2006/11/24 - 2006/11/26
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ドクターキムルさん
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大門坂(だいもんざか)は、和歌山県那智勝浦町にある杉林に囲まれた坂道で、熊野古道・中辺路の一部として残っている熊野那智大社への参道である。約640mの石畳の道で、坂道の両側にまるで門柱のように聳える夫婦杉など、杉の大木の中を通っている。この坂を上ると、青岸渡寺と熊野那智大社があり、那智滝へも見え、約30分間は古道の雰囲気を楽しめる世界遺産「熊野産地の霊場と参詣道・熊野参詣道中辺路」のお勧めのコースである。80過ぎの白装束の老婆が倒れそうになりながらも人に抱えられて坂を登って行くのを追い越した。それでも坂の上に辿り着くと元気を取り戻して一人で歩いていた。
こうした杉の大木は樹齢数100年のものもあろうが、ここ南紀は気候が温暖で雨が多いために、杉の木の生長は思いのほか早いようだ。羽黒神社の五重塔が建つ参道石段の両側に広がる杉林とはやはり成長が違うようだ。京都の北山杉や秋田杉のように、建築材として知られている杉はやはり年輪が細かい北向きの山や寒冷地のものであろう。
柔らかい杉で年輪が荒いものを柱にして利用した痕跡を見たことがある。出雲大社の3本柱である。出雲大社境内から出土した金輪造営図に描かれた杉の3本束ねた柱跡から発掘された杉の大木は直径90cmあまりでも樹齢が80年程度であるという。古代出雲歴史博物館に展示されているのを見て、とても強度が足りるとは思えなかった。ここの杉の木もそうしたものであろう。
(表紙写真は大門坂入口)
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