201109　スロヴェニア・クロアチア　その01　成田～ウィーン

2011/09/14 - 2011/09/25

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http://4travel.jp/traveler/wacky_no29/album/10618590

【一日目】
・京成スカイライナーで成田空港へ。
・OS052便（オーストリア航空）でウィーンへ。
・ウィーン空港からはCATでウィーンミッテ駅へ。
・ベルベデーレ宮殿（美術館）
・カールスプラッツからシュテファンプラッツまで夜の散歩

いつもなんですが、最初の日は長く感じます。
まー実際長いんですけど。
現地時間で計算すると、朝2時前からずーっと行動している
ようなもんですからねぇ。
（成田11時発でしたが、現地時間だと朝4時だし）

でもこの頃はまだ先が長いので、若干の不安と
次どうしようかということばかり考えていました。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の荷物はバックパックです。
旅の前半は毎日移動するので、スーツケースでは大変です。
スーツケースだと軽く20kg越えてしまうのですが
バックパックにすると60リッターでも15kg程度で余裕です。


今回も、スカイライナーで空港に向かいました。

前日にオンラインチェックインを済ませておいたので
カウンターでは荷物を預けるだけ。
比較的空いていたからなのか、セキュリティチェックから
出国手続きまで、非常にすんなり進みました。

そういえば出国審査場で突如、女性の叫び声が。
「ドロボーーーーー！！」

え？泥棒？確かに誰かが階段を逆走しているのを見ました。
しかしここはセキュリティエリア内。果たして逃げ切れたのでしょうか。

オーストリア航空の飛行機です。
http://www.austrian.com/?cc=jp

近くにトルコ航空の飛行機が並んでいました。
なんとなく、マークが似ているような。。。

出発まで時間があったので
ラウンジで軽食したりビールを飲んだりして
のんびり過ごしていました。

目的地がウィーンということもあって
楽器を持った乗客が比較的多かったように思います。
さすが音楽の都。


座席はかなり後ろのほうにしました。
ここから最後列までの数列が2-4-2のアブレスト。
隣の知らない人に気を遣う必要がないのと
若干通路が広めなので、楽に過ごせました。


ということで、「はりー」が登場。

離陸後すぐに、飲み物のサービスが。
ワインを頼んだら、小瓶ではなく
直接コップに注がれました。

小瓶だったら、こそっと持ち帰れたのになー


機内食を食べたらあとは寝るだけです。
・・・・眠れん・・・・

通路を挟んだ隣のオバサマ、
テンションが高いのか甲高い声で盛り上がりすぎ。
耳栓しててもキンキン響いてきます。

とか何とか思いつつ、結局はうたた寝して
気づいたらポーランド上空に来ていました。

去年の旅行後、禁煙に成功（今のところは）しているため
ニコチンの誘惑とは無縁で非常に気が楽です。


ウィーンに近づき、高度を落としていくと
あらら結構、雲の量が多いじゃないですか。
そして着陸直前、雨。。。。

雨の中、ウィーンの空港に到着しました。
いつものように入国審査は混雑するんだろうなー、と
覚悟を決めていたのですが、来てみると
入国審査待ちの列が非常に少なくて
あっというまにスタンプを押され、さくっと受取場に
着いてしまいました。

殆どが乗り換え客だったのでしょうか。

市内へは、CATという列車を利用しました。
http://www.cityairporttrain.com/

これまた非常にガラガラで、ホームで待っている人も数人程度。
殆どの人は同じ路線を使って運行される国鉄の各駅停車を
利用しているようでした。
朝晩のビジネス利用を当て込んでいるのですかねぇ。

静かに列車は動き出し、ノンストップでミッテ駅に向かいます。

当初、ウィーンは単なる通過点として考えており
駅に着いたらそのままホテルまで向かうことにしていました。

しかし機内でガイドブックを読んでいた妻が
「クリムトの絵を見たいから、美術館へ寄ってっていい？」

まだ閉館時間前だったので急遽タクシーで向かうことになりました。

ベルベデーレ宮殿に到着しました。
http://www.belvedere.at/en

美術館があるのは上宮のほうだそうで
じゃぁ下宮のほうはどうなっているのか
何で二つも作られたのか、一体誰が作ったのか
何のために作られたのか、
全く何も調べずに、とりあえず到着しました。

美術オンチの私は、クリムトと言われても全く意味不明で
クリモトのセップンなんて興味ねぇよ、と
頭の中で一人突っ込みしながら美術館を一回りしていました。

金粉や金箔を使えばいいってもんじゃねーだろー
と思ってしまう私は、きっと美術を鑑賞する資格はないんだと思います。

が、肌の質感がやたらリアルだったのを覚えています。
あと、当時の様子を描いた風景画には興味をそそられました。
へー、昔のウィーンってこんな感じだったのかなー、なんて。

で、閉館時間になったのでホテルに向かおうとしたのですが
どうやって行けばいいのか解りません。行き方を調べてなかったのです。

目の前の通りにはトラムが走っていたので
それを使えばいいんでしょうけど、
ドコ行きなのか、乗り方どうするのか、値段はいくらか
調べてないので不安で乗るのに躊躇してしまいました。

地図を見ながら、まーそのうち地下鉄の駅に着くだろう
なんて軽く考えて歩くことにしました。


あー、その馬車に乗せてってくんないかなぁ、とか思いながら。

が、途中で雨が降ってきてしまい
重い荷物を抱えて途方にくれそうになったため
結局タクシーを拾って直接ホテルまで行くことにしました。

突然の予定変更に対応できなかった自分が悲しい。。

タクシーに乗ってしまえば後は風景を楽しむだけです。
あんまり高い建物がないんですねぇ。古い建物がびっしりで
ヨーロッパらしい街並みでした。

着いたころには雨があがり、夕焼けが雲の向こうに広がります。
これで晴れてくれるといいんだけども。。。と願いつつ。

ホテルはウィーン西駅の近くです。
古い建物を改装したビジネスライクなホテルでした。
http://www.tourotel.at/

まー一晩泊まる程度であれば十分です。
朝食はなく、WiFiはありますが有料でロビーのみです。

一番困ったのは部屋の開け方。
ICカードを使うのですが、タッチした後サムターンを
どっちに回しても開きません。
何度も聞いて、実演もしてもらい何となく把握しました。
・・・なんで部屋に入るだけなのに練習が必要やねん。

まだお腹が空いていなかったので、地下鉄に乗って
中心市街地のほうに向かいました。

改めて外に出てみると、結構寒いのです。
もうウィーンは秋なんだなぁと感じたのと同時に
あれ？今回長袖そんなに持ってきてなかったぞ？
と少し不安になってしまいました。

地下鉄（Uバーン）で、カールスプラッツ(Karlsplatz)へと
向かいました。

そこから歩いて数分のところに
楽友協会ホールがありました。
http://www.musikverein.at/

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートで有名ですが
そのチケットはかなりのプレミアムなんだそうで。

この日も着飾った人たちがどんどん中へと入っていきます。

続いて、オペラ座に向かいます。
ここはオペラ座に面した通り。
しかし、寒かったなぁ、、、もうウィーンは冬の装いです。

オペラ座でも何か催し物をやっていました。
こちらも着飾った人たちがちらほら。

そういえばオペラ座の隣で昔の貴族の格好をした人たちが
なにやら呼び込みをしていました。
なーんとなく怪しかったので避けていたのですが
一体、何を呼び込んでいたのでしょうか。

ちょうど幕の内になったのか
ロビーに大勢人が出てきていました。
我々はそれを外から眺めるだけ。

しばらくするとモクモクと煙が。
あー、タバコタイムだったのね。

そこから夜の繁華街をてくてく歩いて
ステファンプラッツ（Stephansplatz）から
再びＵバーンで戻ります。

ホテル近くのレストランで夕食。
http://www.mariahilferbraeu.at/

ウィーナーシュニッツェルなるカツレツを。
かなりボリュームが大きく、食べきるのが大変でした。
まー、その前にビールがっつり呑んだからなんですが。

妻は、ウィンナーにベーコンを巻いたもの。
肉に肉巻いてどーすんの？とか言いながら食べていました。
確かにそーだ。

着いたときには雨でしたが、ようやく雨もあがり
無事に初日が終わりました。

明日からも寒いのかなーと若干の不安を抱えつつ
次の日も早いのでさっさと寝る事にしました。

翌日、朝6時過ぎに起床。
ホテルを出て、西駅まで歩いていき
そこからＵバーンに乗って、マイドリング駅に向かいます。

ウィーンはこれでおしまい。
次来るときは、もう少し時間をとって観光するのもいいかなと思いました。