2012/03/16 - 2012/03/16
46位(同エリア300件中)
keiさん
イタリア半島のかかと、
プーリア州には、太陽の下で
ひと際輝きを放っている
白い街がいくつもある。
その中の1つが
丘の上の白い街、ロコロトンド。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
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-
見えてきました、ロコロトンド♪
Locorotondoは、「円い場所」って意味なんだって。
グーグルアースから見たらホントに丸かった○ -
周辺には自然(?)のトゥルッリが
あちこちに点在している。 -
途中ナビが示す道が工事で通行
できなくて、こんな感じの畑道に
誘導され、行けるのか不安になる。
ピンクのガウンを着たおばさんが、
出てきて、まだ何も聞いていないのに
ロコロトンドへはあっちの大きな道
に回りなさい(多分)と教えてくれた。
なんで分かったのかな? -
きっとここいらで迷っている
旅行者は多いんだ。
でも、見えてるのに行けないんだな。
今度は線路があって、それを越えられない。
ナビは畑の中しか示さない(T△T)
攻略難易度高し、ロコロトンド・・・までの道。 -
街の東側端に大きな駐車場がありました。
とても古い小さな教会があった。 -
シンプルな外壁のせいか、
薔薇窓が豪華に見える。 -
時計塔は街のシンボル -
こじんまりとした可愛らしい街だなー。 -
どこもかしこも本当に白い。 -
住人の一人一人が自分たちの
街をきれいにしようという
意識が高いんだと思う。 -
手入れの行き届いた巨大な
芸術作品のよう。 -
清楚でありながら
気位の高さを醸し出してるね。 -
絵とか写真とかのお店 -
イタリアではカテドラル(司教座聖堂)
のない街は都市とはいわないらしく、
自分たちも都市citta(チッタ)と呼ばずに
paese(パエーゼ)と呼ぶそうです。 -
パエーゼという言葉は
国、または故郷や田舎を
意味すると同時に、人々が
集まって住む居住地なんだとか。 -
イタリアの人は自分たちの
住んでいる土地に愛着が強い
から、それだけにパエーゼに
対する思いもあるのでしょう。 -
何故かあちらこちらの通りに魔女が
ぶら下がっています。 -
1月6日にエピファニーアEpifania(公現祭)
といわれるイエスがこの世に現われたことを
祝う日があるのですが、その魔女のBefana
ベファーナでしょうか。
観光用に飾っているのかな? -
魔法使いのおばあさんが箒に乗って
やってきて、靴下にプレゼントを入れて
くれるんだけど、良い子にはお菓子などの
贈り物、悪い子には「炭」が届くのだそうです。
私は良い子だからきっと金銀宝石だな・・・
( ̄ー ̄)フフ
(その貪欲さで、炭かっ?!) -
ちなみにフランスのガレットという
ケーキの中におもちゃを入れる
「ガレット・デ・ロワ」
などがこれにあたるそうです。 -
1月にイタリアへ行かれた方は
このベファーナ人形をたくさん
見かけたのではないでしょうか?
うちにもひとつあります。 -
なんと、公現祭の夜にこの人形を
焼き捨ててしまうそうです。
とんど焼きみたいですね。 -
おじゃましまーす・・・
扉の向こうは小さなお庭 -
この街の特徴として、切妻屋根の
家がたくさんあります。 -
向こうにもありますねー。 -
イタリアの美しい村に選ばれて
いるのも納得できる。
美しい村は、人が町を育てていく
工夫があります。 -
迷路のような路地を歩くのは
この上なく楽しい♪ -
兄さんたちも散歩ですか? -
グリーンも鮮やか -
あ、ここにも魔女の婆さんがっ。
おちゃめな表情だ♪
「あたしんち」のお母さんみたいw -
ん、ここにも魔女のお婆さんがっ!
こらこら、歩いてますって・・・ -
鮮やかな植物が目を引くね。 -
時計塔は町の中心にあるのかな? -
活気あるところもいいけど、
私はやっばりこういう
しんみり落ち着いたところが
好きだな。 -
小さいながらも優雅な
街歩きです。 -
マードレ教会
街の人たちの心の拠り所 -
シンプルながら威厳と品格を
持ち合わせています。 -
街の一角に公園があって、
イトリアの谷を望めました。 -
公園からはブドウ畑やオリーブの木立
に囲まれたトゥルッリが点在する
田園地帯の景色を眺めることが
できます。 -
地元の文化遺産の葡萄から、
その上質なワイン、スプマンテで
有名です。 -
自然が育んだ豊かな味わい。
その味わいを支えているのは
地元の人たちの愛ではないでしょうか。 -
南イタリアのイトリアの谷周辺は
美食の街でもあるそうです。 -
特にパンは美味しい。
夏に行った中部で食べたパンは
パサパサで硬くてあまり美味しくなかったから
イタリアはパンは美味しくないと思っていたら
南は美味しかった。
小麦が良質だからかな? -
マテーラの上にあるアルタムーラと
いう街が特に美味しいパンで有名だそうです。
セモリナ粉と天然酵母で作る石釜焼きの
パンでD.O.P(原産地統制名称)なんだって。 -
旅の楽しみは実際に
行ってみなければ分からない。
けれど、旅人はただの通りすがり
に過ぎない。
何処からともなくやって来て、
去っていく風のように。 -
だからその瞬間の目の前に
ある物を最大限にかき集める。
情報と本能を嗅ぎ分け歩き、
カメラのシャッターを切り続け、
光景を瞼に焼きつけ、土地のものを味わい、
ふれあい、感じ、できるだけ
自分の中に取り入れようとする。 -
旅に出るとこの連続です。
「何かをやって時間を損すると
いうことは絶対にない。
貧乏旅をすれば、大学を
二つ出たようなものだ」
永倉万治さんの言葉に納得します。
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この旅行記へのコメント (11)
-
- 鼻毛マンさん 2014/03/15 00:22:06
- 街と人
- keiさん こんばんわ!
ロコロトンドの旅行記に来ています。
南イタリア旅行記でもっとも印象に残ったのがロコロトンドで、ソレントとどっちにしようか迷ったけど、こちらにコメント残します。
ロコロトンドの街はすごくきれいですが、keiさんが書かれていたように街の人がこの街をもっと良くしていこうとの想いがあるからだろうと思います。
これは街だけじゃなく、企業、温泉旅館、はたまた定食屋さんなど、どんなものにはあてはまるだろうなって。
かっくいく言うと、一流の企業はその企業が一流なのではなく、そこで働いている人達が一流だからである。
という言葉に結びつくのだろうって改めて感じました。
しかし、僕の住んでいる堺はなぜこんなにこてこてななんだろう?
一時停止があってどっちが優先か明らかな交差点でも、先に進入した方が勝ちです。
でもそれが文化なのかもしれませんね。
keiさんの住まれている兵庫県内でも似たようなものなのでしょうか。
この南イタリア旅行記に登場するkeiさんはとても美しく撮れています。
旦那さんが羨ましい!
それでわ!
鼻毛マン
- keiさん からの返信 2014/03/15 23:57:53
- つながる
- 鼻毛マンさん、こんばんは。
今、和英で調べたら鼻毛は"nostril hairs"でした。
なんかきれいな髪の毛みたいなイメージですね。
nostril hairs man だったら、いったいどこぞのどんな
イケメンヒーローなんだ?って思われるでしょうね。
「僕が鼻毛マンなんだ」って言ったときのギャラリーの
リアクションがウキウキします。
私もまだnostril hairs man を拝見したことがないので
ワサワサするなぁ〜。
あ、ごめんなさい、また鼻毛談義に鼻(花)を咲かせてしまいました^^;
ほんとだ、人が集まって生活があっていろいろな事が交錯している
場所って考えてみるとたくさんあるね。
その1つ1つにそれぞれ自分の立ち位置があって、定位置があって
テリトリーがある。
そうだなー鼻毛マンさんの家庭内のテリトリーはリビングのソファー
右半分といったところですかねw
大阪は慣れましたか?
特に東日本のほうから来られた方は大阪のおせっかいと言う名の
親切やグイグイ入り込んでくるフレンドリーさは退いてしまうことが
多々あると思います。
私もあつかましい人はちょっと苦手ですが、おもしろくて楽しんでます。
車の運転も土地によって変わるよねー。
その土地の暗黙のルールみたいなのがあったりしないですか?
兵庫も市街地に行けば狭いしごちやごちゃしてるけど、
運転は荒くないかな。もうすぐ兵庫県民ではなくなるけどね。
鼻毛マンさんはどこに引っ越しするのかな?
では♪
そうそう、「それでは」だよっ♪
-
- えあどまむさん 2013/03/09 09:04:45
- 教訓
- keiさん、おはようございます♪
keiさんが南イタリアへ行かれたのは、ちょうど一年前でしたね。
愛すべきパエーゼ、ロコロトンド。懐かしい気持ちにさせます。
ベファーナにもらった炭を食べ続けた子供が、やがて‘腹黒い’
大人になり、金銀宝石を欲しがるようになるのでしょうか。
人生で大切なことを教えてくれます。
>みっつめは車の免許とってもいいかな なんて思っていること。byくるり
最近のテレビCMでお気に入りは、トヨタの「のび太の学科試験」編
「アンキパン」で、楽して免許を取ろうとしたのび太は不合格に。
まさしく自業自得ですね。これまた人生への教訓です。
そこへ免許を取った‘keiさん’がピンクのクラウンに乗って現れる。
そして一言。「だから○○○○じゃねーよっ!! 」
aedomom
- keiさん からの返信 2013/03/10 10:48:25
- 新CM
- aedomomさん、こんにちは。
そぉーなんですよ!南イタリアに行ったのはちょうど
昨年のまさに今日からなの!
さっき主人と去年はイタリアなのにね〜なんて、話してました。
今年は仕事でそれどころじゃなく、再び暑い暑い夏に
行こうかと計画している所存でございます。
トヨタのCM面白いですよね、私も好きです♪
トヨタの最近のCMって以前のスタイリッシュで
かっこいいイメージから一変して、国民に支持される
好感度上げに力をいれている感じがします。
アメリカのカローラのCMには初音ミクを起用してるんですよー。
「金銀宝石で着飾ったkeiが、不合格になった妻夫木くんを
助手席に、ピンクのクラウンに乗ってキムタクの待つ
ひょっこりひょうたん島を訪れる」
そんなCMを作ってくれないかしらん (=´ー`)ノトヨタさんヨロシク♪
-
- menchiさん 2012/05/09 13:40:37
- 難しい地名、ロコロトンド、早口言葉。。。
- 素晴らしい、美しい
まったく知らなかった、ロコロトンド。
ヴェファーナには、確かに去年の1月訪伊の際、至る所で見かけたけれど、
輝くような白壁には、唐突すぎる感じですね。
オストゥーニは知っていましたが、ロコロトンド。
忘れないように、唱えていると、舌がもつれてしまいました。。。
keiさんのお写真も上手なので、うっとりでした。
有難うございました。
- keiさん からの返信 2012/05/09 18:00:26
- RE: 難しい地名、ロコロトンド、早口言葉。。。
- menchiさん、こんにちは。
そうですねー、ロコロトンド
ホント、舌噛みそうです。
アルベロベッロといいロコロトンドといい、
アナウンサー泣かせですね(アナじゃないけど・・)
menchimもたくさんイタリアに行かれて
いて、羨ましい〜。
教会とか、美術が好きみたいですね♪
とっても詳しく書かれているのでびっくりしました。
西洋美術とか勉強していらっしゃるのですか?
私はあまり詳しくはないのですが、
なんでも知りたがりなので、
また改めてmenchiさんのところに行って
勉強させていただきますねー♪
これからもよろしくお願いします。
kei
-
- ゆーりはまーさん 2012/05/08 21:17:07
- イタリアの美しい村
- keiさんボナセーラ!
のっけから驚かしますね。魔女ベファーナですか。
こういうのいいね。白い町だから余計にいい。
しかし、ロコロトンド・・・
ジノーサ同様、地図で捜すのに時間がかかります。次はどこかな?
そしてイタリアの美しい村云々、一連の旅のネタ本ですか?
お願いですから教えて下さいな。
トラットリアユーリハマーにご招待しますから。
- keiさん からの返信 2012/05/09 12:27:00
- ぽんぽん
-
イタリアではサンタの登場は最近らしいです。
ベファーナ婆さんがサンタみたいな存在でしょうね。
この辺の詳しいことをネットで調べたら
とても興味深かったです。
イタリアの美しい村は協会みたいなものが
あって、ここがホームページです↓
http://www.borghitalia.it/
ゆーりはまーさんも、もうすぐですか?
いつから出発するのですか?
楽しみですね♪
時差ぼけとかありますか?
私はほとんどないんです。
鈍感な人間は得をします(=´∇`=)
でもお腹は丈夫じゃないなぁ。
すぐ下痢するし・・・・
ゆーりはまーさんも気をつけてくださいよっ。
お腹の薬も忘れずに。
寝るときもお腹出して寝ちゃーだめですよ。
- ゆーりはまーさん からの返信 2012/05/09 14:35:16
- RE: ぽんぽん
- keiさんヴォンジョルノ!
> イタリアの美しい村は協会みたいなものが
> あって、ここがホームページです↓
> http://www.borghitalia.it/
早速ネット検索してみました。
あるんですね。沢山。
伊語の勉強にもなりそう。興味があれば辞書を引くのも苦にならない。
おいらも少しずつ訪れてみよう。
> ゆーりはまーさんも、もうすぐですか?
> いつから出発するのですか?
> 楽しみですね♪
14日から出発します。ベイシャトル利用でね。
尤も初めの3日間はタイ航空のオープンジョーで暑い暑いバンコクです。
あんまし歩き回らないで専らフットマッサージ。体力温存作戦です。
> 時差ぼけとかありますか?
私もそれ程きつい方じゃありません。
というより、サンデー毎日なもんで気にならないと云った方が正確かな。
眠りたい時は、ちょっと難しい本を読むとすぐに眠気が・・・
> でもお腹は丈夫じゃないなぁ。
> すぐ下痢するし・・・・
お腹も丈夫です。
整腸剤(乳酸菌製剤)は常に持参しますけどね。
ただ、朝、ヨーグルトは必ず摂るようにはしてます。
> 寝るときもお腹出して寝ちゃーだめですよ。
ハイ、気をつけます。
-
- ももであさん 2012/05/08 18:57:41
- スターシップ波止場
- 小さなパエーゼだから、未だに鮮明に蘇る、記憶の中の映像
ここも歩いた。あそこも歩いた… なつかしいなぁ。 ロコロトンド
人間が造った人工物ばかりなのに、このまあるい小宇宙は、
なんとも優しく旅人を迎え入れてくれる。
それは街全体が、旅人を招くリビングルームだから。
だからゴミなんか絶対に捨てない。
車はもちろん走らない。家の中だから。
田園で畑仕事して、日暮れと共に街に戻る。
家族とのんびり食事し、お気に入りのベンチで夜遅くまで
友人とおしゃべり。
宇宙飛行士になって、もっと人間らしく生きたい。
美しい記憶を、ありがとうございます。
- keiさん からの返信 2012/05/09 11:54:43
- コスモ
- ももであさんちのロコロトンドの写真と
同じところが何枚かありますねー。
やっぱ猫の額ほどしかない小宇宙だから?
コメントもね、ももであさんのを偵察しに行ったら
最初はもっとかぶってる箇所があったんです。
あちゃーと思ってだいぶ書き直しました(;^_^A アセ・・
驚いたのが、門の向こうのお庭を「箱庭」と
私も書いていました。
思考回路が似ているのかも??
嗜好も志向も指向も・・・
(一緒にせんとってくれって?)
じゃあ、花より?・・・も「キレイなお姉さん」
犬も歩けば?・・も「お姉さんにあたる」
濡れ手に?・・・も「ハンドソープ」
乗るか?・・・・も「乗られるか♪」
ほらーーっ、一緒じゃーん。
えー、もとい。
宇宙って遠い存在じゃなくて、私たちの
身近にもあるんですね♪
ももであさんらしいなんて夢のある表現
なんでしょう☆
そして私たちは宇宙飛行士かぁー・・・
差し詰め私は異性人かなぁ〜?
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