2011/11/16 - 2011/11/25
266位(同エリア879件中)
ちょんたさん
憬れのドレスデン散策。昨夜は早く寝たもので5時には目が覚めてしまったものの、外は真っ暗。
6時になっても7時になっても、まだまだ暗い・・・。
早朝ブリュールのテラスを散歩すると言う計画は早くも頓挫!
暗い中朝ごはんを食べているとやっと白々と明けて来たので、8時に颯爽と外へ飛び出ましたが、流石に寒い!!
前回は名前も知らなくて入らず、残念に思っていた「歴史的緑の丸天井」という博物館が目の前のドレスデン城内にあるので、この当日券を手に入れ、やっと見ることができました!!
この装飾品の見事なこと!!
宝石大好き(女性だったらみなそうですよね〜!!)な私は気絶寸前!
「あ〜〜。この陳列ケースの中の一番小さなこれでもいいから欲しいな〜〜〜!!」とガラスに額をこすりつけるようにして見て来ました。
ただ、夜のリハーサルもだんだん気になり、15:55発ドレスデン発ライプツィヒ到着17:07 の指定席を13:55発に変更してもらい、一路ライプツィヒに向かいました。余りぎりぎりについてもし間に合わなかったら・・・と言うことが心配でした。何しろ日本からの参加者は、私たち4人だけと聞いていましたので。
少し余裕を持ってライプツィヒについたので、駅構内で軽く食事をして、夜の練習に向かいました。
7時から初の練習。これは公募で応募して来た人のものだったらしく、結構狭い部屋に50人くらいが集まり、指揮者の厳しい指導を受けました。勿論ドイツ語ですから、何を言っているかわかりません。でも、感と度胸で何とかついて行くことができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
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-
Steigenberuger Hotel de Saxeの朝食。
とても種類が豊富で、美味しく頂きました。 -
サーモンもあります。
-
チーズはガラスのケースに入っているのもありました。
この透明なチーズ、日本では見たことがありません。
ここでは食べずにいましたので、ちょっと気になっていましたが、旅行の最後にまた出てきた時にいただきました。
味は・・・う〜ん。ちょっと化学薬品ぽかったでしょうか???
何なのでしょうか? -
果物はこのホテルが一番ありました。
何しろ「タワー」になっています。 -
バターの飾り方も素敵!
-
私のとったもの。
あるとつい取ってしまうのです・・・。 -
このチェリー、大好きです。
-
ホテルの前には、銅像が。
ルターではないほうです。 -
ホテル正面。
-
後ろを振り返ると、聖フラウエン教会!!
今度こそゆっくりと見たいと思っていました。 -
向こうの建物の間から陽がさしてきました!
このときには当たり前と思って、気にも留めなかったのですが、今思うと、こんなにお日様の光が見られたのは、この後めったにありませんでした!!
いつも、降り出しそうな重〜い雲の空ばかりでしたから・・・・。 -
昨夜食べたCoselpalais(コーゼルパレー)。
本当にきれいな建物です。
かつてのコーゼル伯爵家の館を再建したもので、優雅なクリームイエローの外観が魅力的です。
ガイドブックによるとゴージャスな内装のカフェ・レストランで、ケーキの種類も多く、本格的な食事もできると書いてありました。
確かに・・。でも、今回ちょっとドイツの食事は塩がきつく感じられました。日ごろ薄味を心がけているせいかもしれませんが・・・。 -
朝のブリュールのテラス。人が殆どいません。
対岸も美しい昔風の建物が見えます。
壊滅状態だった戦後から、このようにもとの古さに戻していったのですから、人々がどのくらいドレスデンの景色を愛しているかが伝わります。
壊すことは一瞬ですが、歴史の重みは積み重ねるしかありません。
でも、このように古いように再構築して行くことは、新しくしてしまうよりどれほど大変だったことかとしばし感慨に浸りました。
日本では、歌舞伎座が取り壊されてしまい、新しくされてしまっています。あの建物も、古いからこそ歌舞伎と似合っていた気がするのですが・・・。 -
川岸にはめられていたもの。
-
右側。ドレスデン要塞でしょうか?
-
カトリック旧宮廷教会だと思います。
この手前の枯れ木。前回来た時には青々とした木陰を作っていたのですが・・・・。 -
-
有名なマイセンタイルで出来ている君主の行列の中の一部。
作られた日付が入っていたので、写して来ました。
何百年の風雪に耐えると言うところがすごいことです。
この冬の寒さにも耐えるんですね! -
ドイツに行くというと「寒いわよ〜!!」と脅かされていたのですが、普通に日本で着ているオーバーにこのストールをぐるぐる巻きで結構頑張れました。
ストールはとても重宝致しましたので、お勧めです。周りに毛皮がついているので、実はとても暖かでした。 -
ドレスデン城への入り口を捜している時に、カトリック旧宮廷教会へ入ろうとしている外人のご一行様があったので、さっと一緒に入らせてもらいました。ラッキー!!
いらっしゃい!と教会の入り口が開いている訳でもなく、ごく普通の閉まっている戸口をどっこいしょ!と開けていましたので、遭遇しなかったら見られなかったでしょう。
中はとてもきれいでした。 -
教会から出てくると、元の道ではなくゼンパーオパー側に出てしまいました。
ドレスデン城への入り口はわからないまま。
仕方がないので、この歌劇場を右手に見ながらぐるりとお城に沿って歩きました。 -
やっと入り口と思われる、開いている門のところに来ました。
案外お城とは思えないほど殺風景な入り口です。 -
この「歴史的緑の丸天井」を見に来たのですが、当日券売り場は閉まっているし、大体誰もいません。
一人見張り番のような人がいて、10時から!と言うだけです。
まだ9時ちょっとすぎだったので、ここのカフェでお茶をして時間をつぶすことにしました。寒いし・・・。 -
このカフェ内部には、壊滅状態になった1945年ごろのドレスデンの様子が写真で残されていました。
-
このガラスの天井。チケット売り場や建物を覆っています。
このおかげで、ここは随分と暖かく、待っているのはそれほど苦にならず、一番乗りで当日券を買うことができました!!
勿論写真はだめ!持ち物もだめ!!
入り口は二人しか入れず、一つ目の扉が開くと、二つ目の扉が開くまで間に閉じ込められ状態!!
それもそのはずです。
内部は、それはそれは贅を尽くした装飾、置物、そして装身具の数々。
権力があると言うのはすさまじいことだったとうなりました。
あまりに大きすぎて、本物ではないのではないかと思いたくなりそうな大きなダイヤや、エメラルドや、サファイア。大きなバロック真珠で飾られた置物。
なんとまあ。
ところで、ここがガラス天井なので「緑の丸天井」というのかと勝手に思っていましたが、解説を聞くと、そうではありませんでした。
柱も壁も鏡で覆われた部屋の、柱の鏡を取り去ったところ緑色の柱が出てきたそうです。そして、その部屋の天井が丸くアーチを作っていたところから「緑の丸天井」と名づけられたのだそうです。(もし解説を聞き間違っていたらごめんなさい。) -
「歴史的緑の丸天井」は1階で、引き続き2階の「新緑の丸天井」に行こうと思ったのですが、どうもチケットを2つ見られるのを買えなかった様で(買ったと思ったのですが・・・。)また下に行って買うことになるので、今回はここであきらめてツヴィンガー宮殿に向かいました。
こちらのアルテマイスターで、ラファエロの二つのマドンナを同時に見られるので、是非見てきてください!とガブリエラさんから頼まれたのです!
これは見逃さないように行かねば!! -
こちらです。
でも、前来たときには、写真を撮った記憶があるのですが・・・うろ覚え・・・今回は、流石に厳重に見張りの人がいて、どちらも撮れませんでした。
せめてもと、外の垂れ幕をパチリ!!
左側は、本物も随分きれいな色に変わっていました。多分修復されたのではないでしょうか?
昨日描かれたような明るいブルーには驚きました。
それに比べると、アルテマイスターに飾られているほうは、古色蒼然としていますが、なんとなくこちらのほうが時の長さを感じさせ、優しい雰囲気で好きでした。 -
2階に上がる階段のところ。
-
本に書いてあった「アルテマイスター内のカフェ」
「ここからゼンパー・オパーなどを眺めながらほっと一息するのも良い」という言葉どおりにお昼を食べました。
ここまでは、何とか順調にことが運んでいます。 -
チーズとハムのサンドイッチ。
日本のほうが美味しいかも・・・・。 -
通りに面した入り口から外に出ました。
正面は広い広場になっています。
正面にはゼンパーオパーが見えましたから、多分アルテマイスターの右手から直接カフェに入れるのではないでしょうか? -
-
この後聖十字架教会のほうへ向かって歩いて行くと、手前のアルトマルクト広場でしょうか、クリスマスマーケットの建設中に遭遇。
-
ドレスデンのクリスマスマーケットというとこれを思い出すのですが、こちらもまだ動いていませんでした。
でも、見られて幸せ!! -
中央の樅ノ木もまだ暗いまま。
実はこの後1時の聖フラウエン教会の開くのを待って入ったのですが、何と!!
入ったと思った瞬間に夫が「もう出よう!!」というのです。
え???私、今度こそゆっくりとここを見たいと思っていたのに・・・とぶつぶつ言っても、なぜか外で歌っていたバリトンの「野薔薇」を聴きたいと言うのです。
そんな〜!!
結局、今回もゆっくりと見ることは叶わなかった聖フラウエン教会。でも、また来て欲しい、今度こそゆっくりとと言う神様からのプレゼントかもしれません。
今度こそ!!今度こそ!!絶対にゆっくり見ます!!
実はフラウエン教会の展望台からの景色が素晴らしいとなっていたのですが、今回は私の心臓も心配でしたし・・・・。
今度は、展望台まで昇れることでしょう!! -
フラウエン教会の前には明日(18日)に開かれるこちらもヴェルディのレクイエムのポスターが置かれていました。
いつかここでも聴きたいものです。きっと素敵でしょうね〜! -
かくして、夜のリハーサルの時間が気になる私たちは、電車の時間を早めてライプツィヒに向かうことにしました。
ドレスデン駅の構内に入った途端に目にした大きなクリスマスツリー。
面白いことに、このクリスマスツリーが飾られてある先には、もうプラットフォームが見えています。
駅の構内らしい食べるところも待つところも、な〜んにもないのです。チケット売り場もすぐには目に付かないぐらい静まりかえっています。
しかも、プラットフォームが3番と言われて行くと、階段しかなく、エスカレーターはありません。
この思いスーツケースをどうするの???と後10分しかない私たちは必死でエレベーターの場所を聞きますと、回り込んだ反対側の通路にあることを教えてくれて、何とか間に合いました。 -
これがライプツィヒまで乗った車両。
なかなか格好良いですね。200キロぐらい出していたようです。 -
驚いたのは、どの窓にもこの道具が設備されていたことです!!
非常の場合にはこれで割って出なさいと言うことでしょうが、こんなところは流石ドイツだと思いました。
日本ではさしずめどうするのでしょうか?
そういえば、我が家の車にすらありません!! -
見慣れた形が見えてきました。
右側の塔を私はライプツィヒ大学だと思っていたのですが、それはもうずっと前のことで、今は放送局が買収したようです。
でもなつかし〜! -
ライプツィヒの駅舎は、本当に大きなものです!!
何から何まで揃うのではないでしょうか? -
ドイツの食事にもう飽きた夫が喜んで探し出した中華風。
でも、先ほど食べたばかりなので、半分ぐらいしか食べられませんでした。
こちらで5.5ユーロ。テイクアウトも出来るし、お店で食べることも出来ます。時間は3時半頃で中途半端な時間なのに、ドイツ人が次から次に買って持っていきました。お店も結構食べている人がいました。
でも、圧倒的に多いのは、イタリアンのお店です。
日本食は殆ど目に付きませんでしたし、あっても、味はいまいちと言うことのようです。 -
1階出口近くのお花屋さんもすっかりクリスマスの飾り付けになっていました。
-
本物の樅の木の枝にクリスマスの飾りをつけたリース。
こんな形でも飾るんですね! -
4日間お世話になるホテル。
Penta Hotel です。アメリカにいるような錯覚になるポップな内装。 -
特に驚いたのが、この強烈な色合いの洗面グッズ。
石鹸は信号の色の緑。緑そのものと言う緑!!箱は淡い緑ですが・・・。 -
練習が終わった10時過ぎにホテルで食べたポテト・ロースト。熱くて美味しかったです。
-
私はサラダ。
この海老もぷりぷりで美味しかった・・・。
ホットチョコレートも熱々だったし・・・。
結局、ここで2回ほど食べましたが、一番ライプツィヒでは美味しかったかも知れません。
長い一日が終わりました!!
お読みになった方もお疲れ様!
明日は、午前と夜の2回練習があります。夜は憬れのニコライ教会でのソリスト付きの練習。ワクワク!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ガブリエラさん 2011/11/30 10:03:34
- penta hotelだったんですね♪
- ちょんたさん☆
おはようございます♪
ブリュールのテラスを朝のお散歩、いいですね(^o^)/
私、いつも郊外のメルキュールなので、朝のドレスデンお散歩はちょっと寂しい場所です(^_^;)
ライプツィヒでは、penta hotelだったんですね!
10月にベルリンで泊まりました♪
あのアメニティ、持ち帰って家で使いました(^_^)v
アルテマイスター、2枚のラファエロ見られたんですね!
あの共演は、もう無いと思いますので、絶対見ていただきたかったんです♪
同じラファエロでも、ちょっと色彩が違いますよね(^◇^)
ガブリエラ
- ちょんたさん からの返信 2011/11/30 16:02:04
- RE: penta hotelだったんですね♪
- ガブリエラさん
> ライプツィヒでは、penta hotelだったんですね!
> 10月にベルリンで泊まりました♪
> あのアメニティ、持ち帰って家で使いました(^_^)v
あそこは、チェーンなのですね?あのアメニティ、持ち帰ったのですか?
私も一瞬迷いましたが、中からどんな色の液体が出るのか怖くて、使わずにおいてきてしまいました!!大丈夫な色でしたか?
>
> アルテマイスター、2枚のラファエロ見られたんですね!
> あの共演は、もう無いと思いますので、絶対見ていただきたかったんです♪
> 同じラファエロでも、ちょっと色彩が違いますよね(^◇^)
本当にすごく色合いが違いました!元は二つとも同じ色だったのでしょうね。ラファエロのマリア像ではローマで見たのだったかしら?丸い中に収まっているのが一番好きかも知れません。
でも二つ一緒に見られて、良かった!!教えてくださってありがとうございました。
ライプチヒも面白いものを沢山見つけましたよ!!また頑張りますね。
ちょんた
> ガブリエラ
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