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3カ国を巡る2週間の旅行も中盤。<br />2カ国目のカンボジアへと陸路で向かいます。<br /><br />カオサンにあるサワディーアンコールツアーで、<br />三泊四日混載ツワーをブッキング。<br />私達はシェムリアップ現地解散を選択したので、<br />片道の交通費、三泊分の宿泊費、ベン・メリアや<br />アンコールワット等の日本語ガイド付きのツアーを<br />含めた料金が一人3,400Bとなります。<br />片道交通費だけだと300Bですが、<br />今回は日程を考えてツアー参加にしました。<br /><br />さて、はじめて行くカンボジアは<br />どんな顔で迎えてくれるのでしょうか?

2012年3月 インドシナ半島3カ国周遊旅行 4 カンボジア前篇

70いいね!

2012/02/29 - 2012/03/04

214位(同エリア8639件中)

6

32

shique

shiqueさん

3カ国を巡る2週間の旅行も中盤。
2カ国目のカンボジアへと陸路で向かいます。

カオサンにあるサワディーアンコールツアーで、
三泊四日混載ツワーをブッキング。
私達はシェムリアップ現地解散を選択したので、
片道の交通費、三泊分の宿泊費、ベン・メリアや
アンコールワット等の日本語ガイド付きのツアーを
含めた料金が一人3,400Bとなります。
片道交通費だけだと300Bですが、
今回は日程を考えてツアー参加にしました。

さて、はじめて行くカンボジアは
どんな顔で迎えてくれるのでしょうか?

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
観光バス 徒歩

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  • 5日目。<br /><br />集合7時、カオサン出発8時。<br />朝の渋滞にしっかり捕まりカンボジアは遠い。<br /><br />走り出して3時間、郊外を軽快に走り<br />辺りの景色も水田から林に変わると共に<br />道の舗装状態もぐっと悪くなってきます。<br /><br />そして突然、ガガガ・・と言う異音と振動。<br />車は道路脇に急停車。<br /><br />パンクと言うよりバーストです。<br />

    5日目。

    集合7時、カオサン出発8時。
    朝の渋滞にしっかり捕まりカンボジアは遠い。

    走り出して3時間、郊外を軽快に走り
    辺りの景色も水田から林に変わると共に
    道の舗装状態もぐっと悪くなってきます。

    そして突然、ガガガ・・と言う異音と振動。
    車は道路脇に急停車。

    パンクと言うよりバーストです。

  • 観光地では無いタイの田舎で<br />やる事も無くのんびりできる機会は<br />通常の旅行ではなかなか経験できません。<br />アクシデントも結果オーライで<br />辺りをのんびり散策してみました。<br /><br />砂利が多く、所々デコボコになった道の両側は<br />こんもりと緑に覆われていています。<br />そんな緑の茂みに点々と民家が佇んでいます。<br />車も滅多に通りません。<br /><br />ここでも犬発見。<br /><br />それにしても、暑い!

    観光地では無いタイの田舎で
    やる事も無くのんびりできる機会は
    通常の旅行ではなかなか経験できません。
    アクシデントも結果オーライで
    辺りをのんびり散策してみました。

    砂利が多く、所々デコボコになった道の両側は
    こんもりと緑に覆われていています。
    そんな緑の茂みに点々と民家が佇んでいます。
    車も滅多に通りません。

    ここでも犬発見。

    それにしても、暑い!

  • タイヤホイールが熱を持ってしまって<br />交換作業がスムーズに進まず<br />1時間の立ち往生となってしまいました。<br /><br />偶然、目の前に地元の雑貨屋があり<br />その軒先で乗客12人は暑さをしのぐ事に。<br /><br />私は、チョロチョロ散策したり作業手伝ったり<br />西洋人から見れば忙しない東洋人に見えたでしょう。<br /><br />写真は道路脇に咲いていた雑草です。

    タイヤホイールが熱を持ってしまって
    交換作業がスムーズに進まず
    1時間の立ち往生となってしまいました。

    偶然、目の前に地元の雑貨屋があり
    その軒先で乗客12人は暑さをしのぐ事に。

    私は、チョロチョロ散策したり作業手伝ったり
    西洋人から見れば忙しない東洋人に見えたでしょう。

    写真は道路脇に咲いていた雑草です。

  • 予定よりも1時間遅れての昼食。<br /><br />このレストランでカンボジアの<br />ビザが申請、取得ができます。<br /><br />私達はすでに日本でカンボジアビザ(25$)を<br />取っておいたのでのんびり昼食となりました。<br /><br />ビザ申請は結局、Eビザが一番安いようです。<br />ここでの申請には写真が2枚いるのですが<br />1枚でも賄賂を渡せば大丈夫だったようです。<br />流石、アジア。

    予定よりも1時間遅れての昼食。

    このレストランでカンボジアの
    ビザが申請、取得ができます。

    私達はすでに日本でカンボジアビザ(25$)を
    取っておいたのでのんびり昼食となりました。

    ビザ申請は結局、Eビザが一番安いようです。
    ここでの申請には写真が2枚いるのですが
    1枚でも賄賂を渡せば大丈夫だったようです。
    流石、アジア。

  • 何の問題も無く簡単にタイ出国。<br /><br />カンボジアのイミグレーションまでは<br />各自が自分の荷物を担いで徒歩で移動。<br /><br />ボーダー特有の緊張感を特に感じる事無く<br />ひたすら目的地に向かって歩く。<br /><br />国境は橋の方が趣きがあるなぁ。<br /><br />

    何の問題も無く簡単にタイ出国。

    カンボジアのイミグレーションまでは
    各自が自分の荷物を担いで徒歩で移動。

    ボーダー特有の緊張感を特に感じる事無く
    ひたすら目的地に向かって歩く。

    国境は橋の方が趣きがあるなぁ。

  • タイとカンボジアの緩衝地域にはカジノがあります。<br />と、乗り合わせた日本人に教えてもらいました。<br /><br />皆さん、良くご存じです。<br /><br />カンボジア入国時には<br />指紋をスキャンする装置が導入され<br />時間が掛かると旅行代理店で言われていましたが<br />実際にはその装置は使用されず<br />すんなりと入国完了。

    タイとカンボジアの緩衝地域にはカジノがあります。
    と、乗り合わせた日本人に教えてもらいました。

    皆さん、良くご存じです。

    カンボジア入国時には
    指紋をスキャンする装置が導入され
    時間が掛かると旅行代理店で言われていましたが
    実際にはその装置は使用されず
    すんなりと入国完了。

  • カンボジア入国。<br /><br />カンボジアに入ると景色は一転します。<br />車が極端に少なくなります。<br />街は埃っぽく乾燥していて<br />高い建物はほとんどありません。<br /><br />ボーダー一本でこれ程違うとは・・・<br />経済を含め、国政は大切だと痛感させられました。

    カンボジア入国。

    カンボジアに入ると景色は一転します。
    車が極端に少なくなります。
    街は埃っぽく乾燥していて
    高い建物はほとんどありません。

    ボーダー一本でこれ程違うとは・・・
    経済を含め、国政は大切だと痛感させられました。

  • さてこの機械は何をするものでしょうか?<br /><br />ガソリン(LPG?)の給油機です。<br /><br />ガソリンスタンドは道端にこの機械と<br />ビンに入ったガソリンを並べただけのものです。<br />

    さてこの機械は何をするものでしょうか?

    ガソリン(LPG?)の給油機です。

    ガソリンスタンドは道端にこの機械と
    ビンに入ったガソリンを並べただけのものです。

  • ガソリンスタンドの隣りにあった雑貨屋。<br /><br />道路にはほとんど車が走っていないので<br />このお店も当然、客はゼロです。<br /><br />ポイペトから入国して<br />緑もほとんど無い乾ききった大地に<br />ひたすら真っすぐに伸びた道路を走り続ける。<br />時折対向車が視線に入ってくるが<br />それ以外は、ひび割れ休閑地となった大地のみ。<br />見渡す限り何処までも乾いた茶色が広がっている。<br />これがカンボジアか!<br /><br />アジアにおいて、物が少なくても<br />貧しさを感じた事が無かったのですが<br />この車窓からの風景には貧しさを感じました。<br /><br />ポルポトが奪ったアジアの豊かさを<br />1日でも早く取り戻してほしいと願っています。<br />

    ガソリンスタンドの隣りにあった雑貨屋。

    道路にはほとんど車が走っていないので
    このお店も当然、客はゼロです。

    ポイペトから入国して
    緑もほとんど無い乾ききった大地に
    ひたすら真っすぐに伸びた道路を走り続ける。
    時折対向車が視線に入ってくるが
    それ以外は、ひび割れ休閑地となった大地のみ。
    見渡す限り何処までも乾いた茶色が広がっている。
    これがカンボジアか!

    アジアにおいて、物が少なくても
    貧しさを感じた事が無かったのですが
    この車窓からの風景には貧しさを感じました。

    ポルポトが奪ったアジアの豊かさを
    1日でも早く取り戻してほしいと願っています。

  • 宿に着いた頃には辺りは暗くなっていました。<br />6時ごろだったのかなぁ。<br /><br />宿のスタッフに繁華街情報を尋ねると<br />オールドマーケットの近くに<br />カンボジアのカオサンがあると言う事で<br />早速、夕食がてら出撃です。

    宿に着いた頃には辺りは暗くなっていました。
    6時ごろだったのかなぁ。

    宿のスタッフに繁華街情報を尋ねると
    オールドマーケットの近くに
    カンボジアのカオサンがあると言う事で
    早速、夕食がてら出撃です。

  • 繁華街の屋台で食べたカンボジアBBQ。<br /><br />4$で2〜3人前あります。<br />韓国料理に出てきそうな突起のある鉄板で<br />周囲に窪みがありその部分にスープを入れ<br />上部でシーフード、肉、野菜を焼きます。<br />始めは店員さんが鉄板に具を並べてくれました。<br />ライスも付いてくるので、〆は雑炊で頂きました。<br /><br />カンボジア、ビールが安い!<br /><br />

    繁華街の屋台で食べたカンボジアBBQ。

    4$で2〜3人前あります。
    韓国料理に出てきそうな突起のある鉄板で
    周囲に窪みがありその部分にスープを入れ
    上部でシーフード、肉、野菜を焼きます。
    始めは店員さんが鉄板に具を並べてくれました。
    ライスも付いてくるので、〆は雑炊で頂きました。

    カンボジア、ビールが安い!

  • 6日目、カンボジア2日目。<br /><br />本日はベン・メリア観光。<br />宿で朝食を終え、8時に集合、出発。<br /><br />国道6号線を東に40分程走り、<br />途中で進路を北に変え、<br />ラテライトのデコボコ道を<br />砂埃を舞い上げながら走り続ける。<br /><br />途中ポルポト派が潜伏していた村を通り抜け<br />10時頃ベン・メリアに到着。<br /><br />途中、バイクツーリングや<br />サイクリングの西洋人を見掛けたが<br />安全面、健康面を考えて自動車がベストです。<br />

    6日目、カンボジア2日目。

    本日はベン・メリア観光。
    宿で朝食を終え、8時に集合、出発。

    国道6号線を東に40分程走り、
    途中で進路を北に変え、
    ラテライトのデコボコ道を
    砂埃を舞い上げながら走り続ける。

    途中ポルポト派が潜伏していた村を通り抜け
    10時頃ベン・メリアに到着。

    途中、バイクツーリングや
    サイクリングの西洋人を見掛けたが
    安全面、健康面を考えて自動車がベストです。

  • チケット売り場は遺跡のかなり手前にあり<br />入場料5$を払ってから更に車で移動。<br /><br />入口近くで最初に迎えてくれるのが<br />ハスの花が奇麗な貯水池、気分は高まります。

    チケット売り場は遺跡のかなり手前にあり
    入場料5$を払ってから更に車で移動。

    入口近くで最初に迎えてくれるのが
    ハスの花が奇麗な貯水池、気分は高まります。

  • 遺跡入口から遺跡まではラテライトの赤い絨毯。<br /><br />相当モウレツに暑い!

    遺跡入口から遺跡まではラテライトの赤い絨毯。

    相当モウレツに暑い!

  • 観光地なので路上の土産屋も居ます。<br /><br />しかしその数は少なく<br />よくある観光地のしつこい物売りは居ません。<br /><br />子供たちは物を売る訳でも無く<br />お金を請求する訳でも無く<br />私達を興味津々に眺めているのです。<br />話しかけると、恥ずかしそうに微笑みます。<br />かわいいデバター達に出逢えました。<br /><br />観光地はこうだ的な偏見を持っていた<br />心の小さな自分を反省しました。

    観光地なので路上の土産屋も居ます。

    しかしその数は少なく
    よくある観光地のしつこい物売りは居ません。

    子供たちは物を売る訳でも無く
    お金を請求する訳でも無く
    私達を興味津々に眺めているのです。
    話しかけると、恥ずかしそうに微笑みます。
    かわいいデバター達に出逢えました。

    観光地はこうだ的な偏見を持っていた
    心の小さな自分を反省しました。

  • 赤い絨毯の突き当たりに<br />最初に姿を見せてくれる遺跡。<br /><br />一瞬言葉を失います。

    赤い絨毯の突き当たりに
    最初に姿を見せてくれる遺跡。

    一瞬言葉を失います。

  • 原型は留めていますが、崩壊しています。<br /><br />一つ一つの石材も大きく、サイズがそろっており<br />正確に切り出されたものである事が伺えます。

    原型は留めていますが、崩壊しています。

    一つ一つの石材も大きく、サイズがそろっており
    正確に切り出されたものである事が伺えます。

  • 回廊が倒壊し斜めに積み重なった石材に<br />根を張り傾きながらも巨大に育った木。<br /><br />この木は巨大です。<br />重さも相当あると考えられます。<br />それがこの角度で生えていられるための<br />地中の根は一体どうなっているのでしょうか?<br /><br />モーメントを無視した違和感が<br />空間の神秘性を高めています。

    回廊が倒壊し斜めに積み重なった石材に
    根を張り傾きながらも巨大に育った木。

    この木は巨大です。
    重さも相当あると考えられます。
    それがこの角度で生えていられるための
    地中の根は一体どうなっているのでしょうか?

    モーメントを無視した違和感が
    空間の神秘性を高めています。

  • 今まで見て来た何処とも違う崩壊状態の遺跡。<br /><br />崩壊途中なのか?止まっているのか?<br />はたまた時間が元に戻ろうとしているのか?<br />新しく生まれ変わるために<br />脱皮している様にも見える。<br /><br />自然が何らかの意図をもって<br />何かを作り上げようとしている様に見える。

    今まで見て来た何処とも違う崩壊状態の遺跡。

    崩壊途中なのか?止まっているのか?
    はたまた時間が元に戻ろうとしているのか?
    新しく生まれ変わるために
    脱皮している様にも見える。

    自然が何らかの意図をもって
    何かを作り上げようとしている様に見える。

  • この遺跡には、観光ルートも案内図もありません。<br /><br />遺跡の中心部に近づくと<br />崩れた石で行き止まりもあります。<br />また木も更に繁茂し、ダンジョン状態となっています。<br /><br />今回は日本語ガイド付きのツアーでしたが<br />ガイド無しではこの遺跡は厳しいでしょう。<br />と言うよりも危険です。<br />

    この遺跡には、観光ルートも案内図もありません。

    遺跡の中心部に近づくと
    崩れた石で行き止まりもあります。
    また木も更に繁茂し、ダンジョン状態となっています。

    今回は日本語ガイド付きのツアーでしたが
    ガイド無しではこの遺跡は厳しいでしょう。
    と言うよりも危険です。

  • 中心部では崩壊した石材を<br />登り降りしなければ前に進めません。<br /><br />簡単なトレッキング以上に大変です。<br /><br />高温と言う事もあって<br />高齢者にはかなり厳しい遺跡です。<br /><br />

    中心部では崩壊した石材を
    登り降りしなければ前に進めません。

    簡単なトレッキング以上に大変です。

    高温と言う事もあって
    高齢者にはかなり厳しい遺跡です。

  • 植物と石と時間のコラボレーション。<br /><br />崩壊した石材が折り重なり<br />そこに舞落ちた葉が積み重なり<br />木々の隙間から太陽の光が降り注ぎ<br />最後に時間がゆっくりと包み込み<br />この空間を作り出しています。<br /><br />我々人間が普段の生活では出逢えない<br />とてつもなく長い時間が積み重なった<br />四次元の回廊なのでしょう。

    植物と石と時間のコラボレーション。

    崩壊した石材が折り重なり
    そこに舞落ちた葉が積み重なり
    木々の隙間から太陽の光が降り注ぎ
    最後に時間がゆっくりと包み込み
    この空間を作り出しています。

    我々人間が普段の生活では出逢えない
    とてつもなく長い時間が積み重なった
    四次元の回廊なのでしょう。

  • 人類のかつての栄華より<br />植物の確実な生命力に驚嘆します。

    人類のかつての栄華より
    植物の確実な生命力に驚嘆します。

  • 遺跡の中に居ると言うよりも<br />心地良い森の中に居ると言う<br />感覚が芽生え始めた。

    遺跡の中に居ると言うよりも
    心地良い森の中に居ると言う
    感覚が芽生え始めた。

  • 本日のツアーはこの遺跡だけです。<br /><br />ガイドはのんびりと遺跡を案内してくれます。<br /><br />他の有名な旅行会社のツアーも来ていましたが<br />私達をどんどん抜き去って<br />私達が帰る頃にはみんなもう居ませんでした。<br /><br />この遺跡はたっぷりと時間をかけて<br />ゆっくり回る価値のある遺跡です。<br /><br />日陰に作られたベンチに座り<br />ゆったり流れる風と時間に身を委ねていると<br />幼い頃近所の山の上にある神社で<br />ハンミョウを追いかけながら遊んだ<br />あの日々の事を思い出してしまいました。<br /><br />

    本日のツアーはこの遺跡だけです。

    ガイドはのんびりと遺跡を案内してくれます。

    他の有名な旅行会社のツアーも来ていましたが
    私達をどんどん抜き去って
    私達が帰る頃にはみんなもう居ませんでした。

    この遺跡はたっぷりと時間をかけて
    ゆっくり回る価値のある遺跡です。

    日陰に作られたベンチに座り
    ゆったり流れる風と時間に身を委ねていると
    幼い頃近所の山の上にある神社で
    ハンミョウを追いかけながら遊んだ
    あの日々の事を思い出してしまいました。

  • この遺跡をまわっていて<br />「あぁ、ここが宮崎駿の世界なのか!」<br />と思うようになりました。<br /><br />ここに繁茂している植物達はこの遺跡を破壊し<br />元の自然に戻そうとしているのではなくて<br />この遺跡をも含んだこの空間を<br />新しい森に変えようとしているのです。<br />人間の手の届かないところで<br />自然はとても柔軟な復元力を持っているのです。<br /><br />私にとって、遺跡のあり方を考えさせる<br />とても記憶に残る遺跡となりました。

    この遺跡をまわっていて
    「あぁ、ここが宮崎駿の世界なのか!」
    と思うようになりました。

    ここに繁茂している植物達はこの遺跡を破壊し
    元の自然に戻そうとしているのではなくて
    この遺跡をも含んだこの空間を
    新しい森に変えようとしているのです。
    人間の手の届かないところで
    自然はとても柔軟な復元力を持っているのです。

    私にとって、遺跡のあり方を考えさせる
    とても記憶に残る遺跡となりました。

  • 昼食はツアーには付きものの<br />遺跡近くの提携レストランでの昼食。<br /><br />バイキング等でツアー代金に<br />含まれている場合はまだ良いのですが<br />実費の場合はかなり痛い出費となります。<br /><br />写真は4$のフライドライス。<br />決してまずい訳ではありませんが<br />日本で言えば、喫茶店で普通のカレーライスを<br />1500円出して食べてるようなものですから。<br />これはキビシイ!

    昼食はツアーには付きものの
    遺跡近くの提携レストランでの昼食。

    バイキング等でツアー代金に
    含まれている場合はまだ良いのですが
    実費の場合はかなり痛い出費となります。

    写真は4$のフライドライス。
    決してまずい訳ではありませんが
    日本で言えば、喫茶店で普通のカレーライスを
    1500円出して食べてるようなものですから。
    これはキビシイ!

  • ツアー用のレストランの隣りには<br />アジアで良くある雑貨屋がありました。<br /><br />日用雑貨、水、ガソリンの他に<br />この厳めしいケースでたばこを売ってます。<br /><br />ちなみにレストランで2$の水を<br />この店で2000リエル(0.5$)で買いました。<br />

    ツアー用のレストランの隣りには
    アジアで良くある雑貨屋がありました。

    日用雑貨、水、ガソリンの他に
    この厳めしいケースでたばこを売ってます。

    ちなみにレストランで2$の水を
    この店で2000リエル(0.5$)で買いました。

  • ツアーの昼食時間は<br />比較的長く設定されています。<br /><br />アジア全般のレストラン事情として<br />注文した物が必ずしも早く出るとは限らないので<br />昼食1時間強は普通とは思いますが<br />今回はあっさり30分で食事終了。<br /><br />時間が余ってしまったらどうするか?<br />じっとしていられないので外に出る人と<br />時間までのんびりレストランで寛ぐ人<br />この二種類に分かれます。<br /><br />私達は当然前者でレストラン周辺を散策。

    ツアーの昼食時間は
    比較的長く設定されています。

    アジア全般のレストラン事情として
    注文した物が必ずしも早く出るとは限らないので
    昼食1時間強は普通とは思いますが
    今回はあっさり30分で食事終了。

    時間が余ってしまったらどうするか?
    じっとしていられないので外に出る人と
    時間までのんびりレストランで寛ぐ人
    この二種類に分かれます。

    私達は当然前者でレストラン周辺を散策。

  • 通り過ぎる耕運機にカメラを向けると<br />大人も子供も笑顔で手を振ってくれました。<br /><br />プライバシーや著作権等の様々な問題で<br />撮影できない状況や地域が増える中<br />少なくともこの親子には喜んでもらえて良かった。

    通り過ぎる耕運機にカメラを向けると
    大人も子供も笑顔で手を振ってくれました。

    プライバシーや著作権等の様々な問題で
    撮影できない状況や地域が増える中
    少なくともこの親子には喜んでもらえて良かった。

  • 遺跡から離れた周辺の風景。<br /><br />

    遺跡から離れた周辺の風景。

  • 宿に着いたのは午後4時過ぎ。<br /><br />乾季のカンボジアの高温と<br />ハードな遺跡ツアーでかなり体力消耗。<br />あまりにもダルイので熱を測ると37.5度。<br />ヤバイ、熱中症?風邪?感染症?<br /><br />明日もツアーがあるので今晩中に熱下げなければ!<br />解熱剤と電解質の飲み物飲んで横になる。<br /><br />夜になると体温は更に上昇し38度を超えた。<br />明日はアンコールワットなのに・・・<br />アンコールは人を選ぶのか?<br />ここまで来てもアンコールはなお遠い!<br /><br />翌日のツアーは明後日に順延してもらって<br />明日は丸一日ベットでひたすら休養することに。<br /><br />治ってくれ、頼む熱よ下がってくれ!<br />宿のレストランでお粥(写真)を作ってもらい<br />自分の治癒力だけを信じ就寝。<br /><br /><br />次回、カンボジア後編へ続く・・・。<br /><br /><br /><br />

    宿に着いたのは午後4時過ぎ。

    乾季のカンボジアの高温と
    ハードな遺跡ツアーでかなり体力消耗。
    あまりにもダルイので熱を測ると37.5度。
    ヤバイ、熱中症?風邪?感染症?

    明日もツアーがあるので今晩中に熱下げなければ!
    解熱剤と電解質の飲み物飲んで横になる。

    夜になると体温は更に上昇し38度を超えた。
    明日はアンコールワットなのに・・・
    アンコールは人を選ぶのか?
    ここまで来てもアンコールはなお遠い!

    翌日のツアーは明後日に順延してもらって
    明日は丸一日ベットでひたすら休養することに。

    治ってくれ、頼む熱よ下がってくれ!
    宿のレストランでお粥(写真)を作ってもらい
    自分の治癒力だけを信じ就寝。


    次回、カンボジア後編へ続く・・・。



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この旅行記へのコメント (6)

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  • kodeyanさん 2013/02/23 15:03:48
    はじめまして
    shiqueさん こんにちは

    カンボジア前編の旅行記にお邪魔しました。
    shiqueさんの旅行記は詩集のような
    心地よさがある文体だなぁ、と思いました。

    >かわいいデバター達に出逢えました。

    この表現、素敵ですね。

    ではでは☆彡

    shique

    shiqueさん からの返信 2013/02/25 15:47:41
    はじめまして shiqueです
    こんにちは、kodeyanさん


    旅行記をご覧頂き、さらに投票までして頂き

    ありがとうございました。

    kodeyanさんの旅行記にお邪魔しましたが

    旅行記の多さには度肝を抜かれました。

    凄い!

    写真のコメントも簡潔でリズム感があり

    爽快な風を感じました。


    私事ですが、今週末から

    ルワンパバーンを皮きりに、東南アジアを旅行します。

    kodeyanさんの旅行記はとても参考になりました。

    ありがとうございました。


                     shique




  • jasumineさん 2012/07/29 12:16:22
    ベンメリア大好きです
    shiqueさんへ

    はじめまして。

    陸路のカンボジア入国楽しいですね。
    車のトラブルよくあります。
    私は幸いトラぶったことないですが、プノンペンからシェムリアップへ路線バスで行った友人は、目的地目の前にしてバスがパンク。
    予備のタイヤは積んでなく(カンボジアでは普通)プノンペンから代わりのタイヤが届くのを何時間も待ったそうです。何もない畑の真ん中で・・・。
    それを思い出しました。

    ベンメリアの遺跡は「空中の城ラピタ」みたいで好きです。
    あまり開発されないほうがいいですね。
    私たちが行った時は、怪しげなおじさんが二人ず〜〜っと着いてきて、「何なのこの人たち。気持ち悪い」と思っていたら、すぐに答えは判明。
    私たちの大きなヒップを後ろから持ち上げてくれるための人。
    本職は地雷処理の人達でした。
    「おじさん、ごめんなさい」m(__)m
    その頃は、周りはまだまだ地雷の畑でガイドなしには歩けませんでした。

    体調を崩されたそうで大変でしたね。
    カンボジアでは、必ず昼寝をしないと体力が持ちません。
    日本人は昼寝の習慣が無いので、我が家へ来て下さるお客様達に昼寝をしてもらうのは大変でした。
    横になって目をつぶるだけでもいいのです。
    昼寝の習慣のおかげで、日本へ帰国してからもしばらくは時間になると起きてられずこまりました。(笑)

    また機会があればカンボジア訪問して下さいね。
    まだまだ楽しい事がいっぱいあります。

    これからも楽しみに旅行記見せていただきます。

         jasumineより

    shique

    shiqueさん からの返信 2012/08/03 00:47:13
    RE: ベンメリア大好きです
    はじめまして、jasumineさん

    旅行記ご覧頂きありがとうございました。

    旅行にはトラブルが付きもの
    交通事故や暴動に巻き込まれるのはかないませんが
    安全が担保される範囲であれば
    「トラブルも楽しんでしまえ」的に
    のんびりとした旅行に憧れています。

    今回の旅行は初めてのカンボジアでしたが
    旅行記に書きましたように発熱してしまい
    現地の人々との交流が持てなくて残念です。
    近いうちにリベンジ出来たらと考えております。

    今回はツアーで数か所の遺跡を回っただけですが
    一つ一つの遺跡ももっと時間をかけ
    ゆったりと見学したいと思いました。
    まだ見ぬ遺跡も数多くありますし
    次回旅行への期待がどんどん膨らんで来ています。

    そう言えば今回は昼寝をあまりしなかったのが
    体調を崩した原因の一つですねきっと。(笑)
    次回は昼寝を日課にします。


    次回の旅行記は未定ですが
    時々足を運んで頂ければ幸いです。

    ありがとうございました。


                 Shique


  • あんこう鍋さん 2012/05/20 06:03:49
    アンコールワット
    shiqueさん、はじめまして。あんこう鍋です。

    今春の旅行記、最初のカオサンから、アユタヤ、
    そしてアンコールワットまで、
    楽しく拝読いたしました。

    カオサンの賑わい、懐かしく感じました。
    20代の頃は、カオサン辺りの宿にいつも滞在していたんです。
    今もそれほど変わっていませんでしょうか?

    シェムリアップの遺跡群は、やはりすばらしいですね!
    私は3年前に念願かなって、アンコールワットなどを見ました。

    shiqueさんのお写真を拝見しながら、
    またカンボジアに行ってみたくなりました。

    私は今はないらしいカオサンのMPツアーのツアーでシェムリアップに行ったのですが、
    サワディーアンコールツアーの対応はいかがでしたでしょうか?

    旅行記の続き、楽しみにしています!




    あんこう鍋

    shique

    shiqueさん からの返信 2012/05/22 14:29:40
    RE: アンコールワット
    こんにちは、あんこう鍋さん。

    今回は私の旅行記を見て頂き、
    またコメントまで頂きありがとうございます。
    私もあんこう鍋さんの旅行記は
    楽しく拝読させて頂いております。

    今回カオサンを訪れたのは十数年ぶりでした。
    2000年前後に何度か訪れたカオサンとの比較になりますが
    街が二周りほど大きくなった感じがします。
    メインのカオサン通りも以前は
    「ここに来ればお金が稼げる!」的な
    アジアのカオスが渦巻いていた気がしますが、
    今回の印象は「しっかり営業してます。
    ビジネスやってます、いらっしゃいませ。」
    こんな感じです。

    界隈の店の規模も大きくなり
    人出は以前よりも遙かに多くなっています。
    通りにはコンビニが4、5軒もあり
    都会化したお祭り会場感が漂っています。
    「ヤバイ」感じが表面上からは薄れて
    その分闇の世界に繋がる落とし穴が
    ぽっかりと開いてそうで逆に怖さを感じました。

    野良犬が明らかに減りました。
    カオサンで聞いた噂話ですが
    バンコクの野良犬はほとんどが食用として
    ベトナムに輸出されて激減したそうです。
    本当でしょうか・・・真偽は不明です。

    MPツアーは今年の1月に閉店したようです。
    色々噂が飛び交っていますが
    カオサンの店には看板も無くなっていました。
    と言う事で選択の余地も無く
    今回はサワディーアンコールツアーを利用しました。
    旅行前にサワディーアンコールツアーさんとは
    ネットで何度か連絡を取って詳細を伺っていましたが
    ツアーの予約はカオサンの店舗でしました。
    その際、日本人店長さんとたくさんお話をし
    情報をたくさんもらいました。
    話好きな店長なので、話していて楽しいです。

    移動はタイ国内は12人乗りのミニバス、
    カンボジア内は4人乗りのタクシー。
    混載ツアーですから誰と乗り合わせるかは
    その場でスタッフが決めます。
    宿はオールドマーケットからは少し離れた場所にある
    SAWASDEE ANGKOR INNでした。
    エアコン、ツインで1泊20US$。(ツアー代金に込)
    ホテルには日本語が堪能な現地スタッフが居ました。

    ツアーは?ベンメリアツアー
    ?アンコールトム、タプローム、プノンバケンツアー
    この二つが旅行代金に含まれています。
    他のツアーも20US$からアレンジ出来るそうです。
    両方とも日本語ガイド付きで案内してくれます。
    日本語の問題は若干有りましたが
    ガイド自体はのんびりとしていて
    私達のペースにはちょうど良かったですね。

    最終日、空港までは無料でトゥクトゥクで送ってくれました。

    次回の事はまだ考えていませんが
    今回のツアーはコストパフォーマンスを考えてみても
    満足の行くものだと考えております。
    ホテルのグレードや混載ツアーを気になさらない方には
    お勧めのツアーだと思います。

    長々と書いてしまいました。

    あんこう鍋さんの旅行記も楽しみにしております。


                    shique


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