2012/05/17 - 2012/05/17
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kojikojiさん
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灼熱のハノイを離れるべくソフィテルメトロポールホテルで手配してもらったタクシーに乗って空港に向かいました。チェックインしようとモニターを見るもシェムリアップ行きの便が見当たりません。同じ時間と便名はラオスのルアンパバーン行きになってます。そこで思い出したのがベトナム航空のHPを見ているときにハノイからの直行便以外に経由便があったことです。本当はハノイで昼過ぎまで過ごして、夕方の便でシェムリアップに入る予定でした。ところが日本での予約が数日遅れた所、正規料金の席しか取れなくなり1人20,000円増額になると言われてしまいました。2人で40,000円と言ったらシェムリアップのアンコール・ヴィレッジホテル1週間の滞在費と変わりません。さすがに考えるまでも無く早朝の便に変更した訳です。残念なのはハノイのソフィテル・メトロポールでの朝がゆっくり出来無かったことです。その代わりと言うのも変ですが予定になかったラオスの地に降り立つことになりました。と言ってもトランジットで約1時間だけ空港に滞在だけでしたが。眼下に見えるメコン川を眺めているといつかはここからタイのチェンセーンやメーサイ、チェンライなどへの旅が浮かんできます。そんな事を考えているうちにシェムリアップ到着しました。残念ながらトンレサップ湖もアンコールやバイヨンを空中から眺めることは出来ませんでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハノイ空港の出発は午前9時50分でした。ソフィテルメトロポールを朝7時にチェックアウトしなければならなかったのは残念です。チェックインしようとターミナルに入るとシェムリアップ行きの便がモニターに出ていません。そう言えばルアンパバーン経由の便があったことを思い出しました。予定に無かったラオスの地を踏めることになりました。
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シェムリアップの帰りはホーチミン経由なのでお土産を買う予定はありませんが、時間があるので店は覗いてみます。首都の空港の割には国内のお土産が目立つローカルな感じがします。クロコダイルの財布やバックも売っていますが、シェムリアップの2倍以上の値段がついていました。勿論日本には持ち込み禁止なので注意しましょう。
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ターミナルからはバスに乗って滑走路の端の方まで走ります。現在はこのターミナルは国内線専用になっています。
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どれだろうと思ってもバスはなかなか停まりません。
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そして停まったのがターボプロップ!懐かしい飛行機です。昔ウィーンからの最終便でヴェネツィアまで飛んだことがあります。こんなレシプロ機でアルプスを越えられるのだろうか心配に思った記憶があります。
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機内はほとんどガラガラ。元々機体も小さいのですが40人ほどの乗客しかいません。半分は韓国の団体さんで、隣には日本人の女性が2人でした。
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主翼が頭の上なので景色を眺めるには都合の良い設計です。
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巡航高度もあまり高くないような気がします。子供の頃に大阪から東京までYS11で帰ったことがありました。飛行機の窓から田植えの終わった緑色の田圃が綺麗だったのを覚えています。
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時折雲間から下界の景色が見えます。メコン川でしょうか。
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暫く雲の上を飛ぶとドリンクサービスがあって、飲み終わる頃には降下が始まります。
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初めて見るラオスの景色です。
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焼畑で作られた畑でしょうか。緑の空白になった部分には必ず家が1件あります。上空から眺めるとアリの巣か何かのようです。
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蛇行したメコン川を見ていると雲南省の三江並流地帯を旅したことを思い出しました。瀾滄江というのがメコン川の事です。長江となる金沙江の虎跳峡で泥水を頭から被ったことがあります。
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ラオス到着です。記念写真。
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ターミナルは平屋の小さな建物です。ここで1時間ほどトランジットです。
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約1時間の後に同じ便でカンボジアのシェムリアップへ向かいます。
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ラオスの政府の方たちであろう一団が車のまま滑走路に乗りつけて、そのまま離陸していきます。見送りの方々は手を合わせています。日本だったら縁起が悪いと言われそうですが。飛行機が目の前を過ぎてしまうとサッサと帰って行くのが面白かったです。
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搭乗券はあるのでトランジットの券をもらって待合室で座っています。トイレのある部屋と2部屋しか動けないので、何かを食べたり買ったりすることは出来ません。ここで隣の席に座ってらした方々とお話ししました。お二人でシェムリアップを旅行されるハノイ在住の方で、最初は駐在の方の奥さんかと思いましたが、お一人は今朝チェックアウトしたホテルの方でもう一方は歯医者さんとのことでした。
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4人で話しているうちに搭乗時間になりました。少し離れた飛行機まで焼けたコンクリートの上を歩きます。席はまた同じで隣同士した。乗客は少し減ったようです。
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ルアンパバーンの情報が無いのでどこが街かも分かりませんでした。かなり大きな船が行き交っていました。この川を遡ればタイとミャンマーとの国境地帯、俗に言うゴールデン・トライアングルがあります。
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いつか船でメーサイとかに行ってみたいものです。更に上流の中国へも船で行けるようです。
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多分ルアンパバーンの町の辺りだと思います。小さいと言うのが印象です。
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大きくターンをしてさらに南へ向かいます。きっとハノイより暑い日が続くと思われます。シェムリアップではトゥクトゥクをチャーターするつもりでしたが、この頃には冷房の効いたタクシーへと気持ちは切り替わっていました。
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お弁当が出ました。箱を見ていたら子供の頃に作ったプラモデルを思い出しました。
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出入国カードを書いているともうすぐシェムリアップと言うアナウンスがあります。ビサは東京で取って来てあるので用紙の記入は必要ありません。
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ガイドブックにアンコールの遺跡が「天空の城ラピュタ」に似ているという記事を読んでいたら窓の外の積乱雲がラピュタ雲に見えてきます。多分筋状の雲の辺りが龍の巣でしょう。
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ラオスは山の中という印象を受けましたが、カンボジアは平らです。
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延々と平らな畑が続いています。
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左手前方に西バライが見えてきました。かなり水量が少ないので西メボンへも船では行けそうもありません。当初行ってみようと考えていたのですが、空からの景色で確認してみて止めることにしました。
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ジェット機だともっと大回りするのでしょうが、プロペラ機なので小回りが利きます。残念ながらトンレサップ湖の景色も見えませんでした。以前の旅でホーチミンからだと綺麗に上空を飛んだのですが。
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緑の絨毯のような景色です。
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南西から着陸するので左側からはアンコールも見えませんでした。
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田圃に水を張って田植え前の景色が綺麗です。
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遺跡観光も良いのですがカンボジアのカントリーサイドにも興味があります。
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シェムリアップ空港に到着です。またターミナルへは歩いて行きます。
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久し振りのプロペラ機でしたが、妻にとっては初めての経験でした。今回の旅ではバイタクやシーカヤックなど初めての経験の物が沢山あったようです。
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ターミナルはとても立派になっていました。10年前は小さな小屋のようでしたが。弟がホーチミンで預けたアーミーナイフがこの空港に届いていなくてクレームを出したことを思い出しましたが、そんなことなど起きないような綺麗なリゾートホテルのようです。
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さあ入国手続きです。
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ビサは持っているので入国手続きに進みます。普通この辺りは撮影禁止と書いてあるのですが、ここは大丈夫でした。だって写真を撮ってくださいと言わんばかりの石像が置いてあります。
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入国手続きをした後もナーガがお出迎えです。他の人たちはビサを取得しているのか誰も後に続いて来ません。両替はレートが悪いので市内ですることにしました。タクシー乗り場で7ドル払ってアンコール・ビレッジ・ホテルへ向かいます。日本人の女性達が出て来られたのでお別れと、どこかで見掛けたら声掛けてと話をしましたが再会は出来ませんでした。そしてアンコールの旅が始まりました。
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