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ブータンのハートランド、ブムタンを巡る旅。2泊3日かけてゆっくりとブムタンエリアを旅しました。<br /><br />東ブータン出身のガイドさんにとって、このブムタンはブータンの中心として特別な場所らしく、各寺院でものすごい熱心に説明をしてくれました。<br /><br />とくにペマ・リンパについては説明したあとに「オマエ、適当に聞いてんじゃないのか?」ということでテストされたくらい。。でも、ペマ・リンパのくだりは非常に興味深い話だったので、答えたらすごい喜んでた。<br /><br />ということで、そんなブムタン旅行編です。

2011年ブータン旅行(2)ブムタン巡礼的な感じ

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2011/12/25 - 2012/01/01

3位(同エリア7件中)

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shink

shinkさん

ブータンのハートランド、ブムタンを巡る旅。2泊3日かけてゆっくりとブムタンエリアを旅しました。

東ブータン出身のガイドさんにとって、このブムタンはブータンの中心として特別な場所らしく、各寺院でものすごい熱心に説明をしてくれました。

とくにペマ・リンパについては説明したあとに「オマエ、適当に聞いてんじゃないのか?」ということでテストされたくらい。。でも、ペマ・リンパのくだりは非常に興味深い話だったので、答えたらすごい喜んでた。

ということで、そんなブムタン旅行編です。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円

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  • ブムタンで泊まったのはジャカル郊外にあるリンチェリン ロッジというところ。周りには同じようなロッジ形式のホテルが何軒かあります。<br /><br />このブムタン地方には旅行者向けのホテルがあちこちにあるのだけど、ガイド曰く「ブータン旅行する人はブムタンを目指す人が多く、かつここは交通の要所なので滞在する人が多い。なので、受け入れるためのホテルも多い」ということ。<br /><br />また、少し話はずれますが、石川直樹のブログを見ていたら彼もこの宿に泊まっていました。ちょっと感動。<br /><br />公定料金で泊まれる宿としては結構いいんじゃないかと思います。詳しくはクチコミに書きます。

    ブムタンで泊まったのはジャカル郊外にあるリンチェリン ロッジというところ。周りには同じようなロッジ形式のホテルが何軒かあります。

    このブムタン地方には旅行者向けのホテルがあちこちにあるのだけど、ガイド曰く「ブータン旅行する人はブムタンを目指す人が多く、かつここは交通の要所なので滞在する人が多い。なので、受け入れるためのホテルも多い」ということ。

    また、少し話はずれますが、石川直樹のブログを見ていたら彼もこの宿に泊まっていました。ちょっと感動。

    公定料金で泊まれる宿としては結構いいんじゃないかと思います。詳しくはクチコミに書きます。

  • ところで、部屋には薪ストーブがあって、自分で管理しながら部屋を暖めます。いや、ホテルの人もやってくれると思うけれど、自分でやった方が加減が効くので、僕は自分でやっていました。<br /><br />ちなみに、僕はこの旅でなにを学んだかと聞かれたら、「薪ストーブを使いこなせるようになった」と迷わず答えるでしょう。火を眺めて、灰を管理して、薪をくべて・・これが結構楽しい。

    ところで、部屋には薪ストーブがあって、自分で管理しながら部屋を暖めます。いや、ホテルの人もやってくれると思うけれど、自分でやった方が加減が効くので、僕は自分でやっていました。

    ちなみに、僕はこの旅でなにを学んだかと聞かれたら、「薪ストーブを使いこなせるようになった」と迷わず答えるでしょう。火を眺めて、灰を管理して、薪をくべて・・これが結構楽しい。

  • 朝起きたら、部屋の外に巨大な犬がいた。それも、おまえはチベタン・マスティフかっ、というくらいにでかいやつでちょっとびびったが、おそるおそる少しコミュニケーションしてみると、かなりのんびりしてていいやつそう。<br /><br />後ついてきたので、一緒に散歩してみることにする。しかし、洗濯物もかちかちに凍っている・・。

    朝起きたら、部屋の外に巨大な犬がいた。それも、おまえはチベタン・マスティフかっ、というくらいにでかいやつでちょっとびびったが、おそるおそる少しコミュニケーションしてみると、かなりのんびりしてていいやつそう。

    後ついてきたので、一緒に散歩してみることにする。しかし、洗濯物もかちかちに凍っている・・。

  • 犬、後ろ姿。頭とかに霜ついていて寒そうですが、本人的にはあまり気になってなさそう。後日、旅行会社の人と話をしたら「あの犬は暑がりだから、いまが一番元気がいい時期」なのだとか。<br /><br />たしかに、毛がもこもこで夏は大変そうな感じだった。。

    犬、後ろ姿。頭とかに霜ついていて寒そうですが、本人的にはあまり気になってなさそう。後日、旅行会社の人と話をしたら「あの犬は暑がりだから、いまが一番元気がいい時期」なのだとか。

    たしかに、毛がもこもこで夏は大変そうな感じだった。。

  • さらに散歩をしていると、向こうから馬の集団がやってきた。<br /><br />あ、ちなみに一緒に散歩してた犬はすれ違ったクルマを追いかけてどこかに走り去ってしまいました。。クルマと競争してるみたいだった。

    さらに散歩をしていると、向こうから馬の集団がやってきた。

    あ、ちなみに一緒に散歩してた犬はすれ違ったクルマを追いかけてどこかに走り去ってしまいました。。クルマと競争してるみたいだった。

  • で、馬なのですが、目的地に入れずオロオロしてる。出勤なの? しばらく見ていたのだけど、おろおろしながら誰か来るのを待っていた。

    で、馬なのですが、目的地に入れずオロオロしてる。出勤なの? しばらく見ていたのだけど、おろおろしながら誰か来るのを待っていた。

  • で、僕は宿にもどって朝食。ブータンではそれぞれの家の庭先に香炉があって、毎朝そこでスギの葉っぱなどを炊いて、その場所を清めているということです。<br /><br />たしかに、さっぱりした香りですが、煙の香りが強いので、ブータンにいるときは気がつかなかったのだけど、タイに戻った時に「ああ・・これがブータンの香りなのかあ」と思った。それくらい独特の感じ。

    で、僕は宿にもどって朝食。ブータンではそれぞれの家の庭先に香炉があって、毎朝そこでスギの葉っぱなどを炊いて、その場所を清めているということです。

    たしかに、さっぱりした香りですが、煙の香りが強いので、ブータンにいるときは気がつかなかったのだけど、タイに戻った時に「ああ・・これがブータンの香りなのかあ」と思った。それくらい独特の感じ。

  • さて今日から2日間はブムタンを巡ります。出発しようとしたら、寒さでクルマのエンジンがかからないということで、まずは徒歩で出かけることに。<br /><br />まずは、ロッジから徒歩15分くらいのところにあるジャンベ ラカンに行きました。<br /><br />ブータンで最古の寺院ということですが、結構ぱりっと新しく見える・・といったら、修繕したり建て替えたりということをよくやっているからだそうです。この寺院に限ったことではないそうですが、いつも使っているところだから、古きを残すよりも新しくしていった方がいいということなのだろうか。まあ、あとはブータンは火事が多いということなので、そのせいもあるのだろうが。<br />ちなみに、これもこの寺院に限ったことではないのですが、ブータンで仏様に拝む時には五体倒置を三回行ったあと、いくばくかのお賽銭をして、横にいる僧侶から聖水をもらい、口に含みます。<br /><br />五体倒置のやり方はガイドさんが、なぜ五体倒置なのかということも含めて懇切丁寧に解説しながら教えてくれるので、それに従ってください(話が長いので、ここでは割愛)。<br /><br />お賽銭は気持ちということなので、10円でも20円でもそのときの気持ちでいいのだと思います。僕はだいたい20Nu(約10円)〜50Nu(25円)くらいを出していました。ちなみに、細かいお金がないときはお賽銭のエリアからおつりをもらっていいことになっていますので、大きいお金しか持っていなくても安心してください。

    さて今日から2日間はブムタンを巡ります。出発しようとしたら、寒さでクルマのエンジンがかからないということで、まずは徒歩で出かけることに。

    まずは、ロッジから徒歩15分くらいのところにあるジャンベ ラカンに行きました。

    ブータンで最古の寺院ということですが、結構ぱりっと新しく見える・・といったら、修繕したり建て替えたりということをよくやっているからだそうです。この寺院に限ったことではないそうですが、いつも使っているところだから、古きを残すよりも新しくしていった方がいいということなのだろうか。まあ、あとはブータンは火事が多いということなので、そのせいもあるのだろうが。
    ちなみに、これもこの寺院に限ったことではないのですが、ブータンで仏様に拝む時には五体倒置を三回行ったあと、いくばくかのお賽銭をして、横にいる僧侶から聖水をもらい、口に含みます。

    五体倒置のやり方はガイドさんが、なぜ五体倒置なのかということも含めて懇切丁寧に解説しながら教えてくれるので、それに従ってください(話が長いので、ここでは割愛)。

    お賽銭は気持ちということなので、10円でも20円でもそのときの気持ちでいいのだと思います。僕はだいたい20Nu(約10円)〜50Nu(25円)くらいを出していました。ちなみに、細かいお金がないときはお賽銭のエリアからおつりをもらっていいことになっていますので、大きいお金しか持っていなくても安心してください。

  • つづいて、近くにあるクジェ・ラカンまで散歩をしながら行ってみます。のんびり歩いて20分くらいかなあ。。というところ。

    つづいて、近くにあるクジェ・ラカンまで散歩をしながら行ってみます。のんびり歩いて20分くらいかなあ。。というところ。

  • クジェ ラカンに到着。それほど大きな寺院ではないですが、迫力あります。東欧あたりの教会のようにも見える。<br /><br />ここはブータンでは非常に格式のある寺院で、歴代の王はここで火葬され灰は川に流されます。向かって一番奥の寺院がもっとも古くて、通常この寺院のみ拝観が許されています。

    クジェ ラカンに到着。それほど大きな寺院ではないですが、迫力あります。東欧あたりの教会のようにも見える。

    ここはブータンでは非常に格式のある寺院で、歴代の王はここで火葬され灰は川に流されます。向かって一番奥の寺院がもっとも古くて、通常この寺院のみ拝観が許されています。

  • クジェ ラカンにいた僧侶。ちょっとイケメン。<br /><br />ノースフェイスのダウンジャケットも僧侶の紫色でおしゃれです。

    イチオシ

    クジェ ラカンにいた僧侶。ちょっとイケメン。

    ノースフェイスのダウンジャケットも僧侶の紫色でおしゃれです。

  • あ、犬起こしちゃいました。

    あ、犬起こしちゃいました。

  • 岩に経文がプリントされています。

    岩に経文がプリントされています。

  • さて、クジェ ラカンを後にしてさらに、散歩のような感じでのんびり歩いていきます。途中には吊り橋があったりして雰囲気あります。

    さて、クジェ ラカンを後にしてさらに、散歩のような感じでのんびり歩いていきます。途中には吊り橋があったりして雰囲気あります。

  • 吊り橋からみた川。すごい澄んでてきれいだけど、水は冷たそう。そして、ぎしぎし揺れる橋はちょっとコワイ。

    吊り橋からみた川。すごい澄んでてきれいだけど、水は冷たそう。そして、ぎしぎし揺れる橋はちょっとコワイ。

  • ガイドさんがちょっとトイレ行くというので、次の目的地までは一人で向かいます。なんとなく、一人旅な感じで解き放たれて、これはこれで気楽で楽しい。

    ガイドさんがちょっとトイレ行くというので、次の目的地までは一人で向かいます。なんとなく、一人旅な感じで解き放たれて、これはこれで気楽で楽しい。

  • 犬がお供についてきてくれました。ちょっと桃太郎な気分。<br /><br />この旅では、やたら犬と一緒に歩いた気がします。

    犬がお供についてきてくれました。ちょっと桃太郎な気分。

    この旅では、やたら犬と一緒に歩いた気がします。

  • ということで、クジェ ラカンの対岸にあるタムシン ラカンに到着。このお寺はペマ・リンパというブータンという国を作った人が祀られていて、ブータンの心臓ともいえるべき場所です。「タムシン」という言葉は「よいお告げ」という意味があるそうです。なんでそんな寺の名前なのかというと、それはペマリンパという僧侶の人生に由来しています。<br /><br />で、ここからはガイドさんが教えてくれた(そして、あとでちゃんと覚えているかテストされた)、ペマリンパの歴史です。僕が解釈したイメージではこんな感じ。<br /><br />話を聞きながら、なんとなくパウロ・コエーリョの「アルケミスト」みたいだなあと思った。<br /><br />----------<br />ペマ・リンパはもともとは、ごく普通の牛飼いの青年で毎日のんびりと牛を追って暮らしていた。しかし、ある日彼は野原で小さな光る仏様を見かけることとなる。<br /><br />その仏様は一瞬だけ彼の目の前に現れて消えてしまうのだが、そのあと彼は小さな紙片を見つける。そこにはメッセージが書かれていて、彼はそのお告げに従って行動をはじめていく。ある日、彼はお告げに従いバターランプを手に川に飛び込んだ。川のなかには、様々な経典や宝があり、彼はそれを地上へと持ち帰った(竜宮城みたいな話だなと思った)。<br /><br />川から戻ったペマ・リンパなのだが、手に持っていたバターランプの灯はは着いたままだった。<br /><br />人々はペマ・リンパが持ち帰ってきた経典などを見て「川のなかから持ってきた?ウソじゃね?普通溺れるっしょ。どっかから盗んできたんじゃね?」などと信じようとしなかった。<br /><br />そこで、ペマ・リンパは再び川に飛び込んだ。再び戻ってきた彼は前回と同じように経典を手にしており、そこでようやく人々は彼がグル・リンポチェの生まれ変わりだと信じるようになった。<br />----------<br /><br />英語で説明されたので、細かいディテールなどは勘違いなどあるかもしれませんが、だいたいのところはこんな感じじゃないかと。

    ということで、クジェ ラカンの対岸にあるタムシン ラカンに到着。このお寺はペマ・リンパというブータンという国を作った人が祀られていて、ブータンの心臓ともいえるべき場所です。「タムシン」という言葉は「よいお告げ」という意味があるそうです。なんでそんな寺の名前なのかというと、それはペマリンパという僧侶の人生に由来しています。

    で、ここからはガイドさんが教えてくれた(そして、あとでちゃんと覚えているかテストされた)、ペマリンパの歴史です。僕が解釈したイメージではこんな感じ。

    話を聞きながら、なんとなくパウロ・コエーリョの「アルケミスト」みたいだなあと思った。

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    ペマ・リンパはもともとは、ごく普通の牛飼いの青年で毎日のんびりと牛を追って暮らしていた。しかし、ある日彼は野原で小さな光る仏様を見かけることとなる。

    その仏様は一瞬だけ彼の目の前に現れて消えてしまうのだが、そのあと彼は小さな紙片を見つける。そこにはメッセージが書かれていて、彼はそのお告げに従って行動をはじめていく。ある日、彼はお告げに従いバターランプを手に川に飛び込んだ。川のなかには、様々な経典や宝があり、彼はそれを地上へと持ち帰った(竜宮城みたいな話だなと思った)。

    川から戻ったペマ・リンパなのだが、手に持っていたバターランプの灯はは着いたままだった。

    人々はペマ・リンパが持ち帰ってきた経典などを見て「川のなかから持ってきた?ウソじゃね?普通溺れるっしょ。どっかから盗んできたんじゃね?」などと信じようとしなかった。

    そこで、ペマ・リンパは再び川に飛び込んだ。再び戻ってきた彼は前回と同じように経典を手にしており、そこでようやく人々は彼がグル・リンポチェの生まれ変わりだと信じるようになった。
    ----------

    英語で説明されたので、細かいディテールなどは勘違いなどあるかもしれませんが、だいたいのところはこんな感じじゃないかと。

  • タムシン ラカンにいたおじいさん。言葉通じなかったけれど、いい感じです。写真撮るといったら(気持ち)身だしなみ整えてポージングしてくれました。

    タムシン ラカンにいたおじいさん。言葉通じなかったけれど、いい感じです。写真撮るといったら(気持ち)身だしなみ整えてポージングしてくれました。

  • ということで、ようやくここでドライバーとも合流。クルマでジャカルの町を散策。ジャカルの町は数年前に火事で全部燃えちゃったらしく、いまの町は国が作ってくれたということ。<br /><br />きれいに区画整理されていて、道幅も広いのだけど、なんとなく寒々しくて埃っぽい無機質な町だなあ・・という印象しか持てなかった。<br /><br />ブータン人からすると、近代的な町ということになるのだと思うが、ブータン中がこんな町になったらすごく残念な気がする。

    ということで、ようやくここでドライバーとも合流。クルマでジャカルの町を散策。ジャカルの町は数年前に火事で全部燃えちゃったらしく、いまの町は国が作ってくれたということ。

    きれいに区画整理されていて、道幅も広いのだけど、なんとなく寒々しくて埃っぽい無機質な町だなあ・・という印象しか持てなかった。

    ブータン人からすると、近代的な町ということになるのだと思うが、ブータン中がこんな町になったらすごく残念な気がする。

  • ランチはリンチェリン ロッジに戻って食べました。フロントで受付をしていた女の子。ちょっと、さっぱりしたAKBという感じでかわいいです。

    イチオシ

    ランチはリンチェリン ロッジに戻って食べました。フロントで受付をしていた女の子。ちょっと、さっぱりしたAKBという感じでかわいいです。

  • ジャカルゾンは規模はそれほど大きくなく、地方の県庁といわれれば、たしかにそんな感じです。<br /><br />僕としては、ゾンはプナカ・ゾンが見られればあとは、ツェチュ祭を見るとか目的がなければ、あえて観光のコレクションに加えることもないかなあ・・・と思った。

    ジャカルゾンは規模はそれほど大きくなく、地方の県庁といわれれば、たしかにそんな感じです。

    僕としては、ゾンはプナカ・ゾンが見られればあとは、ツェチュ祭を見るとか目的がなければ、あえて観光のコレクションに加えることもないかなあ・・・と思った。

  • その後もいくつか修道院を巡ったりします。コカ・コーラの看板をこんなところでも見かけて、コーラというものの浸透度はすごいと思った。

    その後もいくつか修道院を巡ったりします。コカ・コーラの看板をこんなところでも見かけて、コーラというものの浸透度はすごいと思った。

  • つづいて、スイスチーズ・ファクトリーというところ。スイスの方式でチーズを作っている工場となります。

    つづいて、スイスチーズ・ファクトリーというところ。スイスの方式でチーズを作っている工場となります。

  • 工場のなかはこんな感じにチーズを熟成している倉庫があったりして本格的。工場の隣には直営店舗もあり、そこで買うこともできます。

    工場のなかはこんな感じにチーズを熟成している倉庫があったりして本格的。工場の隣には直営店舗もあり、そこで買うこともできます。

  • そして、もうひとつの工場見学はこちら。レッドパンダ・ビールを造っているブムタン・ブリューワリー。前から気になっていて、いつかは来てみたかったんだけど、工場のあまりの小ささにびっくりした。<br /><br />これって普通の家じゃん。

    そして、もうひとつの工場見学はこちら。レッドパンダ・ビールを造っているブムタン・ブリューワリー。前から気になっていて、いつかは来てみたかったんだけど、工場のあまりの小ささにびっくりした。

    これって普通の家じゃん。

  • 工場には2人のブータン人が働いていて、1人は黙々とビンを洗っていて、もう1人の方が工場を案内してくれました。インド人みたいな見た目なんだけど、南ブータンの人だということ。<br /><br />工場はすごく小さいのですが、インドから大麦やホップを輸入して本格的に作っていました。年間だいたい13,0000本くらいを作っているとのこと。従業員はなんと2人で「この2人で全行程をやるんだぜ!、すげー忙しいよ」と説明された。<br /><br />写真は、出来上がったビールにラベルをはるところで、片方が糊付けをしてもう一人がそれをビンはるという作業をするらしいです。そりゃ、ここまでの行程を2名だけでやるのであれば結構大変そうだ。<br /><br />

    工場には2人のブータン人が働いていて、1人は黙々とビンを洗っていて、もう1人の方が工場を案内してくれました。インド人みたいな見た目なんだけど、南ブータンの人だということ。

    工場はすごく小さいのですが、インドから大麦やホップを輸入して本格的に作っていました。年間だいたい13,0000本くらいを作っているとのこと。従業員はなんと2人で「この2人で全行程をやるんだぜ!、すげー忙しいよ」と説明された。

    写真は、出来上がったビールにラベルをはるところで、片方が糊付けをしてもう一人がそれをビンはるという作業をするらしいです。そりゃ、ここまでの行程を2名だけでやるのであれば結構大変そうだ。

  • 工場見学のお土産に、できたてのビールをもらいました。レッドパンダ・ビールはヨーロッパの伝統的な酵母入りビールで、後で飲んでみたのだがいままで飲んだビールのなかでもトップクラスにうまかった。<br /><br />酵母が新鮮だとビールもうまいのだなあ、と実感。

    工場見学のお土産に、できたてのビールをもらいました。レッドパンダ・ビールはヨーロッパの伝統的な酵母入りビールで、後で飲んでみたのだがいままで飲んだビールのなかでもトップクラスにうまかった。

    酵母が新鮮だとビールもうまいのだなあ、と実感。

  • さて、今日の宿泊はリンチェリン ロッジのすぐそばにある農家です。農家泊とはいえ、ここは個室でトイレまでついていて、なんていうか沖縄の民宿っぽい感じ。

    さて、今日の宿泊はリンチェリン ロッジのすぐそばにある農家です。農家泊とはいえ、ここは個室でトイレまでついていて、なんていうか沖縄の民宿っぽい感じ。

  • ここでは石焼き風呂を体験できるのですが、お風呂が沸くまでの間、アラをいただきます。<br /><br />味は米焼酎と全く同じ。ただ、各家庭でそれぞれ作っているので少しずつ味が違っていて、この家のアラはスッキリとした味わいでした。日本人の味覚にもあうと思う。<br /><br />そして、石焼き風呂に入り、出てきてからアラを飲み、レッドパンダ・ビールを飲み。。酔っぱらって21時過ぎにはさっさと就寝しました。

    ここでは石焼き風呂を体験できるのですが、お風呂が沸くまでの間、アラをいただきます。

    味は米焼酎と全く同じ。ただ、各家庭でそれぞれ作っているので少しずつ味が違っていて、この家のアラはスッキリとした味わいでした。日本人の味覚にもあうと思う。

    そして、石焼き風呂に入り、出てきてからアラを飲み、レッドパンダ・ビールを飲み。。酔っぱらって21時過ぎにはさっさと就寝しました。

  • 翌朝、農家の周りをちょっと散歩してみます。すんごい寒い。。

    翌朝、農家の周りをちょっと散歩してみます。すんごい寒い。。

  • で、ここでも犬に遭遇。<br /><br />お供に連れて一緒に散歩して歩きます。

    で、ここでも犬に遭遇。

    お供に連れて一緒に散歩して歩きます。

  • 冬の暖は薪ストーブを使うことが多いので、こうして家の端に積み上げている光景が見られるのですが(夏は料理の窯焼きに使うだけなので、もっと量は少ない)、それにしても木の間にもきれいに積み上げているものだ。

    冬の暖は薪ストーブを使うことが多いので、こうして家の端に積み上げている光景が見られるのですが(夏は料理の窯焼きに使うだけなので、もっと量は少ない)、それにしても木の間にもきれいに積み上げているものだ。

  • そしてここでも、かちんかちんに凍った洗濯物を発見。<br /><br />なぜ・・昼間の間に取り込んでおかないのだ。

    そしてここでも、かちんかちんに凍った洗濯物を発見。

    なぜ・・昼間の間に取り込んでおかないのだ。

  • あまりに寒いので、散歩を早々に切り上げて家に戻りました。<br /><br />家に戻ったらみんな朝の支度をはじめていた。

    あまりに寒いので、散歩を早々に切り上げて家に戻りました。

    家に戻ったらみんな朝の支度をはじめていた。

  • 居間に置いてあった飾り物。この置物はバターで作られているみたいです。この家のお母さんが、この置物を作るのがうまいらしい。<br /><br />僕が訪れた時はお母さんは出かけていたみたいで、家にはいませんでした。きっと巡礼か温泉巡りしているんじゃないかということ。<br /><br />なので、家でお留守番していたお父さんはかなり気楽そうな感じでした。そんなに奥さん恐いのか。

    居間に置いてあった飾り物。この置物はバターで作られているみたいです。この家のお母さんが、この置物を作るのがうまいらしい。

    僕が訪れた時はお母さんは出かけていたみたいで、家にはいませんでした。きっと巡礼か温泉巡りしているんじゃないかということ。

    なので、家でお留守番していたお父さんはかなり気楽そうな感じでした。そんなに奥さん恐いのか。

  • 朝食です。この農家に住んでいるお嬢さんは、ブータン料理の研究家で蕎麦粉を使った料理を開発しているらしい。<br /><br />そして、ブータン料理のお店を出すことを計画しているらしく、ブータンの国がやっている一村一品プロジェクトみたいなものから出資してもらう計画になっているということ。たしかに、ご飯はどれもおいしかったです。<br /><br />ブータンの農家ってほんとどこ行ってもご飯おいしいよなあ・・。<br /><br />ブータンに行ったらレストランで食事するだけでなく、泊まらないまでも農家で食事をとってみてください。絶対オススメです。

    朝食です。この農家に住んでいるお嬢さんは、ブータン料理の研究家で蕎麦粉を使った料理を開発しているらしい。

    そして、ブータン料理のお店を出すことを計画しているらしく、ブータンの国がやっている一村一品プロジェクトみたいなものから出資してもらう計画になっているということ。たしかに、ご飯はどれもおいしかったです。

    ブータンの農家ってほんとどこ行ってもご飯おいしいよなあ・・。

    ブータンに行ったらレストランで食事するだけでなく、泊まらないまでも農家で食事をとってみてください。絶対オススメです。

  • 名残惜しいですが、ブムタンを後にして次の目的地であるフォブジカへと移動。旅はつづく。<br /><br />途中、ハンディクラフトセンターに立ち寄ります。織物をしている女の子がいました。寒そう。。<br /><br />ここでは、ヤクの毛で出来たマフラーなどを購入。

    名残惜しいですが、ブムタンを後にして次の目的地であるフォブジカへと移動。旅はつづく。

    途中、ハンディクラフトセンターに立ち寄ります。織物をしている女の子がいました。寒そう。。

    ここでは、ヤクの毛で出来たマフラーなどを購入。

  • レストランでランチ。全体的に冷えていたのが残念だ・・。

    レストランでランチ。全体的に冷えていたのが残念だ・・。

  • 僕は基本的に辛いのがあまり得意ではないのですが(トウガラシ食べてブータン人に哀れまれるくらい)、これはおいしいなと思う。<br /><br />トウガラシを炒って、タマネギや山椒などとあえて作るふりかけみたいなもので、これをご飯と一緒に食べると結構うまいです。すんごい辛いんだけど。

    僕は基本的に辛いのがあまり得意ではないのですが(トウガラシ食べてブータン人に哀れまれるくらい)、これはおいしいなと思う。

    トウガラシを炒って、タマネギや山椒などとあえて作るふりかけみたいなもので、これをご飯と一緒に食べると結構うまいです。すんごい辛いんだけど。

  • 移動の途中で出会ったヤク。寒いところにしか住んでいないということで、今回はじめてみました。<br /><br />この他にも、全身の毛が白いサルとか珍しい生き物を見たのだが、あまりに動きが速くて写真を撮れず。。

    移動の途中で出会ったヤク。寒いところにしか住んでいないということで、今回はじめてみました。

    この他にも、全身の毛が白いサルとか珍しい生き物を見たのだが、あまりに動きが速くて写真を撮れず。。

  • ペリラ峠にて。無数のタンカがはためく光景をみると、まるでテレビでみた光景のようで、現実感がわかないのだけど、自分がチベット文化圏にいるんだなあ・・と思います。不思議な感覚。<br /><br />まあ、標高がえらく高いということもあるけれど。<br /><br />ここから、さらに西へと向かい次の目的地であるフォブジカを目指します。

    ペリラ峠にて。無数のタンカがはためく光景をみると、まるでテレビでみた光景のようで、現実感がわかないのだけど、自分がチベット文化圏にいるんだなあ・・と思います。不思議な感覚。

    まあ、標高がえらく高いということもあるけれど。

    ここから、さらに西へと向かい次の目的地であるフォブジカを目指します。

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