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水の都ヴェネツィアを歩きまわった記録の後編です。<br />天気にも恵まれて最高の街歩きになりました。

鉄道で駆け巡るヨーロッパ一人旅 ③ヴェネツィア後編

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2011/08/02 - 2011/08/09

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おやさい

おやさいさん

水の都ヴェネツィアを歩きまわった記録の後編です。
天気にも恵まれて最高の街歩きになりました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.0
グルメ
3.0
ショッピング
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道 徒歩
航空会社
ターキッシュ エアラインズ
旅行の手配内容
個別手配

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  • サンマルコ広場に到着して、まずは鐘楼に上ります。<br /><br />エレベーターなので上まで楽々!<br />なぜエレベーターがあるかというと、今ある塔は1912年完成の2代目だから。<br /><br />初代は1513年に完成して400年近くの歴史があったけど、1902年に突如崩壊してしまったとのこと。<br />

    サンマルコ広場に到着して、まずは鐘楼に上ります。

    エレベーターなので上まで楽々!
    なぜエレベーターがあるかというと、今ある塔は1912年完成の2代目だから。

    初代は1513年に完成して400年近くの歴史があったけど、1902年に突如崩壊してしまったとのこと。

  • 鐘楼の上からは360度の大パノラマ!<br /><br />下に見える広場がサンマルコ広場。<br />鐘楼の影も見えます。<br />

    鐘楼の上からは360度の大パノラマ!

    下に見える広場がサンマルコ広場。
    鐘楼の影も見えます。

  • サンマルコ寺院方面の眺め。<br /><br />サンマルコ寺院の屋根はイスラムっぽいイメージ。<br />東方に進出してイスラム商人とも交易したヴェネツィアの歴史を感じさせます。<br />

    サンマルコ寺院方面の眺め。

    サンマルコ寺院の屋根はイスラムっぽいイメージ。
    東方に進出してイスラム商人とも交易したヴェネツィアの歴史を感じさせます。

  • 運河方面の眺め。<br />海風が気持ちいい!<br />

    運河方面の眺め。
    海風が気持ちいい!

  • 遠くにはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島も見えます。<br /><br />でもふと下を見るとサンマルコ寺院の入場を待つ人の列が・・・。もう少し絶景を眺めてたかったけど、慌てて下へ降りることに。<br />

    遠くにはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島も見えます。

    でもふと下を見るとサンマルコ寺院の入場を待つ人の列が・・・。もう少し絶景を眺めてたかったけど、慌てて下へ降りることに。

  • サンマルコ寺院の開場時間は9時45分から。で、この写真の撮影時間は9時50分なので開館後すぐでこの行列!<br /><br />一瞬並ぶのをためらったけど、サンマルコ寺院はヴェネツィアで一番の楽しみだった場所。<br />せっかくここまできたのに入らないわけにはいかないから、我慢して並びます。<br />

    サンマルコ寺院の開場時間は9時45分から。で、この写真の撮影時間は9時50分なので開館後すぐでこの行列!

    一瞬並ぶのをためらったけど、サンマルコ寺院はヴェネツィアで一番の楽しみだった場所。
    せっかくここまできたのに入らないわけにはいかないから、我慢して並びます。

  • でもいざ並んでみると周りの建物をゆっくり見れるから逆によかったのかも。<br /><br />写真はドゥカーレ宮殿。<br />

    でもいざ並んでみると周りの建物をゆっくり見れるから逆によかったのかも。

    写真はドゥカーレ宮殿。

  • ドゥカーレ宮殿の彫刻。<br />ヴェネツィアのシンボルである翼を持ったライオンが彫られています。<br />

    ドゥカーレ宮殿の彫刻。
    ヴェネツィアのシンボルである翼を持ったライオンが彫られています。

  • サンマルコ寺院の周りには翼を持ったライオン像がいっぱい。<br />探しながら街歩きするのも楽しいかもしれません。<br /><br />これは時計塔にあるライオン像。<br />

    サンマルコ寺院の周りには翼を持ったライオン像がいっぱい。
    探しながら街歩きするのも楽しいかもしれません。

    これは時計塔にあるライオン像。

  • サンマルコ寺院の外壁を飾る美しいモザイク画。<br />

    サンマルコ寺院の外壁を飾る美しいモザイク画。

  • そうこうしてるうちにサンマルコ寺院の入口に到着。<br />30分弱並んだけどあっという間に感じました。<br />

    そうこうしてるうちにサンマルコ寺院の入口に到着。
    30分弱並んだけどあっという間に感じました。

  • 入口上部にはエジプトから聖マルコの遺体を持ち帰った様子が描かれています。<br />持ち帰るといえば聞こえはいいけど、どうも実際は盗んできたらしい・・・。<br /><br />聖マルコとはサンマルコ、つまり日本的にいえばこの寺院のご本尊です。<br />

    入口上部にはエジプトから聖マルコの遺体を持ち帰った様子が描かれています。
    持ち帰るといえば聞こえはいいけど、どうも実際は盗んできたらしい・・・。

    聖マルコとはサンマルコ、つまり日本的にいえばこの寺院のご本尊です。

  • エジプトで安らかに眠ってた聖人を強奪してはるばる自国に運んできたあげく、勝手に守護聖人にするっていうのはすごい罰あたりのような気が・・・。<br /><br />でも実際その後のヴェネツィアは繁栄したわけやし、ご本尊の聖マルコ様はかなり寛容なんだろうな・・・。<br />

    エジプトで安らかに眠ってた聖人を強奪してはるばる自国に運んできたあげく、勝手に守護聖人にするっていうのはすごい罰あたりのような気が・・・。

    でも実際その後のヴェネツィアは繁栄したわけやし、ご本尊の聖マルコ様はかなり寛容なんだろうな・・・。

  • そんな歴史に思いを馳せつつ寺院の内部へ。<br /><br />サンマルコ寺院の内部は撮影禁止。なので、この写真は外廊の部分。<br />内部もこういう感じで天井は金色のモザイクで覆いつくされきらびやか。<br /><br />造り自体はイスタンブールのアヤソフィアに似ているなぁと感じました。<br />

    そんな歴史に思いを馳せつつ寺院の内部へ。

    サンマルコ寺院の内部は撮影禁止。なので、この写真は外廊の部分。
    内部もこういう感じで天井は金色のモザイクで覆いつくされきらびやか。

    造り自体はイスタンブールのアヤソフィアに似ているなぁと感じました。

  • 内部を見学した後は二階へ。<br /><br />間近に見える馬の像は1204年に十字軍のどさくさに紛れてコンスタンティノープル(現:イスタンブール)を陥落させた時に強奪してきたもの。<br /><br />強奪したもののはずやのに寺院の正面を飾り、しかも見事に溶け込んでしまってます。<br />ヴェネツィア人恐るべし!<br />

    内部を見学した後は二階へ。

    間近に見える馬の像は1204年に十字軍のどさくさに紛れてコンスタンティノープル(現:イスタンブール)を陥落させた時に強奪してきたもの。

    強奪したもののはずやのに寺院の正面を飾り、しかも見事に溶け込んでしまってます。
    ヴェネツィア人恐るべし!

  • 二階では外壁を飾るモザイク画が間近で見れます。<br />

    二階では外壁を飾るモザイク画が間近で見れます。

  • モザイク画のアップ。<br />こういう小さいカケラの集まりで巨大な天井を覆い尽くすのは気の遠くなるような作業です。<br />

    モザイク画のアップ。
    こういう小さいカケラの集まりで巨大な天井を覆い尽くすのは気の遠くなるような作業です。

  • 二階から見下ろすサンマルコ小広場。<br /><br />あれ?さっきより列が短くなっているような気が・・・。<br />こんなことなら慌てて並ぶことはなかったなぁ。<br /><br />こうしてサンマルコ寺院の見学は終了。<br />さすがに見応えがありました。<br />

    二階から見下ろすサンマルコ小広場。

    あれ?さっきより列が短くなっているような気が・・・。
    こんなことなら慌てて並ぶことはなかったなぁ。

    こうしてサンマルコ寺院の見学は終了。
    さすがに見応えがありました。

  • そして再び街歩きを再開。<br />

    そして再び街歩きを再開。

  • 適当に路地をさまよいながらリアルト橋方面へ。<br />

    適当に路地をさまよいながらリアルト橋方面へ。

  • 最初はリアルト橋まで出てから大運河沿いにアカデミア橋へ歩いて行こうと思ってたけど・・・<br />

    最初はリアルト橋まで出てから大運河沿いにアカデミア橋へ歩いて行こうと思ってたけど・・・

  • いつの間にかどこを歩いているのか全くわからない状況に。<br />

    いつの間にかどこを歩いているのか全くわからない状況に。

  • 地図を確認すると、いつのまにか駅の方に戻ってきてるらしい。<br />慌てて元来た道を引き返します。<br />

    地図を確認すると、いつのまにか駅の方に戻ってきてるらしい。
    慌てて元来た道を引き返します。

  • 自分は方向感覚はしっかりしてる方やと思ってたけど、ヴェネツィアの迷路に完全に迷い込んでしまったよう。<br />

    自分は方向感覚はしっかりしてる方やと思ってたけど、ヴェネツィアの迷路に完全に迷い込んでしまったよう。

  • それでもなんとかアカデミア橋方面に方向を修正。<br /><br />しばらく進むと、斜めに傾いた塔が見えてきました。<br />ヴェネツィアに斜塔なんかあったっけ?<br /><br />後でガイドブックを見ても斜塔のことは載ってないし、この斜塔がどの教会のものなのかは不明。<br />地盤が干潟やのに斜塔って危ないような気が・・・。<br />

    それでもなんとかアカデミア橋方面に方向を修正。

    しばらく進むと、斜めに傾いた塔が見えてきました。
    ヴェネツィアに斜塔なんかあったっけ?

    後でガイドブックを見ても斜塔のことは載ってないし、この斜塔がどの教会のものなのかは不明。
    地盤が干潟やのに斜塔って危ないような気が・・・。

  • そしてアカデミア橋に到着。<br /><br />これぞヴェネツィア!っていう風景です。<br />しばらく風に吹かれながら行きかう船を眺めてました。<br />まさに至福の時間。<br />

    そしてアカデミア橋に到着。

    これぞヴェネツィア!っていう風景です。
    しばらく風に吹かれながら行きかう船を眺めてました。
    まさに至福の時間。

  • 次はゴンドラ造船所(スクエーロ)へ。<br /><br />悪く言えば兄ちゃんたちがゴンドラの船底を掃除する様子が見れるだけ。<br />でもこの生活感がいいかんじの光景。<br />

    次はゴンドラ造船所(スクエーロ)へ。

    悪く言えば兄ちゃんたちがゴンドラの船底を掃除する様子が見れるだけ。
    でもこの生活感がいいかんじの光景。

  • 船小屋はなぜか木造。<br />いつも見慣れてる木造建築もヴェネツィアで見ると新鮮です。<br />

    船小屋はなぜか木造。
    いつも見慣れてる木造建築もヴェネツィアで見ると新鮮です。

  • 時計を見ると12時30分。<br />列車の出発時刻まで2時間を切ったので、そろそろ駅方面へ向かうことに。<br />

    時計を見ると12時30分。
    列車の出発時刻まで2時間を切ったので、そろそろ駅方面へ向かうことに。

  • ヴェネツィアの美しい景色を目に焼きつける思いで歩きます。<br />

    ヴェネツィアの美しい景色を目に焼きつける思いで歩きます。

  • 駅までの街角風景①<br />

    駅までの街角風景①

  • 駅までの街角風景②<br />

    駅までの街角風景②

  • 駅までの街角風景③<br />

    駅までの街角風景③

  • 途中、前を通ったデイ・フラーリ教会はかなり巨大な教会でした。<br />その時は街歩きだけでも十分満足してたので中に入らなかったけど、今から思えば内部も見とけばよかったなぁ。<br />

    途中、前を通ったデイ・フラーリ教会はかなり巨大な教会でした。
    その時は街歩きだけでも十分満足してたので中に入らなかったけど、今から思えば内部も見とけばよかったなぁ。

  • その後、駅前通りでおみやげを物色してから、ホテルで預かってもらってた荷物を受け取って、パニーノをほおばりながら列車の出発時刻を待ちます。<br />

    その後、駅前通りでおみやげを物色してから、ホテルで預かってもらってた荷物を受け取って、パニーノをほおばりながら列車の出発時刻を待ちます。

  • さらば、ヴェネツィア!<br />

    さらば、ヴェネツィア!

  • 次の目的地、フィレンツェまではローマ行きのユーロスターAVに乗車。<br />

    次の目的地、フィレンツェまではローマ行きのユーロスターAVに乗車。

  • ユーロスターAVは日本でいえば新幹線に相当する列車。<br />フィレンツェまでたったの2時間で運んでくれます。<br />

    ユーロスターAVは日本でいえば新幹線に相当する列車。
    フィレンツェまでたったの2時間で運んでくれます。

  • 1等車の車内は落ち着いた雰囲気。<br />これはフィレンツェまで快適な旅が期待できそう。<br />

    1等車の車内は落ち着いた雰囲気。
    これはフィレンツェまで快適な旅が期待できそう。

  • 写真は車窓からの風景。<br />窓がかなり汚いのでヨゴレが写っています。せっかくの1等なんやしちゃんと掃除しといてくれよ・・・。<br /><br />しばらくすると車掌と売り子のおばちゃんが大声で口喧嘩を開始。このへんはさすがイタリアやなぁと思わせてくれます(苦笑)<br />

    写真は車窓からの風景。
    窓がかなり汚いのでヨゴレが写っています。せっかくの1等なんやしちゃんと掃除しといてくれよ・・・。

    しばらくすると車掌と売り子のおばちゃんが大声で口喧嘩を開始。このへんはさすがイタリアやなぁと思わせてくれます(苦笑)

  • そしてフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。<br /><br />完全に異空間に感じたヴェネツィアから来ると車もひっきりなしに走ってるし意外に普通の街のような気がするなぁというのが第一印象。<br /><br />でも歩くに従ってすぐにフィレンツェの魅力にハマっていくのでした。<br /><br />【④フィレンツェ編へつづく】<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/firenze/travelogue/10617853/

    そしてフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。

    完全に異空間に感じたヴェネツィアから来ると車もひっきりなしに走ってるし意外に普通の街のような気がするなぁというのが第一印象。

    でも歩くに従ってすぐにフィレンツェの魅力にハマっていくのでした。

    【④フィレンツェ編へつづく】
    http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/firenze/travelogue/10617853/

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