2010/12/31 - 2011/01/11
7位(同エリア22件中)
あいあ〜るさん
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バンコクでの任務を終え、地方の旅へと向かいました。
行き先はタイ南部の古都ナコンシータンマラート。
バンコク発の急行85列車に揺られて南下しました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バンコク駅に停車中の急行85列車です。(左)
右の列車は…
忘れました。
確か北へ向かう快速列車だったと思います。 -
私が乗るのは12号車の2等寝台。
この後ろにも数両の客車が連結されていたので、18両くらいの編成だと思います。 -
料金は828バーツだったようですね。
計算してみると
運賃(2等) 308バーツ
急行料金 150バーツ
エアコン料金(寝台・501km以上) 170バーツ
寝台料金(2等・40寝台旧式) 200バーツ
確かに合計で828バーツになります。 -
今も使用されているバンコク駅の発車の鐘。
バンコクのような大きな駅では、ほとんど役に立たないと思いますが。
まあ実用性というよりは、伝統かな?
19時30分、定時にバンコク発車。 -
12号車は外国人(白人)旅行者率がかなり高かったです。
半分くらいは白人旅行者と言った感じ。 -
ベッドが組み立てられて、通路はカーテンで仕切られました。
日本と違って、頼めば早くセットしてくれます。 -
座席の背もたれを上げると、寝台灯が出てきました。
うまくできています。
跳ね上げた背もたれの上は荷物棚に。 -
私のカバンがちょうどスッポリ収まりました。
-
バーンスー駅でなぜか長時間停車。
20時54分着・56分発のナコンパトム駅では、約30分遅れです。 -
ここでも発車は鐘の合図です。
-
少しウトウトして目が覚めると、フアヒン駅に停車中でした。
時刻は間もなく24時。
定時では23時19分着・22分発なので、依然30分ほどの遅れです。
フアヒンでは、翌日からゴルフの「ザ・ロイヤルトロフィー」が開催。
アジア選抜として出場する石川遼選手らも、この時フアヒンに滞在していたはずです。
日本にいるとヨーロッパのゴルフの話題ってほとんど目にしませんが、タイでは日本よりもヨーロッパのゴルフの方が注目されているようですね。
翌日観たテレビのニュースでは、ヨーロッパ選抜が1人ずつインタビューまで紹介されているのに、日本人選手は静止画像だけでした。
その中で石川遼選手だけは少し動画が。
やはり彼はタイでも他の選手より人気があるようです。 -
深夜1時のボーノーク駅。
対向列車と交換するための運転停車です。
闇夜に国王陛下の御写真が浮かび上がります。
プラチュアップキーリーカン県クイブリー郡にあるボーノークの周辺は、綺麗な海岸線で有名な所ですが、この闇夜では見られません。 -
朝、目が覚めると、窓から見える風景は一変していました。
時刻は7時。
時間から逆算すると、チュンポン県とスラーッターニー県の県境辺りだと思います。
満員だった車内の乗客は、知らぬ間に半分以下になっていました。
約半数を占めていた白人旅行者は、おそらく深夜にチュンポンで降りたのでしょう。
それにしてもバンコクから夜中のチュンポンまで、わざわざ寝台列車を利用するなんて、贅沢な旅行をしていますね。 -
またひと眠りして、しばらくすると大きな駅に到着しました。
南線の主要駅スラーッターニー駅です。
いつの間にか雨が降っています。
雨が降ることは全く想定していなかったので、止んでくれないと観光できないなぁ。
スラーッターニー駅はプンピンにあり、スラーッターニーまではかなり離れています。 -
時刻は8時10分。
ダイヤは6時27分着・42分発ですから、眠ているうちに遅れが2時間近くになっていました。
途中でたくさんのバンコク行き夜行列車とすれ違っているので、ひとたび遅れが発生したら、交換待ちの駅がずれてどんどん遅れが拡大するのでしょう。
しかし列車が2〜3時間遅れたくらいで困る人なんて、ほとんど乗っていないでしょうね。
いるとしたら日本人旅行者くらいかな。 -
スラーッターニー駅ホームの売店です。
-
隣りはキーリーラッタニコムからやって来た490列車ではないかと思います。
キーリーラッタニコム線は、タイ鉄道公社の中で最も乗ってみたい路線です。 -
乗務員が寝台を解体しに来ました。
ただし眠ていたければずっと眠ていることも可能です。
終点まで寝台のまま眠ている人もいました。 -
こちらは隣りの11号車です。
12号車は緑のカーテンでしたが、こちらの車両は青いカーテンです。
色が違っていれば、自分の車両を間違えなくていいですね。 -
食堂車の様子。
ただし厨房はもう終わっているので、軽食と飲み物しか出ません。
紅茶を頼んだら20バーツでした。 -
13号車は1等寝台です。
もう誰も乗っていないようです。 -
1等寝台の個室内です。
-
15両目くらいに旧式の寝台車が連結されていたので見に行こうと思ったら、13号車が最後尾になっていました。
スラーッターニー辺りで切り離されてしまったようです。
残念。
13号車のデッキから後部が眺められました。
1等寝台車なのでさすがにデッキ解放ということはなく、ちゃんと貫通扉が閉められていました。 -
寝台には所々にコンセントもあって、給電も可能です。
この車両はもう20年くらい走っていると思いますが、その頃は乗客が列車内で充電しなければならないようなこともなかったでしょうから、恐らくは車内清掃などの便宜をはかるために取り付けられたのではないかと思います。
しかしここはタイ。
もちろん乗客も利用可能です。
日本の寝台車のように、シェーバーしかダメだよなんてこともありません。
日本でも最近は新幹線N700系などが座席で充電ができるようになっていますが、車内で充電ができるという点ではタイは日本より20年くらい進んでいることになりますね。 -
スラーッターニー県南部のバーンナーサーン郡の中心駅、ナーサーン駅の駅前には、軽井沢辺りにありそうな別荘のような建物が建っていました。
-
スラーッターニー県内最後の停車駅はバーンソーン駅です。
ここはウィアンサ郡バーンソーン村になりますが、ウィアンサ村には線路が通ってないので、この駅が郡内の中心駅になるようです。
後日この画像を見て初めて気付きました。
バーンソーン駅とプルピー駅の間にはクローンスーン停車場があるのですが、駅名標には駅しか書かれてないんですね。 -
列車を見送るバーンソーン駅員。
現在9時40分。
定刻は7時46分着・47分発ですから、かろうじて遅れ2時間以内をキープしています。 -
10時09分、チャワーン駅に到着。(定刻は8時21分着・22分発)
ここはナコンシータンマラート県チャワーン郡です。
ついに最終目的地のナコンシータンマラート県に入りました。
ただし列車は山を回りこんで県内をU字形に走るので、終点のナコンシータンマラートまではあと2時間の行程です。 -
チャワーン駅に続いて、隣りのクローンチャンディー駅にも停車しました。
クローンチャンディー駅の所在地もチャワーン郡なのですが、チャンディー村はテーサバーンタンボン(チャワーン村はタンボン)ですから、チャワーンよりも人口が多いようです。
チャワーンが政治の中心、チャンディーが商業の中心と言った感じでしょうか?
駅もチャワーン駅が2等駅でクローンチャンディー駅が3等駅なので、郡都チャワーン駅の方が格上です。 -
いい感じにカーブしたクローンチャンディー駅のホームです。
-
駅のすぐ裏は市場になっています。
と言うか、よく見ると線路上まで店が出ているようですね。
チャンディーには県都ナコンシータンマラートからの4015号線が通じているので、物流の拠点になっているのでしょう。
チャーンクラーン副郡、ラーンサカー郡、ピプーン郡などへは、ここでバスなどに乗り換えです。
ナコンシータンマラートへもバスで行かれるので、もしかしたら列車を乗り通すよりもバスに乗り換えた方が早いかもしれません。 -
クローンチャンディー駅を発車してすぐに川を渡りました。
もしかしてこれが駅名にもなっているチャンディー運河でしょうか? -
白いシーツの中には、折り返し列車で使用するためのシーツなどが入っています。
乗務員が走行中にここで食事をしたようですね。 -
車掌の制服と制帽。
あれっ、持ち主は今何を着ているんだ? -
続いてナーボーン駅に停車。
ここはナコンシータンマラート県ナーボーン郡です。
85/86列車の役割はバンコクとスラーッターニー〜ナコンシータンマラート間とを速達することでしょうか?
スラーッターニー駅を出てから、ほぼ各郡1駅という感じで停車して行きます。
“速達”と言うと疑問に思う方も多いかと思いますが、この急行85列車はスラーッターニー〜ナコンシータンマラート間の途中停車駅が7駅。
同じくバンコク発ナコンシータンマラート行きの快速173列車は、同区間で13駅に停車します。 -
85列車を見送るナーボーン駅員。
-
トゥンソン分岐駅に到着しました。
10時47分到着。定刻は9時11分着・18分発です。
トゥンソンからはアンダマン海側の港町カンタン(トラン県)までの路線が分岐しています。
右側のクローンチャンが今走ってきたバンコク方面。
本線を進む85列車は、これからサイヤイ方面へと向かいます。
ティーワンがトラン方面への路線です。 -
主要駅だけあって、多くの人がトゥンソンで降ります。
寝台車はスラーッターニーを過ぎてからガラガラでしたが、座席車にはまだかなりの乗客が乗っていたようですね。
車両の等級によって客層が違うのは当然ですが、目的地がこれほどまでに違う列車も珍しいのではないでしょうか? -
トゥンソン駅には留置線もあり、多くの車両が留置されていました。
この光景、背後の青々とした山がなければ、まるでアフリカの鉄道のようです。 -
なかなか発車しないと思っていたら、各車両に給水していました。
-
給水作業でしばらく発車しなさそうだったので、ホームに降りてみました。
ホームにある食堂「ラーンアーハーン サターニー」。
直訳すれば、その名も「食堂 駅」。
いや、日本語なら「食堂 停車場」と言った方がいいかな。 -
年季の入った駅務室です。
-
車内から見たトゥンソン駅前の様子。
地方の県都でもない町にしては、結構栄えているようです。
トゥンソンは鉄道のジャンクションだけでなく、道路も41号線からトラン方面への403号が分岐する交通の要衝です。
ここから20kmも南下すると、トラン県になります。 -
トゥンソンを発車すると、駅構内で線路が分岐します。
右側がトラン・カンタンへ向かう路線。
85列車は左の本線を進みます。 -
トラン方面への線路が分かれてすぐ、線路脇の綺麗に整備された公園に銅像が見えました。
このお姿は紛れもなくチュラーロンコーン大王(ラーマ5世王)です。
トゥンソンを訪れる際には、ぜひ寄らなければ。 -
最後の停車駅はカオチュムトーン分岐駅です。
カオチュムトーン駅の所在地はローンピブーン郡です。
ナコンシータンマラートへは、ここから支線に入ります。
実は私はこの駅で進行方向が変わるのではないかと思っていました。
と言うのは、バンコク・スラーッターニー方面からナコンシータンマラートへの列車は、この急行85・86列車と快速173/174列車の2往復しかありませんが、普通列車は全てハートヤイ方面へ直通しているんです。
しかし列車は1分ほどの停車でアッサリ発車。
ハートヤイ方面への普通列車がスイッチバックしているようです。 -
3枚上の写真と同じ写真ではありません。
右の線路はシンガポールまで繋がっているハートヤイ方面への本線。
85列車はナコンシータンマラートへの支線に入ります。
85列車の旅もいよいよ最終章です。 -
カオチュムトーンを発車した頃は、こんなのどかな光景が見られました。
線路脇の空地は複線用の鉄道用地なのでしょうか?
牛が草を食んでいます。
ナコンシータンマラートへの支線には、途中に「バーンクーイチェーン」、「バーントゥンロー」、「コーククラーム」、「バーンフアイユーン」、「バーンターチャーン」、「ワンワウ」、「マムアンソーンタン」の7駅がありますが、ナコンシータンマラート線の女王85列車は、線内をノンストップで走り抜けます。 -
しかし列車が進むにつれ、こんな光景が目に付くようになりました。
これは川でも池でもありません。
洪水の様子です。
南部で甚大な洪水被害が出ているという情報は聞いていましたが、こんなに酷かったとは。
まるで海辺に建っているようなビルや、完全に水没した民家などが随所に見られました。 -
12時17分に終点ナコンシータンマラートに到着。(定刻は10:35着)
バンコクから17時間弱の旅が終わりました。 -
ナコンシータンマラート駅の様子です。
停車しているのは普通列車用の車両です。
14:20発のパッタルン行き457列車になるのでしょう。 -
こちらはバンコクからの快速173/174列車の車両。
13:00にバンコクへ向けて旅立ちます。 -
長旅を終えた車両は、すぐさま旅の汚れを落としてもらっています。
-
ナコンシータンマラート駅。
コンコースからホームを見たところです。 -
ナコンシータンマラート駅舎です。
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この旅行記へのコメント (8)
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- ゲストさん 2011/02/10 21:13:29
- 遙かなる南都、リゴールへ
- 私が乗った南部行き列車は、車輌の連結部に覆いも無い吹きっ晒しでも鎖を張った柵代わり・・
流石に揺れると危なっかしいのですが唯一の喫煙可能な場所でした。
一服しながら眺める南部の風景。
走り抜ける風が心地良かったですね・・・
ついに山田長政終焉の地ですね。
映画「ヤマダ・アユタヤの侍」の影響とかありましたか?
お答えは「ナコンシータマラート本編のお楽しみ」でもいいですよ。
楽しみが増えますので・・・
- あいあ〜るさん からの返信 2011/02/10 22:56:04
- RE: 遙かなる南都、リゴールへ
- 房州ロッカーさん、こんにちは。
1枚目の写真にもありますが、3等車は今でも開けっ放しのようです。
2等寝台も乗降扉は開けたままでも大丈夫でしたよ。
ヤマダの影響は…
書くのやめときます。(笑)
- ゲストさん からの返信 2011/02/11 13:43:02
- RE: RE: 遙かなる南都、リゴールへ
- > ヤマダの影響は…書くのやめときます。(笑)
思わせぶりですね。(笑)
ナコンシータマラートの本編アップ。楽しみにしています。
やはり、下段寝台は快適そうですね。
私は上段でしたが登り降りが不便で狭くて窓も無い・・・
問題無く眠れましたが閉所恐怖症の人には地獄かもしれませんね。
- あいあ〜るさん からの返信 2011/02/11 15:38:00
- RE: RE: RE: 遙かなる南都、リゴールへ
- いやいや、焦らしているのではなくて、悪い方の意味で…。
とりあえず市役所と観光庁の人は山田長政について知っていました。
安全面なら上段の方がいいのかもしれませんが、せっかくの旅行で窓が無いのが私には辛いです。
-
- botaさん 2011/02/10 16:14:36
- 私にとってラッキー。
- あいあ〜るさん こんにちは。
今年は南部へ、スラーターニから東側の海岸線をソンクラーまで、レンタカーで走ろうかと考えています。
南への移動は、あいあ〜るさんが乗った電車にするか、夜行バスに乗った事が無いので、行きはバス帰りに電車、疲れた帰りはバスより電車の方が良いかな、旅行記の写真に一等寝台の写真が有りましたが、やはり有るのですね。
有名な観光地と違い情報が少なく、旅行記の展開、楽しみにしています。
- あいあ〜るさん からの返信 2011/02/10 22:52:26
- RE: 私にとってラッキー。
- botaさん、こんにちは。
タイ南部をドライブですか。
いいですね。
あの辺りは、砂浜が250kmくらい続いているそうですよ。
私は時間がなくて行かれませんでしたが、ゆっくりと回ってみたいです。
片道列車・片道バスだったら、私なら往路が列車で復路をバスにします。
南線で1等寝台が連結されているのは、下記の4往復です。
特急35/36列車 バンコク〜バッターワーット
特急37/38列車 バンコク〜スンガイコーロック
急行83/84列車 バンコク〜トラン
急行85/86列車 バンコク〜ナコンシータンマラート
- botaさん からの返信 2011/02/11 21:40:05
- RE: RE: 私にとってラッキー。
- あいあ〜るさん アドバイスありがとうございます。
やはり往路は列車にしようかな、タイは電車の方がバスより不便だけど、電車の窓から見る景色が大好き、85列車はスラターニ着が6:20だけど、一時間遅れてくれれば朝の景色を二時間ほど楽しめそうだから。
「あいあ〜るのホームページ」は、あいあ〜るさんのページですよね、あれに載って居る39番列車ならスラターニ着が8:11、車窓の景色を楽しむには、理想的な時間帯の電車ですが、一等寝台は無いのですかね。
- あいあ〜るさん からの返信 2011/02/11 22:06:49
- RE: RE: RE: 私にとってラッキー。
- botaさん、こんにちは。
あのホームページはファイルが壊れて更新できなくなってしまったんですよ。
それで4トラベルに投稿を始めました。
特急39はディーゼルラーンなので、寝台車がありません。
全車2等座席だったと思います。
あの列車に寝台があるといいのですけどね。
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