2012年3月　インドシナ半島3カ国周遊旅行　タイ・カオサン編

2012/02/25 - 2012/03/09

２週間の休みが取れた。
早速チケット相場を調べてみると、タイが一番安い。
ここ、私達にとってかなり重要なポイント。
ということで、今回はあっさりタイ行き決定！
「アンコールも近いよね、行ってみない？・・・」
「ペナンでマッタリしたいよね、沈没沈没・・・・」

言いたい放題の結果、以下の様な予定を組みました。
バンコク→シェムリアップ→KL→ペナン→ハジャイ→バンコク。
移動ばかりの大変な旅行になりそうな・・・
しかも乾季の一番暑いこの時期。

トラブルあり、発熱ありの盛りだくさんな旅行が始まります。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアアジアX タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

10数年ぶりのタイ。
スワンナブーム空港は初めての利用。
きれいでデカイ。
きれい過ぎて外に出ても熱帯特有の匂いすらしないのは残念。
市内中心までのツーリストバスも廃止されていて
深夜の移動手段はタクシーのみ、仕方なしですね。

スピードメーターが２４０キロまであるトヨタのタクシーは
高速道路でも１００キロ前後しかスピードを出さない
安全運転のドライバーで、スリルを味わうことも無く
１時間ほどでカオサンに到着。

深夜の１２時を過ぎていると言うのに
カオサンロードは凄まじい爆音と群衆。
バックパックを担いでの横断は
かなりきびしいものがありましたが
何とか今夜の宿、D&D Inn に到着。

初日の夕食は12時を回ってしまいました。

カオサンのあまりに激しい音と人波を避け
タイ初飯は、寺裏の屋台でパッタイとなりました。

道路に並べられたテーブルに座り
シンハービールのラッパ飲み。

「バンコクにやって来たな〜」を実感。

２日目

本日の予定、高地順応よろしく高温順応です。

とは言え、アンコールワットツアーのブッキングや
両替、宿探しと色々ありますが・・・

とりあえずは宿で朝食です（写真）。

手持ちのバーツもほとんど無かったので
まずは両替しようとカオサン界隈を散策。

昨夜のあの喧騒からは一転、
カオサンロードも午前中は人通りは少ない。
ガランとしたその通りは
少し間抜けた感じがして可笑しかった。

昼近くになると、屋台には色々な料理が店先に並ぶ。
並べられた料理の彩りを
見ているだけでワクワクしてくる。

地元の人が好みの料理を盛り付けてもらう、
そんな光景を観察するのも楽しい。

カオサン界隈には中華系の寺もありました。

世界中どこに行っても
華僑の覇権には敬服します。

のんびりがモットーの私達にしては
朝から色々と歩きまわり、お腹もすきました。
今日の昼ご飯はカオサンロードより3本北にある通りの
駐車場の前のトムヤムクン屋台となりました。

屋台は２軒ありますが、向って左側は満員で
選択の余地なく右側の屋台で昼食です。

シンハー小２本、トムヤムクン、シーフードヤム（写真）で
合計２４５Ｂ、大盤振る舞い！
トムヤムクンはエビがたくさん入っていて豪華。
味はエビ味噌風味が効いている、まろやかな味わい。
むせ返るような辛味やスッパ味はありません。
ヤムはこちらもシーフードが贅沢に入っています。
トムヤム同様エビ風味でまろやかな味付けです。

パンチには掛けましたが、美味しゅうございました。
　

午後、散歩第二弾。

カオサンロードの西隣にある
ワット・チャナソンクランを見学。

本堂の中へは自由に入る事が出来ます。
天井は高く、扇風機もあり外の暑さをしのげます。

中では何人もの僧侶がお経をあげ
敬虔な地元の人々が祈りを捧げています。

カオサンに居るとは思えないほど
静かで心が落ち着く空間がそこにはあります。

西側から見た本堂。

タイのお寺らしく建物全体に
煌びやかな装飾が施されています。
その装飾が西に傾きかけた日光に
美しく映えています。

日本であればこの金色の装飾はナシですが
タイでは全く違和感を感じません。

きっとこの気候のせいなのでしょう。

アルファベットに慣れてしまっている人にとって
このような文字は新鮮ですが、また脅威でもあります。
レストランでこれに出逢うと
全てを運命に任せるしか無くなります。

いつになったら読めるのだろうか
このクルクルした文字。

「勉強しなさい！」

「ハイ。」

ワット・チャナソンクランを通り抜けた、
寺裏の通りで見つけた店。

10数年前はこの辺りは犬が多くて
汚く、異臭を放っていましたが
今では小奇麗な屋台やレストランでいっぱいです。
そんな中、昔を彷彿させる店発見（失礼）。

私には存在感のある素敵な店に見えました。

発見、ジャパニーズ寿司。
タイでも日本食ブームとは聞いていましたが。

一貫づつパックされて販売されてます。
しかし、気温３０度を超えるこの状態、
屋台販売で大丈夫なんでしょうか？

ネタ、ナマリませんか？
生ぬるくて美味いのですか？
何より、腐りませんか？

私には買う勇気はありませんでした。

旅行の楽しみは半分以上食事だと思っています。
そんな私にとって夕食はかなり大事です。

今夜のディナーは・・・・・
サワディーアンコールツワー店長のお勧め（？）
ランブトリ通りにあるワットさんの屋台で
あんかけかた焼きそば（写真）となりました。

３０Ｂ

ワットさんの屋台で食べた、野菜ぶっかけご飯。

３５Ｂ

チャオプラヤーを見ずしてタイを語るなかれ。
　　　　　　　　　　　　　　　
インドシナ半島に恵みをもたらす三つの大河
メコン、メナム、イラワジ。

メナムと言う別名をもつチャオプラヤー川に
幼い頃から憧れを抱いていた私にとって
いつどんな状況でこの川を見ても
感慨深いものがあります。

今回はブラセメン公園から
日の落ちたチャオプラヤーを暫し観覧。

日が暮れた。

人通りが少ない薄暗い道を歩いていると
突然目に飛び込んできた光沢。
それは奇麗に並べられた様々な果物。

レモン・・え！・・・梶井基次郎。

大正のイメージと2012年のタイのイメージ
当然重ね合わせる事は不可能です。
しかし、果物が持つ夜の顔を
感じられたのは貴重な体験でした。

日が落ちると風景は一転します。

寺裏通りに出ていたフルーツの屋台も
淡い電球の明かりで、新しい命を
吹き込まれたように生き返ります。

それに誘われるように人々が通りに繰り出し
またいつものカオサンの夜が始まります。

夜も更けて、早い夕食に小腹が空いてしまった。

屋台でテイクアウトも良いが
夜のカオサンを遠巻きに満喫しようと
ワットさんの屋台にへと再びお出かけ。

この屋台はカオサン通りの一本北にある
ランブトリ通りにあります。
この通りもにぎやかですが、カオサン程で無く
適度な往来が気持ち良い通りです。

写真はヤム（タイ風サラダ）。

今夜はこれで終了
・・な筈はありません。
これから7-11でウイスキー買って部屋のみです。

明日（次回)はアユタヤツアーです。
よろしければ見て下さい。


Info.
・空港からのタクシー代（高速使用）３２０Ｂ+５０Ｂ
・宿　Ｄ＆Ｄ Inn　カオサン通り　　８５０Ｂ
　一泊目はagodaで予約
・屋台のパッタイ　卵入り　　　　　３０Ｂ　　　　　　　　　
・ワットさんの屋台　
　チャクラポン通りからランブトリ通りに入って
　10ｍ程行った左側。日本語の看板あり。
　食事は３０Ｂ〜。
・7-11では深夜12時以降アルコール類の販売停止！　
・ブラセメン公園ではアルコール、喫煙禁止です。

この旅行記へのコメント （3）

• がまだす＠熊本さん 2012/06/28 05:57:50

  カオサンの独特な雰囲気・・・いいですね〜

  shiqueさん、はじめまして。
  
  カオサンロード、いいですね〜
  お泊りはＤ＆Ｄ Innだったとか。
  僕も何度か利用したことがありますので、
  あの独特な雰囲気、懐かしさがこみ上げてきます。
  
  でもＤ＆Ｄ Innで800バーツ前後ですか？
  バックパッカーの聖地カオサン、最近では安宿ではなくなりましたね。
  う〜ん、残念です。
  次回から観光地として・・・見物に出かけます（笑）
  
  投票ありがとうございました。
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  

• puyomushiさん 2012/06/16 08:36:03

  2週間の休暇！

  shiqueさん、おはようございます。
  
  そしてはじめまして。
  
  GWにちらっとバンコクとアユタヤに行って喜んでいたらインドシナ半島
  ２週間ですか(@_@)
  なんとも羨ましい。。。
  
  私が未体験の屋台も満喫されて、楽しい☆
  
  続きのゆっくり拝見します。
  
  プラ

  shiqueさん からの返信 2012/06/17 03:42:41

  RE: 2週間の休暇！

  はじめまして、プラブさん。
  
  旅行記見て頂きありがとうございました。
  
  なんと言ってもアジアの屋台は良いです。
  旨い、安い、早い、三拍子そろっています。
  それだけで無く、現地の人々の生活目線で
  その国の素顔に触れる事が出来るのが
  屋台の醍醐味だと思っています。
  
  がしかし、衛生面ではやはり心配はありますね。
  実際に下痢や腹痛に悩まされた事もありましたが
  目の前に美味しそうな物があると
  気が付いた時には食べていると言う性格なので
  火の通った物に関しては、
  自分の舌を信じて食べています。
  
  レバ刺しと同じで、最終的には自己責任ですので
  屋台又はそれに準じる食堂をお勧めは出来ませんが
  私はもうパンドラの箱を開けてしまった様です。
  
  腹痛の確立1/20て所でしょうか（笑）
  
  
  遅くなりましたが、掲示板への連絡ありがとうございました。
  次回の旅行記も御覧になって頂ければ幸いです。
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　shique