那智の滝・青岸渡寺・那智大社の観光 [2014](1)

2014/02/25 - 2014/02/25

前日、三重県紀宝町で珍鳥ヤドリギツグミなどのバードウォッチングをした後、和歌山県の湯川温泉で一泊し、翌日は、那智の滝と伊勢神宮の観光を予定していました。ところが、静岡で珍鳥サバンナシトドが出ているとの情報を戴き、午前中の那智の滝観光だけで切り上げ、午後からは静岡に向かって移動しました。

今回の旅行記は、午前中の観光の部「那智の滝・青岸渡寺・那智大社の観光」で、一泊した湯川温泉は、写真を撮り忘れたので省略します。

表紙は、定番の「青岸渡寺の三重塔と那智大滝」です。

エリア 那智勝浦・太地(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

那智山案内図で、大体の位置関係を理解します。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

まずは、世界文化遺産「那智大滝」に行ってみます。

那智の滝は、滝壺付近は熊野那智大社の別宮である飛瀧神社になっています。

飛瀧神社の御祭神は大己貴神で、御神体は「那智の滝」だそうです。

飛瀧神社の境内から戻ってくる観光客。

世界文化遺産「那智御滝・飛瀧神社」の案内

飛瀧神社の説明

飛瀧神社の境内から、那智の滝が見えます。

世界文化遺産「那智大滝」

那智滝（なちのたき）は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川にかかる滝。
一の滝における落差は133mであり、総合落差では日本12位だが、一段の滝としては落差日本1位を誇る。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。

国の名勝に指定されている（1972年7月11日指定、指定名は「那智大滝〈なちのおおたき〉」）。(Wikipedia参照)

飛瀧神社の境内にいた鳥さん。
逆光で真っ黒クロスケです。(T-T)
たぶん、イソヒヨドリだったような気がします。

世界遺産「那智御滝」の記念碑

元気のパワースポット　世界遺産那智山

西国第一番札所　那智山青岸渡寺

日本第一霊験所　熊野那智大社

阿弥陀堂（納骨堂）

青岸渡寺の三重塔

この建物は何かな？
ご存知の方は、教えて下さい。

花山法皇西国巡礼の旅

花山上皇（968〜1008）は在位わずかにして一條天皇に御譲位になり、深く観音力を信じられ那智の山に籠って修行せられること三ヶ年、更に広く大慈大悲を求めて那智観音を第一番として西国三十三ヶ所へ、当山の弁阿上人等を先達として巡礼の旅に出られた。世に花山法皇を西国巡礼の祖とあがめ、今なおその心の旅につづけられているのである。（現地案内板）

青岸渡寺

青岸渡寺

手水舎

熊野那智大社

全国に約4000社あるといわれている熊野神社の本社であり、熊野本宮大社、熊野 速玉大社と共に熊野三山と呼ばれている。

熊野那智大社

奉納酒樽

平安衣裳

綺麗ですね。

平安衣裳貸出し

１時間２０００円が高いか安いか、人によって違うと思うけど、一人も貸衣裳で歩いている女性を見る事がなかったです。
ぜひ、平安衣裳の女性の写真を撮りたかったのに・・・。(T-T)

ひょっとして、熊野古道の方で写真を撮っていたのかも知れませんが、私は階段が苦手なので、熊野古道は遠慮しました。

熊野那智大社の鳥居

熊野那智大社の鳥居

熊野那智大社

熊野那智大社の御案内（境内看板）

　この地を「熊野」と申します。クマとは、「奥まった処」「隠れたる処」との意味があり、そこは「上座」であり「聖」なる地と位置づけています。「クマ」と「カミ」は同じ意味があり、「クマノ」は「カミの野」で神々の住まえる地といえます。
　神倭磐余彦命はこの地に上陸され、八咫烏の案内で大和の地に着き神武天皇となられました。その時に那智の瀧を大己貴命の御霊代として祀られたのが那智山信仰の起こりと伝え、仁徳天皇五年（約1680年前）この地に社殿を建立したと伝えています。
　古来、「日本第一大霊験所・根本熊野三所権現」那智山熊野権現と称し、御社名を「熊野那智大社」と申し、御祭神は熊野夫須美大神と申し上げ、日本で最初の女神「伊弉冉命」を主神とし十二柱の神々をお祀りし、全国に鎮座する約四千余社の熊野神社の御本社（熊野本宮大社　熊野速玉大社とともに）であり、熊野三山の一社であります。
　重畳と續つく紀伊の山々の果て、全面に大海原が拡がる温暖の地は京洛より山川八十余里、往復一ヶ月を要し後白河法皇の三十四度・後鳥羽上皇の三十一度を始め数多くの人々が続々と熊野詣を為し、その様子を「蟻の熊野詣」と称しています。
　御社殿は、熊野権現造りと称し正面五棟・側面一棟と御縣彦社・鈴門・瑞塀から成っており、往古、織田信長により焼き討ちに逢い、豊臣の代に再興し、享保・嘉永に修復し、最近では昭和九年の室戸台風の被害により解体修復が行われ、平成七年に国指定文化財となりました。 更に、平成十四年より檜皮の葺き替え・丹塗りの塗り替えを行い、御社殿及び境内域はこの度『紀伊山地の霊場と参詣道』として世界遺産に認定され、この那智山社域一帯は吉野熊野国立公園特別地域であります。

那智山　熊野権現
　　熊野那智大社

熊野那智大社　拝殿。

熊野那智大社　拝殿。

熊野那智大社

青岸渡寺

青岸渡寺・世界遺産の記念碑

那智山青岸渡寺全景

青岸渡寺入口付近の観音菩薩像

青岸渡寺の入口付近

青岸渡寺の駐車場付近から、対岸の山々を見る。

ところどころ、地滑りの後らしい地面がむきだしの地形が見える。
近年、異常気象による集中豪雨被害が頻発するようになってきた。

青岸渡寺の三重塔と那智大滝

青岸渡寺の三重塔と那智大滝

青岸渡寺の三重塔

青岸渡寺の三重塔

那智の滝の最上部が見えます。

滝口が三筋になっているのが、那智の滝の特徴とされています。　　　　　　　　

布袋（ほてい）さん。

こちらにも、観音様がおられました。

お地蔵さん

紅梅が咲いていました。

庭園も立派ですね。

セグロセキレイ（背黒鶺鴒）がいました。
距離が遠かったので、手持撮影なのに無理に拡大してブレブレです。(T-T)

那智勝浦から、海岸通りを通って伊勢方面に移動途中の風景。
何かの養殖をしているようです。

この後は、静岡の珍鳥目指して車を飛ばしました。