大和川酒造店(福島県喜多方市)

2012/04/28 - 2012/04/29

　喜多方市字寺町にある大和川酒造は寛政2年（1790年）創業の老舗酒造であり、220年余の伝統を誇る酒蔵である。現在の当主は9代目で、代々、弥右衛門を襲名してきている。自社酒米田を有し、名実共に地酒を醸す。喜多方の文化継承に大きな役割を果たしてきた老舗でもある。また、北方風土舘での酒蔵見学と利き酒ははずせない。
　蔵の内外に4つの湧水があり、いずれもそのまま飲める。喜多方が水の清らかな街であることを何よりも実感させてくれる蔵元である。多くの蔵が建ち並び、母屋の座敷も立派であるが、やはり幻滅してしまうのは、こうした立派な母屋でも屋根にはトタン板が上がっていることであろうか。日本国内ならこうした老舗の蔵元には普通は瓦か銅瓦が上がっているものだ。喜多方の価値観は理解できないところでもある。
（表紙写真は大和川酒造店北方風土舘の湧水)

エリア 喜多方(福島)

蔵。

大和川酒造の表門。

「蔵のまち喜多方　大和川酒造店」の看板。

大和川酒造の蔵。

大和川酒造のトタン屋根の建物群。

大和川酒造の蔵。庇は瓦屋根であるが、土蔵の屋根はトタン屋根だ。

大和川の酒樽の前には湧水が。

奥の土蔵は庇も瓦屋根だ。

奥の土蔵は庇も瓦屋根だ。

大和川酒造の蔵の屋根にはトタン屋根が目立つ。

土蔵風な玄関。

母屋。トタン屋根だ。レンガ煙突が立つ。

レンガ煙突とトタン屋根の母屋。

トタン屋根の母屋。

母屋の神棚。

大黒様。

大黒様横の湧水。

レンガ煙突。

蔵。

蔵の展示。

大正蔵。

酒を寝かしている。

六角のレンガ煙突。

蔵の中の音楽ホール。

奥の湧水。

屋根の構造物。

大和川酒造店北方風土舘の湧水。

大和川酒造店北方風土舘の湧水。

大和川酒造店北方風土舘の販売品。

大和川酒造店のトタン屋根群。

大和川酒造店の前の通り。石畳だ。上にはお金を掛けなくても下にはお金を掛けるようだ。