2011/04/26 - 2011/05/01
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なおぞう22さん
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2011年4月26日〜2011年5月1日の日程で1人でParisに行きました。
今回ももちろん、セジュール・ア・パリさんのアパルトマンに滞在する『暮らす』旅です☆
2010年(平成22年)2月22日に入籍し、新婚旅行には行きましたが挙式や披露宴などはしていませんでした。
主人とは付き合いが長かったこともあり、別にしなくてもいいよね・・と言っていたのですが、両親や共通の友人達から「結婚式はいつやるんだ?」と度々聞かれ、そうか、結婚式は自分達のためというより、これまで見守ってくれていた家族や友人達へ感謝の気持ちを伝える場でもあるんだ!と気付き、急遽行なうことを決めました^^*
そして、その結婚パーティでゲストに渡すプレゼントの品を買うため(←口実)にパリ行きを決定♪
主人は仕事があったため一人旅となりましたが、連日買い物三昧だったので、一人でよかったかも・・^^;
数年前からクレジットカード利用で貯めていたデルタ航空のマイルがかなり貯まっていたので、特典航空券でエールフランス便を利用しました。荷物の重量制限や短期間の旅行での疲れを考慮してビジネスクラスです☆
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◆日程◆
2011.04.26 成田→Paris
2011.04.27 お買い物(スーパー)、震災チャリティイベント
2011.04.28 お買い物(マレ地区を中心に雑貨屋数軒、プランタン)
2011.04.29 カフェマルリーで朝食、お買い物(サンジェルマン地区を中心に雑貨屋他、ボンマルシェ)、友人と夕食
2011.04.30 お買い物(ブロカント、シテ島、マドレーヌ寺院他)、出国
2011.05.01 成田着
パリへ行くのは7回目。直近の3年間では5回目の個人旅行なので、少し慣れが出てきていたかもしれません。最終的には大事には至りませんでしたが、自分の考えの甘さを思い知らされる出来事が起きました。
個人旅行は何があっても全て自分の責任で、自分で対処しなければならないという事を改めて思い知りました。いい経験になりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2011.04.26(火)成田出発
大きいスーツケースは前日空港へ送っておいたので、手荷物をもって会社から空港へ直行しました。
19時過ぎに空港へ到着。
出発ロビーは閑散としていて、搭乗手続きも出国審査も並びませんでした。 -
今回はエールフランス。夜便は初めてです♪
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ビジネスクラス利用なので出発までラウンジでのんびりすることにします。
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今回、デルタのマイレージでエールフランスの特典航空券を手に入れました。
事前にブログなどで情報収集した時に、デルタのラウンジも入れたと何人か書いている方がいらしたのですが、私が行った時は「こちらはご利用になれません」と断られてしまい、エールフランスのラウンジしか利用できませんでした・・残念。 -
開放的で明るいラウンジです。
一人だとちょっと落ち着かない・・。 -
日本もフランスも、エールフランスのラウンジはお酒とチーズがダメな私にはあまり利用価値がありません^^;
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とはいえ、仕事帰りに会社から空港に直行で空腹だったので、食べられるもので軽く腹ごしらえ。
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今回実は旅のお供に「iPad」を楽天のお店でレンタルして持っていきました。ラウンジは無線LANがあるのでメールチェックをしたり、調べ物をしていたらあっというまに搭乗時間になりました。
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ドアクローズしてスポットを離れてから離陸するまで結構時間がかかりました。
定刻で22時前の便ですが、食事はしっかりと提供されました。 -
前菜・サラダ・パン。
パンはほんのり温かいです。
ビジネス担当の客室乗務員さんの中に日本人はいませんでしたが、日本語ペラペラのイケメンCAさんがいて、何でも日本語で頼めたので気楽でした。 -
パンをお代わりして、サフランライスのメインとチーズ。
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デザートたっぷり。
いつもならコーヒーですが、初めて深夜便に乗ったので、ハーブティーにしてみました。
FAUCHONのティーバッグが数種類あるようでしたが、CAさんがお薦めというものにしてもらいました。 -
『Le marchand de reve』
ルイボス、カモミール、バーベナ、ハチミツ入り。
ほんのり甘くてとてもおいしかったです!
パリでFAUCHONに買いに行こうと思ったのに忘れてしまい、日本に戻ってから探しましたが日本では売っていないようです。 -
ギャレーにはフルーツやお菓子が。
3年前にエールフランスのビジネスに乗った時はカップ麺やおにぎり、スナック、アイスなどもっといろいろありましたが、今回は結構質素な品揃えでした。深夜便だからかな。 -
朝食はオムレツです。
飲み物はホットココアをお願いしてみました。 -
イケメンフランス人CAさんからアンケートを頼まれました。
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質問が細かく、たくさんあったので、いい暇つぶしになりました^^
こういうのって、御礼にボールペンか何かくれるのかな〜とちょっと期待していたのですが、特に何ももらえませんでした。。 -
2011.04.27(水)早朝 CDG空港到着!
ビジネスクラスだったので混む前にイミグレーションを通過でき、あっという間に手荷物受け取り所へ・・と、大きな荷物を受け取る前にトイレ〜と思い入ったらこんな素敵なトイレでテンションアップ!
トイレの写真を撮ったりしてこのときはまだ余裕があったのですが・・・・・この後とんでもない大事件を起こしてしまいました。 -
トイレを出て、スーツケースを受け取りに向かいます。
エールフランスの到着ラウンジは制限エリア外なので、カートをもってきて手荷物のボストンバックを載せ、間もなく出てきたスーツケースを載せ、制限エリアを出ます。 -
到着したのは2Eターミナル。ここからRERの駅エリアを通過し、2Cターミナルの端にある到着ラウンジまで歩きます。
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途中1箇所、EVかエスカレーターに乗るところがあります。
EVは2台。ちょっと待たされますが、引き続きカートを利用したい人はEVがお薦めです。 -
飛行機には日本語が上手で親切なCAさんがいてリラックス出来たし、イミグレーションも空いていて、荷物もすぐに出てきたのでスイスイっと制限エリアを出られて、旅の始まりはとっても順調でした。
-
RERとTGVの駅を横目に通過。
まだ朝5時前なので人もまばら。どちらかというと、旅行者よりもターミナルに向かう職員らしき人のほうが多いです。 -
5分ほど歩いてやっとターミナル2Cに入ります。
人はほとんどいませんが、明るくて怖い感じはありません。 -
ターミナル2Cの端まできました。ここから先は2Aです。
この手前左手にエールフランスの到着ラウンジがありますが、まだ閉まっていて、開くのを待っている人が2人いました。
シャワーを利用したかったので、ここまでちょっと急いでやって来ましたが、3人目なら待たずに使えるかなと思いホッとした時、とんでもない事に気付いたのです!!!
・・・・・バッグがない!・・・!! -
今回、スーツケースのほかに、私はキャリー付のボストンバッグと、ショルダーバッグを持ち、貴重品の入ったポーチを肩から掛けていました。
でも、ここでショルダーバッグがないことに気付いたのです!(焦)
サーーーっと血の気が引き、目の前が真っ暗になり、動揺して、どこでどう失くしたのか必死で思い出しますが、頭が回りません。
とにかく、一つずつ、落ち着いて自分の行動を思い返してみると、どうやらスーツケースを受け取る前のあのトイレに置いてきてしまったかもしれない、ということがわかりました。 -
とにかく戻らなくては!!と思い、片道10分程かかる通路をカートを押しながらダッシュでターミナル2Eまで戻りました。
やばいやばいやばい・・!!!
と気が気ではありません。悪いことばかり想像します。
唯一の救いは、飛行機を降りる時にショルダーバッグからポーチを出し、大切なもの(パスポート、搭乗券、お財布)を身に付けていたことでした。
走っている間に段々と頭がクリアになってきて、自分はトイレのドアの内側のフックにバッグを引っ掛けたままボストンバッグだけ持って出てしまったことを思い出すことができました。でも、写真を撮っている時に日本人の女性が数人トイレに入ってきたのでトイレを出たのですが、その中の一人が私の使った個室に入ったはずなのに何も言われなかったので、トイレに置いてきたという記憶も確信は持てずにいました。
ターミナル2Eの荷物受け取り所は制限エリア外から丸見えになっています。まだ電車やバスが動く前の時間ということもあり、制限エリア内には荷物を受け取ったままベンチに座って時間を潰している人がチラホラいました。幸い、日本からの便以外にまだこのターミナルに到着した便がないようで、ベンチにいるのはほとんど日本人のようでした。 -
私は透明な壁を叩いて、ベンチに座っている旅慣れた感じの一人の女性に声をかけました。女性は私の声に気付いて壁際まで来てくれ、話を聞いてくれました。そして「あぁ、あそこのトイレ?確かにカバン、ありましたよ!」と言われたのです。わあーーーー!やっぱりトイレにーーー!!と、置いてきた場所がわかったのは良かったものの、再び不安になり動揺しました。女性は、ちょっと見てきますね、と言ってわざわざ見に行ってくれました。
女性が戻ってくるまでの数分。すごく長く感じました。遠くにある階段を手ぶらで降りてきた女性を見た時、ダメだったかーーーー!ととてつもない後悔とショックに襲われました。
女性は、「私がさっき入った時はまだあったんですけど、今はもうなかったです。ちょっとあそこの係り員に聞いてみますね」と言って、空港職員に声をかけてくれました。そして、職員が私を見るなり、制限エリア内に戻れというジェスチャーをするので、出入り口まで行くと、たぶん普通は有り得ない事だと思いますが、中に入れてくれたのです。 -
そして、こちらにはカバンは届いていないから、もう一度自分の目で確かめてくるように、と言われ私は走ってトイレに行きました。ちょうどその頃どこかからの便が着いたようで、イミグレーションを通過した外人がゾロゾロとこちらに向かってきていましたが、急いでトイレに入り確認。やっぱりもうそこにはありませんでした・・・。
カバンにはレンタルしたiPadとレンタルした海外用携帯、ガイドブック、そして電子辞書などが入っていました。レンタル品は弁償すれば済む物ですが、実はカバンがこの旅用に買ったばかりのものだったのでショックでした。
入り口に戻って空港職員の人になかったと伝えると、これ以上は何もできないから警察に行ってくれと言われ、先ほどの女性に御礼を言ってから再度制限エリアを出ました。ちょうどインフォメーションに人がいるのが見えたので、遺失物の取り扱いについて聞いてみようと思ったものの、気が動転しているので言葉が出てきません。しかも頼みの綱の辞書は失くしたカバンの中です・・。とりあえず警察の場所だけ聞いて向かってみることにしました。 -
一つ上の出発ロビー階に警官がいる場所があると言われ向かうと、空港職員の出入り口に辿り着き、職員の出入りをチェックする警官の詰め所がありました。そこで、思いつく限りの単語を使って、カバンをトイレに置き忘れたこと、トイレの場所、カバンの形状などをなんとかフランス語で伝えました。するとちょっと待っててと言われ、その場でしばらく待たされました。このときはもう半ば諦めていたので、レンタル品の弁償金いくらかなとか、無くて困るものは他に入れていなかったかなとか考えていると、先ほどの警官が笑みを浮かべながら私のカバンを持って戻ってきたのです!!!
驚きと喜びと安堵と、その時の私はなんとも言えない表情をしていたと思います。
警官は「あったよ!良かったね」と言ったあと、一応中に何が入っているか言ってみて、と言うので「iPadと本と・・・」と言い始めたら「OK!」と認めてくれて、これから書類作成するから待っててと言ってカバンを持って再び奥へ行き、数分後に戻ってきてその書類にサインをしてカバンを受け取ることができました。「何か取られてない?」と言うので慌てて確認しましたが大丈夫そうだったのでそのまま御礼を言って再びターミナル2Cの到着ラウンジへ向かいました。 -
すっかり疲れきってラウンジへ着くと、受付のお姉さんが明るく迎えてくれました。シャワー使えますか?と聞くと「もちろん!」とすぐに鍵を渡され、無事に待たずにシャワーを使うことが出来ました。
-
ここのシャワーを待たずに使いたかったばっかりに、急いでいて注意力が散漫になっていたわけですが、最終的に何事もなくここにたどり着けて良かった〜と安心して、しばらくシャワールーム内のベンチでボーっとしてしまいました。
これには、本当にたくさんの幸運が重なっていたと思います。
まず、日本からの到着便しかまだない時間で日本人がほとんどだったこと。届けてくれた人が誰かまではわかりませんでしたが間違いなく日本人だったことでしょう。本当にありがとうございました!!!
そして、見ず知らずの私の声に耳を傾けてくれた女性。大変感謝しています!動揺していてうっかりしましたが、お名前と連絡先くらい聞いておくんだった・・とあとから思いました。カバンが戻って再び荷物受け取り所の前を通った時にはもういらっしゃいませんでした。
なんだかいい感じ♪と旅をスタートさせて気持ちが緩んでいたと思うので、ここでこういう思いをして良かったです。この事件のおかげで、気を抜かずに何事もなく旅を終えることができたと思っています。 -
シャワールームはスーツケースを広げてもゆったりのスペースです。
さっぱりして着替えて、今日一日を始める準備が整いました。 -
アメニティはロクシタン。
持参したシャンプーなどを使うことができたので、これはこのままお持ち帰り。 -
7時過ぎのサロンはそこそこ人がいました。
食事はパンやチーズ、シリアルなどが用意されていました。 -
ジュース、カフェラテ、クロワッサン、パンオショコラで朝食。
まだ完全に動揺はおさまっておらず、落ち着かない気持ちのまま食べました。 -
8時過ぎ頃ラウンジを出て、ターミナル2Aのほうへ少し歩いたところにあるバス乗り場から、エールフランスの凱旋門方面のリムジンバスに乗りました。
-
今までRATPのロワッシーバス(ROISSY BUS)でオペラまで乗ったことがありますが、エールフランスのリムジンバスは初めて。
スーツケースは車内ではなくバスの下にある荷物置場へ。
チケットは運転手から直接買いました。 -
バスは少し渋滞に巻き込まれつつ、ポルトマイヨ経由で凱旋門へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ムロろ~んさん 2013/06/07 11:16:25
- 私も焦りますよ!
- なおぞう22さま
ムロろ〜んです。
この度はフォローをして下さりありがとうございます。
未熟者ですが何卒宜しくお願い致します。
私も忘れ物をしてしまうので、特に海外では場を離れる時に何度も確認をしてしまいます。一番忘れやすいものといったら帽子です!
坊主頭なのですが、帽子を被る習慣がなくって、喫茶店のテーブルや飛行機のシートポケットに忘れたりとするんです。
I-PADとか忘れると焦りますよね。気持ちが分かるなぁと思いながら拝見しました。
見つかって良かったですね。これはすごいと思いました。
お互いに気をつけて旅できればと思います。
ムロろ〜ん(^人^)
- なおぞう22さん からの返信 2013/06/10 16:35:36
- 気を付けましょう!
- ムロろ〜んさま
旅先での忘れ物は考えただけでも怖いですね!(>_<)
楽しい思い出も一気にふっとんでしまいます・・。
帽子は私も旅行の時にしか被らないのでキケンな物の一つです。
お互い気を付けましょう!!
-
- hot chocolateさん 2012/04/22 10:29:36
- アパルトマンで暮らす旅♪
- なおぞう22さま、初めまして。
パリ弾丸一人旅にお邪魔しています。
パリのアパルトマンで暮らす様な旅をしてみたい、と思っていましたので参考になりました。
パリに到着時、バッグを置き忘れた事件!では、本当に真っ青になられたでしょうね。
貴重品が入っていたらなおさらのことでしょうが、見つかって本当によかったです。
はらはらしながら読ませていただきました。
ほかの旅行記もゆっくりと読ませていただきますね。
hot chocolate
- なおぞう22さん からの返信 2012/04/23 01:57:49
- hot chocolateさま
- 初めまして!
旅行記への投票とコメント、ありがとうございます!!
バッグ置き忘れは今思い出しても恐ろしいです。
本当に心細くて悲しくて、無事バッグが戻ったことは奇跡でした^^;
パリのアパルトマン生活は一度経験したらやめられなくなりました!
特にセジュールアパリさんは、タクシーの予約やレストラン予約、買いたい品が売っているお店の検索やおススメのショコラティエの紹介など、旅行中に必要な情報や手配を、現地で「日本語で」気軽にお願いできるので助かります^^*
昨年はこのGWのあと、秋にもパリに行きました。今後も旅行記を読んでいただけると嬉しいです♪よろしくお願いします!
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