2012/04/19 - 2012/05/14
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keithforestさん
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今日はブリュージュをとことん見物、という一日でした。
ところが月曜日というものはどこの街でも徹底して博物館とか美術館といったものが閉まっているんですよ。この街でもメムリンク美術館を初め、グルーニング美術館もグルートフーズ美術館もみんなお休みです。それだからという推測だったのでしょうけれど、現地の日本人ガイドが鐘楼も休みだといってしまいました。だから、近寄らなかったのですが、夕方になって通りかかってみると階段を下りてくる人がいるのです。あれ?っと思ったら、直前に切符販売が終わったところだった、つまり鐘楼は月曜日でもやっているのです。
私たちは午後の自由時間にボビンレースのお店巡りと教会巡りでした。
後日アントワープからもう一度遊びに来て美術館巡りをしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
-
私たちが泊まっているホテルは「Hotel Aragon (22, Naaldenstraat, Bruges 8000, Belgium)」という洒落た中規模のホテルなんですが、朝近所を散歩してみるとすぐにこれを見つけちゃいました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラのルートを示している印ですよ!え、こんなところからルートがあるのか、と驚きました。 -
ここをルートが通っているんだろうかと調べてみると、なるほどベルギーにも通っているんだなと再確認。ここから歩いて行くのは辛いよねぇ。
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朝まだ街がさめやらぬ時間には歩いている人もいなくて、通りすぎる車のタイヤの音だけが響きます。
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やっぱりこの街も運河の街なんです。運河といったらオランダだけかと思っていたら、こっちも全然負けていない。ちゃんと運河クルーズもあるんですが、船に乗ることそのものが楽しいという感じのクルーズで、浮き足立った観光客ばかりだからこそのような気がしないでもありません。
この時期は鴨たちの家族作りが忙しいようです。 -
塔が見えているのですが、今はまだ何が何だかわからないでいます。
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どうもガイドのいうことをちゃんと聴いていないものだから、判然としないのですが、これは多分取引所だと思うのですが、1493年という札がかかっているんですよ。今から500年以上も昔の建物だと思うと妙な気持ちになってきます。
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この辺はマルク広場の裏側といえばいいのでしょうか、このあたりがこの街の始まりだったようです。この建物を見ると階と階の間の壁に鋳物の棒が並んでいます。これは何かというと、床板を支えている針を壁に固定しているもののようです。
こうした建物がこの街でもそうですが、ゲントあたりにいっても同じように並んでいるところが残っています。 -
ベルギーは何かというとライオンですが、この舌べろ、べろんちょは一体何の意味なんすかね。
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こういう街はやっぱりアンティークショップがあります。しかし、元社会主義国なんかと違ってちゃんとした値段がついていますからなかなか掘り出し物にはぶつかりませんね。
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やっぱり欧州でも「GIANT」か、と思ったらよく見るとこれは「GITANE」でしたね。何しろ自転車は根気よく使っていきます。日本の人はものを大事にしなさ過ぎ。
こちらで見ていると、「ここまで使うか?!」とあっけにとられるほどの自転車が並んでいるだけじゃなくて、ノミの市では中古自転車が販売されているんです。その上、鍵代わりのチェーンのごっついこと。その重みで自転車が倒れちゃうんじゃないかと心配。 -
マルクに面してあたりを睥睨しているベルフォート(鐘楼)でありますが、書いたように月曜日は休みだと思い込んでいたので、近寄りもしませんでした。
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壁にはこんな紋章がついています。やっぱりライオンですよね。
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ここまでやってくると、お〜、ガイドブックで見た建物だ!と思ったら聖血礼拝堂でございます。
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小さな石を漆喰で固めた建物の内側がなんだかそういう模様のように見ることができます。
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モーゼだけは私だって一目で見分けることができます。
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ブルク広場から聖母教会の方に抜けていきます。
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運河の横まで出てくるとこんな具合に船が走っています。何カ所からも出ていて、本当にそれはもうたくさんの観光客がほんの少しの間ですが楽しそうに乗っています。
確かに乗り物は楽しいし、水の上から見る景色はまたひと味違うのでしょうけれど、そして、自分も乗ったのですが、冷静になってみると、何が楽しかったのか良くわからんのです。 -
ホップが見つかる前にビールに使われた香辛料を一手に扱っていたグルートフーズ家の大邸宅を公開している博物館も今日は休館日です。従って、教会へ入るか、チョコレートやに入るか、レースを初めとした土産物屋に入るかということになってしまうわけですね。
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その代わり、町並みはじっくり眺めて楽しむことができるわけですよ。うんうん。
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本当に日本人観光客が多かったのでしょうねぇ。こんなところまでお気遣いいただいておりますからね。
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1564年にブルージュ市が登録制度を作ったときにはもうすでにあったというビール醸造所だそうで、そういうところに卸した香辛料を一手に扱っていた独占資本が大邸宅を築くというのは、もはや「犯罪的」であり、なんて演説ぶったらぶっ飛ばされそうですな。
押さえた奴の勝ち、先にやった奴の勝ち、って奴です。 -
ペギン会修道院の横にある「愛の湖」です。1488年以来、白鳥は市民が世話をする、つう事になっているんだそうでなんと嘴に「B」の刻印があるんだそうです。
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私が良くやる手ですが、写真を撮るだけ撮っておいて、うちに帰ってそれがなんなのか調べます。
この人はMaurits Sabbeという人だと書いてありますからすぐに検索できるのですが、この場合オランダ語ですからそれが問題です。Google翻訳だって、なんだかよくわかりません。
どうやブルージュ生まれの19世紀から20世紀にかけて活躍した文学者のようです。私は全く知りません。世の中知っていることの方が少ないんですからしょうがありませんけれど。 -
さて、そんなわけで私たちも船に乗りましたよ。
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このおばさんたちが何を言っているのかすぐにわかりますよね?
「何人かしらね?」
なんでわかるかというと、私たちもそういっていたからですよ。 -
珍しくも板張りですね、このうちは。
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ふと見上げると「彩雲」ですよ。あ、そうか、今日は珍しく雨が降っていないぞ、と気がつきました。
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下から見るのも、結構面白いかも・・・と思い出しました。
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あれまぁ、こっちでも彩雲が見えていますよ。何か良いことが起きるのでしょうかねぇ。
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ボビン・レースを見て歩いているうちにここのお店に入っていたら、ほとんどお客さんが来なかったんです。するとこのおばさんが、私たちを奥に連れて行って、こうやってレースを編むのよ、とデモ用に編みかかっておいてあるものでやって見せてくれました。
ここのお店はメムリンク博物館の近くでしたけれど、ショーウィンドウに「日本人の店員がいます」と書いてあったので、「日本人の人がいるの?」とお伺いしたら、何しろ昨日まで忙しかったので、今日から4日間お休みしているのよ、ということでした。 -
レースのリボンがどんなものがあるのか、見せて貰ったんです。こうしたものも売っています。
そういえばフランドル絵画を見ても、お金持ちの肖像画で良く男の人も襟代わりにレースを飾っています。 -
午後は自分たちで勝手に行動するということでしたので、チョコレートやさんで、まるで麦チョコみたいな、確かライスなんたらと書いてあったものを買ってきて、一休みしました。
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ホテルの傍にあった本屋さんの建物です。見るからにアール・ヌーヴォー窓枠そのものであります。この類がよろしいですなぁ。
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「愛を込めたチョコレート」でございますから、お客さんは女性ばかりでございますよ。長袖の方も袖無しの方もおられて、一体今の季節はなんだよ、でございますが、私はしっかりとウィンドウ・ブレイカーを着ている、そんな陽気ですよ。
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救世主大聖堂(サン・サルバドール・カシィードラル)にやってまいりました。
観光客のためには通常9時-12時および14時-18時に開いています。
ただし、月曜日は午後のみ。土曜日は午後は14時-15時半。日曜日は9時-10時15分および14時-17時が公開時間となっています。
宝物殿は土曜日休みであとは14時-17時が公開時間です。
月-木の晩祷は18時、金曜日の礼拝は午前9時。土曜日は16時。そして日曜の礼拝は10時半です。 -
元はといえば9世紀に建てられた小さな教会だったようですけれど、フランスから離脱してから19世紀に大きな教会になったらしいです。
天井が本当に高くて、やはりベルギーの教会らしくて外の光が降り注ぎ、そしてステンドグラスが華やかな教会です。 -
多くの聖人を描いているステンドグラスはあっちにもこっちにも掲げてあって、目移りしてしまいますよ。
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言葉なし・・・。
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これが祭壇ですけれど、蝋燭が左右2本ずつですよね。私が見てきたのは左右3本というのが多かったのですが、この辺には何か意味があるんでしょうか。
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繊細そうなパイプオルガンです。
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とても静かで、とても落ち着く立派な教会でした。
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ま後日の参考のためにと思って、月曜日でお休みだといわれた鐘楼にやってきたらやっていたのに、時間がすでに16時半を過ぎていて、もう入場は終わっていたという状況でした。残念!といいながら、苦しい思いをしなくて良かったなぁという気持ちを隠しておったのです。
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鐘楼の裏というか横というか、こんな具合の面白い天井になっているんですが、軒並みお土産屋さんです。
ふと気がつくと結局しゃらしゃら霧雨が舞っていますが、もはやそんなものは気にすることがなくなっています。 -
賛否両論、相半ばしているかのごとき評判のカフェでございます。この作りだけでもネタになりそうでしたが、今日の夕飯はみんなでロブスターに行こうじゃないかと衆議一決しているのですよ。
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路地大好き人間としてはここはよろしうございますよぉ〜!
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ここの町並みは本当に心地よいという表現しか表しようのない、嬉しい景色なんですよね。多くの観光客が「もう一度来たい」という印象を持つのがよくわかります。
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ホテルへの帰り道に開いていたチョコレートとケーキのお店に足を踏み入れると「朝早く来たらこのショーケースにぎっしりあるのに」というのです。
これは端に寄せた状態なんです。左の方ががーっと空いている。「朝早くって何時から開けているの?」と聞くと、なんと朝7時だというのですよ。要するにカフェなんですね。翌朝本当に見に行くと開いていました。
本当のことをいうと右にあるチョコレートケーキを買ってしまいました。 -
夕食です。10人ほどで「Breydel-De Coninck」というSea Foodの美味しいといわれているレストランです。
日本語のメニューがあるくらいで、日本人客率は昼も夜も高いです。というのはあとで昼もいったんです。
こういうところでご飯を食べてみると、この街って新婚旅行客が多いのか、と思います。平均年齢が若いんだもの。
このビールもトラピスト・ビールなんですね。 -
こちらはホワイト・ビールでございますよ。軽くて、どこで呑んでも美味しいですね。
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オントレーはパイ生地に挟んだ白アスパラガスとスモークト・サーモンでございますな。白アスパラガスをサーモンと一緒にするというのは常道ですね。
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ふっふっふ・・・・メインはこれ、これです、ウフフフ・・・これ。
ガーリックがしっかりきいております。いやいや、旨いです。どうしてこんなに甲殻類に弱いのかなぁ。ウフフフフ・・・・。 -
私のデザートはこちら。ん?あちらはなんだと?クリーム・ブリュレですよ。
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こちらも夜になるとライトアップが、まぁ、印象的でございますなぁ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- さんしぇさん 2012/07/17 20:43:04
- 初めまして
- keithforestさんこんばんは、初めまして。
この度はいらして頂きまして、また「アパルトマンの窓から
’08夏 7日目 ナンシー歩けば、アール・ヌーヴォに遭える」
へのご投票、ありがとうございました。
実は、この9月下旬の渡仏に合わせて。かねて伺いたかった
ブルージュへの鉄道チケットを取りました。
こちらで、詳細に触れておられましたので、予習かたがた
ヴァーチャル旅をさせて頂きました。
パリからの日帰り旅の常で、まっとうなレストランでの
食事はぐっとこらえて、駆け足して参ります。
ベネルクスの旅、ゆっくり拝見させて頂きますね。
これからもよろしくお願い致します。
さんしぇ
- keithforestさん からの返信 2012/07/17 22:10:09
- ご丁寧にありがとうございます。
- わざわざご丁寧にありがとうございます。
将来的にナンシーあたりを拠点に一週間ばかり日にちを費やしたらどうだろうかと考えているところで、とても参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
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