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神戸・元町駅から県庁を通り過ぎて、山手へ少し行くと相楽園があります。ここは初めて訪れますが、元神戸市長・小寺謙吉市の先代小寺泰次郎氏の本邸の庭園でした。明治18年頃から着工されて、明治末期に完成したそうです。<br />昭和16年以降、神戸市の所有となり、中国の古書「易経」の一節「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむい)」という言葉から「相楽園」と名付けられたということです。<br />丁度、今年が60回目を迎える神戸菊花展が催されていましたので、色んな種類の菊を鑑賞したり、庭園を散策したり、移築された旧ハッサム住宅も見学することができました。<br />今まで、北野の住宅は殆ど見て周ったことがありますが、ここは知りませんでした。北野より静かでゆっくり見ることができますので、<br />お勧めの場所です。

菊香る相楽園へ

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2011/11/01 - 2011/11/01

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belledune

belleduneさん

神戸・元町駅から県庁を通り過ぎて、山手へ少し行くと相楽園があります。ここは初めて訪れますが、元神戸市長・小寺謙吉市の先代小寺泰次郎氏の本邸の庭園でした。明治18年頃から着工されて、明治末期に完成したそうです。
昭和16年以降、神戸市の所有となり、中国の古書「易経」の一節「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむい)」という言葉から「相楽園」と名付けられたということです。
丁度、今年が60回目を迎える神戸菊花展が催されていましたので、色んな種類の菊を鑑賞したり、庭園を散策したり、移築された旧ハッサム住宅も見学することができました。
今まで、北野の住宅は殆ど見て周ったことがありますが、ここは知りませんでした。北野より静かでゆっくり見ることができますので、
お勧めの場所です。

交通手段
私鉄 徒歩
  • 元町駅から上がってくると、現在、兵庫県公館として使われている建物が見えてきます。明治35年(1902)に山口半六氏の設計によるフランス・ルネッサンス様式の建物は、四代目県本庁舎として建てられました。<br />戦災で外壁以外は焼失しましたが、戦後2度の修復で現在に至っています。

    元町駅から上がってくると、現在、兵庫県公館として使われている建物が見えてきます。明治35年(1902)に山口半六氏の設計によるフランス・ルネッサンス様式の建物は、四代目県本庁舎として建てられました。
    戦災で外壁以外は焼失しましたが、戦後2度の修復で現在に至っています。

  • 今夕、ここで何かの表彰式があるらしく、入口が開いていたので、中に入ってみました。暫くすると、門衛さんがやって来て、「関係者の方ですか?」と訊かれました。直ぐに退出しましたが、内部もゆっくりみたいものです。

    今夕、ここで何かの表彰式があるらしく、入口が開いていたので、中に入ってみました。暫くすると、門衛さんがやって来て、「関係者の方ですか?」と訊かれました。直ぐに退出しましたが、内部もゆっくりみたいものです。

  • 庭園に出てみると、番犬がいました。

    庭園に出てみると、番犬がいました。

  • 新宮晋さんの「時の木 II」(1989)がありました。

    新宮晋さんの「時の木 II」(1989)がありました。

  • 公館を抜けて反対側の全景です。

    公館を抜けて反対側の全景です。

  • 相楽園の正門は小寺邸の時代からある総欅造りのものです。瓦には小寺家の家紋「庵木瓜(いおりもっこう)」が入っています。

    相楽園の正門は小寺邸の時代からある総欅造りのものです。瓦には小寺家の家紋「庵木瓜(いおりもっこう)」が入っています。

  • 右の蘇鉄園の前にもずらっと菊が並んでいます。

    右の蘇鉄園の前にもずらっと菊が並んでいます。

  • 毎日手入れに勤しむ出展者たちでした。

    毎日手入れに勤しむ出展者たちでした。

  • 大楠木は、永禄10年(1567)に荒木村重が花隈城の鬼門除けとして植えたと伝えられています。

    大楠木は、永禄10年(1567)に荒木村重が花隈城の鬼門除けとして植えたと伝えられています。

  • まず旧小寺厩舎に行きました。<br />設計者・河合浩蔵氏が明治43年頃に建築した厩舎で、円筒の塔屋・急勾配の屋根や屋根窓・豊富な切妻飾りなど、変化に富んだ意匠で飾られています。広場に面した北側1階には、馬車を入れる車庫、2階には厩務員のための宿舎、東側には高い吹き抜け天井を持つ馬房があります。

    まず旧小寺厩舎に行きました。
    設計者・河合浩蔵氏が明治43年頃に建築した厩舎で、円筒の塔屋・急勾配の屋根や屋根窓・豊富な切妻飾りなど、変化に富んだ意匠で飾られています。広場に面した北側1階には、馬車を入れる車庫、2階には厩務員のための宿舎、東側には高い吹き抜け天井を持つ馬房があります。

  • 当時使っていた馬車がありました。

    当時使っていた馬車がありました。

  • 旧ハッサム邸は、インド系英国人貿易商K.ハッサム氏の自宅として明治35年に建てられました。設計は英国人建築家Alex.N.ハンセルと推定されています。嘗ては北野町2丁目の現・ラインの館の北側にありましたが、昭和38年にここに移築されました。

    旧ハッサム邸は、インド系英国人貿易商K.ハッサム氏の自宅として明治35年に建てられました。設計は英国人建築家Alex.N.ハンセルと推定されています。嘗ては北野町2丁目の現・ラインの館の北側にありましたが、昭和38年にここに移築されました。

  • 木造2階建て、寄棟造桟瓦葺きで、屋根には化粧レンガ積みの煙突を立ち上げています。南側に設けられたベランダは、1階をアーケード式(アーケードを連ねた形)、2階をコルネード式(列柱式)と生っています。<br />

    木造2階建て、寄棟造桟瓦葺きで、屋根には化粧レンガ積みの煙突を立ち上げています。南側に設けられたベランダは、1階をアーケード式(アーケードを連ねた形)、2階をコルネード式(列柱式)と生っています。

  • 玄関のポーチ部分の天井漆喰装飾は新しくやりかえられたものです。

    玄関のポーチ部分の天井漆喰装飾は新しくやりかえられたものです。

  • 大震災後、傷んだ部分の修復が行なわれた天井漆喰が展示したあります。これは玄関ポーチの天井部分です。

    大震災後、傷んだ部分の修復が行なわれた天井漆喰が展示したあります。これは玄関ポーチの天井部分です。

  • 玄関を入ると、中央廊下型の間取りとなっています。こちらは応接間で、1階は主に客用の場として使われていました。

    玄関を入ると、中央廊下型の間取りとなっています。こちらは応接間で、1階は主に客用の場として使われていました。

  • 暖炉は各部屋に一つずつありますが、二つが背中合わせに造られていて、煙突は1本になっていました。

    暖炉は各部屋に一つずつありますが、二つが背中合わせに造られていて、煙突は1本になっていました。

  • 1階の食堂

    1階の食堂

  • 2階にある浴室の湯沸かし器も当時のまま。

    2階にある浴室の湯沸かし器も当時のまま。

  • 2階にある細かい細工の飾り戸棚

    2階にある細かい細工の飾り戸棚

  • 池の向こうに茶室「浣心亭」が見えます。

    池の向こうに茶室「浣心亭」が見えます。

  • 池の向こう右よりに見えるのが、重要文化財の船屋形で、江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた「川御座船」の屋形部分だけが陸揚げされたものです。<br />木造2階建て、切り妻造桧皮葺の内部は、1、2階とも3部屋に分かれていて、床机の間、上段の間、次の間となっています。木部は春慶塗りと黒漆塗りに塗分け、長押や垂木の先には金箔を施した飾り金具を使うという華麗で、繊細な造りになっています。<br />現存する川御座船としていは国内唯一の物だそうです。

    池の向こう右よりに見えるのが、重要文化財の船屋形で、江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた「川御座船」の屋形部分だけが陸揚げされたものです。
    木造2階建て、切り妻造桧皮葺の内部は、1、2階とも3部屋に分かれていて、床机の間、上段の間、次の間となっています。木部は春慶塗りと黒漆塗りに塗分け、長押や垂木の先には金箔を施した飾り金具を使うという華麗で、繊細な造りになっています。
    現存する川御座船としていは国内唯一の物だそうです。

  • 浣心亭

    浣心亭

  • 浣心亭より少し上がったところにある休み処。

    浣心亭より少し上がったところにある休み処。

  • 白松は中国原産で、高木喬木。高さ20〜30mで、樹形は応円錐形。幼木は樹皮が薄く、平滑で、光沢ある淡青、淡褐色となり、中国では20〜50年で樹皮が白色になります。

    白松は中国原産で、高木喬木。高さ20〜30mで、樹形は応円錐形。幼木は樹皮が薄く、平滑で、光沢ある淡青、淡褐色となり、中国では20〜50年で樹皮が白色になります。

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