![この日はフランス・アルザス地方の中心都市ストラスブールに宿をとっているので、ベルンからまずは国境の街・バーゼルへ。<br /><br />バーゼルからストラスブールへはフランス国内を走る高速列車TGVに乗れば直通で行けるけど、今回買ったユーレイルセレクトパスはイタリア・スイス・ドイツの3ヵ国選択なので、ドイツ国内を走る高速列車ICEに乗ってオッフェンブルクまで行き、そこから普通列車で国境を越えるルートをとります。<br /><br />午前中のベルンの街歩きがあまりに楽しくてテンションあがりっぱなしだったので、当初は予定になかったフライブルクもついでに立ち寄ることに。<br />ストラスブールの到着は遅くなったけど、ヨーロッパの日の長さのおかげでそれでも十分楽しめました。<br /><br />≪旅程≫<br />ベルン(Bern) 11:34 →特急列車(IC)→バーゼル(Basel SBB) 12:32<br />バーゼル(Basel SBB) 13:04 →高速列車(ICE)→フライブルク(Freiburg Hbf)13:49<br /><br />★フライブルクで途中下車<br /><br />フライブルク(Freiburg Hbf)15:48 →高速列車(ICE)→オッフェンブルク(Offenburg)16:18<br />オッフェンブルク(Offenburg)17:04 →普通列車(OSB)→ストラスブール(Strasbourg)17:34<br /><br />★ストラスブール泊 <br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/64/60/650x_10646054.jpg?updated_at=1329576181)
2011/08/02 - 2011/08/09
318位(同エリア649件中)
おやさいさん
この日はフランス・アルザス地方の中心都市ストラスブールに宿をとっているので、ベルンからまずは国境の街・バーゼルへ。
バーゼルからストラスブールへはフランス国内を走る高速列車TGVに乗れば直通で行けるけど、今回買ったユーレイルセレクトパスはイタリア・スイス・ドイツの3ヵ国選択なので、ドイツ国内を走る高速列車ICEに乗ってオッフェンブルクまで行き、そこから普通列車で国境を越えるルートをとります。
午前中のベルンの街歩きがあまりに楽しくてテンションあがりっぱなしだったので、当初は予定になかったフライブルクもついでに立ち寄ることに。
ストラスブールの到着は遅くなったけど、ヨーロッパの日の長さのおかげでそれでも十分楽しめました。
≪旅程≫
ベルン(Bern) 11:34 →特急列車(IC)→バーゼル(Basel SBB) 12:32
バーゼル(Basel SBB) 13:04 →高速列車(ICE)→フライブルク(Freiburg Hbf)13:49
★フライブルクで途中下車
フライブルク(Freiburg Hbf)15:48 →高速列車(ICE)→オッフェンブルク(Offenburg)16:18
オッフェンブルク(Offenburg)17:04 →普通列車(OSB)→ストラスブール(Strasbourg)17:34
★ストラスブール泊
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
バーゼルはフランス、ドイツと接する国境の街。
スイス国鉄駅、フランス国鉄駅、ドイツ国鉄駅の3つのバーゼル駅があります。
列車はスイス国鉄駅のBasel SBB駅に到着。 -
ドイツ方面へ向かうICEの出発まで30分ほど待ち時間があるから駅前へ出ることに。
駅構内には、フランス国鉄駅へ向かうゲートがありました。
パスポートフリーになる前はここで出国審査をしてたのかな? -
バーゼルの駅前はトラムやバスがたくさん走る、いかにもヨーロッパらしい光景。
どうもこの町のトラムのイメージカラーは緑色らしい。
そういえば昨日歩いたチューリッヒはブルーのトラムばっかりやったなぁ。 -
駅前をぶらっとしたら出発時間が近づいてきたのでホームへ。
ホームにはスイスの列車(右側)とドイツの列車(左側)が並んで停まっていました。
さあ、ここからドイツや!とテンションがあがってきます。
こんにちは、ドイツ! そしてさらば、スイス! -
ユーレイルセレクトパスを持ってれば、スイスに続きドイツでも予約不要で特急列車(高速列車含む)に乗れます。
スイス、ドイツの幹線は特急列車の本数がかなり多いしこれは本当に便利!
しかもICEの1等車はかなり快適。
軽食やドリンクのオーダーも聞きにきてくれるし、座席まで持ってきてくれるから、ちょっとした贅沢気分を味わえます。 -
せっかくやから、残ったスイスフランを使ってカプチーノを注文。
いつもは庶民の自分も、美しい車窓を横目に見つつ、この時ばかりは優雅な気分に浸ります。 -
当初の予定ではこのままオッフェンブルクまで行くつもりやったけど、元気があれば寄ろうと思って候補に入れてたフライブルクで途中下車することに。
-
ホームに降りるとすぐにコインロッカーがあったので、バックパックはコインロッカーに預けて、いざ街歩きに出発!
スイスに引き続きコインロッカーが使えるのはありがたい。
フライブルク中央駅は機能的で清潔な駅でした。 -
駅から10分ほど歩くとフライブルクのシンボル、大聖堂の塔が姿を現します。
フライブルクの旧市街はいかにもドイツっぽい街並み。
歩くだけでうれしくなってきます。
でもこのあたりから曇行きはかなり怪しい様子。
しかも気温もさっきより肌寒くなってきたような気が…。 -
天気は気になるけど、なんとか雨にも降られず大聖堂に到着。
駅からのんびり歩いて20分ほどでした。
フライブルクの大聖堂の正面は時計塔のような外観。
赤茶色の石でできた美しい大聖堂です。
高くそびえたつ塔の高さは116メートルもあるとのこと。 -
大聖堂の内部に入った瞬間、美しさに思わずため息が。
-
イタリアの大聖堂の内部はどこか華やいだ雰囲気があったけど、ここではどっしりとした重厚な印象を受けました。
同じ大聖堂でもお国柄の違いなんかなぁってなことを考えながら、内部をゆっくり鑑賞します。 -
キャンドルの灯りが幻想的。
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フライブルクの大聖堂は美しいステンドグラスの宝庫。
どれもこれもきれいで感動します。 -
美しく輝くステンドグラス。
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美しいステンドグラスをアップで…その1
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美しいステンドグラスをアップで…その2
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立派なパイプオルガンもあります。
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満たされた気分で大聖堂の外に出ると、外はいつのまにやらかなり寒い!
こんなに気温が下がるとは…。
コインロッカーに長袖を置いてきてのは大失敗やったなぁ。
真夏というのに周りの人の装いもすっかり秋模様。
半袖の自分はちょっとういてるような気もするけど、めげずに街歩きを続行。 -
大聖堂の向かいにある赤茶色の建物は16世紀完成の歴史ある商館。
カラフルな塔が印象的。 -
大聖堂前の広場を後にして、ぶらぶら寄り道しながら駅のほうへ戻ります。
-
途中みつけた石畳に描かれたモザイク。
この町ではその昔、店が扱う商品を店の入口にモザイクで描いていたとのこと。 -
フライブルクは、脱・クルマ社会を目指して路面電車を発達させた環境都市としても有名。
京都にも見習ってほしいなぁ。 -
旧市街のはずれにあるマルティン塔では、塔の下を路面電車が走り抜けるおもしろい光景に出会えました。
-
この頃には雨も本降りに…。
旧市街にはいたるところで水路が流れてて、本当なら真夏の暑さの中、涼を感じれるはずやったのに、雨の中なので寒々しい印象になってしまいました。 -
そんなこんなでフライブルク散策は終了。
美しくていい町やったけど、天気に恵まれずしかも肌寒い中での街歩きでした。
コインロッカーから荷物取り出し、再びICEに乗って、次はオッフェンブルクへ。 -
30分ほどでオッフェンブルクに到着。
次のストラスブール行きの普通列車までは待ち時間があるから駅前をぶーらぶら。 -
すると駅前にケバブ屋兼ピザ屋があったので、ここで休憩することに。
ドイツといえばビール!ということで、ここでケバブ(ポテト入り)とビールを注文。
ポテトとビールの組み合わせが最高! -
ストラスブール行きの普通列車は2両しかなくて、列車は超満員。
今回の旅行で初めての混雑を経験。
さて、この列車は途中からフランスを走るから、自分の持ってるユーレイルセレクトパスは途中から無効で新たにキップの購入が必要。
列車の中で乗り越し分を買おうと思ってたけど、結局検札がなくて結果的には無賃乗車したことになってしまいました。
フランス国鉄さん、すみません…。 -
そしてストラスブール駅に到着。
イタリア、スイス、ドイツと旅してきて、ついに4ヵ国目のフランスに入国です。 -
ストラスブールの駅は古い駅舎を新しい駅舎ですっぽり包んでしまった不思議なつくり。
歴史的な駅舎を残しつつ、駅をリニューアルするなんてさすがおフランス!? -
外から見るとUFOみたいなストラスブール駅。
それにしても天気が相変わらず曇天なのが残念。まあ雨が降ってないだけマシか…。 -
ホテルは大聖堂(カテドラル)広場にあるので、旧市街へと歩きます。
事前の情報では、「ストラスブールの街並みはドイツっぽい」って書いてあったけど、ドイツから来るとさっきのフライブルクの街並みとはまた違った印象。
国ごとに微妙に街並みの雰囲気が違うのがおもしろい。 -
ストラスブールの街並み自体は確かに美しいけど、街角には物乞いがいたり、犬のう○こがいっぱい落ちてたりとスイス、ドイツより街の雰囲気は確実に悪くなっている感じ。
おフランスの現実は意外に優雅ではないらしい。
路地に入ると人通りが途切れるところもあるので、旅行慣れしてきて緩んだ気持ちを引き締め直します。 -
途中で結構大きな塔が見えたからその方向に歩いて行ったら、その塔はどうも大聖堂のものではなくて結果、道に迷うことに。
ストラスブールのためだけにフランスのガイドブックを買うのはもったいなかったから、ストラスブールの下調べは不十分なのです。
※写真は大聖堂の塔と勘違いして、たどり着いた教会 -
それでも方向修正して不安になりながらもなんとか大聖堂に到着。
さっきの教会もなかなか大きかったけど、大聖堂はさらにすごいスケール!
写真では伝わらないけど実際見てみるとかなりの迫力です。 -
今晩の宿は大聖堂の目の前にあるその名もずばり「Hotel Cathedrale」
-
1泊65ユーロと結構なお値段なのでそれなりに期待してたけど、廊下側にしか窓がない落ち着かない部屋でした。
一人旅やからまあいいけど、家族と泊まるにはつらいホテルかな…。
ちなみに部屋自体は掃除が行き届いてて清潔でした。 -
ホテルに荷物を置いて身軽になったら早速、大聖堂の内部へ。
-
ストラスブールの大聖堂もステンドグラスが圧巻の美しさ。
-
厳粛な空気に浸ります。
-
内部をゆっくり鑑賞してたら係員の人に「信者以外は後ろに下がって!」と注意されてしまいました。
何事かと思って様子を見てるとどうやらミサが始まるらしい。
長くなりそうなので、先に大聖堂の塔に上ることに。 -
この日の塔の入場料はなぜか無料でラッキー(事前の情報では有料だった)
塔への階段は結構ハード。
でも上からの眺めを楽しみにがんばって上ります。 -
そして、上からの眺めはやっぱり壮観。
ストラスブールの美しい街並みが一望!
しかもうれしいことに天気もちょっとずつ回復してる様子。 -
しばらく風にあたりながらのんびり景色を眺めます。
-
長〜い階段を地上まで下ると外はすっかり晴天に。
やっぱり晴れると景色が映えます。
ちなみに、下り階段はひたすら右回りで下るので右のヒザに結構負担がきました。 -
木組みの家々と大聖堂の組み合わせは最高の景色!
-
ふと時計を見るともう19時半。
ストラスブールのもう一つのみどころ、プティットフランスにまだ行ってないから慌てて街歩きを開始。 -
ストラスブールの旧市街は木組みの家が多くてかなりいい雰囲気。
街歩きが楽しい! -
ストラスブールの街角風景①
-
ストラスブールの街角風景②
-
地図がないからまたまた不安になりながらもプティットフランスに到着。
大聖堂から20分ほどの道のりでした。
木組みの家がいいかんじ。 -
プティットフランスの木組みの街並みはもっと大規模かなぁっと思ってたけど、意外に範囲が狭かったのはちょっと残念。
でも雰囲気はいいし、良しとするか! -
見たいところはほとんど見れたし、残りは明日にまわして大聖堂まで帰ります。
途中の広場ではメリーゴーランドが。
ヨーロッパの街は広場を上手に活用してるなぁって感心させられます。 -
再び木組みの家と大聖堂の組み合わせ。
-
夕日を浴びて赤く輝く大聖堂。
この光景にはただただ感動…。
思わず鳥肌がたちました。
あぁ、至福の時間。 -
せっかくなんで大聖堂を眺めれるレストランで食事をします。
注文したのはアルザスの名物料理、シュークルートとビール!
そして目の前には大聖堂!
これまた至福の時間…のはずがこのあたりから急激に気分が悪くなり、まさかの体調不良。
シュークルートも結局残してしまいました。
この時はただの胸やけかなぁってと思って、とりあえず部屋に戻ってすぐに休むことに。
明日は最終日やし、最後まで楽しみたいので体調回復に努めます。
でも実はこれが悪夢のはじまりだったのです。
【ハイデルベルク、帰国編へつづく】
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