Les Vacances Parisiennes ⑥番外編 ヴェルサイユ宮殿

2012/03/31 - 2012/04/06

　今回の旅行ではパリのみで行こう。その計画でしたが急きょ（旅行1週間前）、近くでもあり是非観たいと云う心変わりでベルサイユ宮殿を加えました。早速みゅうのヴェルサイユ半日ＯＰツァーに参加した次第です。マリー・アントワネット離宮（トリアノン）を含むコースが希望でしたが、4月下旬からとのことでやむをえず同午前コースにしました。

　ヴェルサイユ宮殿はルイ14世が築いた豪華絢爛な宮殿です。ブルボン王朝の栄枯の歴史を訪れる。その意味に於いて絶頂と滅亡のドラマを見る・・・・そんな思いでこの宮殿の正面に立った。（写真）
　

エリア パリ(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

　今日（４日目）はヴェルサイユ宮殿半日観光です。朝８時、ギャラリー・ラファイエット前（写真）に集合です。バスが迎えに来てほぼ満員、８時１５分定刻どおり出発しました。。

　ヴィルサイユ宮殿到着です。
正面の鉄柵門。入り口から金ピカです。思わずその煌びやかさに感嘆。

宮殿前の広場。

同上。

個人観光の入り口がここです。

同上。
　入場券を手にいよいよ宮殿内へ入場です。案内人説明者もなく自由に見学ＯＫとのこと。

宮殿内へ入りました。
　王室礼拝堂。高い天井には美しい天井画が・・・。

同上。

ルイ１４世の肖像画です。
　このヴェルサイユ宮殿の主人公と云うべき人物。　ブルボン王朝絶頂期の国王、「太陽王」と呼ばれた。

マリー・レクザンスカの肖像画です。
　彼女はルイ15世の妃でルイ16世・ルイ18世・シャルル10世の祖母になります。名高い愛妾たちの影で・・・・・・・・２男８女の子供を生んだ。

ここでライバルを１人登場させます。
　ポンパドール夫人。（ルーヴル美術館所蔵）　ルイ15世の寵姫（チョウキ）として有名です。

ルイ15世の肖像です。
　曽祖父のルイ14世の死により僅か５歳で即位した。（ブルボン王朝第４代）
　フランス１番の美男子、政治には関心を示せず多くの愛妾を持った彼の人生は如何なるものだったか？・・・・・。時代の趨勢とはいえ、悲運な道をたどった孫のルイ16世の比べれば・・・２人の国王の生き様には感慨深いものがある。

ルイ１６世の肖像画です。
　戴冠式の衣装だそうです。

王妃マリー・アントワネットと子供たちの肖像画です。
　ルイ16世との間に4人の子供（写真は3人）に恵まれたが長女以外は夭折した。

鏡の間（鏡の回廊）。
　まばゆいばかりのこの空間。素晴らしいのひと言です。　この宮殿見学コースのハイライトと云うべきか。

同上。

ダヴィッド「ナポレオン１世の戴冠式」。
　ヴィルサイユ宮殿にきてこの絵画を観ようとは・・・・・・・。ルーヴル美術館の模写画なのでしょうか？。

参考絵画。ルーヴル美術館所蔵。
　どこが変わっているか私は判りませんでした。前後してパリ＆ヴェルサイユの旅行記を投稿された方に教えて頂きました。見比べると確かに納得です、ありがとうございました。

宮殿北近くの庭園を歩きました。

同上。
　この時期チューリップが咲き乱れていました。

同上。

同上。

同上。

同上。

同上。
　水庭にはブロンズ像が。

元の場所に戻ってきました。
　ヴェルサイユ宮殿の見学を終えました。２～３時間ではありましたがこの宮殿内でくり広げられたドラマをを観ることができたと思っています。（見学前に望んでいた様に）　ほんの僅かに等しいかもしれないが、自身にとっては貴重な体験をした思いです。
　当初、パリ旅行の予定にはなかっったこのヴェルサイユ宮殿の観光です。本当にきて良かった。そんな感想をもとに旅行記の追加を思い立った次第です。　（⑥番外編 ヴェルサイユ宮殿 ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－終わりー
　

この旅行記へのコメント （8）

• yamayuri2001さん 2024/03/18 11:10:21

  懐かしい鏡の間！

  ryujiさん、こんにちは。
  ヴェルサイユ宮殿の旅行記、とても懐かしく拝見しました。
  私がヴェルサイユ宮殿に行ったのは、
  ryujiさんよりも少し前ですけれど、
  大勢の観光客が　次々とバスやメトロから
  ヴェルサイユ宮殿に向かって吐き出されるのに、
  中に入ると、意外と空いていたのを思い出しました。
  それだけ宮殿の規模が大きいということですね。
  今はきっと、そうもいかないのかと思いますけれども、
  あのゴージャスな宮殿は、
  やはり一度見る価値があるなと思います。
  とても懐かしくて、心が温まりました。
  yamayuri2001

  ryujiさん からの返信 2024/03/18 19:59:10

  Re: 懐かしい鏡の間！

  　こんばんは、yamayuri2001さん。
  
  　ご無沙汰しております。昨今は、旅行においては無縁状態で家の中でおとなしく過ごしております。この度は、小生の古～い（12年近く前の）旅行記を見て頂き感謝・感激しております。
  
  　思い起こすにヴェルサイユ宮殿、よかったなぁ～のひとことに尽きます。おっしゃる通り、宮殿の「鏡の間」は圧巻でした！。　フランスの華やかで良き時代にタイム・スリップした体験は、自身の素晴らしい思い出となりました。　yamayuri2001さんも行かれたのですね、おそらくは小生と思いを同じくされた事と思います。旅行での思いの共有、ありがたくも嬉しくコメントを拝見した次第です。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ryuji
  
  　

• うふふ♪♪さん 2021/11/13 15:45:59

  とてもたくさんの名所を廻られたんですネ！パワフル！！

  ryujiさんへ☆☆
  
  うふふ♪♪です♡
  
  ベルサイユ、とても熱心に廻られたんですネ！
  他にもたくさん廻っていらっしゃって、ただただすごいなぁ～！と！
  
  うふふ♪♪もパリ行ってるのに、
  ベルサイユも行ったのに、
  ベルサイユに至っては、何一つ覚えてません💦💦
  ノートルダムやルーブルも素通りでした××・・💧💧
  何しに行ったんでしょうネ💧
  
  改めて、ryujiさんの旅行記で、
  （へぇ～、こんなにすごいところだったんだぁ～・・）
  などと、ボケた感想を漏らしていました（大恥💧💧）。
  
  サンクレール寺院は大好きなお寺です♪♪
  美しい♪
  でも、Ａちゃんには「ここ、ガラ悪いってわかってんの？！！」
  と怒られてしまう羽目に・・・
  ムーランルージュだけは行きました！
  良かったです！！！
  最後のフレンチカンカンで曲に合わせて、小刻みに身体を揺らしていたら、
  そんなことやっているのはうふふ♪♪１人で、恥ずかしかったです💧💧
  
  いつも詳細で、素敵な旅行記をありがとうございます！！
  
  そうだ！
  ゴールドコスト編の星空、とても美しかったです！！
  初めて南半球に行ったとき、南十字星を必死で探したことを思い出しました。
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　うふふ♪♪

  ryujiさん からの返信 2021/11/14 13:46:38

  RE: また・またの旅行記コメントを頂きありがとうございます！！

  > ryujiさんへ☆☆
  >
  > うふふ♪♪です?
  >
  > ベルサイユ、とても熱心に廻られたんですネ！
  > 他にもたくさん廻っていらっしゃって、ただただすごいなぁ?！と！
  >
  > うふふ♪♪もパリ行ってるのに、
  > ベルサイユも行ったのに、
  > ベルサイユに至っては、何一つ覚えてません💦💦
  > ノートルダムやルーブルも素通りでした××・・💧💧
  > 何しに行ったんでしょうネ💧
  >
  > 改めて、ryujiさんの旅行記で、
  > （へぇ?、こんなにすごいところだったんだぁ?・・）
  > などと、ボケた感想を漏らしていました（大恥💧💧）。
  >
  > サンクレール寺院は大好きなお寺です♪♪
  > 美しい♪
  > でも、Ａちゃんには「ここ、ガラ悪いってわかってんの？！！」
  > と怒られてしまう羽目に・・・
  > ムーランルージュだけは行きました！
  > 良かったです！！！
  > 最後のフレンチカンカンで曲に合わせて、小刻みに身体を揺らしていたら、
  > そんなことやっているのはうふふ♪♪１人で、恥ずかしかったです💧💧
  >
  > いつも詳細で、素敵な旅行記をありがとうございます！！
  
  　こんにちはうふふ♪♪さん。　
  
  　パリ旅行記を見て頂きありがとう、嬉しく拝見です。　うふふ♪♪さんもフランス体験で、私はがめつい性格の方で、何か勿体ないご旅行ではないかと思いました。（失礼しました）
  
  　そうですね、私はパリを中心に＋ベルサイユ宮殿を廻りました。　やはり大きく日本と違った文化に触れ、とても有意義な体験を得る事が出来た旅と思っています。　中でも印象深かったのは、おっしゃるベルサイユ宮殿ね。　兎に角、美しい!のひと言に尽きます。
  
  　それと、うふふ♪♪さんがフレンチカンカンを踊られたムーランルージュとサクレ・クール寺院も素敵だった。　今から考えてみると、この旅行は行っておいてよかったそのような感じです。（年老いた身と昨今のコロナ禍を鑑みると）　
  
  　このように旅行記を通しての共有出来た事は嬉しい限りです。
  >
  > そうだ！
  > ゴールドコスト編の星空、とても美しかったです！！
  > 初めて南半球に行ったとき、南十字星を必死で探したことを思い出しました。
  
  　最後に話題にして頂きました、星空・南十字星について。　
  
  　私好きなんですよね、南十字星が。　確か最初のオーストラリア旅行記で、「南十字星を恋人に逢いに行くような思い」と生意気なことを述べましたが。　私自身、若い頃全くモテませんでしたので削除ですね。　ましてや星に興味を持つ男はネクラです。　でもこれでいい〜んです、家内と二人の子に恵まれた私の人生!。
  
  　アリガトウ、うふふ♪♪さん。
  、>
  >
  > 　　　　　　　　　　　　　　　　　うふふ♪♪
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　ryuji

• ドロミティさん 2016/06/04 01:26:06

  初めてご挨拶いたします。

  ryujiさん、初めまして。
  
  「Les Vacances Parisiennes?〜?」の旅行記を拝見させていただきまして、どうもありがとうございました。
  
  綺麗なお写真と親切で的確な解説で読み応えのある旅行記ばかりで、楽しく読ませていただきました。
  
  また、いつもご訪問してくださいまして、どうもありがとうございます。
  私の拙い旅行記をご覧いただくのが申し訳なくなりました^^;
  
  ryujiさんの国内外の旅行記、これからもまた拝見させていただきたく、どうぞ宜しくお願いいたします。　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ
  
  
  

  ryujiさん からの返信 2016/06/04 06:50:31

  RE: こちらこそよろしくお願いします

  > ryujiさん、初めまして。
  >
  > 「Les Vacances Parisiennes?〜?」の旅行記を拝見させていただきまして、どうもありがとうございました。
  
  　おはようございます、ドロミティさん。
  
  　パリ旅行記を見て頂きありがとうございます。　そう言えばもう4年もたっておりました、つい昨日の事ようの思っておりましたが。
  >
  > 綺麗なお写真と親切で的確な解説で読み応えのある旅行記ばかりで、楽しく読ませていただきました。
  
  　いえいえお恥ずかしい旅行記で。　自身としては大変思い入れのある旅でした。　どれもこれも印象深い事ばかりでした。　思い起こすにナポレオンが心血を注いで創らせたという「凱旋門」（エトワール）、芸術家が愛してやまなかった「モンマルトルの丘」etc、感慨深いものでした。
  >
  > また、いつもご訪問してくださいまして、どうもありがとうございます。
  > 私の拙い旅行記をご覧いただくのが申し訳なくなりました^^;
  
  　沖縄旅行見せてもらいましたよ、ステキです。　私も行きたくなりました。　（日本なのに行ったことがない）　いい〜ですねぇ、青い空にエメラルドグリーンの海、ドロミティさんのキャッチフレーズをつい使ってしまいました。　（ゴメンナサイ）
  >
  > ryujiさんの国内外の旅行記、これからもまた拝見させていただきたく、どうぞ宜しくお願いいたします。　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ
  
  　この度は書き込みメールを頂きありがとうございます。　こちらこそよろしくお願い致します。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ryuji
  >
  >
  >

• konomiさん 2014/06/20 06:48:37

  3月のヴェルサイユ　きれいですね

  3月4月だと、庭に花が咲いていてきれいですね。
  12月に行ったときには天気も悪かったんで、灰色一色の風景でした(笑)
  
  青空が見えてとてもきれいな写真・・・うらやましいです（＾＾）
  
  ルイ15世と16世では本当に天と地の生涯ですね。
  本当に感慨深いです。
  
  この間、フランス映画の「ポンパドゥール」をレンタルしてみたんですけど、ルイ15世を演じていたのがフランスで「ハンサムだけどちょっと知性に欠ける」・・・とよく揶揄されるヴァンサン・ペレーズでした(笑)
  
  宮廷の駆け引きを描いてあり、興味深かったです。
  
  今度ヴェルサイユに行くときにはぜひ春に・・・・と思っています。
  
  

  ryujiさん からの返信 2014/06/20 13:11:52

  RE: 3月のヴェルサイユ　きれいですね

  > 3月4月だと、庭に花が咲いていてきれいですね。
  > 12月に行ったときには天気も悪かったんで、灰色一色の風景でした(笑)
  >
  > 青空が見えてとてもきれいな写真・・・うらやましいです（＾＾）
  
  　こんにちは、konomiさま。ヴェルサイユ宮殿の旅行記を見て頂いたのですね、ありがとうございます。お天気の方はまずまずてとところでしょうか。写真はそれほどではありませんが、気分の良いＯＰツアーでした。
  >
  > ルイ15世と16世では本当に天と地の生涯ですね。
  > 本当に感慨深いです。
  
  　そうですね、おっしゃるとおりです。どんなに高貴な王の家系でも、それぞれの人生があり、致し方の無いといえばそうなんでしょうけど、これが歴史なんでしょうね。
  >
  > この間、フランス映画の「ポンパドゥール」をレンタルしてみたんですけど、ルイ15世を演じていたのがフランスで「ハンサムだけどちょっと知性に欠ける」・・・とよく揶揄されるヴァンサン・ペレーズでした(笑)
  >
  > 宮廷の駆け引きを描いてあり、興味深かったです。
  
  　ポンパドール婦人の映画がありましたっけ？、小生興味だけは旺盛なので探して勉強します。
  >
  > 今度ヴェルサイユに行くときにはぜひ春に・・・・と思っています。
  
  　それはお楽しみのことです。　ところでkonomiさんの旅行記、「ルーヴル・ドノン翼の美女たち」を拝読しました。　素晴らしい！の一言です。これって小生が待ち望んでいた旅行記で、小生の為に・・・・・ごめんなさい、言い過ぎはよくありませんね。　興味深く見せて頂きました。
  
  　小生もルーヴルは貪欲に廻ったのですが、なかなかうまく巡り逢えないものです。　大好きな絵、ジロデの「アタラの埋葬」もそうです。　限られた時間で仕方ないことです。
  
  　書き込みメールを頂いた事嬉しく思っています、ありがとう。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ryuji
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