2011/12/25 - 2012/01/01
16位(同エリア25件中)
shinkさん
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冬のブータン旅行でのハイライトともいうべきフォブジカへの旅。ここは標高3000mぐらいのところにあり、氷河に侵食されてできた谷がU字に広がっています。谷の中央部は夏場は湿原になるようで、開発がされることもなくそのままの状態で残っていて、そこへ毎冬ヒマラヤを越えてオグロヅルが越冬しにやってきます。
で、この谷の住民は毎冬やってくるツルが「電線にひっかかったらかわいそうじゃん」ということで、電線をひくことをやめたことにより、世界的に有名な谷になりました。色々な価値観があるけれど、自分たちの利便性を犠牲にしてもツルを保護したいという行動はすごいと思う。
現在はなんと、電線が地中化され一部の住宅では電気が使えるようになりましたが、それでもこの谷の美しさはかわることがなく、ブータンにとっての国民総幸福量(Gross National Happiness, GNH)ってこういうものなのかなあ・・と感じられるものだった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フォブジカの谷の入口からトレッキングコースがあります。
4キロを2時間くらいかけて歩く感じ。それほどきついアップダウンもなく、散歩の延長くらいのノリで行くことができます。 -
ということで、トレッキングをしてみます。
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しばらく歩くと谷が見えてきました。
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谷の端っこの方には村があり、牛飼いが牛を世話しています。
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子供がいました。写真撮ったのだけど、そのあと子供から話しかけられて、少し話をしたのだけど、なにをいっているのか全くわからず・・。
で、あとでガイドに聞いたところ「1ドルくれっていってたよ」とのこと。
そうか。言葉がわからなくてよかった。 -
さらに谷を進んでいきます。
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向こうから水を運んだトラックがやってきました。フォブジカの谷では一部のエリアは慢性的な水不足らしく、定期的に飲み水を汲みに行ってるとのこと。
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「クゥワークゥワー」という鳴き声が谷に響いてきて、それがオグロヅルの鳴き声だった。鳴き声、すごい大きい。。
そして、木々の向こう側に見えてきました。身体でかっ。結構遠くにいると思うのだけど、しっかり個体が識別できます。 -
谷全体を見渡すことができる展望台にきました。夏場はこの谷全体が湿原になるということ。それはそれで、すごいきれいそうだなあ・・と思う。
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谷底には馬が一頭さまよっていました。
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そしてツルはこの谷で越冬中。
ガイドさんは「ツルはウィンター・バケーションのためこの谷に来ている」という言いまわしだったのが印象的。
バケーションに来るわりには7000m級のヒマラヤを越えてこなくちゃ行けないので、随分過酷な休暇の旅だな・・と思った。 -
谷底に降りてきました。ルートは決まっていますが、歩くことができます。
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で、今日泊まるホテルに到着。ガキリン・ゲストハウスというところで、部屋から谷全体を見渡すことができる絶好のロケーション。
そして、地中化された電線が届いているので、終日電気を利用することができます。フォブジカでこれは結構すごいことだと思う。 -
部屋から眺めた谷の夕暮れ。美しい景色です。
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そして夕食。この宿の食事が今回の旅行の中で一番うまかった。
ジャガイモの素揚げと自家製バターだけでも絶品。ビールが進みます。ほんと、うまかったー。 -
夜になって、部屋から外を眺めてみると、イルミネーションみたいな星空が見えてテンションがあがる。
今回はきちんと星空が撮影できるような機材を持っていってなかったので、きれいに撮れてないけれど、プラネタリウムかっ、というくらいの星の量だった。 -
星が見えすぎてちょっと怖さすら感じます。なんていうか、いつも屋根の下にいたのが、急に宇宙とつながった自然の中に放り出された感じ。
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薪ストーブに暖まりながら翌朝。
6:30過ぎですが、太陽は周囲の山に隠されていて、朝の訪れは遅いです。 -
7:30過ぎても陽はあがってこず。
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周囲をちょっと散歩。ブータンといえば・・というデザイン。
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朝食。レストラン兼ロビーにある大きな薪ストーブでパンを焼いてくれてます。
朝食はこれに、自家製バターとブムタンで採れたハチミツ。シンプルだけど濃厚で豪華な味です。 -
宿にいた女の子。まだ5ヶ月くらいみたい。こうしてみると、日本人と同じですよねえ・・。
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宿を出発。いい天気です。
でも、ツルとは近づけなかったなあ・・とちょっと残念な思いもあります。 -
出発してしばらくしたら、ドライバーが宿に携帯電話を忘れてきたということで、ちょっと取りに戻ることに。
僕は散歩したいということで、その場で降ろしてもらい歩いていたのですが、突然目の前をツルが横切っていくのが見えました。 -
間近でみたツルも確かにでかかった・・。そして、殆ど羽を動かさずに滑空していくツルの姿は優雅でした。
フォブジカの谷は、昔は冬になると農作物も採れなくなるのでみんな出稼ぎに出ていたため、冬はツルしかいない谷だったということですが、そんな昔からこの光景は変わることなく続いているのだろうなあ。 -
さて、フォブジカにあるガンテゴンパを訪問。
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敷地内では木の枝を削いでる人がいました。お香の材料になるということ。
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僧坊のなかからは音楽の練習をしているのか、さまざまな楽器の音が聞こえていました。ちょっと中には入れなさそうなので、外から音だけを聞いて楽しみます。
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ということで、浮世離れしたフォブジカを後にして、ティンプーへと戻っていきます。途中の休憩ポイントでみたブータン・ヒマラヤ。
さっきのツル達は谷では脳天気そうに過ごしているけれど、あんな高いところを越えてブータンまで来ているのかと思うと人智を越えた自然の力強さを感じます。
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