2011/10/21 - 2011/10/26
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おっちゃんさん
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クアン・シーフードで限りなく満腹し、どこかで横になりたかった。
今日、もし時間が出来たらマッサージにでも行こう、そう相方と話し合っていた。マッサージを受けながら、まったりとするのも悪くない。そう考えてアジアン・ハーブ・アソシエイツのあるトンローへと向かった。アジアン・ハーブ・アソシエイツは何店舗かあり、トンローにも店があった。
トンロー駅から、徒歩で2、3分のところに店はあった。受付の女性に、ノー・リザベーションだが…と伝えると、「大丈夫ですよ」と日本語で返された。「コースはどうしますか?」そう問い返され、慌ててメニューを見たが、どれがどうなのかよくわからない。
「いまキャンペーン中で、1800bahtの『Asiaパーフェクトforボディ(計2時間30分)』を1620bahtにしています。お安いですよ」
・こんにゃく酵素 ボディスクラブ 60分
・100%ピュアブレンドオイル ボディマッサージ 60分
・オーガニック生ハーバルボール治療 (ボディ) 30分
この三つがセットになっている。この手のことはよくわからないので、相方の顔を覗くと、もうその気になっている様子で、半身が前に出ている。
ここに来るまでは、相方と1000bahtくらいのコースで十分、と話し合っていたにもかかわらず、タイ人受付嬢の巧みなセールストークにころりとやられ、高いなと思ったけれど、じゃあ、そのコースで、とお願いしていた。
この店は日本人が経営者で、日本の客も多いせいか、日本語がちゃんと通じる。電話での予約も日本語で受けてくれるという。言葉の面で苦労しないというのは、確かに気が楽だ。(ネットでも予約できるらしい。)だが、日本語が通じるという安心感で、つい財布のひもが緩んでしまうことにもなりかねない。まあ、これはご愛敬だ。
ウェイティング・ルームで待っていると、5分ほどで担当の女性が現れ、部屋へと案内してくれる。施術中になにか要望があれば、この団扇の文字を指さしてください。そういって受付の女性から団扇を渡されていた。「もっと強くしてください」「シャワーを使います」そんな要望が指さしで指示できる。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
部屋のドアを開けると、中はうす暗く、壁にかたどられた店のロゴだけがぼんやりあたりを照らしている。
担当の女性が、シャワーを浴びてくださいというように、バスタオルと施術時に身につける下着を手渡してくれ、部屋の左右にあるシャワールームを指さす。
シャワーは、施術の前後、どちらでも好きな時に入ることができるのがうれしい。
シャワーを浴び、黒タイツをちょん切ったような「変な」下着を身につけ、蒲団の上で横になっていると、担当の女性が静かに入ってきて、小さな声で、腹ばいになるように言う。
なにやら厳かな雰囲気の中で、こんにゃく酵素ボディスクラブが始まる。
脚、背中、腕とオイルが塗り広げられ、指の腹でオイルをすりこむように、リンパの流れに沿って、指が肌の上を滑る。
女性たちがエステにハマるのはこういうことだったのか。確かに心地よく、官能的ですらある。
意識が徐々に遠のいていく。ぽんぽんと肩を叩かれて、はじめてスクラブが終了したことに気づいた。
シャワーを浴びるように促されて立ち上がると、なにかがぽろぽろと体から落ちた。これは垢なのか、スクラブ剤のこんにゃくなのか…。
シャワーを浴び終わって、肌に触れると信じられないほどつるつるになっていた。まるで皮膚を1枚はぎ取り、生まれたての肌になったような感じだった。
男だって、これはうれしい。 -
オイル ボディマッサージが始まる。
丹念にオイルがすりこまれ、指の腹を滑らせながら、時おりツボに親指がぐいと食い込んでくる。
相方はほどよい強さで気持ちよかったと言っていたが、僕が男のせいか、サービスしてくれているのか、力任せにかなりゴリゴリとやられた。
枕元に置いてある団扇を指さそうとしたけれど、痛みで吠えそうになるのをこらえるのがやっとで、「もっと弱くしてください」に手を伸ばしかけたまま、ただただ悶絶していた。
だが不思議なことに、こりが一通りほぐれると、全身が温まり、どんどん気持ちよくなっていく。
温められたハーバル・ボールの施術は想像以上に気持ちよい。
ハーバル・ボールが肌に押しつけられるたびに、そこから温かさが広がり、ハーブのアロマがふっと香る。
いつしか、いびきをかいて眠りこけ、肩を叩かれて起こされた時には、すべて終わっていた。
ハーバル・ボールの施術中に余分なオイルをふき取ってくれているので、肌はしっとりとしているのに、べたつきは残っていない。
相方は保湿効果が長持ちするので、シャワーは浴びずにそのまま服を着るという。僕も気にはならなかったのでそのまま出ることにした。
いやぁ、満足満足。というわけで、チップを200baht渡し、店を出た。(洪水の前に―10/22バンコクその⑤МBKセンターへ続く)
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