2011/12/25 - 2012/01/01
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shinkさん
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ブータン再訪となる今回は、エアチケットが安くなる冬期に来てみました。Druk Airが30%オフというのはちょっと大きい金額だよなあ。
今回はブータンのハートランドともいうべきブムタンへ行くこととが旅の目的。現在のブータンの国王はブムタンなど東側の出身で、ブータン発祥の地ともいうべき特別な場所だということです。
ということで、まずはブムタンまでの道のりの旅行記。ブータン旅行の鉄則として、まず最初に一番遠い目的地まで行きそこからのんびりと戻ってくるというスタイルなのですが、それでもブムタンまでは2日がかりと結構遠かったです。。
でも、春に訪れたときとは違った澄んだ空気のなかで観るブータンはまた違った美しい景色で、トンサではツェチュ(祭り)の練習風景を見ることができて、すごい興味深いものでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 2.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
ブータン行きの飛行機。映画とかそういったエンタテイメントはなく、ご飯食べたらあとは寝て過ごす感じです。
これは、入国カード。国王のご成婚記念バージョンになっていました。なんていうか、こういうところブータン人は結構こだわります。 -
さて、Druk Airは機内でのエンターテイメントはないですが、インドのバグドグラからパロまでの区間では窓の外にヒマラヤが見えます。
ただし、このヒマラヤの絶景を観たあとはブータンの谷の間を左右に曲がりくねりながらの飛行。ものすごい飛んでいるのに、窓の横すぐのところに山肌が見えるのは不思議な感じします。
そして、パロの谷に入る直前にかなり急激な旋回をして着陸をしていくのですが、ここは毎回スリルあるなあ。前回乗ったときと同様に機内では悲鳴上がってました。たしかに、テレビゲームみたいな動きするから・・気持ちはわかる。
でもまあ、墜落したという話は聞かないので、きっと手慣れたところなのでしょう。 -
ということで、パロに到着。空がきれいです。
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前回は歴代国王の写真が飾られていたスペースも、今回はご成婚の写真にかわっていました。
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入国審査をして、荷物を受け取ります。ここで待つことは、まああまりないです。
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そして忘れてはならないのが、空港にある銀行での両替。ブータン旅行では、銀行に行くことが少なく、ホテルでのレートはあまりよくないので、ここで当座の現金を両替しておくことをオススメします。
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パロの町に出てきて、まずやったのは現地のSIMカードをゲット。ただ、ネットの接続APNがわからず、通話専用となってしまいましたが・・それでも旅行中にガイドさんと集合時間の変更をしたり、結構便利に使えました。
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で、続いてパロのレストランで食事。ツーリスト向けのところでして、味はまあ普通でした。
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パロからティンプーへの道。
この光景を見ると「あー、ブータンに来たんだな」って思います。 -
ガイドさんとの会話で「今回はブータンの人の生活とかをもっと見たいんだよねえ」という話をしていたら、ブムタンへの行きがてらにティンプーのマーケットに立ち寄ってくれました。
こういう臨機応変な対応っていいなって思う。個人旅行だけど、ガイド付きで移動もついている旅行を最大限活用している気がします。
ということで、ティンプーのサブジ・マーケット。こちらは2階建ての大きなマーケットで週末のみ開催されています。
2階がロコ・マーケットで地元商品、1階がインドからの輸入品だということ。 -
ということで、ロコ・マーケットを散策。お米を売ってます。
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子供の面倒をみながら店番もしています。
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そして、ブータンといえばトウガラシ。売ってます。
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あとは、山椒の実もありました。ブータンでは、塩が貴重だったという歴史的背景から辛みをトウガラシや山椒などでおぎなっています。山椒は日本で見かけるのと同じような感じだった。
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ティンプーとあとにして、一路東へ向かっていきます。途中にリンゴを売ってるところがあり、ガイドさんが買ってました。
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で、僕もおすそ分けをもらう。日本のリンゴと比べると小ぶりですが、結構うまいです。
芯まで食べたらそこら辺に投げちゃいます。で、それはきっと土に還っていくのだろう。 -
ドチュラ峠でひと休み。
ブータン語(ゾンカといいます)では、「ラ」は峠を意味しているので正式にはドチュ峠となるのですが、英語でも「Dochula pass」と呼ばれているので、ここはドチュラ峠という名称でいきます。
標高は3150m、富士山の八号目くらいのところですかね・・。結構空気の薄さを感じます。息苦しい・・。 -
で、僕にとってブータン旅行最大の難関はクルマでの移動でして、前回はだいたい車酔いで死んでいたのですが、今回は日本から酔い止めを持ってきたので、クルマのなかではだいたい寝て過ごしていました。なのでクルマ酔いはまあ、なんとか大丈夫。
本日はプナカで一泊して、明日また移動していきます。「ホテル サンド ペルリ」というところで、4代目国王の奥さんのお父さん一族が経営しているホテルらしいです。 -
こちら部屋のなか。バンガロー形式で必要なものはひととおりそろっています。
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部屋のベランダからみた風景。プナカの街中が見えます。
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で、夕食。まあ、ツーリスト向けの一般的な食事とったところです。夜は21時過ぎには寝るとします。
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夜中に目が覚めて少し外を見てみたのだけど、真っ暗で町の灯りも全然見えなく、ブータンでは夜中に街灯も消えてしまうのか・・と思っていたのだが、翌朝明るくなって原因が判明。
谷を覆うように霧が出ていて、プナカの町が見えなくなっていた。ホテルは高台にあるので、霧が川のように流れていくのがよく見える。
ということで、ちょっと散歩に出てみた。 -
遠くに集落が見える。絵本の中に出てきそうな風景。
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ちょっと道を歩いていくと向こうから犬がやって来た。とくに、なんとなしにあとをついてきたので一緒に散歩をする。
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ホテルへ戻ってみたら、そのまま犬もホテルへ向かっていった・・出勤?
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朝食も食べてチェックアウト。
ブムタン目指してさらに東へと向かいます。 -
ウォンディフォンダンの町を過ぎて峠の茶屋みたいなところでちょっと休憩。遠くの山並が美しい。
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すごい気持ちよさそうに昼寝している・・。
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で、のぞき込んでみたらうっすら目が開いてた・・起きてたんかいっ。
思わずツッコミをいれてしまった。。
しかし犬、動じず。 -
ランチです。
レストランに入ったら、なぜか貴賓室的なところに通される。個室でトイレも行き放題です(まあ、そんな行かないが)。 -
ご飯を食べていたらネコがやって来ました。寒いのでおなかに乗ってもらいます。
なんとなく、ネコを利害が一致した感じで暖まってます。 -
ランチも食べて、さらに移動。
チェンデブジ・チョルテンというネパール式のチョルテン。ネパール式かどうかという区分は塔に目玉がついているかどうかということらしい。 -
ものすごい山道を進んでいきます。これが、ブータンのハイウェイなのか・・。白神山地のなかを通っているスーパー林道みたいな道を進んでいきます。
途中、バスが岩に突っ込んでいるのに遭遇したのですが、急な落石でよけきれずぶつかったらしい。。まあ、これも運命なのだろうか。
で、こちらはトンサ・ゾン。ブムタンまではまだつきません。。
ここからトンサ・ゾンまでは直線距離ではすぐ目の前なのですが、間に巨大な谷が横たわっていて、道路はその谷にそっているため、クルマで30分くらいかかります。 -
ブータンの女子高生。いまは冬休みらしく、クラブ活動で東ブータンの方へ行く途中みたいです。
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ようやく、ようやくトンサ・ゾンに到着。ここは、ブータン初代の王様が住んでいたところ。ここに白を構えた理由は、ここが地理的にブータンの中心地であり、国中をまわるのに都合がよかったからだということ。
かつてはここから約1ヶ月をかけて、歩いたり馬に乗ったりして国を巡っていたらしいです。
いまはクルマで移動できますが・・それでもパロから2日がかり。遠い。 -
トンサ・ゾンのなかでは間近に迫ったお祭りの練習をしていました。
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イチオシ
女性達は歌の練習。前に中国で聞いたトン族の歌に似ていると思った。レコーダーで録音をしておく。言葉はわからないけれど、素朴でいい歌だ。
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イチオシ
練習風景をみていた女子。手にはケイタイ電話持ってます。ブータンでは結構普及しています。
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僧侶達はお祭りの練習風景を眺めていました。
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ということで、僕も一緒に見学してみる。これは太鼓の練習中。
そろそろ祭りも近いので、みな真剣です。
ガイド曰く「珍しく結構シリアスに練習している」。 -
トンサ ゾンの近くには見張り台の役目でもあるタ ゾンがあり、現在では博物館になっています。オーストリアの人が監修したという博物館は展示内容や展示品を含めて一見の価値あり。
僕としては初代国王が実際にきていた衣装や、3代目国王がもっていたラジオなど、その人物が実際にこの世にいたのかというのが分かるものが観られたのはすごく興味深かった。
そして、最上階からはトンサ・ゾンが一望できる素晴らしい風景なのですが、館内撮影禁止のため、カメラを預けなくてはならず撮影できず・・。ここからだけでも写真撮れたらよかったのに。 -
タ・ゾンの近くを散歩していた親子。お母さん、若い雰囲気。子供も日本にもいそうな感じでかわいいです。
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トンサもあとにして、いよいよブムタンか!というところで、まさかの工事による通行止め。ブータン旅行は一筋縄ではいきません。
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ということで、みんなで焚き火にあたって道が開くのを待ちます。幸いにして1時間くらいの待ち時間で行けそう。
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どこからともなく、移動式の屋台登場。ドライバーにバター茶をおごってもらい飲んでみた。身体があたたまります。
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カップを返してふとみたら、屋台のおばちゃんが水たまりでカップを洗っていた。
見てはいけない光景ってあるのだなと思った。 -
色々ありましたが、ようやくブムタンに到着。宿について熱いシャワー浴びて明日からの旅行に備えるとします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Gizumoさん 2012/02/02 22:56:58
- 行ってみたくなりました★
- shinkさん こんばんわ!
ブータン旅行記1〜5まで一気読みしました。
いや〜思ってた以上にいい所ですね!行ってみたくなりました。
特にプナカいい!
ブータンの知識は全くないのですが、街から街の移動や観光はドライバー&ガイドをチャーターするのが普通なんですか?移動は困難なんですか?
ブータンは一人旅だと大変?
相変わらずどの写真もすごくセンス良くて見入ってしまいました。
木と白亜の寺院や建物も好きだし、ファブリックや小物は結構カラフルで
好きな雰囲気です。女の子もかわいいのですね。
レストランの猫の写真大好き!猫の背景がアジアっぽいカラフルさで
なんともお気に入りの写真です★
霧の中の景色はすごい幻想的でこの中を散歩したなんて羨ましいです。
では、また。
Gizumo
- shinkさん からの返信 2012/02/03 12:08:23
- RE: 行ってみたくなりました★
- Gizumoさん、こんにちはー。
ブータン旅行記はあと1冊、そして次の旅行記へと続いていくのですが
この週末には仕上げてしまいたいところです。
写真選んだりしながら旅行記作るのは楽しいですよねえ(時間かかるけど)。
ブータン旅行は1日あたり250USDで、個人手配であっても専属のガイドと
ドライバーが着いて、
移動(クルマの扉のあけしめまで)
ホテル(部屋まで荷物運んでくれます)
食事(ビールは別料金)、
観光(カメラで撮ってくれたりします)
と全部入りでやってくれるので、最初はちょっと高いかなあと思ったり
するのですが、行ってみると金額以上の満足度です。
一人旅でも全然問題ないですし、旅先で会った日本人の女の子は
「こんなにお姫様扱いしてくれる旅行なんて、この国の旅行すごいっ」と
いってました。
男性だと、別にそこまで丁寧な扱われ方しないですけどね・・。
もし、旅先でご検討されているのであれば、僕でわかるところはいつでも
相談のりますのでご連絡くださいー。
ショッピングはすごく楽しめる感じではないですが、全体的に人が面白いので
僕はまたリピートしたいなあ・・と思っています。
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