本州最南端の地　潮岬に立つ！

2012/03/16 - 2012/03/20

　熊野三山にお参りした帰り、古座で泊まり、翌日紀伊大島を尋ねました。その後、岬や灯台の好きな私は、潮岬に行きました。
　潮岬は本州最南端の地です。広い望楼の芝生があり、本州最南端の地の碑が立っており、熊野の海が見渡せます。潮岬観光タワーもあり登ることも出来ますし、隣接した建物では、名物のマグロを食べることも出来ます。私達も、マグロカツカレーを食べてきました。
　少し離れたところにある潮岬灯台にも登ってきました。

エリア 串本・古座川(和歌山)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　熊野三山詣でを終え、今夜の宿のある串本町古座へやって来ました。ここからは串本の町や名勝橋杭岩が見えています。

　またここからは、串本沖に横たわる紀伊大島も大きく見えます。

　ここが今夜の私達の宿、「ホテル　サブマリン」です。「ホテル　サブマリン」は国道４２号線沿いにあり、目の前には吉野熊野国立公園の美しい海が広がっています。

　「ホテル　サブマリン」の私達の部屋です。バストイレ付きのオーシャンビューツインとなっていましたが、最上階の眺めのいい部屋でした。

　これは、「ホテル　サブマリン」での夕食です。天然地魚料理です。マグロも出ています。

　こちらは、「ホテル　サブマリン」での朝食です。

　「ホテル　サブマリン」からは、沖に浮かぶ九龍島と鯛島が見えています。展望を楽しんでいると、突然に海鳥の大軍が見えました。私が編隊を組んで飛ぶ鳥の大軍を見るのは二度目です。今回は以前に見た鴨の編隊ほどきれいな形では有りませんが、それでも見事です。

　編隊を組んで飛ぶ海鳥です。少し離れているので、鳥の種類はわかりませんが、鴨に引かれて空に舞い上がる「鴨捕りごんべい」の話を思い出しました。

　宿を後に、本州最南端の町、串本町の橋杭岩までやって来ました。

　串本の橋杭岩は、大小４０個あまりの岩が、約８５０ｍに渡ってそそりたっています。

　その様子が橋の杭の様だということで、橋杭岩と呼ばれるようになったのだそうです。
　ここにも弘法大師と鬼の伝説が残っており、橋を架けようとしたのが弘法大師で、鬼の真似た鶏の声に驚いて途中でやめてしまったのだとか。だから、橋の杭だけがのこったのだとか。私が聞き違いでなければ、なんだかよその土地に伝わる話とは鬼の立場が逆のようで、面白いですね。

　海の引いた時には、橋杭岩まで歩いて行くことも出来ます。

　橋杭岩は、天然記念物や名勝に指定されています。ここは、また日本の朝日１００選にも選ばれています。

　海の向こうに見えているのは、民謡にも唄われている串本の向いの大島です。昔は中を取り持つのは巡航船でしたが、今はご覧のとおり串本大橋で結ばれています。

　潮岬東入口から、県道４１号線でぐるりと出雲埼を回って本州最南端の地、潮岬にやって来ました。
　ここでも桜が満開でした。

　駐車場に車を止め、望楼の芝生を歩きます。望楼の芝生は、潮岬灯台近くにある約１０万?もの広い芝生広場です。

　ここは潮岬。東経１３５度４６分、北緯３３度２６分、本州最南端の地です。

潮岬の広い望楼の芝生周辺には、色々な碑や像があります。

　望楼の芝生広場の先端展望所に立つと、熊野灘の海が広がります。その海はどこまでも広い太平洋で、ここに立つと、地球が丸いことが実感としてわかります。

　望楼の芝生広場の先端展望所に立ち、足下を覗き込むと、入り組んだリアス式海岸独特の海岸線が見えます。

潮岬の広い望楼の芝生周辺には、色々な碑や像があります。

　潮岬の広い望楼の芝生を歩き回りました。もうお腹がぺこぺこです。昼食には、少し変わったマグロを食べようと思っています。
　見えているのは、潮岬観光タワーと潮岬観光タワーのお土産・大食堂・売店です。

　潮岬観光タワーのお土産・大食堂・売店です。ここの２階のレストランでは、近大本マグロが食べられます。

ここが潮岬観光タワーのお土産・大食堂・売店の２階レストランです。

　私達は、ここで人気の「マグロ　カツカレー」（８００円）を食べました。ボリュームもあり、熱々で、とても美味しかったです。

　雨が降り出した中、次にやって来たのは、望楼の芝生からすぐの、潮岬灯台です。灯台の隣は、潮御崎神社です。ちょっと御参りして行きます。

　潮岬は高温多湿の地。３月だというのに、ご覧のとおり、石垣や木の幹などに、カタツムリがいっぱいいました。

　潮御崎神社参道脇の草の中に、このような実を見つけました。私には何の実なのかはわかりません。

　本州最南端に建つ潮御崎神社です。知られざるパワースポットのようです。

潮御崎神社です。静かでなかなかいい雰囲気です。

潮御崎神社です。ここは熊野曼荼羅２９番になっています。

　これが潮岬灯台です。この潮岬灯台も、樫野崎灯台と同じく、明治２年に着工された日本で最初の洋風木造灯台八基の内の一つでしたが、明治１１年に石造りの灯台に改築されています。

潮岬灯台の石段階段は６８段です。

潮岬灯台に登って来ました。

潮岬灯台に登って見た太平洋です。

３月の潮岬では、ゴクラクソウも空き地に咲いていました。