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1).  旅の始めに<br /><br />      爆竹の しじまに落ちる 寒椿<br /><br />  僕が、時々中国に出かけていることを知っている、古くからの知人が、アジアの今を、写真か、絵画で伝える会に参加しないかと、声を掛けてきた。メンバーは自分の思い入れで、気ままにやっている人ばかりだからと聞き、旅の目的がひとつ増え、「まあ、いいか」と、参加させてもらうことになった。<br />  とは言え、写真は、そこに行ったというアリバイ写真だと考えていた僕には、人に何かを伝えるような写真は一枚もないのだ。<br />  3月に、今年の「写真・絵画展」が決まるや、僕は、慌てふためいて、「春節」の中国に向かった。 「春節」の街を歩いていると、最近は、何故か子供時代を思い出すことが多く、今回も、その気持ちに浸りながらも、写真展のことが頭から離れず、聊か落ち着きの無い旅となった。<br /><br />2).「春節」の、蘇州の街を行く<br /> <br />  今回は、馴染みのある、古くて新しい街「蘇州」を、連日、うろうろと歩き回った。「寒山寺」、「西園」、「山塘街」、「観前街」、「平江路」、「金鶏湖」、そして水郷古鎮等を、辿りながら、思いつくままに、写真を撮った。<br /><br />3).旅の終わりに<br /><br />      啓蟄の 絶え絶え雲に 忍ぶ恋      <br /><br />  僕の初めて参加する『写真・絵画展』は、3月に入って間もなく、6日間の予定で開催された。当然のことだが、僕の作品が、先輩諸氏の作品と並べられると、収まりがなく、求めるものも定まらぬ、虚ろな作品であることが、分かるのである。<br />  とは言うものの、見慣れるに従い、面白いもので、自分の作品を見つめる、入場者の目線を不安げに追い駆けながら、気恥ずかしくはあるものの、少しづつ嬉しくなっていく自分に気が付き、自信のような思いが、仄かではあるが、感じ始めていた。<br />  写真展を終えるや、新たな旅への思いを、僕は、懲りもせず、描き始めていたのである。(完)<br /><br /><br />表紙写真;江蘇省蘇州市の「金鶏湖」に架かる、「李公堤」のライトアップ<br /><br />   * Coordinator: H. Gu                                <br /><br /><br /><br /><br />

【江蘇省】 蘇州 * 春節に 旅する

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2009/01 - 2009/01

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彷徨人MU

彷徨人MUさん

1).  旅の始めに

      爆竹の しじまに落ちる 寒椿

  僕が、時々中国に出かけていることを知っている、古くからの知人が、アジアの今を、写真か、絵画で伝える会に参加しないかと、声を掛けてきた。メンバーは自分の思い入れで、気ままにやっている人ばかりだからと聞き、旅の目的がひとつ増え、「まあ、いいか」と、参加させてもらうことになった。
  とは言え、写真は、そこに行ったというアリバイ写真だと考えていた僕には、人に何かを伝えるような写真は一枚もないのだ。
  3月に、今年の「写真・絵画展」が決まるや、僕は、慌てふためいて、「春節」の中国に向かった。 「春節」の街を歩いていると、最近は、何故か子供時代を思い出すことが多く、今回も、その気持ちに浸りながらも、写真展のことが頭から離れず、聊か落ち着きの無い旅となった。

2).「春節」の、蘇州の街を行く
 
  今回は、馴染みのある、古くて新しい街「蘇州」を、連日、うろうろと歩き回った。「寒山寺」、「西園」、「山塘街」、「観前街」、「平江路」、「金鶏湖」、そして水郷古鎮等を、辿りながら、思いつくままに、写真を撮った。

3).旅の終わりに

      啓蟄の 絶え絶え雲に 忍ぶ恋      

  僕の初めて参加する『写真・絵画展』は、3月に入って間もなく、6日間の予定で開催された。当然のことだが、僕の作品が、先輩諸氏の作品と並べられると、収まりがなく、求めるものも定まらぬ、虚ろな作品であることが、分かるのである。
  とは言うものの、見慣れるに従い、面白いもので、自分の作品を見つめる、入場者の目線を不安げに追い駆けながら、気恥ずかしくはあるものの、少しづつ嬉しくなっていく自分に気が付き、自信のような思いが、仄かではあるが、感じ始めていた。
  写真展を終えるや、新たな旅への思いを、僕は、懲りもせず、描き始めていたのである。(完)


表紙写真;江蘇省蘇州市の「金鶏湖」に架かる、「李公堤」のライトアップ

* Coordinator: H. Gu




同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
  • 「寒山寺」の裏手に作られた、ギネス認定の『世界最大の石碑』である。もちろん彫られているのは、張継の『風橋夜泊』である。この石碑の大きさは、高さ10.21m,巾5.31m、厚さ1.28mある。<br /> とは言え、この石碑の拓本は、どのようにして摺るのだろうか?

    「寒山寺」の裏手に作られた、ギネス認定の『世界最大の石碑』である。もちろん彫られているのは、張継の『風橋夜泊』である。この石碑の大きさは、高さ10.21m,巾5.31m、厚さ1.28mある。
     とは言え、この石碑の拓本は、どのようにして摺るのだろうか?

  • 寒山寺の隣接に作られた世界最大の石碑と、『釣鐘堂』である。『釣鐘堂』もギネス認定であり、大人5,6人で鐘を突くことになる。

    寒山寺の隣接に作られた世界最大の石碑と、『釣鐘堂』である。『釣鐘堂』もギネス認定であり、大人5,6人で鐘を突くことになる。

  •   旧暦12月8日は仏教の『臘八会』である。ここ「西園寺」では、お米、もち米、大豆、落花生、小豆、松の実、クコ、棗、胡桃、蓮の実など18種類の穀物類を入れた「お粥」(臘八粥)が、一杯5元で参拝者に振舞われる。とても満足げに、おいしそうに食べている婦人の、穏やかな雰囲気に、シャッターを押す。

      旧暦12月8日は仏教の『臘八会』である。ここ「西園寺」では、お米、もち米、大豆、落花生、小豆、松の実、クコ、棗、胡桃、蓮の実など18種類の穀物類を入れた「お粥」(臘八粥)が、一杯5元で参拝者に振舞われる。とても満足げに、おいしそうに食べている婦人の、穏やかな雰囲気に、シャッターを押す。

  •   「西園寺」での賑わいの中で、孫に「臘八粥」を食べさせている祖母の、優しさに、シャッターを押す。

      「西園寺」での賑わいの中で、孫に「臘八粥」を食べさせている祖母の、優しさに、シャッターを押す。

  •   正月の賑わいの中、旧市内にある古い街「山塘街」(白楽天が知事であった時代からすでに繁華街であった)の運河沿いで、新婚さんたちが、路上で結婚記念写真を、並んで順番に撮ってもらっている。中国での結婚写真の多くは、街角のあちらこちらで、専門家に撮ってもらった写真を、市販されている写真雑誌のように纏め上げ、結婚記念として大事にしている。<br />  しかし、中国の離婚率は、今やアメリカ並みになりつつあると聞くと、大枚を叩いて、作った結婚記念アルバムのその後の行方が、いささか気になるのだが。

      正月の賑わいの中、旧市内にある古い街「山塘街」(白楽天が知事であった時代からすでに繁華街であった)の運河沿いで、新婚さんたちが、路上で結婚記念写真を、並んで順番に撮ってもらっている。中国での結婚写真の多くは、街角のあちらこちらで、専門家に撮ってもらった写真を、市販されている写真雑誌のように纏め上げ、結婚記念として大事にしている。
      しかし、中国の離婚率は、今やアメリカ並みになりつつあると聞くと、大枚を叩いて、作った結婚記念アルバムのその後の行方が、いささか気になるのだが。

  • 「山塘街」(続き)

    「山塘街」(続き)

  • 「山塘街」(続き)

    「山塘街」(続き)

  •   蘇州の道教寺院『玄妙観』にある,商売の神様である、「財神殿」である。旧暦の1月5日は、『迎財神節』、日本で言う「五日えびす」に当たり、前日から爆竹を鳴らし、「財神爺」を迎える。<br />  ここの「財神爺」は、越の国の功臣である「范蟸」(ハンレイ)だそうだ。<br />

      蘇州の道教寺院『玄妙観』にある,商売の神様である、「財神殿」である。旧暦の1月5日は、『迎財神節』、日本で言う「五日えびす」に当たり、前日から爆竹を鳴らし、「財神爺」を迎える。
      ここの「財神爺」は、越の国の功臣である「范蟸」(ハンレイ)だそうだ。

  •   財神殿に奉納された大蝋燭。赤い蝋燭に金色の文字で、『生意興隆』(商売繁盛)と、『財源茂盛』(大金持ちになりますよう)と、書いてある。

      財神殿に奉納された大蝋燭。赤い蝋燭に金色の文字で、『生意興隆』(商売繁盛)と、『財源茂盛』(大金持ちになりますよう)と、書いてある。

  •   蘇州の中心を流れる濠に沿って走る石畳の街が、蘇州で一番古い街、「平江路」である。明清時代の建物も保存されており、最近はレストランや、お土産屋さんなどの店舗も出店して、賑やかである。

      蘇州の中心を流れる濠に沿って走る石畳の街が、蘇州で一番古い街、「平江路」である。明清時代の建物も保存されており、最近はレストランや、お土産屋さんなどの店舗も出店して、賑やかである。

  •   「平江路」沿いの濠。

      「平江路」沿いの濠。

  •   「平江路」のライトアップ

      「平江路」のライトアップ

  •   「平江路」のライトアップ

      「平江路」のライトアップ

  •   蘇州の旧市内の東方に開発された「工業園区」内の」『金鶏湖』湖畔の住宅街の夜景。日系企業も200社余進出している。この湖の近代的な夜景が評判で、最近は公園と水郷の街“蘇州”の人気スポットとなっている。

      蘇州の旧市内の東方に開発された「工業園区」内の」『金鶏湖』湖畔の住宅街の夜景。日系企業も200社余進出している。この湖の近代的な夜景が評判で、最近は公園と水郷の街“蘇州”の人気スポットとなっている。

  •   『金鶏湖』の「李公堤」に架かる橋のライトアップ

      『金鶏湖』の「李公堤」に架かる橋のライトアップ

  •   『金鶏湖』の「李公堤」のライトアップ(遠景)

      『金鶏湖』の「李公堤」のライトアップ(遠景)

  •   水郷古鎮の土産物屋で売っていた今年の干支“牛”の飾り物

      水郷古鎮の土産物屋で売っていた今年の干支“牛”の飾り物

  •   蘇州郊外にある“水郷第一”と言われ、2500年余の歴史を誇る『甪直』(lu zhi)という古鎮である。面積は小さな村だが、総延長5.6㎞の小川が縦横に走っており、その小川には、現存するものだけで41の橋が架かっている。いずれも水郷内の橋から写した風景である。

      蘇州郊外にある“水郷第一”と言われ、2500年余の歴史を誇る『甪直』(lu zhi)という古鎮である。面積は小さな村だが、総延長5.6㎞の小川が縦横に走っており、その小川には、現存するものだけで41の橋が架かっている。いずれも水郷内の橋から写した風景である。

  •   『甪直』(lu zhi)(続き)

      『甪直』(lu zhi)(続き)

  •    『 甪 直』 (lu zhi)(続き)

       『 甪 直』 (lu zhi)(続き)

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