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ウィーンから電車で一時間の所にヴァッハウ渓谷があります。<br />ドナウ川に沿った美しい渓谷です。<br />古城、魅力的な村、修道院などがぶどう畑の中に出現し、ライン川下りと共にドナウ川下りをする人も多いです。<br /><br />ただ、古城が次から次へと出現し飽きることのないライン下りに比べて、ヴァッハウのドナウ下りは割と平坦で、正直眺めの面白さはかなり落ちると思います。<br />またクルーズ船に乗ると結構時間がかかりますので、一日の観光では一番の見どころのメルクとデュルンシュタインをゆっくりと見ることができません。<br />そこで今回はデュルンシュタインとメルクに絞り、デュルンシュタインからメルクまではバスで移動しました。

2012年中欧旅行 ヴァッハウ渓谷 デュルンシュタインとメルク

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2012/05/30 - 2012/06/12

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旅行記グループ オーストリア旅行

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ken-ken

ken-kenさん

ウィーンから電車で一時間の所にヴァッハウ渓谷があります。
ドナウ川に沿った美しい渓谷です。
古城、魅力的な村、修道院などがぶどう畑の中に出現し、ライン川下りと共にドナウ川下りをする人も多いです。

ただ、古城が次から次へと出現し飽きることのないライン下りに比べて、ヴァッハウのドナウ下りは割と平坦で、正直眺めの面白さはかなり落ちると思います。
またクルーズ船に乗ると結構時間がかかりますので、一日の観光では一番の見どころのメルクとデュルンシュタインをゆっくりと見ることができません。
そこで今回はデュルンシュタインとメルクに絞り、デュルンシュタインからメルクまではバスで移動しました。

  • ウィーン西駅6時14分発のチューリッヒ行きに乗ってザンクト・ペルテンでローカル線に乗り換えるとクレムスに8時前に着きます。(ウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅からですとクレムス直行便が出ているのですが、その時の時刻表ですとクレムス着が9時になってしまうので、一時間前に着く電車にしました。)<br />クレムスからデュルンシュタインへは、昔はローカル列車が出ていたのですが、御多分にもれず経費節約で廃線になってしまいました。<br />駅前からポストバスでデュルンシュタインに行けます。<br />しかも時刻表を見るとこのバスの終点はメルクだということ。<br />デュルンシュタインからメルクまで船で行くと2時間以上かかるうえ、一日の本数も限られています。<br />けれどもバスなら本数も多いし、一時間で行くことが出来ます。<br />これはバスでメルクに行くしかないでしょう。<br /><br />写真はデュルンシュタインの村に入るための門。<br />ロマンティック街道のようです。

    ウィーン西駅6時14分発のチューリッヒ行きに乗ってザンクト・ペルテンでローカル線に乗り換えるとクレムスに8時前に着きます。(ウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅からですとクレムス直行便が出ているのですが、その時の時刻表ですとクレムス着が9時になってしまうので、一時間前に着く電車にしました。)
    クレムスからデュルンシュタインへは、昔はローカル列車が出ていたのですが、御多分にもれず経費節約で廃線になってしまいました。
    駅前からポストバスでデュルンシュタインに行けます。
    しかも時刻表を見るとこのバスの終点はメルクだということ。
    デュルンシュタインからメルクまで船で行くと2時間以上かかるうえ、一日の本数も限られています。
    けれどもバスなら本数も多いし、一時間で行くことが出来ます。
    これはバスでメルクに行くしかないでしょう。

    写真はデュルンシュタインの村に入るための門。
    ロマンティック街道のようです。

  • 門から見たデュルンシュタインの村。<br />本当に小さな、けれども非常に美しい村です。

    門から見たデュルンシュタインの村。
    本当に小さな、けれども非常に美しい村です。

  • デュルンシュタインの村の山の上に、昔リチャード1世(リチャード獅子心王)が幽閉されていたという古城があります。<br />今ではすっかり廃城と化していますが、そこから見るドナウ川の眺めは絶景です。

    デュルンシュタインの村の山の上に、昔リチャード1世(リチャード獅子心王)が幽閉されていたという古城があります。
    今ではすっかり廃城と化していますが、そこから見るドナウ川の眺めは絶景です。

  • 古城とドナウ川。<br /><br />リチャード獅子心王は「ロビンフッド」の物語で有名ですね。<br />またこの城に幽閉されていた時のエピソードでもリチャードを探していた部下がリュートを持って城の下で歌ったら、城に閉じ込められていたリチャードが歌に応えて歌ったので見つけだすことが出来たとか、かなり人気のある王様です。<br /><br />けれども、実際のリチャードはマザコン(母親のエレナーに頭が上がらなかった)で政治感覚ゼロ(国王なのに自分の国の政治をほっぽり出して十字軍に参加。しかもその時に莫大な借金をしている)、短気で怒りっぽい(十字軍に一緒に参加したフランス王とは仲互いして険悪に、オーストリア公レオポルド5世の顔をつぶし、のちに復讐のためにこの城に幽閉された)と史家はあまり良い評価をしていません。

    古城とドナウ川。

    リチャード獅子心王は「ロビンフッド」の物語で有名ですね。
    またこの城に幽閉されていた時のエピソードでもリチャードを探していた部下がリュートを持って城の下で歌ったら、城に閉じ込められていたリチャードが歌に応えて歌ったので見つけだすことが出来たとか、かなり人気のある王様です。

    けれども、実際のリチャードはマザコン(母親のエレナーに頭が上がらなかった)で政治感覚ゼロ(国王なのに自分の国の政治をほっぽり出して十字軍に参加。しかもその時に莫大な借金をしている)、短気で怒りっぽい(十字軍に一緒に参加したフランス王とは仲互いして険悪に、オーストリア公レオポルド5世の顔をつぶし、のちに復讐のためにこの城に幽閉された)と史家はあまり良い評価をしていません。

  • 城から見たドナウ川。<br /><br />彼をこの城から救い出すために母のエレナーが奔走し、身代金の15万マルクを集めたそうです。<br />なお金額は彼が十字軍遠征の時に集めた金額と同額だったそうですから、いかに高い身代金だったかということです。<br /><br />彼の若き日のエピソードは映画「冬のライオン」を見ると分かります。(ここでも野心家のホモとして描かれ、あまり良いようには書かれていません)<br />リチャードを演じているのはレクター博士こと若き日のアンソニー・ホプキンスです。

    城から見たドナウ川。

    彼をこの城から救い出すために母のエレナーが奔走し、身代金の15万マルクを集めたそうです。
    なお金額は彼が十字軍遠征の時に集めた金額と同額だったそうですから、いかに高い身代金だったかということです。

    彼の若き日のエピソードは映画「冬のライオン」を見ると分かります。(ここでも野心家のホモとして描かれ、あまり良いようには書かれていません)
    リチャードを演じているのはレクター博士こと若き日のアンソニー・ホプキンスです。

  • 古城に行く途中から見たデュルンシュタインの村。<br />ひときわ高い塔は聖堂参事会修道院。

    古城に行く途中から見たデュルンシュタインの村。
    ひときわ高い塔は聖堂参事会修道院。

  • デュルンシュタインのメインストリート。

    デュルンシュタインのメインストリート。

  • メインストリートから入口の門を見る。

    メインストリートから入口の門を見る。

  • やはり修道院の塔が目立ちます。<br />このブルーがまるでデルフト焼きみたいです。

    やはり修道院の塔が目立ちます。
    このブルーがまるでデルフト焼きみたいです。

  • デュルンシュタインの小路。

    デュルンシュタインの小路。

  • 可愛い家並みが続きます。

    可愛い家並みが続きます。

  • 街中もきれいですが、ここは対岸に渡ってこの村の全景を見たいものです。<br />けれどもどこを見渡しても対岸に渡る橋は見当たりません。

    街中もきれいですが、ここは対岸に渡ってこの村の全景を見たいものです。
    けれどもどこを見渡しても対岸に渡る橋は見当たりません。

  • そう対岸に行くには渡し船に乗って行くのです。<br /><br />村はずれ、ドナウクルーズ船に乗る船着き場のそばに、渡し船の船着き場もあります。<br />渡し船を呼ぶ時は鐘を鳴らして下さいと書いてあります。<br />特に自転車でサイクリングしている人の利用が多いです。<br />渡し賃は往復で6ユーロだったと思います。

    そう対岸に行くには渡し船に乗って行くのです。

    村はずれ、ドナウクルーズ船に乗る船着き場のそばに、渡し船の船着き場もあります。
    渡し船を呼ぶ時は鐘を鳴らして下さいと書いてあります。
    特に自転車でサイクリングしている人の利用が多いです。
    渡し賃は往復で6ユーロだったと思います。

  • 渡し船から見たデュルンシュタイン。<br />リチャード1世が幽閉されていた城も見えます。<br /><br />川の流れが急なので、矢切りの渡しと違って人力では無理です。<br />モーターの動力で動きます。<br />それでもまっすぐ走っているとすぐ下流に流されてしまうくらいの急流です。

    渡し船から見たデュルンシュタイン。
    リチャード1世が幽閉されていた城も見えます。

    川の流れが急なので、矢切りの渡しと違って人力では無理です。
    モーターの動力で動きます。
    それでもまっすぐ走っているとすぐ下流に流されてしまうくらいの急流です。

  • アップで見たデュルンシュタイン。<br /><br />美しき青きドナウではありませんね(笑)。

    アップで見たデュルンシュタイン。

    美しき青きドナウではありませんね(笑)。

  • ここまでくれば対岸はすぐです。

    ここまでくれば対岸はすぐです。

  • 対岸に着きました。

    対岸に着きました。

  • 対岸から見たデュルンシュタインの村のアップです。<br />山の上に建っているのがリチャード1世が幽閉されていた古城跡。

    対岸から見たデュルンシュタインの村のアップです。
    山の上に建っているのがリチャード1世が幽閉されていた古城跡。

  • 対岸の木々を額縁にしたデュルンシュタイン。

    対岸の木々を額縁にしたデュルンシュタイン。

  • 再びデュルンシュタインの村に戻りました<br /><br />聖堂参事会修道院の入り口です。

    再びデュルンシュタインの村に戻りました

    聖堂参事会修道院の入り口です。

  • 聖堂参事会修道院の中庭から鐘楼を写しました。

    聖堂参事会修道院の中庭から鐘楼を写しました。

  • やはり聖堂参事会修道院の中庭です。

    やはり聖堂参事会修道院の中庭です。

  • 聖堂参事会修道院の礼拝堂。<br />

    聖堂参事会修道院の礼拝堂。

  • 聖堂参事会修道院のテラス。

    聖堂参事会修道院のテラス。

  • 聖堂参事会修道院のテラスから見たドナウ川。<br />天使の彫刻が素敵です。

    聖堂参事会修道院のテラスから見たドナウ川。
    天使の彫刻が素敵です。

  • やはりテラスのトンネル越しに見たドナウ川。

    やはりテラスのトンネル越しに見たドナウ川。

  • 聖堂参事会修道院を出て小路を歩きます。

    聖堂参事会修道院を出て小路を歩きます。

  • 小路を散策するのが非常に楽しいです。

    小路を散策するのが非常に楽しいです。

  • 村はずれバス停そばから見たデュルンシュタインの廃城です。<br />幽閉と言うと可哀そうに聞こえますが、リチャード1世はこの城で結構優雅に暮らしていたとか。

    村はずれバス停そばから見たデュルンシュタインの廃城です。
    幽閉と言うと可哀そうに聞こえますが、リチャード1世はこの城で結構優雅に暮らしていたとか。

  • ピンボケで見えないかもしれませんが、メルクへ行くバスの時刻表です。

    ピンボケで見えないかもしれませんが、メルクへ行くバスの時刻表です。

  • バスですとあっという間にメルクに着きます。<br />修道院が見えてきたのでそこでバスを降りました。<br />始めは大勢の人が乗っていたのですが、途中で次々に降りて行き、メルクまで行ったのは自分ひとりでした。<br /><br />

    バスですとあっという間にメルクに着きます。
    修道院が見えてきたのでそこでバスを降りました。
    始めは大勢の人が乗っていたのですが、途中で次々に降りて行き、メルクまで行ったのは自分ひとりでした。

  • メルクの修道院。<br />元々は城があったところを修道院にしたそうで、同じ修道院でもデュルンシュタインの修道院とは規模が違います。

    メルクの修道院。
    元々は城があったところを修道院にしたそうで、同じ修道院でもデュルンシュタインの修道院とは規模が違います。

  • メルクの修道院。<br /><br />街を圧するような迫力で建っています。

    メルクの修道院。

    街を圧するような迫力で建っています。

  • メルクのハウプト広場から見た修道院。<br /><br />メルクの街自体も可愛らしい街でした。

    メルクのハウプト広場から見た修道院。

    メルクの街自体も可愛らしい街でした。

  • メルク、ハウブト広場。<br />

    メルク、ハウブト広場。

  • メルク、修道院の中庭。<br /><br />ベネディクト派の修道院でバロック式建築で建てられています。<br />バロックということは内部装飾の華やかさが期待されますね。

    メルク、修道院の中庭。

    ベネディクト派の修道院でバロック式建築で建てられています。
    バロックということは内部装飾の華やかさが期待されますね。

  • と思いましたが、前半は博物館でそれほどの豪華さはありませんでした。<br />一旦修道院を出てテラスに出ます。<br />修道院のテラスから見たドナウ川(支流)とメルクの街。

    と思いましたが、前半は博物館でそれほどの豪華さはありませんでした。
    一旦修道院を出てテラスに出ます。
    修道院のテラスから見たドナウ川(支流)とメルクの街。

  • 中庭から見た修道院の鐘楼。

    中庭から見た修道院の鐘楼。

  • テラスから見たメルクの街並み。<br /><br />オーストリアの街はどこもきれいですね。

    テラスから見たメルクの街並み。

    オーストリアの街はどこもきれいですね。

  • 残念ながら有名な修道院の図書館は撮影禁止でしたが、付属教会の写真撮影は可でした。<br /><br />バロック様式の目も眩むほど華やかな装飾です。

    残念ながら有名な修道院の図書館は撮影禁止でしたが、付属教会の写真撮影は可でした。

    バロック様式の目も眩むほど華やかな装飾です。

  • これもメルク修道院の付属教会の内部。

    これもメルク修道院の付属教会の内部。

  • 絢爛豪華です。

    絢爛豪華です。

  • 付属教会の天井画。

    付属教会の天井画。

  • 付属教会の祭壇。

    付属教会の祭壇。

  • 付属教会の天井画。

    付属教会の天井画。

  • 同じく天井画です。

    同じく天井画です。

  • 同じく天井画です。<br /><br />ドイツ・バイエルンとオーストリアのカソリック教会はともかく絢爛豪華なバロック建築が多く、目の保養になります。<br /><br />

    同じく天井画です。

    ドイツ・バイエルンとオーストリアのカソリック教会はともかく絢爛豪華なバロック建築が多く、目の保養になります。

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