着いて速効ぼったくりか～チュニジア1

2011/10/20 - 2011/10/27

和歌山プチトリップの後、エミレーツ空港でチュニジアへ出発。
機内食が苦手な私だが、この頃はずいぶん改善されてるじゃないか！
加えて映画の充実と言ったら、ハンパない!!
“SP”の岡田君と一緒に眉間にしわを寄せ
“あしたのジョー”の山ピーの肉体にかぶり付き、10時間後ドバイに着く。
乗り換えの待ち時間なんと5時間。
街へ出るのも早朝過ぎるから、バカ広い空港内、あちこち場所を替えて、寝たりうろついたり…。

↑イスラムの国だがキリスト教大聖堂もあるチュニスの街

エリア チュニス(チュニジア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ドバイ時刻9:35、やっとチュニジアへ飛ぶ。
隣のアラブ系婆ちゃん、乗り慣れていないようで、シートベルトから何から
オロオロしてるので、言葉は通じないが手伝ってあげる。
婆ちゃんは、パック入りの甘〜いジュースと甘〜いお菓子をくれた。
でかいバッグを膝に乗せて窮屈そうなので、上の荷物入れに入れるよう勧め
CAにやってもらうが、またすぐ取り出させて膝に置いてた―心配性か？
入国審査の紙が配られると「こ、これはどうしたらいいの」と慌てる。
パスポートを見るとチュニジア人のだったので必要無しと教える。(大丈夫だったかな?)

↑1枚目の写真がなぜかキモいマネキン

6時間後、現地昼1時、チュニス・カルタゴ空港に着く。
ボードを持った迎えの人が見つからなーい！(最近このパターンが多いな、おなつ)
うろうろ探す…と、居た！仲間としゃべってた。
40代半ばくらいの彼ムスタファは「ヨコソー、チュニジアへ〜」と一発目で言うので
お、日本語出来る系？と思ったら、それ以降一切日本語は出てこなかった。

↑「あ、日本人だー」と寄って来た子供

この前日、リビアのカダフィが殺された。
隣の国のアラブ革命がらみだけに、ここチュニジアでも熱狂。
「みんなどんちゃん騒ぎだよ〜」とムスタファ。

治安は安定してきているが、まだ何が起こるか分からない状況
夜は出歩かないようにと言われた。 街のあちこちに軍隊がゆる〜く見張ってる。

ホテルへ着くとまだ日は高い。早速ぶらぶらするか。
チュニスのシャンゼリゼ、ハビブ・ブルギバ通り(北斗の拳の叫び声か?)は
札幌大通公園のごとく道路の間に緑の歩道が続き、両側にはヨーロッパっぽいカフェが並ぶ。

↑夕暮れの下町

カフェの呼び込みの男に「コーヒーどう？カプチーノ？アイスもいいよ」と捕まった。
んじゃ、おされにカフェタイムするか。お勧めならアイスをくれ―ところでいくら？
その男、「1 8」と手に書いた。1.8？18ディナールか？
着いたばかりで相場がよく解らんが、オーダー。隣のオヤジ達も食べてるから美味いのだろう。

来てみたら、バカでかい…これは18だな。高い？でも一等地のカフェだから仕方ないか…
レモン・バニラ・チョコそしてジャスミン風味、多くて小寒くなるくらい食べた。
さて会計〜やはり18ディナール、良く考えると\1000弱！高っ!!
しかし初めに18で承諾した事だし…

気を取り直して、市場へ行ってみる。もう夕方近いので閉まりかかってた。

↑味のある看板

メディナ(旧市街)は明日の観光に入ってるので、今日はサラッと。
売っているものはモロッコに似ているなぁ
お、気になるブレスレット発見！と、その横に、なんとっ！
ウズベキスタンで買った超お気に入りのブレスレットと同じ物があるじゃないか！
ちょっと不良品かと思えた鎖の端の始末さえも同じ。しかもこっちの方がはるかに安い。
今や土産物もグローバル化なのだ。

夕食。ホテル近くの庶民派食堂。
そこに“エスカロップ”なるメニューを見つけた。
エスカロップって、根室のＢ級グルメでないかい！
(ご飯の上に薄切り肉乗せデミグラスソースかけた物)

頼んでみると、鶏肉(後で七面鳥だと知る)のグリル。
てか、エスカロップはフランス語から来てたのか〜
(チュニジアは元フランスの植民地)アイヌ語だと思ってた。

ホテルの窓からは隣のビルで勉強?仕事?してる人しか見えず。
20時頃、通りでデモっぽい騒ぎが聞こえたが全く見えなかった。