2009/10/01 - 2011/09/30
14141位(同エリア19726件中)
れむさん
尖沙咀のウォーターフロント、ビクトリアハーバーと香港島を眺めながらの散策を楽しめるAvenue of Starsはコースはいつ歩いても香港の歴史と今を間近に感じられるエリア。毎年旧正月と中秋節にはハーバーから花火が打ち上げられ、美しさもひとしお。
海沿いのインターコンチネンタルホテル、その奥のペニンシュラホテルなどではハーバーの景色を眺めながら楽しめる中華やバーが揃う。さらにその先には九龍の南北を貫くNathan Road。北へ行くほどローカルさを増すNathan Roadも尖沙咀付近はデパートや宝石店の並び華やかさがあるが、周辺には手軽に楽しめる美味しいレストランも点在。
尖沙咀のグルメ探訪、Avenue of StarsとNathan Road周辺の記録。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
PR
-
<映月樓(Serenade)>(2009年10月)
尖沙咀埠頭を出て右側、文化センターや芸術館などの建物が並ぶ中にある広東料理のレストラン。美心皇宮や北京樓などを展開する美心グループのレストランで、店内は高級な雰囲気だけど値段は比較的お手頃。ハーバー沿いに位置していて窓側の席からはハーバービューも楽しめる。 -
香港に赴任したばかりのころに、在住の友人とともにディナーで利用。
ローストダックなどはそこらの店に並ぶのは見ていても、食べるのは初めてだった。チャーハンはぷりぷりのエビがたくさん載っていた。 -
最後はデザートにマンゴープリンを注文。
このときは予約なしで入れたが、週末は貸切で入れない日などもあったので、予約していった方がよさそう。
<映月樓(Serenade Chinese Restaurant)>
尖沙咀香港文化中心餐廳大樓2樓 -
<欣圖軒(Yan Toh Heen)>(2010年11月)
インターコンチネンタルホテルの中にある広東料理レストラン。ランチタイムに利用。高級ホテルのレストランだけあって優雅な雰囲気であるとともに、ハーバーに面した絶好の位置にあることから窓も大きく、外の光を取り込んで明るい雰囲気。ミシュランでは2010、2011と一つ星獲得。 -
予約時に窓側の席を希望と伝えたら、二人掛け用の小さな窓側のテーブルを作ってくれていた。基本的に窓側は4人以上のテーブルなので、配慮してくれたのがうれしい。
外はテラス席が作れそうなちょっとした空間があって、その先Avenue of Starsを隔ててハーバーなので目の前が即ハーバーというわけではないが、対岸の香港島のビル群まで見渡せ、景色を楽しみながら食事ができる。 -
飲茶のときは必ずと言っていいほどオーダーする鮮蝦餃。どこにでもあるもっとも基本的な点心だが、お店それぞれの特徴が出る。美味しくないところは皮が厚くてエビの食感がいまいちだったり、エビに臭みがあったりする。
ここのは薄い皮の中にエビがたっぷり。透き通るような皮でピンク色の中身がほのかに浮き出ているのが美しい。食べてみると非常に上品な、これまた透き通るような味わい。
56HKドルと、庶民的な飲茶屋一食分の値段であるが、それに見合うだけの美味しさはある。 -
点心は20種類くらいあって飲茶としても十分楽しめるが、ランチタイムでも点心以外の一品料理も普通にオーダー可能で、この日は鮮蝦餃以外は一品料理を注文。メニューは日本語表記もあり。
こちらは貝柱と海鮮のスープ。ホタテ貝柱がベースで豆腐などがたくさん入った、落ち着いてほっとするような味わい。スープはどこのレストランも二人では食べきれないくらいの量が出てくる。 -
メインディッシュとして頼んだ、和牛ホホ肉とシャキシャキ野菜の香り炒め。明るい空間の中、白ベースのお皿に野菜のオレンジや緑が映えて見た目からとてもきれい。
こちらもあまり油がきつくなくて、素材の味を生かした上品な味わいに仕上がっている。 -
最後にご飯ものは、「海鮮チャーハンきくらげのXOソースの土鍋焼き」。アツアツのものを取り分けてくれる。
どの一品も上品な味付けで素材の美味しさを楽しみながら味わうことができる。高級ホテル内のレストランということもあって若干値は張るが、それでも高級食材を頼まなければひとり300香港ドルくらいで楽しめ、いろいろ訪れたホテルレストランの中でも、特に美味しかったと満足できたひとつ。 -
<星巴克・スターバックス)>
香港各所にあるスターバックス、値段も雰囲気も日本とたいして変わりはないですが、こちらのスターバックスは位置的にとてもいいところにある。
尖沙咀埠頭からハーバー沿いのプロムナードを海を眺めながら1kmほど歩き、インターコンチネンタルホテルを過ぎ、ブルース・リーの銅像を通り越してちょうどAvenue of Starsが終わるところ、ちょっと歩き疲れたかなというところで、休憩にはもってこい。 -
1階(GF)がカウンター、席は店内、店の前のカフェテラス、そして2階(1F)にはオープンスタイルの席が並ぶ。
2階からは正面にビクトリアハーバーを一望。午後のひと時、ソファ席に腰かけながら、コーヒー片手に時折船の行き交うハーバーをのんびりと眺めるのは至福の時間。 -
夜まで営業していて、特に夕暮れ時は、海が一面に広がる明るい青色の風景から、だんだんと薄暗くなる中、対岸の香港島のビル群にネオンが灯り始め、徐々に宝石箱のような夜景が広がっていくその移ろいが美しい。
スタバの隣にはバーがあって、Avenue of Starsに面したテラス席に座り、ハーバーからの風にあたりながらのんびりとアルコールを楽しむことができて、こちらは夜、夕食を食べた後に海でも眺めながら軽く一杯というときに時々利用。 -
<星林居>
Nathan RoadとHarbour Cityの間のごちゃごちゃした繁華街の中、澳門茶餐廊のある、楽道という通りにある麺屋。中国南部、桂林などのある雲南省の麺、雲南米線を出すお店が香港にはいくつかあるが、ここもそのひとつ。
香港人の同僚に、うまい麺屋があるんだと言われて連れて行ってもらったのがきっかけ。それ以来、一体何度通ったことか。 -
食堂タイプのお店だが、店内は割ときれい。でも食堂タイプなので、相席は当たり前。二人掛けのテーブル、麺をすすれば汁がとんでしまいそうな距離に見知らぬ香港人と向かい合って座るのも毎度のこと。
店内に架かっている一連の絵はゲームのCGか何か?ちょっとよくわからない趣味で、雲南米線のイメージとは似ても似つかない。 -
テーブルにはこちらの紙と鉛筆が置いてあって、オーダーはこれに記入する形でおこなう。一番上でまず通常の麺か、スープなしの冷製麺かを選択。自分も通常の方しか食べたことがないし、周りの客もみんな通常のほうを選ぶ。
それからその下のトッピングメニューから載せたい具を選ぶ。ひとつにつき4-6香港ドルで何個選んでもよいが、通常は2-3湖か。
そして下の方に、辛さを選ぶ欄が。レベル1のNo spicyから、レベル9のVery Super Spicyまであるが、普通の人ならレベル2か3で十分。レベル4以上は普通の人にはつらい味になる。
一度四川省出身の同僚と食べに行って彼女はレベル6を注文。一口もらってみたが、口の中から火を噴くよう。でも彼女の方は平気な顔でぺろりと平らげてしまった。さすが四川省と、つくづく思った。 -
この日にトッピングしたのは腐竹(湯葉)、龍蝦丸(ロブスターのすり身)、そしていつもオーダーする蘿蔔(大根)。ネギとパクチーは無料で載ってくる(オーダーメニューでトッピングの有無および分量の調節可。)
ピリ辛感と独特の酸味、そして味噌のようなコクとが絶妙にマッチして、これは何度食べても飽きない味。自分の中では香港で食べた麺の中でも忘れられないもののひとつ。
<星林居雲南米線餐廳>
尖沙咀樂道23號地下A舖 -
<Phe24>
ベトナム・ホーチミンに行ってフォーの美味しさに感激して以来、何かとフォーを食べたくなる。そんなときに何度か訪れたPho24。ホーチミンなどベトナム各地で展開しているフォーのお店。
ベトナムではもっと地元のフォーを食べたのでこちらの店には行かなかったが、香港のショッピングモール、isquareに入っていて、たまに食べたくなった時に利用。
日本でも今年、市ヶ谷と池袋にできたようです。 -
ベトナムでも日本でも綺麗なお店で手軽に利用できる雰囲気だが、香港の店も例外ではない。2010年初頭にできた新しいショッピングモールisquareは建物の中もまだとても綺麗。そんな中にこちらのお店もある。
入りやすい雰囲気で、ひとりでビジネスランチをするときにしばしば利用。 -
ベトナムでPho24には行かなかったのでベトナム本国にあるお店と違いがあるのかはわかならいが、ハーブ系の葉っぱはホーチミンのローカル店で食べたのと比べるとかなり少ないし、スープも若干淡白な感じではあるが、そこそこ美味しくてたまに食べたくなる。
isquraはオープン当初は賑わったが、あまり広くないこともあってか、徐々に客足は減って落ち着いた感じに。
isqureには山頭火をはじめ、日本料理店も数店舗入り、結構な割合を占めている。Monster Suschiというちょっと変わった名前のお店もあって、こちらも別の時にランチに利用。 -
<滬江(Wu Kong Shanghai)>(2011年1月)
銅鑼湾のタイムズスクウェアにもある上海料理のレストラン。こちらのお店は上海蟹の季節になると蟹尽くしコースがあって、上海蟹を心行くまで堪能できる。
蟹尽くしコースは銅鑼湾店の記録、↓のサイトで。
http://4travel.jp/traveler/splendidplace/album/10618679/ -
このときは日本からの友人とともに夕食。紹興酒は上海周辺のお酒で香港ではあまり飲まれないのだが、友人の希望でこの日は紹興酒を注文。上海料理だしちょうどよく合う。
南国香港とはいえ、冬は意外と寒い。しかも暖房設備がないので建物の中も含めて温まれるところが少ない。そんな中で湯かんにして温めて飲む紹興酒は体の底から温まってくる。 -
最後に頼んだのがこちらの撥絲香蕉というデザート。バナナを飴でコーティングしたものを、目の前で氷水に入れて冷やす。どろどろっとした飴状のものが氷水に冷やされて固まり、外はぱりぱりっとした食感、そして中はまだ熱いバナナが。
あまり食べることのない、見た目にも楽しいデザート。北京樓とかにもあります。
<Wu Kong Shanghai「滬江」(尖沙咀)>
尖沙咀彌敦道27-33號良士大廈地庫
Tel: 2366 7244 -
<池記>
お粥と麺類のお店としてお手軽に利用できる池記。銅鑼湾など香港各地に数店舗ある。
雲呑麺を中心にいくつかの種類の麺があって、それと油菜などとのセットメニューで、40-60香港ドル。粥麺専家としてはちょっと高めだが、お店は綺麗で入りやすい。 -
お粥なども美味しいが、基本はやはり雲呑麺。これはという特徴はないが、きわめてシンプルな、基本に忠実な雲呑麺という感じで素直にお腹に入る。
-
油菜は雲呑麺などのトッピングによく食べられる。かん水の入った、雲呑麺をゆでたお湯でゆでることで、油菜の緑がより鮮やかになるとか。合わせて出てくるソースをかけて食べる。
シンプルにちょっと雲呑麺を食べたいというとき、気軽に入れるお店。
<池記(Chee Kee)>
尖沙咀樂道52號地下 -
<The Delhi Club>
尖沙咀付近のNathan Road沿いは宝石屋やデパートなどが多くて飲食店はあまり多くないが、その中にあってバックパッカーの集まる重慶マンションは異彩を放っている。中に一歩入るとインド人がたむろする、香港とはまた別の空間。両替屋や携帯電話屋などの並ぶ雑多な空間を抜けていくと、それぞれの建物に通ずるいくつものエレベーターが並ぶ。
上部にはバックパッカー宿の他、インド料理屋も多数。その中でもいちばん有名なのがThe Delhi Club。
会社の女性の香港人の同僚と二人で尖沙咀に仕事に行ったとき、ランチに行ったら、自分は日本人、同僚は香港人とわかったらしく、完全に勘違いされて、インド人の店員に「She's beautiful!」とか言われて困った。
料理は本場インドのカレーという感じ。普段の香港とは違う異文化を味わいたい時に足を踏み入れてみるのもまた面白い。ちなみに重慶マンションの地下は打って変わってお洒落な雰囲気のショッピングフロアになっている。 -
<ペニンシュラ・ザ・ロビー>(2009年11月)
旧イギリス領の香港はアフタヌーンティーの文化も残っていて、多くの高級ホテルのラウンジでは午後のひととき、アフタヌーンティーの優雅な時間を楽しめる。
中でも香港の老舗ホテル、ペニンシュラのザ・ロビーでのアフタヌーンティーは歴史を感じさせる優雅な雰囲気を満喫できる。 -
ペニンシュラのアフタヌーンティーは宿泊者以外予約ができない。3時から始まるのでその30分くらい前に行って並んで待つしかない。遅れるともっと並ぶ羽目になるので、3時前に行って並ぶほうがよさそう。
伝統の三段プレートに盛られてくるスコーンやサンドイッチ、焼き菓子等の数々。紅茶はいくつかの種類から好きなものを選ぶことができる。
生演奏の中、格式高いザ・ロビーで優雅にアフタヌーンティーをしていると、植民地時代の香港にいるような気分に。 -
盛りだくさんのアフタヌーンティー、結構ボリュームがある。スコーンも大きめでしかも一緒に食べるクロテッドクリームは結構脂肪分もあるので、かなりお腹いっぱいになる。
しかも時間が3時過ぎからという時間帯なので、朝はブランチとかにしてちょうどお腹が空くくらいに調整しておかないといけない。さらに夕食の時間帯はまったくお腹がすかず、夜の9時とか10時くらいになって何か食べたくなってしまう。
優雅なアフタヌーンティーはたまに楽しみたくなるけれど、普段使いで楽しむには、スコーンと紅茶くらいでちょうどよいのかもしれない。 -
<ペニンシュラ・麒麟樓(Spring Moon)>(2011年5月)
高級ホテル内にはそれぞれ名だたる広東料理レストランがあるが、ペニンシュラが誇るのは麒麟樓。ミシュランで星を取っていないのはちょっと意外ですが。
レストランはやはり優雅な雰囲気。こちらは「Stir-fried seasonal crunchy vegetables served in a crispy nest」という季節野菜を使った一品。料理食材一つ一つがしっかりとした味わいで、それを生かした上品な味付け。野菜の彩りも大変綺麗。 -
メインディッシュは選択に迷って、いくつかの中からお店の人にお勧めは何かと聞いて、勧められたのがこちらの中華風ステーキ「Chinese-style pan-fried beef fillet」。どんなものかわからないのでそれを頼んでみたのだが、薄く切ったビーフステーキに酢豚のソースのような、甘いトマトソースをかけた一品でした。
こちらは予想とかなり違って、ちょっといまいちであった。 -
合わせて頼んだ炒飯「Fried rice with Yunnan ham, conpoy and egg white」。ホタテの貝柱や卵白の入った上品な味付けで美味しい。
すべての料理について一品一品取り分けてくれる。お茶とかも適時に注いでくれるし、サービスはさすがペニンシュラのレストランという感じ。 -
最後はマンゴープリン。レストランのシンボルである麒麟のデザインがされたチョコが添えられている。
メインの中華風ステーキはいまいちでしたが、それはチョイスミスということで、それ以外については料理も上品な味付け、サービスもしっかりしていて、ペニンシュラで中華を食べるという期待に応えてくれるディナーだった。 -
<ペニンシュラ・フェリックス>
最後はペニンシュラホテルの28階にあるバー&レストラン。バーは楕円形の空間でこじんまりとした、不思議な雰囲気の空間。もちろんビクトリアハーバーと香港島の美しい夜景が楽しめる。
バーだけの利用だとお手軽かつ意外と混んでいないので、どこかで夕食を取った後、こちらのバーで夜景を眺めながらもう一杯というのもいい感じ。ただしオープンな感じのバーなので、二人だけでゆっくりと…という感じにはいかないかも。 -
ペニンシュラのバー以外にも、尖沙咀周辺には夜景を楽しめる多くのバーが。
ペニンシュラとNathan Roadを挟んだ向かい側のシェラトンの18階にもスカイラウンジというバーが。暗い照明に幻想的な雰囲気の専用エレベーターに乗り込み上層階へ向かうと、美しい夜景を楽しめるバー空間が広がる。こちらは二人でのんびりと楽しめてとてもいい雰囲気だった。
その他、Harbour Cityの近く、ワン・ペキン・ロードというビルの30Fにも夜景を楽しめるバーが。こちらはどちらかというとにぎやかな感じ。
バーの雰囲気はそれぞれ異なるが、素晴らしい景色を楽しめるのはどこも同じ。まさに香港にいるんだということを実感させてくれる、最高のひとときを味わえる。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
れむさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
35