2012/03/10 - 2012/03/20
3位(同エリア108件中)
keiさん
旅に出ると、こんなに美しい自分の知らない景色があるんだと、
実感させられるときがある。
ソレントもその1つだった。
だからといって次に訪れたとしてもまた同じ景色に出会えるとは限らない。
今、目の前に在るものは、今、その一瞬の1度だけ。
たゆたう水、流れる雲、肌を撫でる風それら全てが今感じる情景
そのひと時だけでも、その色に染まっていたい。
「世界は水のように身体のうちをすり抜け、
わずかな時間だけ、その色を貸してくれる」 by ニコラ・ブーヴィエ
- 交通手段
- レンタカー
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-
アマルフィコーストの玄関口ソレントにやって来ました。
-
ナポリからポンペイ周辺あたりまでは
下町風情が強かったですが、
ここソレントは一変してハイソな街 -
美しい景観と温暖な気候から
昔は貴族などの保養地だったらしいの
ですが、今や世界中から観光客が
訪れ、カプリ島やアマルフィへの
基点としています。 -
街路樹がオレンジっ!!
もぎ取ってバクッといきたい衝動に駆られるのは
私だけ・・・? -
あの路地は人が吸い込まれるように入って行く。
行きましょう。 -
うわーっ、楽しそう♪お土産横丁だー。
-
女子はこういう所に来ると水を得た魚のように、活動的に
食指を動かし店から店へ本能的に歩くのだ。
そういう生き物ぞ、理解せよオット。 -
がしかし、オットのほうが、水を得た魚どころか、糸の切れた鯉のぼり
のように、血気盛んに突撃!お店訪問開始 -
オット「ちょーちょーkeiちゃーんっ、
このリモンチェッロ、ボトルがかわいいな〜」
店員「Try?」
オット「シィ、シィ、グラァーッチェ!
オォー!キッツーイネェ!ファイヤー!!」
店員 「??・・・イェス、ストロング・・・」 -
オット「ほらーっ、レモン石鹸があるよー
そーいえば、昔の銭湯はどこもレモン石鹸やったなぁー」
そーだけど・・・このアマルフィレモンと
一緒にしないでー!(`Д´)
オット「なぜかたまに赤いネットに入って
たなぁ・・ブツブツ・・・」
(ケロリンの桶まで言うなよー) -
オリジナル工房ショップ
理解し難いデザインもたまにある
Don't think.
Feel !!
だけどLee師匠、感じられない物もあるよぉ -
たこ星人があらわれた!!
たたかう
▼ はなす
じゅもん
にげる
「お前たちの誠意を示せば、危害は加えない」
「なんの誠意だっ?」
「金だ」
「要するにカツアゲじゃね?」
「Noooooo!!!!」 -
さて、気を取り直してショッピングー。
-
この唐辛子は、どうやって買うのでしょう?
一束大人買いしましょうか? -
おじさん、奥さんに、お使い頼まれたのかな?
「あーたー! リンゴを買ってきてちょーだい」 -
パン食い競争を連想してしまいそうな、バナナだ。
間違えても唐辛子にはかぶり突かないように。
それにしてもこの店は男性が多い -
寄木細工のお店
ソレントの伝統工芸らしい イタリア語はIntarsiaインタルシア
日本では箱根が有名ですね
壁飾り、小物入れ、オルゴール
小さい物だったら1500円くらいで買えます -
隠れ家的リストランテ的な。。。
-
この香辛料のお店はディスプレイがとてもかわいい♪
ハーブが大好きな私たちはすぐさまボンジョルノー♪と
暖簾をくぐる(暖簾ないけど雰囲気で) -
オット「This ペペロンチーノ ホット?ベリィホット? ファイヤー?」
店員「??・・oh,yesyes.ファイアー!」
・・・通じてるし・・・。
恐るべし、黒魔法ファイアー。 -
イタリア料理ではよくハーブは使いますが、種類でいえば、
日本のほうがたくさん売ってます。
でもバジルやオレガノなどは質が全然違うかもしれないですね。 -
路地の向こうには未知の世界が待っているって想像してしまう
フラフラ〜 -
オットも路地を見つけるとすぐにカメラを構えてる
のちに路地フェチと命名 -
スーパーマーケットはいと楽し♪
-
表示は1キロの値段
買い方は、たとえば真ん中の26番プチトマトを5個買いたかったら
横らへんに備え付けてあるビニール袋に入れて、計りに
のせて、計りにある26番を押します。
出てきた伝表を袋に貼るだけ。
よく番号を忘れちゃって、もう1度見に行ったりしてしまう・・・。
そんな時に限って後ろに人が待ってたりするのよねぇー。 -
通りにトドーンとあった教会のフレスコ画
-
人面マーマンがあらわれた!
(本日エンカウント率高し!)
▼ たたかう
はなす
じゅもん
にげる
マーマンA「やい写真撮るなら金置いてけや」
マーマンB「やい写真撮るなら金置いてけや」
マーマンA「こちとら商売なんでな」
マーマンB「こちとら商売なんでな」
マーマンA「おいっ真似するな」
マーマンB「おいっ真似するな」
マーマンA「おまえはアホかっ」
マーマンB「おまえのほうがアホじゃ」
その間にファイヤーァァ!!
人面マーマンは倒れた・・・
ファイヤー、ソレントで大活躍 -
街の中心 タッソ広場
-
周りのバールやトラットリアでは観光客や地元の人達が、
くつろいでます。 -
国旗がある場所から下を覗くと・・・
-
ひぇぇぇ、ピンカーブにもほどがある。
バスはどうやって曲がるんだろ?
しばらく見てたけどバスは通らなかった。きっと無理だな。 -
少し高台までやってきました。あそこに漁港があるーーっ。
行きたかったなぁ。 -
陽が傾いてきています。
-
ヴェスヴィオ山もあんなに遠くに。早くホテルに行きましょう
-
今宵のホテルはHOTEL BRISTOL
全体的にお値段高めのソレント
それにホテル探しが遅すぎたせいか、街中心辺りのホテルはどこも満室。
それで少し離れたこのホテルにした訳ですが、物凄く良かったです。
駐車スペースが見つからなかったので玄関前で車を止め、先に荷物を降ろして
フロントに聞きに行ったら、車のキーを預けるだけ。
あまりかっこ良くなかったけど、一応、バレットパーキング!!
受付をした男性(サルバドーレという名らしい
あとで求めてもないのにメモにサインしてくれた)が、何でも係りなのか
「ではお部屋へ、」
と言って案内してくれたのは・・・ -
それが、ドン!!このお部屋♪
「わぉぉぉぉぉ!!!ワンダホー!!
ビュュュュラホー!!」
もう、眩しいくらいの白なんです!!
(洗剤のCMみたいですが)
サルバドーレは私の純白な、清純な、純真無垢な心を
即座に察知したのでしょうか。
名うてのホテルマンだ。 -
しかも広いっ。
30畳くらいはありました。床はマジョリカ焼きのタイルを
敷き詰めてあります。 -
感激しまくりの私に満足そうなサルバトーレは
「えぇえぇ、気に入ってもらえましたかー?
さぁっ!バルコニーもご覧クダサーイ」
と、言ってドアを開けてバルコニーに出る。 -
キャーーーッ!!!クラクラと目まいがした。きれーーーっ!!!
ここで私は絶頂をむかえた・・・ -
サルバドーレ「チェアー、ベーッド、
アーンド、ジャグージーバスッ!」タラーッって感じで手を広げる
満足っす、あんたいい人っす、サルバドーレ。
はげてる頭は夕日で一層輝きを増してるっす。 -
バスルームも広々
きっと、シーズンオフで、客室もたくさん空いていて、アップグレード
してくれたのだと思います。
やるじゃないかサルバドーレ -
ビジネスクラス、5つ星ホテル3つ星レストラン、そんな自慢は
経験したとしても、こっぱずかしい。
でもこのホテルは自慢するよ。これで1室15000円くらいだから。
この価格以上のすばらしさがあったから。
夏は少し高くなるかもね。 -
夕日の光線であたり一面が染まり始めました。
-
下に見える漁港
-
船もカラフルです
-
それでは宴もたけなわ、
「帰れソレントへ Torna a Surriento」の登場です。
イタリア盤訳の詩で、お楽しみください。 -
♪ 美しい海 感傷をさそう 君の優しき囁き
夢の中へいざなう -
軽やかな風は オレンジの香りを運び
その芳しさは 恋心に沁みる -
「私は行くわ、さようなら」 君は言った
僕の恋心を見捨て僕の気持ちを置き去りにして -
行かないでくれこれ以上僕を苦しめないでくれ
ソレントへ帰って来ておくれ end -
やはり、この詩もイタリア男の女々しい心情を歌ったものだった。
でもテノール歌手が歌ったらすごいんだろうな、きっと。 -
またーり和んでいるうちに暗くなってきたな。
春といっても夜はまだまだ寒い -
このホテルは下の街まで、歩くと20分くらいあるので、
あらかじめスーパーで夕食を買ってきました。
このへんが庶民的です (汗) -
光がきれいとねー♪
オットはせっかくだからジャグジーに入りたいと言って、
お湯を入れ始めた。 寒いのにぃー?! -
寒い寒いと言いながらザブンとバスタブへ入り
「ワイン持って来て〜」だって。
これやから嬉しがり庶民は困るわァ・・
写真はあるけど、見苦しいのでお見せできない・・・。 -
朝になりました。目覚めた瞬間、ハッとする・・・
「夢だけど、」
「夢じゃなかったー!!」 -
今日もいい天気になりそう♪
天気予報を確認するためテレビをつける。
毎朝ニュース番組を見ているのでチャンネルもわかってきた。 -
それにしてもイタリアのお天気お姉さんは、すごい。
-
何がすごいって、身振り手振りのジェスチャーも大きく、派手だし
朝っぱらから胸のはだけたシャツを着て
「天気予報よりも私のほうをご覧っ!!」
って言わんばかりのセクシーっぷり。 -
きっとオットはお天気マークを見ているふりをして、お姉さんの
はだけた胸に視線が釘付けだろう。 -
朝は漁港がにぎわってるみたいです
-
もしかしたらあの辺りに魚市場があるのかもしれませんね。
-
イワシ好きですよね、こっちの人
昨日食べたイワシのマリネはとってもすっぱかった(>*<)スッパ -
おじさーんっ!!
たくさんお魚捕ってきてねー
捕りすぎて転覆しないでねー -
去りがたしソレント
ここは朝食も良かったです -
「どうでしたかー?居心地は良かったですかぁ?」
ジャーン!サルバトーレの登場です。
私「もちろん!とても気に入りました。最高でした」
サ「えぇえぇ、1泊だけではたりないよ、
1週間はステイして、カプリー、ナポリー、
ポンペイー、アマルフィー全てここから行けマース。
次来るときは、3,4泊してくださーい」
私「その通りですね、もっと居たいです。
ソレントもこのホテルも素晴らしいです」
サ「えぇえぇ、絶対来てネェー、私の名前、書いておきますねぇー」
私「あ、どうも・・・じゃまた来ます」
サ「えぇえぇ、1泊ではダメです。
次来るときは・・・」(同じことを2回言った)
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この旅行記へのコメント (8)
-
- menchiさん 2014/05/19 23:51:48
- ソレントlove(*^^*)
- keiさん、お久し振りです。
ソレント見くびってました(((^^;)
来月カプリへ航る為にこの町に滞在することにしたのですけど、こんな感動的な景色だったなんて。。。
どうして、この旅行記見てなかったのかな、悔やまれます。
さつきとメイちゃんみたいに、踊り出したくなるような景色、私も見たいな♪
実現出来るかどうか、もう一回練り直してみようっと!
menchi
- keiさん からの返信 2014/05/20 19:57:26
- RE: ソレントlove(*^^*)
- menchiさん、こんにちはー。
来月イタリアですかっ!!
あぁぁぁ羨ましいぃぃぃ行きたいぃぃぃ・・・
そーなんですよ、私もソレレント行くまではこの街のこと
あんまり知らなくて、アマルフィ行きの中間地点で泊まったのですが、
予想以上に素敵な街で、ホテルも素晴らしく、南イタリアの中でも
とても印象に残っている街です。
もし時間がありましたらカーポ通りを上がってソレントの全景を
見てくださいね。
スーパーマーケットに行かれるならソレント駅のちょうど北のあたりの
通りにあります。
「夢だけど、夢じゃなかった」
気付いてくれて嬉しいっw
旅ってその連続ですよね♪
menchiさんの次の旅が踊り出したくなるような感動の連続で
ありますようにっ!!
kei
-
- 備前屋ねこさん 2013/04/24 21:41:20
- HOTEL BRISTOL
- keiさん、こんばんは♪
備前屋ねこがあらわれた!
たたかう
じゅもん
にげる
またたびをあたえる
コマンド?
keiさんの旅行記を見ていたらちょっとやってみたくなりました(笑)
keiさんの旅行記、いつも文章が楽しくて笑いながら読んでます♪
ホテルいいですね〜
何もかもが白くて広くてベランダにジャグジー、こりゃ絶頂迎えますね!
見える景色も素敵
ベランダから異国の街を見下ろしながらジャグジーに浸かる・・・いいですね〜!
15000円くらいで泊まれるなら是非泊まってみたいです
また旅行記に遊びに来ますね^^
備前屋ねこ
- keiさん からの返信 2013/04/25 10:46:10
- 3DS ドラクエ7バージョン
- 備前屋ねこがあらわれた!
たたかう
じゅもん
にげる
●またたびをあたえる
なんと、備前屋ねこはゴロゴロしながら
こちらを見ている。
モンスターじいさんのことを教えますか?
●はい
いいえ
備前屋ねこは喜んで走り去って行った。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
あ、すいません、つい遊んでしまいました。
猫ってほんとにマタタビをあげると陶酔してしまうそうですね。
あげすぎるとかえってよくないとも聞きましたが・・。
私がさっきあげたマタタビは虫の入っている漢方薬に
なるマタタビなので、備前屋さん今頃元気もりもりかな?
ソレントのホテルはあの旅行でNo.1でした。
おそらく街から少し離れているので、リーズナブル
なのでしょうね。
日本で15000円だったらビジネスホテルにちょっと毛が生えた
くらいのお部屋しかないもんねー。
南イタリアは本気で本当にもう一度行きたいです。
ねこさんも今回インドでかなりいいホテルに泊まっていますよね。
毎回ため息混じりで見ています。
そして、なんでブランコがあんの!?ってつっこみ入れてます
そしていけないことを思ったりも・・・(^u^)プププ
-
- るなさん 2012/04/19 16:24:01
- Proprio bella!
- すみません、続けてコメントf^_^;)
ソレントも素敵〜
ポジターノに向かう車から見たソレントの街は、断崖の風景だけが目に焼き付いています。この街もいつか歩いてみたいなって思いました。
Stayされたホテルもとっても素敵♪
I'Italia e' il migliore(sospiro)!!!あぁ〜やっぱりイタリアは最高だ。
るな
- keiさん からの返信 2012/04/19 18:04:58
- RE: Proprio bella!
- るなさん、・・・攻めるタイプですね。
男は結構コロッといきます。
私も女ですが、なぜか、コロッといきます。
そして今日は、るな先生のイタリア語会話講座。
翻訳ページが大活躍しました。
イタリアに行くと、現地の人とお話ができたら
どれだけ楽しいだろうなーって心から思います。
格段に違った旅になるでしょうね。
るなさんが、羨ましい。
やっぱり「私、お腹よく壊すから、代わりに行ってよ」
って、言ってーー!!(魂の叫び)
あ、ソレントはめっちゃ良かったです。
いいなぁー来月イタリアァァァ!!!
羨ましすぎるぅぅぅぅ!
-
- ももであさん 2012/04/08 22:42:44
- サルバトーレ登場
- カッコいいなぁ〜
さすがは夢見る文学少女 keiさん
イントロだけで惚れ惚れです♪
ぼくの純白な、清純な、純真無垢な心を、
あなた色に染めてほしくなりました。
そうなんだよねー
その一瞬一瞬は、そのときだけ。
自分の感性だって常に変化している。
だからこそ、真剣勝負で旅したい。
「旅に理由はいらない。
旅は、旅であるというだけで十分なのだから」
とそこへ、最終ボス サルバトーレ登場
いきなり“1泊ではダメです攻撃”
▼ たたかう
はなす
じゅもん
にげる
ダメだ、ファイヤーが効かない…
ようし、こうなったら究極秘奥義
“ヨロチクビーム( -з-)” →→→ !
- keiさん からの返信 2012/04/09 11:27:39
- ラスボス〜!!
- ももであさん、こんにちは。
そうかっ、サルバドーレはラスボスだったのかっ!
どおりであやつめ、やさしい振りして、善良な
旅行者からもっと宿泊させて、お金を絞り取ろうと
いう魂胆だったのね!!
よぉーし!応戦するわよー!
ヨロチクビームでかなり弱ったはずだから、
止めよっ!
オッパイボンバーァー∂-_-)=○○○)))))))
・・・・ええ年こいて、何やってんだか・・・。
私は夢見るゲーム(RPG)少女(大昔)でもあるのです。
「旅に理由はいらない〜〜
は、この言葉にしようか、今使っている言葉にしようか、
迷いました。
もっと感性を磨きたいって常日頃思っています。
だから努めて本を読んだり映画を観たりするけど、
自分が経験するにこしたことはないですね。
旅はその手段にはもってこいですね。
kei
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