オストゥーニでちょっと道草 - 南イタリアぐるり旅 ６日目 (１)

2014/05/20 - 2014/05/20

今日からプーリアを存分に堪能する毎日のスタート。
朝から暑いくらいに空も晴れ渡っています。

ということで、思いがけずに贅沢であった朝ご飯を頂いたら、
の〜んびりと本日の行動を開始します。

まず立ち寄ったのはチェリエ・メッサーピカのお隣にあるオストゥーニの町。
この２つの町はほぼ直線の道で繋がっていて、その距離は約１０キロほど。
宿からクルマでビュっと１５分でオストゥーニに到着です。

町のすぐ下にある広々駐車場にクルマを停めたら、早速散歩の開始です。

エリア イタリア

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

とんがり屋根の下での朝を迎えました。

今日の天気は快晴!!
早起きをして、恒例の朝の散歩と行きましょう!!
只今の時刻は６時30分

いつもであればクルマでサラッと町まで出掛けるところですが、
この雰囲気に包まれていると忙しなく動きたくはなくなります。

朝ご飯の時間までまだ２時間ほどあるから、
まあ、その辺でノンビリとしましょうか。

木陰で朝から転がっているネコもノンビリしてます。

朝のプール

プールサイドにはリクライニングチェアとハンモック

宿の敷地内を散歩しましょう。
ということで、まずは昨日案内してもらったトルッロから。

プールサイドからほど近い場所に建ってます。

オリーブの花は絶賛満開中!!

敷地の先に線路を発見!!

こうして写真を撮っていると、突然踏切の警報が鳴りだしました。
どうやらピンク壁の鉄道施設の向こう側に踏切があるようです。

ほどなくして列車が通過!!

これに乗ればどこまで行けるのでしょうか？
イタリアではほぼ電車に乗ったことがないので、
キップの買い方とか難しそう。

こんな感じで散歩も終了。
部屋の近くまで戻ってきました。

なにか飲み物でも頂こうとキッチンのある部屋に行ってみます。

昨日は気が付かなかったのですが、
キッチンの建物の外側にピザ窯が造り付けられていました。

１週間単位で長期バカンスを楽しむ方々は、
ここでピザを焼いたりしながら過ごすのでしょうね。

キッチン部屋に用意されていたオレンジが美味しそう。

朝ご飯はこちらのパーゴラの下で。

すでにデーブルの準備が出来てます。

席に着いたことを確認したダニエレが、次々と食材を運んでくれます。

「昨夜はどこで食べたの？」との問いに「ジーノに行った」と答えると、
「あそこは良い店だ。サルシッチャが名物だね」とかなんとか。

そんな会話の中で、カンティーナアペルテが一昨日あった話となり、
「実はその日はポトロマーニョに行ったんだ」というと、
「まだマイナーだけど良いワインを作っていて……」と詳しい解説が。

「料理やワインに凄く詳しいね」と褒めたところ、
「だってプロだよ!!」
そういえばそうでした。
レストランのオーナーだったことをすっかり忘れていました。

今夜もやってるから食べにきてとか言わない謙虚さが好印象です。

イタリア朝ご飯の定番のクッキー類

ヤギのチーズのカチョリコッタや羊のチーズなどなど、
何種類もの地元名産チーズが熟成期間違いで並びます。
この食べ物のセンスは、さすがに食のプロ!!

中央の小皿にはハチミツが入っています。

真っ赤に熟したイチゴに黒砂糖。

プラムにチェリー。

満腹になったところで、ふたたび宿でノンビリしつつ、
９時を過ぎたことなのでそろそろ本日の行動を開始しましょう。

まずやってきたのは、チェリエメッサーピカのお隣の町オストゥーニ。

ここで何かをするわけではありませんが、
通り道だったということでちょっとだけ寄り道をしていきます。

丘の上の旧市街のすぐ麓にあった公共の駐車場にクルマを停めます。

で、駐車の料金は……。
6/15〜9/15の間は有料ということは、今日はタダということですね。

坂道を登って町中に進入。
噂通りの細い路地が迷路のように張り巡らされています。

たぶんここが大聖堂かな？

ということは、あっという間に町の中心まで制覇したみたいです。

方向を変えてさらに深部にまで進行してみることにしましょう、

どこを見ても曲がりくねった細い路地。

白い壁の家々。

これはアートではありませんよね。
切実な問題が発生してしまったようです。

でも風景的にはグッド!!

もやはタイヤは縁石に擦れていますし、畳まなければミラーがぶつかる!?

このサイズのクルマで、ここを通り抜けるのは無理があるでしょう!?
まっ、彼らにとっては毎度のことで、慣れたものか……。

古いベスパも買い物の荷物を積んでブーンと走っていきます。

白い壁に映えるピンクのポスター。ではなく洗濯物。

みんな大好きディズニーの大人気TVドラマのヴィオレッタですね。
日本では放映されていないようですが……。

とある土産物屋さんの軒下。

最近のスノードームは土台が随分と派手になってきたような。
地味でシンプルだったから良かったのに。

その下に転がっているところてん押し出し器みたいなのが気になります。
きっと笛なのでしょうが……。

そろそろ白い壁も見飽きてきたぞ。

景色よりも、前を行くマフィアっぽい格好のおじさんが気になります。

ゾロゾロと集うのはどこかの国の観光客の皆さん。
あの角からどんな景色が見えているのでしょうか？

壁に描かれた絵。

スペイン・ボルハのおばちゃんに修復された教会画よりかは上手ですが、
なぜか微妙に見えるあたりが微笑ましい作品。

宙を舞う３天使が可愛いですね。

この辺の名物、教会のマジョルカ焼きのドーム。

誰かの家の玄関ではなく、たしか教会の入口の上の装飾。

白い町のそれっぽい風景。

だいぶお腹いっぱいとなりましたので、次にいきましょう。

遠くの方には海が見えているのでしょうか？
あっちの方向を目指して走っていきます。