2009/10/30 - 2009/11/21
11位(同エリア14件中)
コヨーテさん
ホーランド・アメリカのヴィーンダムでのクルーズ記。
<スケジュール>
10/30 成田ーロサンゼルス
(クルーズ)
10/31 サンディエゴ(アメリカ)
11/1 航海日
11/2 カボサンルーカス(メキシコ)
11/3 航海日
11/4 シワタネホ/イスタパ(メキシコ)
11/5 アカプルコ(メキシコ)
11/6 ウアトゥルコ(メキシコ)
11/7 プエルト・ケツァール(グアテマラ)
11/8 プエルト・コリント(ニカラグア)
11/9 プンタレナス(コスタリカ)
11/10 航海日
11/11 マンタ(エクアドル)
11/12 航海日
11/13 トルヒーヨ(ペルー)
11/14 リマ(ペルー)
11/15 リマ(ペルー)
11/16 航海日
11/17 航海日
11/18 コキンボ/ラ・セレナ(チリ)
11/19 バルパライソ・サンティアゴ(チリ)
11/20 ロサンゼルス(アメリカ)
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いよいよ最後の寄港地であるコキンボに到着。
コキンボは海岸沿いがなだらかな丘になっており、その斜面一帯に住宅が建っている。
コキンボの中心部はこの丘?山の中腹にある様子。
海上には難破船の姿もあり、どんより曇った空と砂っぽい空気がなんとなく気分を暗くする。 -
船は予定よりもずいぶん早く港についていた。
キャプテンからのアナウンスで病人がいるために予定を早めて入港したとのこと。 -
船の前には救急車が止まっている。デッキは事の成り行きを見ようと人だかり。
私も同様にデッキに足を運んだ。
救急車が到着しているにも関わらず、なかなか病人の搬送が行われない。
既に予定の下船時間は過ぎているものの、キャプテンからのアナウンスは
「もう少しお待ちください」
とだけ。
私の隣には顔見知りになった中東からの一人旅の女性がいた。
彼女曰く、昨晩Medical Centerが慌ただしくバイタルがどうだとかいう声を聞いたという。
他のゲストも会話に加わり、また誰かが「そういえばBrightstar Alertを聞いた」という。
* Brightstar AlertとはMedical Emergencyの際に船内で発令されるCode
患者の奥さんが荷物をまとめていたと話に加わる人もいる。
すっかり近所の奥様同士が噂話をしているかのようだ。
そんな中、桟橋に警察が来た。
すると一人の女性が「あ〜、きっと亡くなったわ。」と・・・
急病人であればすぐに搬送されるはずなのに、救命士たちは船から降りてこないし、
警察が来たとなれば死亡証明をするためなんだろうとのこと。
警察が乗船ししばらくすると「下船を始める」とのアナウンス。
デッキにいた野次馬もみな「かわいそうに」「残念なことになったわね」「もしかしたら親しくなった人かもしれない」とみんながっかり。
気を取り直し下船することに・・・
検疫がうるさいチリへの入国とあって一時入国でありながらも、
船の出口では手荷物を全て開けられチェック。
といっても、コンサート会場で手荷物を検査されるくらいのレベル。
入国審査に関しては、入国管理官が船に乗船しあらかじめ預けているパスポートに
スタンプを押してくれる。
そういえば、私のキャビンの前の部屋、いつも見るたびにスーツを着た違う人がおり、
船の制服を着た人たちも出入りしていた。前日の夜中、その部屋のドアが少し空いており
チョット覗き見をしていたら必死にスタンプを押している男性の姿が・・・
どうやら、私の船底キャビンの向かいは入国管理官が利用する部屋だったらしい。
手荷物検査も簡単にクリアし、私たちはまずコキンボの街から北にあるラ・セレナへタクシーで向かうことにした。 -
街の中心部にあるアルマス広場前にタクシーが到着。
街はコロニアル調の建物が立ち並び、治安も比較的良さそう。
すぐそばに大きなショッピングセンターを発見し、最後の寄港地ということもあり
この日は買い物デーに!
中南米の寄港地は見ごたえがあるところが多かったが、会社や友人などに配るような
ばらまき菓子などが買えるところが少なかった。
またローカルスーパーが大好きな私はスーパーでゆっくり見物・買い物がしたくてウズウズ。 -
ショッピングセンターに向かう途中目にしたのは「心の庭」と書かれた公園。
こんな遠くの土地、それも聞いたこともない土地に日本庭園があることに驚き、ちょっと中を見学することに。 -
日本の造園会社が設計・施工指導をしたそうだが、2万6000?ある庭園はかなり立派なもの。
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こんな蹲踞もちゃんとあるし・・・
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カルガモの親子だってちゃんといる!
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このところずっと砂っぽところや遺跡ばかりを目にしていたからか、この庭園の緑がとてもまぶしく感じる。
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庭園で少し癒されたところで、庭園の迎えにあるショッピングセンターへ。
詳細は
http://coyote2009.blogspot.com/2009/11/blog-post_5497.html -
街に戻りアルマス広場周辺から観光。
この写真は大聖堂。1844年に建立。 -
マリア様が描かれたステンドグラス。
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ショッピングストリートに行くと、観光客相手にレストランの呼び込みをする人たちがいっぱい。お腹も空いてきたために客引きされたお店に行ってみる。この写真のお店の裏側が中庭のようになっており、それを取り囲むように2階がいろんなレストランが入っている。
メニューもスペイン語、ウェイターもウェイトレスもスペイン語。
お客さんはみな英語。とりあえず父はビール、私はピスコサワー(ピスコはペルーが本場という人もいれば、チリが本場という人もいる)、母はパパイヤジュース(名物らしい)を注文し、お料理は周りの人が食べているものを指さして注文。
残念ながら何を注文したかは殆ど覚えていない。不味くはなかったが、覚えていないということは思い出に残るほどのお味ではなかったということかもしれない・・・ -
そうそう!
チリについて疑問に思ったことがある。
チリの犬はどうしていつも寝てるのだろう?
公園に行くとこの通り・・・ -
とにかく死んだかのように、いやバテているかのように寝ている。
そんなに暑いわけでもないのに・・・ -
ホラ、この通り・・・
傍を歩こうが、物音を立てようが全く動じずひたすら寝ている犬たち。
みんなリードとかしてないけれど、とても大人しい・・・というよりもLazyなんだろうか。 -
ちょっと遅めのランチを取り、街をブラブラしたが重たる場所を歩いたが、購入したワインと瓶入りのピスコサワーが結構重く、タクシーを拾って船に戻ることにした。
タクシーを拾おうとするが港に入れるタクシー(市外で営業できるタクシー?)が限られており、それらのタクシーは決められた場所に止まってると言われ、港まで行くタクシーを探す。
片言の英語をしゃべれる運転手を見つけ港まで・・・ -
遠くから船を見つけると写真を撮るように促され、その都度船を止めてくれる。
スムーズに会話まではできないが、言っていることはだいたい理解できる。
とても親切で気のいいオッチャンで運転しながらいろいろガイドをしてくれる。
ラ・セレナからコキンボまでの間は美しい海岸線で、夏はリゾート客でにぎわうとか。
また温暖な気候でもなり別荘なども多いとか。 -
海岸線にはカバーニャと呼ばれる小屋のような建物のシーフードレストランが並んでいる。もっと早く知っていればここでランチを取ったのにと悔やんでしまう・・・
運転手さんはかつて警官をしていたことがあり、退職後タクシーの運転手をやっているという。港が見えてきたがあまりにも感じの良い運転手のために、せっかくだからコキンボを簡単にツアーしてくれるようにお願いする。タクシーの料金はゾーン制?か何かで、港までは一律だから構わないよとのこと。 -
港から見えた丘に登っていくと、そこは思ったよりも急斜面。
工事中と思われるが、まるでサンフランシスコのロンバードストリートのよう! -
坂の中腹が繁華街というか、銀行やスーパーなどが並んでおり歩道を見ると休憩中のクルーたちが買物中。タクシーに乗っている私たちを見つけて手を振るクルーたちも・・・
この丘の上には教会があるという。 -
船から見えた十字架のあるところらしい。そこまで行こうとということになった。
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迷路のような住宅街を登っていくと
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そこには超近代的なデザインの巨大な教会が・・・
これまでコロニアル調やゴシック調の重厚感あるデザインの教会ばかり見ていたために、ちょっとビックリ。しかも周囲はそんなに裕福な住宅地とも思えない場所だし。 -
教会の中もシンプルというのか、近代的なデザインというのか・・・
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どんより曇っていた空もこの時は快晴!
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対岸に見えるのがさっきまでいたラ・セレナ方面
Veendamも綺麗に見える!
ただタクシーで港に戻るだけの予定が、この運転手さんのおかげでクルーズ最後に綺麗な景色を堪能させてもらった。タクシー料金も予定のままだったから、チップを気持ちばかり渡し、港の前で下車。親切な運転手さんでラッキー♪
詳細
http://coyote2009.blogspot.com/2009/11/blog-post_8626.html -
クルーズ最後のディナーはMaster Chef's Dinner
Dinning Stewardsたちが歌って踊ってゲストを楽しませます。
お料理はホーランドアメリカのマスターシェフ Rudi SodaminによるSpecial Dinner。
このMaster Chef's Dinnerの模様をVideoにしてみたのでどうぞ!
http://coyote2009.blogspot.com/2009/11/master-chefs-dinner.html
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