2014/06/14 - 2014/06/14
108位(同エリア643件中)
ベームさん
6/14(土)、20日目。
ナンシーからストラスブールに行き2泊します。
今日は大聖堂、博物館などを見た後近郊のゼーゼンハイムにゲーテの若き日の恋の痕跡を見に行きました。
写真が多くなりましたのでストラスブール1・2、ゼーゼンハイム編と三つに分けました。
ストラスブール:アルザス地域圏の首府。人口28万人。
古代ローマの支配の後神聖ローマ帝国の領地。ドイツ30年戦争後1648年のウエストファリア条約でフランス領となる。その後も普仏戦争から第1次世界大戦終了までと第2次世界大戦中はドイツに併合されるなど度々独仏の狭間で揺れ動いた。
先の大戦後「ヨーロッパの平和は独仏の和解から」の考えのもと1949年ストラスブールに欧州評議会が設置され、その後欧州議会、欧州人権裁判所が設置されヨーロッパの中枢となった。
町の旧市街地は分岐したイル川に囲まれた中州にあり、グラン・ディル(大きな島)と呼ばれ世界遺産に登録されている。
今回はストラスブール1、大聖堂とロアン宮、ノートルダム大聖堂博物館です。
写真はノートルダム大聖堂。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ストラスブールはフランスの最東端の大きな町、ライン川を越えればドイツです。
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ナンシー駅で。
車体にこの地域の路線図が描かれています。 -
ナンシー7:15発のTERでストラスブール8:38着。
今日もストライキは続いていますが予定していた列車は運転されていました。 -
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ストラスブール駅。
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古い駅舎は大きなドームで覆われています。
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ストラスブール駅。
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ホテルは駅から5分ほど、オテル・イビス・ストラスブール・サントル・プティット・フランス。
時間が早くてもチェックインできました。 -
ゼーゼンハイムに行く前に大聖堂とロアン宮を見てしまいます。
イル川の橋を渡ります。 -
橋の袂。
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橋の上から右を見るとヴォーバン・ダムの方です。
橋の欄干に花が。綺麗な街との予感。 -
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グラン・リュ/大通りを市街地の中心部の方に歩きます。
路上にごみなどありません。 -
子供の店。
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賑やかです。
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人通りはまだ少ないです。
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グラン・リュ。
大聖堂が見えます。 -
グーテンベルク広場に来ました。
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グーテンベルク広場。
活版印刷術の発明者グーテンベルクは一時期ストラスブールに住んでおり、その間に印刷術を発明したと言われます。 -
移動式開店木馬はフランスじゅうで見かけました。
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グーテンベルク像。
1398年頃マインツ生でまれたグーテンベルクは1434年からここストラスブールに住み活版印刷術を発明したという。晩年はマインツに戻りそこで1468年亡くなっている。 -
スーヴェニールショップ。
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大聖堂にやってきました。
ゲーテはストラスブール大学在学中なんべんもこの高い塔に上ったそうです。ことのほか感銘を受けたようで自伝の中で大聖堂のことを細かに記しています。 -
ストラスブール・ノートルダム大聖堂。
1176年から250年かけて建設。ヴォージュ山地から掘り出した赤砂岩で造られています。142mの塔は15世紀前半のもの。 -
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大聖堂の足元、大聖堂広場。
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聖堂内に入ります。
巨大な空間です。身廊。 -
広い堂内をぐるりと回りました。
側廊。 -
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説教壇。
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精緻な彫り物です。
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美しいパイプオルガン。
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格子の奥にピエタ像。
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天使の柱と天文時計。
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天使の柱部分。
13世紀。 -
天文時計。
当初1570年頃に造られたが現在のものは1840年代に造られたものです。高さ18mは世界最大。 -
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天球儀。
1843年。 -
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ステンドグラスも美しいですね。
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周りをあちらこちらから。
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メルシエール通りからの大聖堂。
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広場に面するお店のショーウインドー。
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大聖堂広場。
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ロアン宮前のシャトー広場。
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次にロアン宮に行きます。
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ロアン宮。
18世紀、ロアン司教の宮殿。なかに考古学博物館、装飾博物館、美術館があります。 -
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以下ロアン宮の展示品の数々です。
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豪華な建物と調度品。神の僕であるはずの昔の司教の財力はどこからもたらされたのか。おそらく領民から搾取したのでしょう。
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豪華なタピスリー。
これ一枚織るのに気の遠くなるような時間と労力が費やされているのでしょう。 -
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昔の貴人は陶磁器の蒐集に熱心でした。
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実際に使われたのか、蒐集欲を満たすためだけだったのか。
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天文時計とか天球儀にはその形の面白さから妙に気が引かれます。
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こんなのまで蒐集品とは面白いですね。
ダチョウやシマウマが車を引っ張っています。 -
ロコモーティヴ。
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自動車。
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ヒコーキ。
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船。
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次はノートルダム大聖堂博物館。
ノートルダム大聖堂の美術品を保管しています。 -
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ランスの微笑みの天使みたいに可愛いです。
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ピエタ。
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自分の衣を切り裂く聖マルタン。
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いづれもイエスの誕生の場面。
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イエスの誕生。
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聖ウルスラと11000人の乙女の殉教。
ウルスラは伝説上の人物で、ブリトンの王女。383年頃1万1千人の処女とともに巡礼の旅に出るがケルンあたりでフン族により全員虐殺された。 -
船に乗る聖ウルスラと仲間。
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聖カタリーナの殉教。
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死せる恋人たち。
気持ち悪い絵です。 -
左聖マグダレーナと聖カタリーナ。
聖マグダレーナはキリストの足を清めたという香油の壺を持っています。
聖カタリーナの向こうにはアトリビュートの車の輪が転がっています。 -
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見ごたえのある博物館でした。
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博物館のすぐ南がイル川です。
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遊覧船乗り場。
明日乗ります。 -
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乗り場付近の賑わい。
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イル川沿いに駅の方へ。
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サン・トーマ教会。
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サン・トーマ教会。
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1741年製ジルバーマンのオルガン。
1778年モーツアルトがこのオルガンを弾いた、とあります。シュヴァイツァーさんもいますのでここで弾いたのでしょうか。 -
駅に戻りゼーゼンハイムに行きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- dankeさん 2014/09/11 08:43:40
- ノートルダム大聖堂博物館のあの絵
- ベームさん
初めまして。ベームさんの旅行記をフランス旅行前に拝見して、ふむふむ言っていた者です。ノートルダム大聖堂博物館に行った時に、死せる恋人ですか、あの絵を実際見てベームさんの旅行記に出てた絵だっ、と一人盛り上がりました。ストラスブール、とても素敵で3泊はあっと言う間でした。まだストラスブールの旅行記まで言っていないのですが、ベームさんの旅行記参考になりました。ありがとうございました。
- ベームさん からの返信 2014/09/11 15:41:23
- RE: ノートルダム大聖堂博物館のあの絵
- dankeさん、
こちらこそ。旅行記見て頂いているようで有難うございます。
アルザスの旅楽しかったようですね。生き生きとした文面から窺われます。
ワイン街道は若い方にはとても魅力があるのですね。私は時間の制約、またワインのことはよく分からないのでストラスブールとコルマールだけとなりました。
ノートルダム大聖堂博物館のあの絵ご覧になりましたか。気持ちが悪い絵でしたが衝撃的でもありましたね。
dankeさんの旅行記、後続をお待ちしています。
ベーム
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