飯田神社（横浜市泉区上飯田町）

2012/04/30 - 2012/04/30

　横浜市泉区上飯田町に鎮座する飯田神社は、境川や和泉川沿いに見られる「サバ神社」の一社で、祭神は源義朝を主神に宇迦之御魂大神（うがのみたものおおがみ）と大山咋神（おおやまくいのかみ）の3柱である。伝承によると、延応元年（1239年）に飯田三郎能信が勧進したという。境川流域には、はやり病に罹ると「七サバ参り」をして治すという風習があった。
　飯田神社の参道入口にはお地蔵さまや七観音、庚申塔や道祖神が並んでいる。また、境内に鐘楼があり、昭和46年（1971年）銘の鐘が架かっている。お寺のようなところが多くある神社である。
（表紙写真は飯田神社拝殿）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

「村社飯田神社」の社号標石。

石祠。

石祠。

地蔵堂。

お地蔵さま。

七観音。1体は倒れている。

七観音。立っている6体。

七観音。倒れている1体。

庚申塚。

庚申塔（明治9年（1876年）銘。

庚申塔の左側面には、「東かまくら」、「西あツ木道」、「南ふじさは」と彫られている。

庚申塔の右側面には、「北八王子道」、「明治九丙子歳‥三月吉祥　‥‥」と彫られている。

庚申塔。

庚申供養塔。

金剛神供養霊塔（享保9年（1724年）銘）。

庚申塔。

庚申塔。

道祖神。

「‥王大‥」（宝暦9年（1759年）銘）。

供養塔？（明和3年（1766年）銘）。

飯田神社鳥居。

「飯田神社
　境川や和泉川沿いに見られる「サバ神社」の一社で、祭神は源義朝を主神に宇迦之御魂大神（うがのみたものおおがみ）・大山咋神（おおやまくいのかみ）です。伝承によると、飯田五郎家義がお祀りしたといわれています。縄文時代、境川沿いは入り海で、神社境内の土手から縄文後期の人々が使った注口土器が出土しました。境内の神楽殿は明治２０年頃、飯田学校校舎として使われていました。鳥居前には地蔵像・七観音像・庚申塔・道祖神が立っています。


　　　　　　　　　　　　泉区役所」。

参道。

手水舎。

鐘楼。

鐘楼。

鐘楼。

梵鐘。

「奉納飯田神社」とあり、神社に奉納されたものだ。

昭和46年（1971年）銘の梵鐘。

社務所。

社務所。

社務所の貼り紙「お囃子後継者募集中！」。

「飯田神社」碑。由緒が記されている。

飯田神社拝殿。

飯田神社拝殿。

飯田神社拝殿。

飯田神社拝殿の龍の彫刻。

飯田神社本殿。

飯田神社本殿。

飯田神社本殿。

飯田神社境内の桜。