2012/04/19 - 2012/05/14
896位(同エリア1211件中)
keithforestさん
- keithforestさんTOP
- 旅行記439冊
- クチコミ169件
- Q&A回答910件
- 411,868アクセス
- フォロワー35人
ついこの前、2泊した街、ブルージュに遊びに行きます。そのままゲントももう一度いこうかと思っていたんですが、私たち、そんなに若くないってことに気がついて、ブルージュだけにしました。
今度は月曜日じゃありませんから(火曜日です)ちゃんとどこもかしこも開いています。前回行けなかったところばかりに入るわけですね。こりゃ面白いに決まっていますよね。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホテルからすぐ目の前のセントラル・ステーションからブルージュ行きの電車に乗ります。直線距離で60kmくらいです。乗っている時間は1時間20分くらい。「One day, return」といって買いました。いくらだったかなぁ。忘れちゃいました。
-
Bruggeの駅って、とても駅らしい駅です。というか、「日本人にとって」と付けた方が良いかもしれませんけれど。
駅前はこんなに広くて、なんだかロシアの駅(いったことないですが)みたいな気がしますが、違いますかね? -
とにかく駅からは人が動いていく方向に動いていけば良いんだろうな、と動いていきます。それで概ね正解です。
観光バスで入ってきて、泊まって、観光バスで出ていった時には気がつかなかった通りを歩くというのがとても新鮮ですよ。 -
こんな扉付きのなんだか不思議なところをでると・・・。
-
ほらほら、見慣れた通りに出てきましたねぇ。
-
やってきました、メムリンク美術館です。
昔の病院ですからそれにちなんだ様々な展示物もありますし、もちろんメムリンクの絵が展示されています。ガイディッド・ツアーと重なっちゃったらしくて、そのお爺さんたちが椅子を持って歩くものだから、行く先行く先その展示物に近寄るのが大変。
裏にある薬局の見学もここの入場料に含まれているんです。ただ、写真が許されていないのが何ともねぇ。 -
ところで、ここの美術館、入場料が8ユーロです。ところがMusea Bruggeという連携ができていて、共通券は15ユーロですから2軒入るともう元を取ることができます。面白いのはこれに鐘楼の入場券まで含まれているんですよ。
http://www.brugge.be/internet/en/musea/praktische_inlichtingen.htm#2 -
2軒目にグロニンゲン美術館にやってきました。ここに来て初めて共通券の存在に気がついたんです。もったいなかったなぁ。
-
Jan Provoostの「最後の審判」です。遠くから全体を見るとごく普通の宗教画の様に見受けられるのですけれど、右下の「地獄」絵部分を見るとおどろおどろしい状況です。
-
こんな具合になっていて、これを見ているとブリューゲルなんかのフランドル絵画に見られる表現の典型のようですねぇ。私嫌いじゃないです。
-
こちらの絵でも、右下は・・・
-
こんな人が出てきちゃうし。
-
そして、こちらの絵では同じように右下には・・・・
-
こんな具合にやっぱりこうなっていますよ。阿鼻叫喚。
-
こちらはJheronimus Boschの「最後の審判」の一部分でございますな。恐るべきことに全体像を写真にするのを忘れてしまいました。
-
ま、結構歩いて廻りましたから、くたびれて、お昼は先日ブルージュに泊まった時に38ユーロでロブスターコースを食べたレストランにやってきました。日本人のお客さん、山盛りですよ。
海老のフェティーニを連れ合いが発注。 -
私は海老のソテーです。たっぷりの海老は味、あくまでも淡泊で、自分で塩胡椒という状態で供されます。どちらかといったらカリッとさせてタルタルで食べたかったなぁ。
-
さて、待ちに待った(?)鐘楼上りでございますよ。お願いだからこの種の施設にはどうぞリフトを付けてください!ウィーンのあの教会だってリフトがついていますよ!
上がり始めると、後ろからスペイン系、もしくはギリシア系とおぼしき同年齢くらいの奥さんが20代バリバリの娘を連れて上がってきます。私がハァハァいいながら途中で止まっていると追い抜いていきます。向こうが休むと私が追い抜きます。とうとう上まで上がると、大笑いされ、ふぅぅ〜っと息をついているところを写真に撮られました・・・。多分あの写真は帰ってから消したに違いない。 -
その成果がこの写真でございます。どうです!立派なまでに空が大きく広がっています。良いなぁ、こんな景色が良いなぁ。上がって良かったなぁ。
-
お〜い、みんなぁぁ〜!油断していると上からみんな丸見えだよぉ〜!
-
このカリンが鳴り出すと大変な音がいたしますですよ、実際の話!
-
市庁舎のゴシックの間ってんです。15世紀の建物です。この街がその当時どんな街だったか、想像ができますよねぇ。
-
別に教会だって訳じゃないけれど、正面に聖母子像がありますぞ。キンキラキンでございます。
-
こういう絵を見ていると、なんだかムハの絵を想い出す雰囲気があります。
で、古文書館の上に「ルネサンスの間」がございますよ。ここが写真だめ。理由がよくわからない。で、そこに掲げてある絵があって、これはあれじゃないかと思って、一人パソコンでネットを見ているおっさんに「excuse me, ・・・」と話しかけるやいなや、そのおっさんは「I don't know anything about the paintings!」と怒鳴るのでありますよ。へぇ、この街にもこんな奴がいるのか・・・。 -
あ、そういえば、先日来た時もここで写真を撮った記憶があるぞ。
-
Frank William Brangwynという人はこの地の生まれですけれど、英国人だそうです。
The Arents Houseというところで見ることができました。この人の絵は確かに面白い。 -
グルートフーズ博物館なるものがございます。前回はやっぱり月曜日だったので入れなかったのです。
昔は、ビールというものはホップじゃなかったというのですよ。で、ホップの前はグルートという香辛料をまぜこぜにしたものだったのですが、それを一手販売権を持ってしこたま儲けたお金持ちのおうちでございます。そこに様々なものを展示しているという博物館。
ここも共通券では入れたのだったかと思います。良く覚えていませんけれど。すみません。 -
このぎしぎしなる床を歩いて行って、皆さんが窓から見ているのはこのお金持ちの家の人たちが、隣の聖母教会(Onze Lieve Vrouwekerk)をのぞけちゃう造りになっているんですよ。跪いて眺め降ろすという、まるで王侯貴族の様な傲慢な態度!
-
ほら!祭壇の真横に窓がある格好になっていますよ。しかし、こんなところから見ていて、お説教が聞こえたのでしょうかねぇ。(聴いてないか・・・)
-
お宝が飾ってあるのですが、このレースをご覧いただきたい!なんちゅう手の込んだレースでしょうか。
-
富の象徴でございますからねぇ、肖像画はもちろん描かせる訳でございますよ。皆さん、レースをごたごたとめいっぱい着飾っておいでです。よほどたくさんのレース職人がいたのでしょうねぇ。
-
作者が誰だったのか、チェックしてこなかったのですが、この絵はとても愉快でした。居眠りしているお婆さんを尻目に猫が机の上のものをつまみ食いです。
-
かなぁ〜り、少女趣味ですが、これでワッフルを焼いて貰ってみたくないっすか?そういえばこれで想い出したんですが、子どもの頃家にワッフルの型がありました。あれ、なんであったんだろうか。
-
出ようとして上を見上げると天井までこんな具合になっていますよ。すごいなぁ、この凝り方は。
-
で、隣の聖母教会に入らしていただきました。
-
彩色の美しいステンドグラスです・・・がよく見ると細かいところは省略されていますね。そこがまた面白い。
-
どこから聴いてきたのか知りませんけれど、連れ合いが疲れたらここに入るんだといいます。なんでもチャンスがあればここのホット・チョコレートだというのですよ。「De Proeverie」という名前のティー・ルームです。
-
そう注文したら出てきたのはこれでございます。
「ホットミルクじゃないか、これは!」というと、いや、さにあらず。
横を見るとウィップト・クリームとなにやら液体のチョコレート。 -
そぉ〜です!こうしてあとから注ぐ訳です。私は無意識にこれをかき混ぜましたよ、当然。すると帰ってきてから他の方がお書きになったのを読むとかき混ぜちゃならんと言う方がおられるのには驚きましたね。
そんなことをしたらあとが甘くて堪らなくない?
で、ついてきたこのチョコレートも、実に美味でございましたよ。(いい歳からげて甘いもの食べ過ぎ、ある。)
トリップアドヴァイザーの評価を見ても、皆さんこのホット・チョコレートは絶賛でございます。 -
さて、帰ろうかというところですが、途中で思わずこれにまで手を出しました。イチゴです。雨降る中、駅までとぼとぼと歩きます。駅近くに安くて「Lonely Planet」のシールが貼ってあるバックパッカーストおぼしき宿を発見。
-
ブルージュの駅で帰りの電車のチェックをしていなかったものですから、半時間ほど電車を待ちました。今日は収穫たくさんでした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
keithforestさんの関連旅行記
ブルージュ(ベルギー) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41