蘇州旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 2009年の12月。JALが経営破たん?というニュースを見ながら、独り言で「マイルがどうなるか分からないからどっか行こうかな」とつぶやくと、いつも私の旅行にはとりあえず反対する夫が「そうだな、使った方がいいぞ」などどすんなり賛成してくれました。結局マイルの価値などは一切変更なく、その時使う必要はなかったのですが、せっかくのチャンスなので出かけることにしました。<br /><br /> 海外へは必ず中部国際空港から出発するというシバリを自らに課している私。たまっていたJALマイルで行けるのは韓国、上海、台湾。仕事がちょうど休みになっていた22日から24日の日程で空席があったのは上海だけでした。台湾限定で一人旅を許されていたので大陸はダメと言うかと思ったら、夫はあっさりOK。よしっ、条件がなし崩し的になってきたぞ!<br /><br /> というわけで初めての大陸中国旅行が決定いたしました!やっぱり一人旅です。<br /><br /> 旅のテーマは「水郷古鎮に泊まる旅」。<br /> 上海から蘇州でバスを乗り継ぎ1時間ほど行ったところにある「同里」という古鎮にまずは一泊。2泊目は蘇州です。両夜とも古い建物をリノベートした宿に泊まります。<br /><br /> 冬の静かな水郷めぐりと伝統宿。そして路線バス、高速鉄道、上海リニアなどでの移動も楽しみです。<br /><br /> タイトル写真は蘇州の南バスターミナル。さすが大陸バスターミナルの規模が違います!

2009年 蘇州・同里の旅 1 上海から蘇州、そして同里へ

3いいね!

2009/12/22 - 2009/12/24

634位(同エリア962件中)

旅行記グループ 2009 同里・蘇州の旅

0

18

binchanさん

 2009年の12月。JALが経営破たん?というニュースを見ながら、独り言で「マイルがどうなるか分からないからどっか行こうかな」とつぶやくと、いつも私の旅行にはとりあえず反対する夫が「そうだな、使った方がいいぞ」などどすんなり賛成してくれました。結局マイルの価値などは一切変更なく、その時使う必要はなかったのですが、せっかくのチャンスなので出かけることにしました。

 海外へは必ず中部国際空港から出発するというシバリを自らに課している私。たまっていたJALマイルで行けるのは韓国、上海、台湾。仕事がちょうど休みになっていた22日から24日の日程で空席があったのは上海だけでした。台湾限定で一人旅を許されていたので大陸はダメと言うかと思ったら、夫はあっさりOK。よしっ、条件がなし崩し的になってきたぞ!

 というわけで初めての大陸中国旅行が決定いたしました!やっぱり一人旅です。

 旅のテーマは「水郷古鎮に泊まる旅」。
 上海から蘇州でバスを乗り継ぎ1時間ほど行ったところにある「同里」という古鎮にまずは一泊。2泊目は蘇州です。両夜とも古い建物をリノベートした宿に泊まります。

 冬の静かな水郷めぐりと伝統宿。そして路線バス、高速鉄道、上海リニアなどでの移動も楽しみです。

 タイトル写真は蘇州の南バスターミナル。さすが大陸バスターミナルの規模が違います!

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  11:00、上海浦東空港に到着。<br /> 両替したあとリニア駅に交通カードを買いに行きました。ここの係員さんが大変無愛想で、大陸に来たなあ?という実感が…<br /> でも大陸中国の人がみなさん無愛想というわけではありません。町の人、ホテルの人などは皆さん親切で気さくでした。概して空港、鉄道などの公共機関の係員さんが無愛想だった印象です。そういうお仕事なんですよね。

     11:00、上海浦東空港に到着。
     両替したあとリニア駅に交通カードを買いに行きました。ここの係員さんが大変無愛想で、大陸に来たなあ?という実感が…
     でも大陸中国の人がみなさん無愛想というわけではありません。町の人、ホテルの人などは皆さん親切で気さくでした。概して空港、鉄道などの公共機関の係員さんが無愛想だった印象です。そういうお仕事なんですよね。

  •  浦東空港の長距離バス(長途客運)乗り場から蘇州行きのバスに乗ります。バスの路線や時刻表は「上海エクスプロア」というサイトで調べておきました。<br /><br /> 11:40発の切符を購入。座席は指定です。写真はバスの切符売場。

     浦東空港の長距離バス(長途客運)乗り場から蘇州行きのバスに乗ります。バスの路線や時刻表は「上海エクスプロア」というサイトで調べておきました。

     11:40発の切符を購入。座席は指定です。写真はバスの切符売場。

  •  バスの待合室。広くて割ときれいですが利用している人は少数。みなさん外で待っていました。<br /> <br /> バスは上海虹橋空港を経由し高速道路で蘇州へ向かいます。それがすごいスピードな上、頻繁に車線変更しては追い越し追い越されの連続。先頭の座席だった私は、最初は怖くて手に汗握って乗っていました。しかし慣れてくると、ただ乱暴なだけだと思っていた運転にもちゃんとルールがあり、それがわかってくると楽になりました。<br /> 日本では車間をつめてクラクションをならせば「どいて」という合図ですが、上海では「いまからこっちがお前を抜かすから車線を変えたり、スピードあげたりするなよ」と言う意味らしいです。これは歩行者も同様で、道を歩いているとき、電動バイクや自転車にクラクションを鳴らされたらあわてて立ち止まったり、道をあけたりしてはいけないようです。

     バスの待合室。広くて割ときれいですが利用している人は少数。みなさん外で待っていました。
     
     バスは上海虹橋空港を経由し高速道路で蘇州へ向かいます。それがすごいスピードな上、頻繁に車線変更しては追い越し追い越されの連続。先頭の座席だった私は、最初は怖くて手に汗握って乗っていました。しかし慣れてくると、ただ乱暴なだけだと思っていた運転にもちゃんとルールがあり、それがわかってくると楽になりました。
     日本では車間をつめてクラクションをならせば「どいて」という合図ですが、上海では「いまからこっちがお前を抜かすから車線を変えたり、スピードあげたりするなよ」と言う意味らしいです。これは歩行者も同様で、道を歩いているとき、電動バイクや自転車にクラクションを鳴らされたらあわてて立ち止まったり、道をあけたりしてはいけないようです。

  •  14:30蘇州到着。干将西路のバス会社の前が終点です。<br /><br /> それにしてもず?っと平らな土地が広がっている様はさすが大陸ですね。2~3時間車で移動した程度では小山の一つも見えやしません。<br /> 

     14:30蘇州到着。干将西路のバス会社の前が終点です。

     それにしてもず?っと平らな土地が広がっている様はさすが大陸ですね。2~3時間車で移動した程度では小山の一つも見えやしません。
     

  •  今日は同里という古鎮まで行くので、そのバスが出る南バスターミナルまで市内を移動します。<br /><br /> 途中の売店で蘇州の地図を購入。干将路から人民路を南下している途中に売店がありました。この手の売店が街中にちょこちょこあり、雑誌や新聞を売っています。<br /> 地図を買ったら「あんたここがどこかわかってるかい?教えてあげよう」と地図に現在地を印してくれました。やっぱ町の人は気さくだ。

     今日は同里という古鎮まで行くので、そのバスが出る南バスターミナルまで市内を移動します。

     途中の売店で蘇州の地図を購入。干将路から人民路を南下している途中に売店がありました。この手の売店が街中にちょこちょこあり、雑誌や新聞を売っています。
     地図を買ったら「あんたここがどこかわかってるかい?教えてあげよう」と地図に現在地を印してくれました。やっぱ町の人は気さくだ。

  •  南バスターミナルに行ける路線バスを探して歩いている途中、こんな小路を発見。<br /> 人民路の飲馬橋付近、石家湾という住宅街です。

     南バスターミナルに行ける路線バスを探して歩いている途中、こんな小路を発見。
     人民路の飲馬橋付近、石家湾という住宅街です。

  •  路地を入ってみると蘇州らしい水路と古そうな建物が。<br /> 住宅街の小路にも素敵な風情が漂うとは、さすが蘇州ですね。<br /><br /> 観光街ではないので住民の邪魔にならないように注意しなくてはいけませんが、こんな小路をさまようのもいい蘇州の楽しみ方ではないかと思いました。

     路地を入ってみると蘇州らしい水路と古そうな建物が。
     住宅街の小路にも素敵な風情が漂うとは、さすが蘇州ですね。

     観光街ではないので住民の邪魔にならないように注意しなくてはいけませんが、こんな小路をさまようのもいい蘇州の楽しみ方ではないかと思いました。

  •  夏にはこんなところで夕涼みでもするのでしょうか。

     夏にはこんなところで夕涼みでもするのでしょうか。

  •  小路を抜けて十全街に出ました。<br /> ツーリストインフォメーションがある通りなので、日本から持って行ったガイドブックにも紹介されています。<br /> ホテルも多くちょっとした繁華街です。

     小路を抜けて十全街に出ました。
     ツーリストインフォメーションがある通りなので、日本から持って行ったガイドブックにも紹介されています。
     ホテルも多くちょっとした繁華街です。

  •  十全街で有料公衆トイレ発見。行けるうちに行っとこうと入ってみました。<br /> 入口で係員さんに料金を払って入ります。係員さんがいるだけあってきれいでした。

     十全街で有料公衆トイレ発見。行けるうちに行っとこうと入ってみました。
     入口で係員さんに料金を払って入ります。係員さんがいるだけあってきれいでした。

  •  ショールを家に忘れたのでここで代わりのものを買いました。<br /> これはロングベストとショールの2Wayで使えるすぐれもの。しかもすごくあたたかいのです。冬は底冷えする大陸の気候ですから、デザインだけで保温性のない服は売れないのかも。<br /> 現地のおしゃれな店で買っただけあり旅行中この服をよくほめられました。蘇州で買ったんですよと言うと「じゃ私も買おうかな」なんて言われたりして。<br /> お店の名前は忘れてしまいましたが、十全街の南側にあったお店です。

     ショールを家に忘れたのでここで代わりのものを買いました。
     これはロングベストとショールの2Wayで使えるすぐれもの。しかもすごくあたたかいのです。冬は底冷えする大陸の気候ですから、デザインだけで保温性のない服は売れないのかも。
     現地のおしゃれな店で買っただけあり旅行中この服をよくほめられました。蘇州で買ったんですよと言うと「じゃ私も買おうかな」なんて言われたりして。
     お店の名前は忘れてしまいましたが、十全街の南側にあったお店です。

  •  ショールを買った店の人に南バスターミナル行きのバスがあるバス停を教えてもらいました。<br /><br /> 網師園のバス停。<br /> 蘇州の路線バスはバス停にわかりやすい路線図があり、車内放送もしっかりあるので利用しやすいと思います。ただし表示も案内も北京語だけですけど。<br /> 路線図を見て「汽車南站」へ行く路線を探して乗りました。汽車南站=南バスターミナルです。

     ショールを買った店の人に南バスターミナル行きのバスがあるバス停を教えてもらいました。

     網師園のバス停。
     蘇州の路線バスはバス停にわかりやすい路線図があり、車内放送もしっかりあるので利用しやすいと思います。ただし表示も案内も北京語だけですけど。
     路線図を見て「汽車南站」へ行く路線を探して乗りました。汽車南站=南バスターミナルです。

  •  汽車南站北というバス停で下車し南環路を渡ってターミナルへ。<br /> <br /> バスターミナルとは思えない大きな建物にびっくり。これなら間違えようがありません。さすが大陸だなあ。

     汽車南站北というバス停で下車し南環路を渡ってターミナルへ。
     
     バスターミナルとは思えない大きな建物にびっくり。これなら間違えようがありません。さすが大陸だなあ。

  •  タイトル写真が切符売場。窓口で切符を購入しました。こういうところの係員さんはやっぱり無愛想です。まあそれはどこでもそうかな。<br /><br /> この写真は荷物のセキュリティゲート。バスに乗るのにも手荷物検査とは。ただしかなりアバウトな検査なので、実効性があるかは謎。<br />

     タイトル写真が切符売場。窓口で切符を購入しました。こういうところの係員さんはやっぱり無愛想です。まあそれはどこでもそうかな。

     この写真は荷物のセキュリティゲート。バスに乗るのにも手荷物検査とは。ただしかなりアバウトな検査なので、実効性があるかは謎。

  •  バスの待合室。行き先ごとにゲートが分かれていて、電光掲示板で出発時刻、行き先が表示されています。非常にわかりやすい。<br /> ただ、バスの路線図などは見当たらなかった(とういうより広すぎて探しだせなかったのでしょう)ので、自分が乗るバスの路線番号や終点名はあらかじめ調べておいた方がスムーズ。<br /> <br /> 出発間際になるとゲートで改札がありバスに乗り込みます。

     バスの待合室。行き先ごとにゲートが分かれていて、電光掲示板で出発時刻、行き先が表示されています。非常にわかりやすい。
     ただ、バスの路線図などは見当たらなかった(とういうより広すぎて探しだせなかったのでしょう)ので、自分が乗るバスの路線番号や終点名はあらかじめ調べておいた方がスムーズ。
     
     出発間際になるとゲートで改札がありバスに乗り込みます。

  •  バスは途中で乗客を乗せたまま給油。<br /> バスの給油、私は初体験ですが、バス旅番組で見かけたことがあるので外国ではよくあることなんでしょうね。

     バスは途中で乗客を乗せたまま給油。
     バスの給油、私は初体験ですが、バス旅番組で見かけたことがあるので外国ではよくあることなんでしょうね。

  •  同里に到着したのはすっかり日が暮れてから。<br /> バス停は古鎮からちょっと離れた路上にあるので、この古鎮入口を探し出すのがちょっと大変でした。<br /><br /> 今晩の宿は古鎮の中にあるので門をくぐって中へ。<br /> 古鎮に入るには入場料が要るのですが、営業時間外なのでとりあえず無料です。

     同里に到着したのはすっかり日が暮れてから。
     バス停は古鎮からちょっと離れた路上にあるので、この古鎮入口を探し出すのがちょっと大変でした。

     今晩の宿は古鎮の中にあるので門をくぐって中へ。
     古鎮に入るには入場料が要るのですが、営業時間外なのでとりあえず無料です。

  •  古鎮は暗めの街路灯に照らし出され、古い建物はこのように電飾でライトアップされています。夜ですが露天商もいて、門から続く通りはまだ活気にあふれていました。<br /><br /> 写真は宿がある清明街。路地に入ると店が閉まりはじめ、ひっそりとした古鎮の夜の訪れを感じます。

     古鎮は暗めの街路灯に照らし出され、古い建物はこのように電飾でライトアップされています。夜ですが露天商もいて、門から続く通りはまだ活気にあふれていました。

     写真は宿がある清明街。路地に入ると店が閉まりはじめ、ひっそりとした古鎮の夜の訪れを感じます。

この旅行記のタグ

関連タグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

中国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
中国最安 88円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

中国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP