エベレストの麓の天空の国を訪ねて⑫　～ブータン、トンサ編～

2010/07/30 - 2010/08/07

ペレ・ラ峠を越えて、いよいよ中央ブータンに突入！　まずは、深い谷の中腹にゾンが建てられた街である、トンサに到着しました。旅行日程では、ワンデュ・ポダンを出発した日にこの街には泊まらず、一気にブムタン地域まで移動しました。ブムタンからの帰りに、この街を散策し、宿泊もしました。このトンサの街は、ゾンを中心に谷間にある街で、非常に静かな落ち着いた街でした。

エリア トンサ(ブータン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ペレ・ラ峠を下ってきました。この開放感はたまりません！

谷の合間に広がる扇状地に、田園が広がっています。

水田の先端部にラカン（寺院）があります。このラカンは、谷から降りてきた龍の頭であると言い伝えられているそうです。

さらに道を進むと、仏塔が見えてきました。

心の奥まで見透かされているような気が…。

谷の合間から、トンサ・ゾンが見えてきました。ちなみに、この写真は谷の対岸にある展望台からとりました。ゾンまでの道のりは、谷を大きくまわり、一旦下ってから川を渡るという、非常に遠回りな行程です。それがまたブータンらしい！

谷の上の方にまで、段々畑が広がっています。

中心に見える建物は、帰り道に宿泊したホテルです。この旅で一番ご飯がおいしかったです。口に合ったのかな？

谷を回って、川まで下ってきました。この橋は、日本の援助によって建てられています。

ちょうど路線バスが通りました。屋根にも荷物がいっぱいです。

再びゾンに近づいてきました。

ゾンの上に見える建物は見張り台で、現在は博物館になっています。

この日はトンサを通過し、一気にヨトン・ラ峠まできました。

続きは、帰り道での写真です。

ガイドさん自ら、タルチョを結んでいます。なお、この色には、それぞれ願掛けの内容によって異なるようで、私は生活が良くなるようにと、黄色のタルチョを結びます。

ドライバーさんも手伝ってくれました。

再びトンサの街が見えてきました。

ゾンが近づいてきました。

駐車場の脇に、日本の消防車が常駐してありました。ゾンは木造建築物なので、消防車が重宝されているようです。

伝統橋を渡ります。

？？？　何と書かれているのか。ちなみに、ブータンで使われる文字には、チベット起源のものとインド起源のものがあるようです。

ゾンの入り口です。非常に小さい！

ゾンの中に入りました。

ゾンから川まで下る山道。なお、この周辺は野生動物が非常に多いらしく、ガイドさん曰く、虎も出るそうです。ちょっと危険です！

寺院の周辺に、いろんな壁画が描いてあります。

ゾンの建物の内部に入りました。行政のいろんな事務所が入居しています。

この部屋は、何とプナカの県知事の部屋だそうです。ドアも開いています。平和な国ですね！

法律関係の事務所かな？

こちらの建物は、僧坊（お坊さんの部屋）です。

何の部屋だろうか？

お坊さんの図書館のようです。

ゾンから見張り塔を望みます。

僧坊の建物に侵入！

ゾンの下の森に、野生の猿を発見！

ゾンの入り口の門にも、動物の守り神が彫られています。

ゾンの次に、見張り塔を訪ねました。現在は博物館になっています。

見張り塔から、トンサの街を望みます。

お疲れ気味のガイドさん達。ちなみに、私のガイドさんは一番右の人です。

トンサの街に下ってきました。

理髪店のようです。

若者が散髪を終了。はやりの髪型でしょうか？

街の中心部にある交差点です。三叉路になっていますが、当然信号機はありません。事故も無く、みんなゆっくりと譲り合っています。ちなみに、首都のティンプーまで２００km。結構移動してきたなぁ〜。

街の森林事務所。

ブータン銀行です。

この町のトラックも、ど派手です！

トンサの街歩きを終えて、宿に到着しました。宿からは、きれいな段々畑を見ることができます。

トンサを離れる前に、最後にゾンをもう一枚。霧に包まれるゾンもまた良いものですね！