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1).プロローグ <br />    <br />                    人恋しい 日差し恋しや 冬の旅<br />    <br />  ウイークデイの午後の上海便は、ゆったりと座ることが出来た。最近本屋で見つけた堀田善衛著『上海日記 滬上天下1945』(上海の略称は、「滬」)、この旅の間に読み上げようと、持参していた。1945年8月敗戦後、上海 にいた邦人が、敗戦国の民として、上海でどのような生活をしていたのか、とても興味があった。<br /><br />2).蘇州へ<br /><br />  飛行機は、定刻に到着し、上海駅に向かい、動車組列車に乗り、約30分余で蘇州に到着した。蘇州駅では、北京・上海間の「新幹線」(京滬快速火車)と、上海・南京間の「高速鉄道」(滬寧際鉄路)の工事が、同時に始まっていた。<br />  夕方のラッシュに入り、「観前街」は、相変わらず結構な人出である。商店街を通り抜け、路地に入ると、「評弾」(ピンタン)の引き語りが聞こえてきた。僕はいつの間にか、「評弾」の調子に合わせながら、ホテルへ向かっていた。<br />  日本への留学経験のある友人が、ホテルへ迎えに来てくれ、家に案内された。テーブルには、お母さんの手料理の冷菜5品が並べられ、暖かい料理が出されると、勧め上手なお父さんが注いでくれる老酒を、まずは飲み干さねばならなかった。『面〇蟹』(注1)は、この時期、良く食べられる上海蟹の、家庭料理であった。<br /><br />3). 「陽澄湖」へ<br /><br />  翌日、タクシーで、蘇州市の「工業園区」を通り、国道を走ること30分程で、「陽澄湖」湖畔に出た。上海蟹の養殖場や、レストランは「昆山」地区の「巴城鎮」に多く集まっており、そこから更に約17キロほど、湖岸沿いを走った。やがて、湖からは、少し離れているが、縦横に走る水路に沿って、舟形のレストランなどが建っていた。蟹の大きなモニュメントがある公園の前で、タクシーを降りた。「陽澄湖水上公園」沿いの「大禹路」のレストラン街に向かい、店内が賑やかな「品蟹楼」という名のレストランに入った。早速、燗をした老酒を注文したら、ヤカンに入れ、出てきた。その後、散々待たされた挙句、皿に載せれば出せる冷菜と、聊か手が掛かる温かい料理が、同時に出されてきた。<br /><br />4).家庭料理を楽しむ<br /><br />  夕方、嘗て中国語を初めて教えてもらった顧さんの家を訪問した。入り口にはガードマンが警備しており、中に入る人をチェックしている。全部で5棟の建物があり、「小顧」邸は、A棟の一階にあった。床面積は146.44㎡、共有面積の持分が12㎡であり、間取りは、3LDKプラス、ユティリティ付きである。<br />  <br />              湯気を立て 皿に雌雄の 蟹二杯<br /><br />  ダイニングの食卓に、冷菜が並べられるや、乾杯で食事が始まった。僕の好きな老酒「石庫門黒標」が準備されており、その心遣いが、嬉しかった。やがて、生きている時は長江の水の色の如く濁っているが、蒸されれば鮮やかな朱色に変わる大閘蟹(上海蟹)が、ボウルに山盛り載せられ、出されて来た。早速食べ始めるや、室内は次第に静かになって行った。雄と雌を各一杯づつ平らげたら、更に一杯勧められ、再び黙々と挑戦。テーブルは、蟹の甲羅や肢のガラが、次第に山盛になって行った。勧められ、雌の甲羅に、老酒を注いで貰い、ゆっくりと飲み干した。正に、至福の一時であった。<br /><br />5).旅の終わりに<br /><br />  翌日上海に出て、「上海老飯店」で、この旅最後の中華料理の昼食を楽しんだ。昼間のお酒は酔い易く、聊かのご機嫌で、空港に向かい、夕方の便で、帰国した。今回の中国滞在時間は、僅か50時間余であった。(完)<br /><br /><br />(注1).一般には『面〇蟹』と言い、「塩醤蟹」(添付写真参照)<br />  これは、上海蟹を背中から二つに切り、その切り口に小麦粉をたっぷり付けて、フライパンに油を引き、切り口の小麦粉が黄金色になるまで炒める。老酒、生姜、塩、醤油、それに砂糖少々を加えて、水を入れ15分ほど煮込む。残った小麦粉を水で溶き、それを加えて、更に煮込む。水気が少なくなり、蟹に小麦粉の膜が着き始めてきたら、刻みねぎを入れて出来上がりである。手などが汚れるし、蟹のエキスが滲みこんだ小麦粉を、蟹肉と一緒にずるずると啜りながら食べるのであるから、レストラン料理とはならず、親しいもの同士で食べる、楽しい家庭料理のようである。<br />                                             <br />   * Coordinator:  Gu Hong       <br />  <br />                                 <br /><br />                                                                                            <br />               <br /><br /><br />  <br /><br />  <br /><br /><br />  

【江蘇省】 蘇州・昆山 * 上海蟹(大閘蟹)の季節を 旅する

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2008/11/28 - 2008/11/30

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彷徨人MU

彷徨人MUさん

1).プロローグ 
    
              人恋しい 日差し恋しや 冬の旅
    
  ウイークデイの午後の上海便は、ゆったりと座ることが出来た。最近本屋で見つけた堀田善衛著『上海日記 滬上天下1945』(上海の略称は、「滬」)、この旅の間に読み上げようと、持参していた。1945年8月敗戦後、上海 にいた邦人が、敗戦国の民として、上海でどのような生活をしていたのか、とても興味があった。

2).蘇州へ

  飛行機は、定刻に到着し、上海駅に向かい、動車組列車に乗り、約30分余で蘇州に到着した。蘇州駅では、北京・上海間の「新幹線」(京滬快速火車)と、上海・南京間の「高速鉄道」(滬寧際鉄路)の工事が、同時に始まっていた。
  夕方のラッシュに入り、「観前街」は、相変わらず結構な人出である。商店街を通り抜け、路地に入ると、「評弾」(ピンタン)の引き語りが聞こえてきた。僕はいつの間にか、「評弾」の調子に合わせながら、ホテルへ向かっていた。
  日本への留学経験のある友人が、ホテルへ迎えに来てくれ、家に案内された。テーブルには、お母さんの手料理の冷菜5品が並べられ、暖かい料理が出されると、勧め上手なお父さんが注いでくれる老酒を、まずは飲み干さねばならなかった。『面〇蟹』(注1)は、この時期、良く食べられる上海蟹の、家庭料理であった。

3). 「陽澄湖」へ

  翌日、タクシーで、蘇州市の「工業園区」を通り、国道を走ること30分程で、「陽澄湖」湖畔に出た。上海蟹の養殖場や、レストランは「昆山」地区の「巴城鎮」に多く集まっており、そこから更に約17キロほど、湖岸沿いを走った。やがて、湖からは、少し離れているが、縦横に走る水路に沿って、舟形のレストランなどが建っていた。蟹の大きなモニュメントがある公園の前で、タクシーを降りた。「陽澄湖水上公園」沿いの「大禹路」のレストラン街に向かい、店内が賑やかな「品蟹楼」という名のレストランに入った。早速、燗をした老酒を注文したら、ヤカンに入れ、出てきた。その後、散々待たされた挙句、皿に載せれば出せる冷菜と、聊か手が掛かる温かい料理が、同時に出されてきた。

4).家庭料理を楽しむ

  夕方、嘗て中国語を初めて教えてもらった顧さんの家を訪問した。入り口にはガードマンが警備しており、中に入る人をチェックしている。全部で5棟の建物があり、「小顧」邸は、A棟の一階にあった。床面積は146.44㎡、共有面積の持分が12㎡であり、間取りは、3LDKプラス、ユティリティ付きである。
  
              湯気を立て 皿に雌雄の 蟹二杯

  ダイニングの食卓に、冷菜が並べられるや、乾杯で食事が始まった。僕の好きな老酒「石庫門黒標」が準備されており、その心遣いが、嬉しかった。やがて、生きている時は長江の水の色の如く濁っているが、蒸されれば鮮やかな朱色に変わる大閘蟹(上海蟹)が、ボウルに山盛り載せられ、出されて来た。早速食べ始めるや、室内は次第に静かになって行った。雄と雌を各一杯づつ平らげたら、更に一杯勧められ、再び黙々と挑戦。テーブルは、蟹の甲羅や肢のガラが、次第に山盛になって行った。勧められ、雌の甲羅に、老酒を注いで貰い、ゆっくりと飲み干した。正に、至福の一時であった。

5).旅の終わりに

  翌日上海に出て、「上海老飯店」で、この旅最後の中華料理の昼食を楽しんだ。昼間のお酒は酔い易く、聊かのご機嫌で、空港に向かい、夕方の便で、帰国した。今回の中国滞在時間は、僅か50時間余であった。(完)


(注1).一般には『面〇蟹』と言い、「塩醤蟹」(添付写真参照)
  これは、上海蟹を背中から二つに切り、その切り口に小麦粉をたっぷり付けて、フライパンに油を引き、切り口の小麦粉が黄金色になるまで炒める。老酒、生姜、塩、醤油、それに砂糖少々を加えて、水を入れ15分ほど煮込む。残った小麦粉を水で溶き、それを加えて、更に煮込む。水気が少なくなり、蟹に小麦粉の膜が着き始めてきたら、刻みねぎを入れて出来上がりである。手などが汚れるし、蟹のエキスが滲みこんだ小麦粉を、蟹肉と一緒にずるずると啜りながら食べるのであるから、レストラン料理とはならず、親しいもの同士で食べる、楽しい家庭料理のようである。
                                             
* Coordinator:  Gu Hong







 

  


  

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 タクシー
航空会社
JAL

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  • 陽澄湖(巴城鎮)

    陽澄湖(巴城鎮)

  • 陽澄湖(巴城鎮) 。遠くに小島が見えるが、そこには建物が2棟あり、いずれも会員制の倶楽部の施設である。いかなる会員制かは分からないが、駐車場には高級車が並んでおり、窓から中をの覗いたら、賑やかな食事風景であった。<br /><br /><br />

    陽澄湖(巴城鎮) 。遠くに小島が見えるが、そこには建物が2棟あり、いずれも会員制の倶楽部の施設である。いかなる会員制かは分からないが、駐車場には高級車が並んでおり、窓から中をの覗いたら、賑やかな食事風景であった。


  • 陽澄湖(巴城鎮) 、湖岸の上海蟹の養殖場

    陽澄湖(巴城鎮) 、湖岸の上海蟹の養殖場

  • 陽澄湖(巴城鎮) 、湖岸の上海蟹の養殖場

    陽澄湖(巴城鎮) 、湖岸の上海蟹の養殖場

  • 陽澄湖に注ぐ水路に沿って建つ、一戸建ての高級住宅。それぞれの家には船着場が設置されている。昨今の不況の中では、売れ行きは、余りよくないのか、閉め切った家が多かった。

    陽澄湖に注ぐ水路に沿って建つ、一戸建ての高級住宅。それぞれの家には船着場が設置されている。昨今の不況の中では、売れ行きは、余りよくないのか、閉め切った家が多かった。

  • 水路沿いに建つ高級住宅。専用の船着場が見える。

    水路沿いに建つ高級住宅。専用の船着場が見える。

  • 陽澄湖の注ぐ水路のある上海蟹の養殖場。小売をしてくれる。

    陽澄湖の注ぐ水路のある上海蟹の養殖場。小売をしてくれる。

  • 上海蟹の養殖場の生簀。<br />  店主の話では、今年は、上海蟹一斤(500グラム)は、150元から160元、この店では大き目のもの2匹で140元にすると、言っていた。いろいろと聞き出したが、どうやらこのあたりの業者の申し合わせで、小売では、2匹で120元以下には出来ないようだ。<br />  上海のレストランでは、2匹350グラム前後で、蒸しあがりで399元と言っていたので、高い店では、重さを考慮すれば、少なくとも、産地の5倍前後で蒸した蟹を売っているのだろう。

    上海蟹の養殖場の生簀。
      店主の話では、今年は、上海蟹一斤(500グラム)は、150元から160元、この店では大き目のもの2匹で140元にすると、言っていた。いろいろと聞き出したが、どうやらこのあたりの業者の申し合わせで、小売では、2匹で120元以下には出来ないようだ。
      上海のレストランでは、2匹350グラム前後で、蒸しあがりで399元と言っていたので、高い店では、重さを考慮すれば、少なくとも、産地の5倍前後で蒸した蟹を売っているのだろう。

  • 蟹の卸商屋さんが並ぶあたりを、水路に沿って歩いている時に声を掛けられ、生簀を見せてもらい、写真を取らせてもらった養殖場の経営者の王さん夫妻。

    蟹の卸商屋さんが並ぶあたりを、水路に沿って歩いている時に声を掛けられ、生簀を見せてもらい、写真を取らせてもらった養殖場の経営者の王さん夫妻。

  • 生簀の中から、大きそうで、身のしっかり入った蟹を選んでくれた。当初買うつもりは無かったが、8杯買ってしまった。この生きた上海蟹を手土産に、夜、新築祝いの宴に出席した。

    生簀の中から、大きそうで、身のしっかり入った蟹を選んでくれた。当初買うつもりは無かったが、8杯買ってしまった。この生きた上海蟹を手土産に、夜、新築祝いの宴に出席した。

  • 巴城の「陽澄湖水上公園」の蟹の形をしたモニュメント

    巴城の「陽澄湖水上公園」の蟹の形をしたモニュメント

  • 昼食をとるために、湖畔から東に上る大禹路沿いのレストラン街に向かったが、そこには同じようなレストランが多く並んでいる。店の前に車が多く駐車しており、ガラス越しに見える店の中が賑やかそうな店を選び入った。『品蟹楼』という名のレストランである。個室に入り、まずは燗をした老酒を注文したら、ヤカンに入れて出してきた。

    昼食をとるために、湖畔から東に上る大禹路沿いのレストラン街に向かったが、そこには同じようなレストランが多く並んでいる。店の前に車が多く駐車しており、ガラス越しに見える店の中が賑やかそうな店を選び入った。『品蟹楼』という名のレストランである。個室に入り、まずは燗をした老酒を注文したら、ヤカンに入れて出してきた。

  • 込み合っているのか、料理はなかなか出てこない。老酒を飲みながら、待つこと30余分、やっと出てきたものは、突き出しの『炸旁皮魚』(干した小魚を焼いたもの、写真左手前)、『辣泡包菜』(キャベツの漬物、写真左奥)の出来合いのものと、『塩水河蝦』(塩茹でした河エビ、写真中央)、『清炒水芹』(水辺で取れる芹の炒め物、写真右手前)の、〆て4品が出てきた。<br />  空腹の所為もあり、酒の肴としては、可もなく不可もないものであった。..<br />

    込み合っているのか、料理はなかなか出てこない。老酒を飲みながら、待つこと30余分、やっと出てきたものは、突き出しの『炸旁皮魚』(干した小魚を焼いたもの、写真左手前)、『辣泡包菜』(キャベツの漬物、写真左奥)の出来合いのものと、『塩水河蝦』(塩茹でした河エビ、写真中央)、『清炒水芹』(水辺で取れる芹の炒め物、写真右手前)の、〆て4品が出てきた。
      空腹の所為もあり、酒の肴としては、可もなく不可もないものであった。..

  • 美味しいと言って、薦められた『昴刺魚豆腐湯』(陽澄湖で獲れる魚に、豆腐をいれたスープ)は、味の無いスープで、魚に豆腐を入れた白湯であった。クレームを言っても、返事は無く、泣き寝入りである。それ以外に、『蟹粉豆腐』は塩の塊が入っており、塩辛くて食べれなかった。このあたりの店では、極めてシンプルな値打ちの『蒸し蟹』以外は、田舎の賄いものと考え、注文すべきではない。<br />  その日の夜の新築祝いで、「蒸し蟹」を充分用意しているので、お昼は「蒸し蟹」を食べないようにと、知人から強く言われていたので、この店では注文しなかったのだが・・・。

    美味しいと言って、薦められた『昴刺魚豆腐湯』(陽澄湖で獲れる魚に、豆腐をいれたスープ)は、味の無いスープで、魚に豆腐を入れた白湯であった。クレームを言っても、返事は無く、泣き寝入りである。それ以外に、『蟹粉豆腐』は塩の塊が入っており、塩辛くて食べれなかった。このあたりの店では、極めてシンプルな値打ちの『蒸し蟹』以外は、田舎の賄いものと考え、注文すべきではない。
      その日の夜の新築祝いで、「蒸し蟹」を充分用意しているので、お昼は「蒸し蟹」を食べないようにと、知人から強く言われていたので、この店では注文しなかったのだが・・・。

  • 黄さん夫婦が購入した、蘇州市内のマンションの外観

    黄さん夫婦が購入した、蘇州市内のマンションの外観

  • 同マンションの外観

    同マンションの外観

  • 北側正面から見た外観

    北側正面から見た外観

  • 南側公園から見た外観

    南側公園から見た外観

  • 娘さんの寝室。娘さんは今カナダで、大学院のドクターコースで、バイオの研究をしている。

    娘さんの寝室。娘さんは今カナダで、大学院のドクターコースで、バイオの研究をしている。

  • 書斎

    書斎

  • 主寝室

    主寝室

  • キッチン

    キッチン

  • メインダイニング

    メインダイニング

  • リビング

    リビング

  • リビングからダイニングを見る

    リビングからダイニングを見る

  • リビングから見たベランダ。その先に、公園の木々が見える

    リビングから見たベランダ。その先に、公園の木々が見える

  • 家庭料理<br /> <br /> 「塩醤蟹」、一般には「面〇蟹」と呼ばれている、上海蟹を使った家庭料理である。

    家庭料理
     
     「塩醤蟹」、一般には「面〇蟹」と呼ばれている、上海蟹を使った家庭料理である。

  • 家庭料理<br /><br /> ご主人と奥さんの二人で準備した11種類の「前菜」

    家庭料理

     ご主人と奥さんの二人で準備した11種類の「前菜」

  • 家庭料理<br /><br />  まずは、鍋一杯蒸されて出された上海蟹の雄から。

    家庭料理

      まずは、鍋一杯蒸されて出された上海蟹の雄から。

  • 家庭料理<br /> <br />  朱色に蒸された雌の上海蟹

    家庭料理
     
      朱色に蒸された雌の上海蟹

  • 家庭料理<br /> <br />  豚足のスープ

    家庭料理
     
      豚足のスープ

  • 「上海老飯店」での料理<br /><br />  冷菜の『水晶肴肉』(写真奥)と、『扁尖筍毛豆』(手前)

    「上海老飯店」での料理

      冷菜の『水晶肴肉』(写真奥)と、『扁尖筍毛豆』(手前)

  • 「上海老飯店」での料理<br /><br />  『清炒河蝦』(剥き河蝦の炒め物)、最近は天然物が獲れにくくなり、この料理は98元と高い。タイ産の冷凍物であれば、40元以下で、食べることが出来る。味はほのかな塩味で、老酒に合う料理である。

    「上海老飯店」での料理

      『清炒河蝦』(剥き河蝦の炒め物)、最近は天然物が獲れにくくなり、この料理は98元と高い。タイ産の冷凍物であれば、40元以下で、食べることが出来る。味はほのかな塩味で、老酒に合う料理である。

  • 「上海老飯店」での料理<br /><br />  『銀杏滑蟹○肉』、蟹の肢肉と銀杏、セロリー人参を炒めたもの。肢肉は上海蟹のものだと思ったのだが、海の蟹で、味もしっとり感も無いので、おそらく冷凍だと思う。88元と値段は高いが,あまり旨いものではない。

    「上海老飯店」での料理

      『銀杏滑蟹○肉』、蟹の肢肉と銀杏、セロリー人参を炒めたもの。肢肉は上海蟹のものだと思ったのだが、海の蟹で、味もしっとり感も無いので、おそらく冷凍だと思う。88元と値段は高いが,あまり旨いものではない。

  • 「上海老飯店」での料理<br /><br />  『蟹粉豆腐』、上海蟹の濃くのある蟹味噌と、あっさりした絹こし豆腐との炒め物。上海老飯店のこの料理はやはり旨い。値段も55元。

    「上海老飯店」での料理

      『蟹粉豆腐』、上海蟹の濃くのある蟹味噌と、あっさりした絹こし豆腐との炒め物。上海老飯店のこの料理はやはり旨い。値段も55元。

  • 「上海老飯店」での料理<br /><br />  『松鼠桂魚』、少し小さめの桂魚を注文したが、やはり、この料理を食べないと、上海に来た感じがしない。値段は112元だった。いつも目の下の肉を食べるのが楽しみである。

    「上海老飯店」での料理

      『松鼠桂魚』、少し小さめの桂魚を注文したが、やはり、この料理を食べないと、上海に来た感じがしない。値段は112元だった。いつも目の下の肉を食べるのが楽しみである。

  • 「上海老飯店」での料理<br /><br />  『瑶柱松茸』、きぬがさだけと松茸を、干し貝柱で味付けたスープ。一人前40元。極めて上品な味である。

    「上海老飯店」での料理

      『瑶柱松茸』、きぬがさだけと松茸を、干し貝柱で味付けたスープ。一人前40元。極めて上品な味である。

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