2011/09/14 - 2011/09/25
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wackyさん
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【二日目】
・Uバーン(U6)で、WestbahnhofからPhiladelphiabruckeへ。
・Wien Meidlingから、OEC151でMariborへ。08:02⇒11:38
・マリボル市街地散策
・Mariborから、ICS17(Inter City Slovenia)でLjubljanaへ。
12:45⇒14:38
翌日からさっそく列車で移動します。
イタリアやスイスでもいろいろ列車に乗ったのですが
こういったコンパートメントな客車は初めてでした。
二人きりになると誰にも邪魔されず、なかなかいいもんだなー
と思いました。
途中、世界遺産のゼメリング鉄道を経由するのですが
乗るだけだと、景色はいいもののよく判りません。
古い橋とかは、やっぱり外から見ないとダメですねぇ。
この列車は直通でリュブリャナまで行くのですが
昼食の時間と散策を兼ねて、マリボルで途中下車しました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ウィーン・マイドリング駅は、中央駅が完成するまでの臨時始発駅となっています。
普通のホームがいくつか立ち並ぶ簡素な駅でした。
この日は平日だったためか、バスから乗り換えのために大勢の人が降りていき
乗り換えていきました。
こちらは出発まで時間があったので、カットピザやパンを買って
ホームで齧りながら、温かいコーヒー啜りつつ、待つことにしました。 -
他のホームは乗り換え客でにぎわっていますが、このホームは
長距離専門なのか、閑散としています。
しかし時間が近づくにつれ、いかにも旅行客といった風情の人たちが
次々に集まりだしてにぎわいかけた頃、列車が到着したのです。
ここから、ゼメリング鉄道、グラーツを経由し、
スロベニア第二の都市、マリボルまで向かいます。 -
車内のコンパートメント。
最初乗ったばかりのときは、おー二人で貸切だー
なんてはしゃいでいたのですが、その後続々と乗ってきて
結局、赤の他人(約一名)との相席となりました。
こういう座席を見ると、あー、ヨーロッパらしいなーと思うのです。 -
すぐに車掌がやってきて、検札がてら時刻表を貰いました。
この列車専用の時刻表です。
国境も越える長距離列車、どこに何時に着くのか
わざわざ時刻表を持っていかなくてもわかるのは便利ですね。
今回、全てチケットはその都度購入しました。
パスを検討したのですが、そんなにあちこち移動するわけではないので
メリットがなかったんですね。
さてとこれから約4時間弱の旅が始まります。
ハリー:やることないから寝るしかないじゃーん -
客車の廊下です。寝台列車に雰囲気が似てますね。
引き出し式の椅子があって、そこに腰掛けることもできるようです。
ウィーンからしばらく30分くらいは、市街地をひたすら走っていきます。
結構大きい工場が多いんですね。ケミカルというか穀物工場というか
そんなタンクがいくつも並んだ風景が続きます。 -
グローグニッツ(Gloggnitz)を過ぎていよいよ高度を上げてきました。
ここから、いわゆるゼメリング鉄道の区間に入ります。
とはいっても去年のスイスのようなアプトを使うわけではなく
右に左にくねくね曲がりながら高度を上げていくようです。 -
乗っている分には、どこが世界遺産なのか
よく判りません。
景色はいいんだけどねぇ。
とか思いつつ、ずっと外を眺めていました。 -
よーく考えたら、ここの世界遺産は
初めてのアルプス越え鉄道ということで
岩盤をくりぬいたり、それを使った石橋が見所なので
列車から見るというよりも、石橋を渡る列車を見るほうが
いいんだろうなー、と思ったわけです。
・・・と思って本当は行く前にいろいろ時刻表調べて
ハイキングがてら眺めてみようかななんて思ったのですが
それだけで一日費やしそうだったので、諦めました。 -
途中の「ゼメリング駅」に到着しました。
実は多くの特急がこの駅を通過するなか、唯一止まる列車なのです。
思ったよりもたくさんの人が降りていきました。
格好を見ると、ここからハイキングする人たちっぽいです。
手前には「世界遺産」の記念碑が。 -
ゼメリング駅を過ぎると若干標高を下げ
ひたすらスピードをあげていきます。
今朝は晴れていたのに、途中で曇りがちになり
雨がぱらついていたり。。。
ハリーもつまんなさそうです。
あれ、奥に居るのは誰ですか? -
見所も終わり、やることもなくなったので
ダ○ソーで妻が買ってきたという、「折り紙」を
ひたすらやっていました。
鶴はいいんだけど、ペンギンとかカモメとか
出来上がった形を見ても、微妙なものばかりで。
記念に置いていきました。
ゴミじゃないですよ。お土産としてですよ。 -
折り紙にも飽きて、ウトウトしていたら
いつの間にかグラーツも越えて、国境駅(Spielfeld-Straß)
に到着しました。
あっという間に、一カ国目のオーストリアが終了。
同じユーロ圏(シェンゲン内)なので、パスポートチェックはありません。
機関車を付け替えるためしばらく停車して、やがて動き出しました。 -
こちらは、道路側のパスポートコントロール(らしきもの)です。
今は使われていないんでしょうねぇ。
スロヴェニアに入ってから、何となくですが
田舎っぽいというか素朴な風景になった気がします。 -
11時半過ぎ、やっとマリボルに到着です。
結構な人が降りたような気がしたのですが
駅舎に出てみると、人が居ない。。。
乗り換えの時間まで約1時間。
昼食がてら、市内散策をすることにしました。 -
スロヴェニアの機関車。どっかからのお下がりっぽい
古そうな機関車です。違ってたりして。
この列車はそのままリュブリャナまで行きます。 -
さて、駅を出ました。とってものどかーな街です。
スロヴェニア第二の都市と聞いていたんですが。
駅を背に左方向に歩いていきます。 -
駅近くのバスターミナルを越えた交差点です。
2両編成のローカル列車がゴトゴトと鉄橋を渡っていきます。
車はそこそこ走っているんですけど、人が歩いているのを見かけません。
しかも、スロヴェニアに来たら急に暑くなってきました。 -
川沿いを歩いていきました。
暑いのですが、川沿いを歩いているとそよ風が心地よく感じます。
鴨とかアヒルとかも、土手の木陰で休んでいます。
橋のところに垂れ幕が掲げられてて
「Maribor 2012」と書いてありました。
何だろうと思って後から調べたら
http://www.maribor2012.info/en/
来年の欧州文化首都に選ばれたんだそうです。 -
ここは、世界一古いぶどうの木がある建物です。
どうやら、写真にある植え込みみたいなのがそうらしいんですが
パっと見た感じではよく判りません。
せっかくだから、ワインの試飲でもしていけばよかったかなぁ。
さて、ここらで折り返さないと時間的に厳しい。 -
川沿いの道から坂をあがったところにある通りです。
一見、電線のようですがよく見ると、オブジェっぽいのですが
何のためなのかよく判りません。不思議だ。 -
市庁舎前の広場(グラヴニ広場)にたどり着きました。
うわっあと30分弱で駅まで戻ってお昼を調達しないと。。
そそくさと通り過ぎていきました。 -
マリボルのモニュメント的存在とどっかのガイドブックに書かれていた
フランシスコ会教会なのですが、
工事中でした。。。
この頃になると、早歩きでテキトーにパシャッと写真を撮るのが精一杯で
観光なんだか散歩なんだか単なる移動なんだかよく解らなくなっています。
次の電車に間に合うのか、果たして。 -
早歩きして脚が若干攣りかけてきたところで
ようやく駅に戻ってきました。残り15分。
もちろんレストランで・・という訳にはいかず
駅舎隣のケバブショップにてケバブを二つ。
しかしメニューに載っていた写真より実物がデカくて
結局全部食べ切れませんでしたとさ。
ホームに着いたら既に列車が到着しておりました。
急いで乗り込んで、ほっと一安心。 -
インターシティスロベニアはさすが特急だけあって
車両も新しい(っぽい)感じです。
コンパートメントではないのですが、座席も広くて
人もあまり乗っておらず、4人席に向かい合って座ります。
列車は静かに滑り出し、リュブリャナへと向かいました。 -
スロヴェニアの田園風景をひたすら通り過ぎていきます。
スロヴェニアの田園風景と
オーストリアの田園風景と
何が違うの? と書きながら思ったのですが
何も違いません。
ただ何となく、スロヴェニアの方が若干田舎っぽいなーって。
雰囲気だけですが。 -
途中のZidani-Mostからは川沿いに進みます。
これからだんだん山を登っていくのかなー?と思ったのですが、
そんなことはなく似たような景色が続いた後、
またもや平野が広がり、やがて都会の風景が遠くに見えてきました。 -
そしてリュブリャナ駅に到着。
空のブルーと車体のブルーが明るさを感じますね。
この斜めのカットは、イタリアでもよく見かけた
ペンドリーノのシリーズですね。
まずはホテルに向かい、荷物を降ろすことに。
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