へ向かいます。
そこでもう既に体力がなくなっていたこまでしたが、なんとか頑張って頂上を目指すのでした・・・!
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道路上にある頤和園手前の「霊涵の門」。
お馴染みの頤和園正面は、後ろのバス停のあるロータリーの向こう側です。 -
その門を裏側からパチリ!
バスが沢山停まっていましたが、車体ぎりぎりまでくっついて撮りました。 -
いつもの頤和園正面です。
チケットは・・・ -
変化無しの60元ですね。
ん!?
「半額設定はないです」とのコメントが!
高齢者への対応のことなのですが、著名な場所なのに、ケチ臭いくだらん事するなぁ・・・ -
頤和園前に鎮座する、対の金属製獅子像。
北京では沢山見られます。 -
右が雄で左が雌。
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今回始めた「哀愁の背中」シリーズ♪
纏い物やしっぽの形が面白いですよ♪ -
入り口の階段脇にある昇双龍図の彫刻。
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頤和園の楼門を抜けると・・・
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金木犀並木のある前庭に入ります。
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その先にある「仁寿門」。
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今は金木犀は咲いてないので、そのままスルーして仁寿門を抜けましょう!
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しかし、、、、、いつになく人が溢れています。
ゴールデンウイークや春節などの連休でもないのに。観光客の密度がハンパではありません。
中国の景気が、まだまだ良くなっている証拠でしょうね。 -
仁寿殿院内には、この大きな麒麟像が有名かな。
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あとは、お堂前の獅子像の代わりに鎮座する、2体ずつ対になった龍と鳳凰の銅像(鳳凰は内側、龍は外側)。
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巨大香炉はツルツルのテカテカです・・・
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麒麟像の後ろ姿も♪
マグマ大使のようにも見えちゃうのはこまだけ・・・?
麒麟は、龍頭,獅眼,虎背,熊腰,蛇鱗,馬蹄,尾牛の組み合わせで構成される神話上の動物です。
一角獣の「獬豸(カイチ)」と酷似。
獬豸:http://baike.baidu.com/view/254991.htm -
今度は、かなり恰幅の良い肥満体麒麟・・(*へ☆)\バキッ!・・ではなく、観光客の腹出しおじさんの、見事でセクシーなお腹・・・?
それにしてもご立派。 -
長廊脇の楼亭内で、二胡を弾いている人が居ました。
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その楼亭を抜けると・・・
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楽寿堂に出ます。
楽寿堂は、普段西太后が生活を送っていた四合院。
すぐ傍に昆明湖を望み、門の外には西太后が乗船する為の、「水木自親」と呼ばれる桟橋が設置されている。
「楽寿堂」の扁額の文字は、光緒帝による書。
堂内は西側が寝室、東側が更衣室になっていて、中央は西太后の居室。
玉座や御卓、掌扇、屏風などが並び、玉座前の青花磁の器や4基の大香炉も含め、全て西太后が生前使用していた物だそうです。
建物の正面には銅製の鹿、鶴、大瓶が並んでいるが、これは「六合太平」の漢字の発音に因んで配置されているそうです(鹿鶴大瓶≒六合太平)。
(六合太平:意味からは天下泰平となる。六合は天下を表し、強いては宇宙を意味して、上下東西南北の六つの空間を指す)
また中庭には玉蘭、カイドウ(海棠)、牡丹などの花木が植えられているが、これも「玉堂富貴」という言葉にちなんだものだそうです。 -
西太后の部屋でもある楽寿堂の前に、こ〜んな大きな石が転がっているのは些か不自然ですが、それはこの石の言い伝えに関係する物語があるからです。
明代、この石の故郷は深い山奥なのですが、米万鐘という官人がいましたが、彼は奇妙な形状の石を収拾してばかりいました。この青いマンネンタケの様な石は、その山に来た際に意の一番に気に入りました。
彼はこの石を、自分の財産を省みず家まで運ばせてしまい、その後支払いに追われ破産してしまいました。
その為この大きな石は、“敗家石(家を破滅させる石)”と皆から呼ばれ、村の道端に捨てられました。
清代になり、その話を知った乾隆皇帝はこの石がすこぶる気に入ってしまい、是が非でも楽寿堂の間口に置きたい!と言う事で、「家を破産させるかどうか」や「縁起が良いかどうか」など、全く考える猶予を無くしていました。
取り寄せた石が漸く到着したのですが、その時既に楽寿堂は完成してしまっていました。
「こんな大きい石、どうやって中に入れるんですか?壁を壊すしか有りませんよ!」
その時、やはりこの「家を破産させる石」は、本当に乾隆皇帝を敗退させてしまう石だと確認したそうです。
でも、その石をそのまま残す乾隆皇帝は粋な事をしましたね。 -
その不吉なストーリーの石を通り抜け、湖際にある「水木自親」の埠頭先碼出来て記念撮影パチリ!
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そこから見た昆明湖。
モデル by おじさま -
時期的に蓮も未だ未だ・・・
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向こうに見えている角が、「水木自親」の中心部分です。
このセル出した埠頭エリア全部が、「水木一郎だ、ゼェェェェェ〜ットォ!」・・・ではなく、「水木自親」です。 -
こまは、その水木何とかよりも、この丸くて可愛い欄干が気になります♪
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美味しそうなデザインの欄干をパチリ!
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さて、ここからは有名な長廊ですね。
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油断!!
カメラを弄っててうっかり!!
真横を通り過ぎる腹出しオヤジに、直ぐ目の前で気付いたので、出遅れて撮り損ねました!
でも、タダでは逃しゃしませんぜ!(←逃してもええ〜よ!) -
とても綺麗な楼亭内部。
美術品級です。
8000余枚の絵がある長廊には、西湖風景の絵が273枚描かれています。
乾隆皇帝は、如意館の絵師を杭州西湖に派遣し、西湖風景画を546枚描かせたそうです。
その絵を元に忠実に再現し、梁に描かせ完成したのが長廊の絵画群です。
人民政府は大金投資をし、更に256枚の西湖風景画、神話や歴史ストーリなどの絵、民族風情の絵等も追加して、総数4万余枚にしたそうです。
そこまでしてしまうとは、そんなのもう歴史上の遺産じゃないですね。 -
長廊から見上げた佛香閣。
目の前に聳える「万寿山」と、その頂上に君臨する「佛香閣」。
これからあそこまで行かなければいけません。
昔、西太后はその登頂を厭わなかったでしょう。
でも、長廊をヘロヘロで歩いて来たこまは、聳える佛香閣が、天空樹・・いやいや、晴空塔よりも高く見えていました。 -
他にもグロッキーで寝込んでいる人も居ます(オイオイ、それってご老人でしょ!)
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アップにすると近いのですが・・・
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周りを見ると、あの険しい階段が思い出されます。
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正面まで来ました!
沢山の人が記念写真を撮っているので、みんな混ぜたままでパチリ!
いちいち待っては居られません! -
万寿山に向かって行きますが、、、
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もう一ヶ所のお堂には、別料金のゲートがあります。
60元のチケットは、ここや蘇州街などと連票になっているので、さっきのチケットをそのまま出せば入れます。 -
連票じゃ無かった人でもご安心♪
万寿山入場券の売店があります。 -
中に入ると突然人がまばらになりました。
ここまで入るにはもう10元必要ですが、こんな凄い所に来てまでも、その10元を出し渋る人が約7割以上居るようです。 -
排雲門で入場券に検札後、排雲殿に入ります。
「萬壽無疆」は、昔の時代に、その当時の最高指導者に対して述べられた祝辞。
万年長寿、永遠生存と言った感じの、長寿を祝う言葉。
「敬祝毛主席萬壽無疆」と言う歌もあります。 -
こうしてみると、真後ろにあるみたい。
排雲殿を抜けたら佛香閣・・・って事は?・・・ないですか。 -
排雲殿は、楼門をもう一つ抜けたら見えてきました。
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お堂の前には、野慕田階段の所に1対の香炉と、またまた2対の龍と鳳凰がありました。
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仁寿殿の時は露出したままでしたが、こちらの像は金網で保護されています。
でも、どちらも指が届く部分がツルピカでした・・・ -
大圓寶鏡の扁額の奥には、、、
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高貴な座がありました。
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お堂自体の造りも凄いですね。
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歩いて行くと、、、
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そこかしこに絵が掛かっていたり。
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これ、何か良からぬ絵に見えますね。
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孫がじいちゃんの金をばらまいてる図・・・ではありません(汗
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登ってきた坂を激写!
未だ序の口なので、今からまだ先がありますが・・・ -
わおお!
これを登るんですか!! -
知ってたけど。。。
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登ったぞ!
・・・未だ一寸だけですが。 -
今日も結構暑いので、一寸登っただけで暑いのなんの!
直射日光ですし。 -
おおお!
昆明湖が〜! -
ずっと別の方向を見てたので、今、湖のことに気付きました。
暑いし、しんどいしね。 -
途中にあるお堂。
影に入ると一安心です。
佛香閣までは未だ未だですけど、この暑さに耐えながら、更に登って行くシーンを、次の旅行記でお送りします♪
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