2010/12/31 - 2011/01/11
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あいあ〜るさん
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ラノーンからクラ地峡を渡ってミャンマーのコートーンへ行ってきました。
この日の夜行バスでバンコクに戻るのですが、ラノーン市内の観光もしなければならないので、半日で駆け足で行ってきました。
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ホテルを出てすぐの所にバミー屋があったので、まずは腹ごしらえです。
-
店内の壁にはこんなレトロな広告が描かれていました。
相当な年代物かと思いましたが、2537年と書かれているので17年前のものですね。 -
これが注文したバミーナームムーデーン。
出てくるまで妙に時間がかかりました。 -
私が来た時は誰もいませんでしたが、待っている間に大勢のお客さんがやってきました。
もしかしてまだ準備中だったのかも? -
腹こしらえが終わって港に向かうと、交差点の脇にこんな標識を見掛けました。
「スッケートテーッサバーンムアンラノーン」
ラノーンの町の自治行政区域がここまでという意味です。
テーッサバーンの境界ってこんな標識が立っているんですね。
初めて見ました。 -
しばらく走ると、中央分離帯に立派な記念碑のような物がありました。
「タノンチャルンプラキアット6ローププラチョンマパンサー」と書かれています。
日本語にすれば「国王陛下72歳記念通り」なのですが、この道はそんな立派な名前なのか。 -
またまた記念碑が。
こちらは旅行の安全を願うものでしたが、設置母体がテーッサバーンタンボンパークナムと書かれています。
ここはもうパークナムという隣町のようです。
先ほどのラノーンはテーッサバーンムアンでこちらはテーッサバーンタンボンですから、ラノーンの方が格が上になります。
日本の自治体に例えればラノーンが市でパークナムは町のような感じですね。 -
一本道をまっすぐ進んで行くと料金所のような場所がありました。
表には料金が書かれていて、中には人がいるのですが、料金を徴収しているようでもないし、一体何の料金所なんだろう?
この右手にPTTのガソリンスタンドがあるのですが、その先の路地を右折するとミャンマーのコートーンへ渡る港に着きます。 -
私はバイクでやってきましたが、途中でこのようなソーンテウとたくさんすれ違いました。
3・4・6番などの番号を見たので、これらの路線に乗ればラノーンの町からソーンテウでやって来られると思います。
バイクで15分くらいでしたから、ソーンテウなら30分くらいみておけば良いのではないでしょうか? -
ここがミャンマーのコートーンへ渡る船着場です。
ターティアップルアテーッサバーンタンボンパークナム。
ここはパークナムの自治行政区が管理する港のようです。
(イミグレーションの名前はラノーンです)
わざわざティアップと書かれている(港はタールア)ということは、おそらくこの近くには大型船用の接岸できない別の港もあるのでしょう。 -
港の中に入りました。
右側がイミグレーションです。
左側には有料トイレ(確か5バーツだったかな)があります。 -
ここがイミグレーションです。
ここで出国手続きをしてから舟に乗ります。
イミグレーションに立ち寄らなくても舟に乗れてしまうので、必ず出国手続きをしてください。
万が一忘れると手違いで密出国してしまう可能性が。 -
出国手続きを終えたら、目の前に停まっている小舟に乗ります。
ミャンマー人らしき人達が次々と乗り込んでいる舟があったので、船員に「ミャンマーに行くのか?」と聞くと「そうだ」と言うので私も一緒に乗りました。
出港してすぐに全員のIDカードを集めるというのでパスポートを出すと、船員の顔が急変して「おい、ジャパンだ!港に戻れ!」と船頭に指示しています。
まるで犯人が見付かったような感じ。
ミャンマー人とタイ人以外は乗ってはいけないようで違う舟に乗るように指示されましたが、行き先が違うのだろうか? -
港にはミャンマーらしさ満点の船も停まっていました。
荷物を満載してどう見ても重心が高くて危なそうなのですが、もしかして双胴船? -
乗り換えた舟では名簿に名前を書きました。
港を出てしばらくすると途中で小屋に立ち寄ります。 -
乗客は舟に乗ったままで手続きは全て船員がやったので何をしているのか判りませんが、ここでパスポートチェックのようなことをしているようです。
港で出国手続きをしたばかりなのに。
でもあの港では出国手続きだけしてタイに戻ることも簡単にできそうです。
ですから本当に港を出たのかどうか調べているのかもしれません。 -
ミャンマー人を乗せた舟は、このチェックポイントに立ち寄らずに通過していきました。
だから日本人の私は舟から降ろされたのか。 -
港を出てからしばらくは、マングローブの林に囲まれた入江を進んで行きます。
-
前方に黄金の観音様が見えてきました。
海路の安全を見守ってくれているのでしょうか?
この観音様を越えると、いよいよクラ地峡です。
右下に国旗が立っている建物がありますが、帰りはここに立ち寄って荷物検査がありました。 -
ここが有名なクラ地峡。
想像していたより遥かに広かったです。
イギリスがシンガポールを植民地化するのがもう少し遅ければ、ここには多くの大型貨物船が往来して、ラノーンという地名は世界中に知れ渡っていたことでしょう。
そう考えるとちょっと残念な気もしますが、もしそうなっていたらプラチュアップキーリーカン以南のマレー半島部は間違いなくイギリスに奪われていたはずですから、タイとしてはこれで良かったのかも。
その場合、今頃はマレー半島全体がマレーシアになっていたか、ペナン辺りまでのマレー半島北部が別のタイ人国家として独立して、シンガポールはマレーシアから独立していなかったことでしょう。 -
クラ地峡のど真ん中で突然舟が停まりました。
なんと給油です。
エンジンの音もなくしばし波に揺られるのも悪くありません。
ここには同じような舟がたくさん往来しているのでそんな気分にもなれますが、海のど真ん中で木の葉のような小舟が停まったら心配になるでしょう。 -
ミャンマー側に近づき、途中ミャンマーのチェックポイントでパスポートをチェック。
ついにミャンマーの街並みが見えてきました。 -
それなりのホテルもあるようです。
恐らくコートーンで最も立派だろうと思われるホテルですが、バイクの運転手いわく宿泊料800バーツとのこと。
もしかしたら運転手のマージン込みで言っているかもしれないので本当は700か600くらいなのかもしれませんが、それでも今回ラノーンで宿泊しているホテルの方がずっといいです。 -
久しぶりにやってきましたミャンマー。
5年ぶりくらいかな? -
イミグレーションで即時発行されるコートーンから5km圏内限定の入境証。
10USドルか500バーツだったので、USドルで支払いました。
今までミャンマーには6回くらい行きましたが、これまでは全て事前にビザを取って空路ヤンゴンから入国したので、このような入境証で入国するのは初めてです。
※6回くらいと言うのは、各国の渡航回数を数えてないので、正確な回数を言えるのは3回以下の国だけです。 -
こんな入境証で入国したらパスポートにミャンマーのスタンプを捺されないのではないかと心配(笑)しましたが、出国時に返してもらったパスポートにはちゃんとスタンプが捺されていました。
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港でバイクをチャーターして、簡単にコートーンの観光に行きます。
料金は$10でした。 -
海辺にあったこれ。
何だったかなぁ…。
1年も前のことなので忘れてしまいました。
日本に何か関係あるようなこと言ってたような。 -
こちらは有名な将軍の銅像(金像?)です。
名前は..... -
コートーンで最も立派っぽいパゴタにやってきました。
パゴタの名前は.....
すみません。その時には確認したのですが、全く覚えていません。
やはり興味の薄い国だとダメだなあ。 -
内部は総ガラス張りでとても綺麗です。
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こちらは境内にあった仏像です。
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パゴタからの眺め。
ミャンマーの南端にはカジノのある豪華リゾートがあってタイから渡れると聞いていたので、私はてっきりそのカジノがある所に舟が行くものだとばかり思っていました。
遠くに見える島がそのカジノがある場所らしいのですが、バイクの運転手曰くこちらからは行かれないそうです。
現地で働いているミャンマー人は往来しているはずなので、外国人は渡れないということなのかな?
今回は無理して行く時間もないので、確認はしていません。 -
普通の村を抜けて山を下って行くと、突然奇妙な衣装で着飾った人達に出くわしました。
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結婚式なのか、あるいは宗教儀式なのか。
言葉が通じないので解りません。 -
みなさん車に乗り込みます。
男性と女性で分かれているみたい。
隊列を組んでパレードして行きました。 -
港まで戻ってきました。
港の奥が市場になっていたので、バイクでの観光を終えて少し市場を見て回ります。 -
ヤンゴンの市場よりも品物が豊富かもしれません。
尋ねてみると、やはりタイからの輸入品が多いそうです。 -
普通の日本人と私のミャンマー感は、恐らくかなりかけ離れていると思います。
日本では貧しい国と言われているミャンマーですが、私が初めてミャンマーへ行ったのは、アフリカ旅行の帰途でした。
そのため感想は「アジアってなんて自由なんだろう」と「アジアってなんて豊かなんだろう」でした。
夜1人で歩いていても生命の危険を感じることもありませんし、食べ物の無くて生命の危機に瀕している人も見当たりません。
もちろん日本のように、どうでも良いような贅沢品が溢れかえっているようなことはありませんが。 -
市場をぐるっと一周しました。
ヤンゴンから入国する時は日本語が話せる友人や知人がほとんど一緒にいるため、6回くらいミャンマーに行っていてもミャンマー語はほとんど話せません。
ですから市場の人達とも残念ながら挨拶程度の会話しかできません。 -
市場から海沿いに出ると、こんなミャンマーチックなバスが停まっていました。
このバスに乗ってどこか行きたいなあ。 -
さきほどのパレードがやってきました。
私が写真を撮ろうとすると、先導役の人がわざわざ車を停めてくれました。 -
船の上に新しいミャンマー国旗がはためいています。
何ヶ月か前に変わったばかりなので、初めて実物を見ました。
もっと興味はありますが、ラノーンの観光をしなければならないので足早にタイに戻ります。
でももう一度行きたいかと聞かれたら、用事が無ければわざわざ再訪したいとは思いません。
次回行く機会があれば、その時はカジノのある島に行くでしょう。
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この旅行記へのコメント (5)
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- Ashiyagawaさん 2014/07/01 06:53:04
- あのパゴタの名は、そして入境料金は……
- こんにちは。
私も2013年(入境エリア制限開放前)にラノーンからコータウンに行って来ました。あの丘の上にある立派なパゴタの名前は、私がカタコトのビルマ語で聞いたところ「ビーローエー寺」とのことでした。他にも「シンゴースー」という人もいましたが、あとでちょっと英語のできるレストラン店員に写真を見せたところ「ビーローエーパゴダ」と言っていましたので間違いないでしょう。
国境のボート代は行き帰りとも50バーツでした。私の時は乗客4人でしたが、うーん、往復400バーツの売上かあ、一日5往復して1,000バーツを運転手と船頭の3人で分けてガソリン代払ってボートの維持費積み立てて……。楽じゃなさそうだなとついいらない計算をしてしまいました。
入境費用ですが、私は持っていた20ドル札の端に小さなインク染みがありまして、イミグレ職員に難癖をつけられ(まぁ、ミャンマー人としては普通のドル札選別眼なんでしょうが)、結局500バーツ取られてしまいました。しかも週末で銀行は休み、1泊する予定なのに噂に聞いていた安いゲストハウスは潰れている、といった有様で意気消沈していたら、まさに「職員の仲間らしき男に闇両替に連れて行かれ」、染み付き20ドルはたったの400バーツに替えさせられてしまいました(笑)。やはり国境恐るべしですね。
しかも翌日にホテル代を払ったらタイに帰る渡し賃も危うくなってしまい、辛うじて財布の隠しポケットに入っていた人民元を闇両替に持って行き事無きを得る有様。甘く見ないでお金は十分余裕を持って用意しておくべきですねえ……。
-
- keng-kengさん 2012/01/17 01:32:18
- 14日間滞在出来るんですね〜
- あいあ〜るさん、こんばんは。
地峡を越えてのミャンマーへの旅、だいぶ完成して来ましたね〜。
毎回楽しみに拝見しております。
コートーンへのミャンマー入国、パスポートの入国スタンプを拝見したら
メーサーイからターチーレック、メーソートからミャオウワディーと同様、
14日間のミャンマー滞在許可がもらえるんですね〜。
10USドルか500バーツっていう選択もいっしょですわ〜。
ただターチーレック、ミャオウワディーは、係官によっては500バーツしか受け付けん、
っていうウワサも耳にしたことはありますが。。。
あの海上で給油のために停止する小舟に自前のバイクを搭載して
いつかクラ地峡を渡ってみたいですね〜。ちょいムリかな。。。
- あいあ〜るさん からの返信 2012/01/17 12:17:52
- RE: 14日間滞在出来るんですね〜
- keng-kengさん、こんにちは。
あいかわらず投稿が遅くてすみません。
19日には次の旅行記を投稿したいので、それまでには完成させたいとは思っているのですが。
14日間まで滞在できるのですが、コートーンから5km圏内にそんなに滞在する(できる)ような外国人って相当特殊な人でしょう。
この時はバーツは足りんと言っていきなり米ドルだしたら、それで処理して貰えました。
今年はターチーレックに行ってきましたが、2人分で$20出したらバーツで払えと言われました。
1人じゃなかったのでそんな所で揉めて問題になっても嫌なので、抵抗もせずにバーツで払ってきました。
バーツは持ってないと言って押し切ればドルでいけるのかもしれませんが、いかんせん私の場合は「お前がドルしか持ってないなんておかしいだろ」という身なりなんで、こういう時には不利ですわ。(笑)
あの舟にバイク積めるのかな?
積めたとしても手続きが相当大変そうですが。
- keng-kengさん からの返信 2012/01/18 13:46:45
- 貴重な副収入なんですかね〜
- あいあ〜るさん、こんにちは。
あのミャンマー入国税の10USドルまたは500バーツって、何なんでしょうね〜。
実勢レート(1USドル=31バーツ台後半)とかけ離れた金額を設定してるから
み〜んな当然10USドルで払おうとする訳であって、純粋にタイバーツが欲しいなら
10USドルまたは300バーツ、くらいで設定すればええのに〜って思ってしまいます。
個人的な憶測に過ぎませんが、アレは係官が為替差益をヌイてるんちゃうか?って疑ってます。
500バーツを受け取ったけども、10USドルを受け取ったって係官が上官に虚偽の報告をして
係官が自分で10USドルを財布から出して会計の帳尻を合わせてしまえば、
外国人1人の入国につき200バーツ弱の儲けが。。。
一度、ホンマにタイバーツをいっさい所持せずにメーサーイからタイ出国してみたいですね。
果たしてターチーレックのミャンマー入国時にどうなるか。。。
入国税10USドルで押し通して係官にミャンマー入国を拒否されて、Uターンして橋を渡って戻って
メーサーイのタイイミグレは、そんな場合はパスポートにミャンマー入国スタンプがなくても
タイ入国を認めてくれるのか?興味はありますが未実行です。
もし上記のケースでもタイ入国を認めてもらえるなら、ビザランにはもってこいですよね!
なにせミャンマー入国税を払わずにタイ滞在期限を延ばせる訳ですから。。。
- あいあ〜るさん からの返信 2012/01/18 15:33:59
- RE: 貴重な副収入なんですかね〜
- keng-kengさん、こんにちは。
カンボジアのビザ代もUS$払いの方が安かったと思ったので、設定した時にはほぼ同額だったのではないでしょうか。
為替が変わる旅に料金を変更する訳にもいきませんし、やむを得ないことかと思います。
ジンバブエのビクトリア滝では数か国の通貨で入場料を払えましたが、その時は南アフリカランドはUS$の半額くらいでした。
相応の金額はランドとUS$しか持ってなかったのでランドで払いましたが、もしかしたら他の国の通貨ならもっと安かったかもしれません。
それ以前にミャンマーなんて自国通貨の公定レートと実勢レートが100倍くらい違う国なんですから、50%程度の違いなんてどうってことないでしょう。(笑)
バーツで徴収してドルで入金することは、多分誰か(全員?)がやってそうですが。
もしもバーツを持たずに行ったら、多分闇両替屋(というか職員の仲間)が特別レートで両替してくれて、二重に為替差益を取られるのではないでしょうか?
ミャンマーに入国せずにメーサーイに戻れるのかどうかは知りませんが、ラノーンでは港外のチェックポイントまで行けば再入国できるそうですよ。
相手国に入国できずに戻らなければならないという可能性はある訳ですから、メーサーイでも再入国ができないことはないはずですが、再入国になるのか出国取消になるのかが問題ですね。
一度トライしてみたらいかがですか。
500バーツ未満の現金を所持して行けば大丈夫でしょう。
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