![旅行記の最後はトプカプ宮殿です。<br />ハレムを中心に、宮殿内の庭園を歩いてみました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/61/32/650x_10613218.jpg?updated_at=1454854878)
2011/08/12 - 2011/08/18
3273位(同エリア4401件中)
サバーイさん
旅行記の最後はトプカプ宮殿です。
ハレムを中心に、宮殿内の庭園を歩いてみました。
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ホテルからすぐ、トラムのギュルハネのすぐ横の坂道を上っていく。
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考古学博物館の横を通り、チケット売り場の先に「儀礼の門」が。
八角形の塔を左右に置く、オスマン様式。 -
「アッラー以外に神はなし。ムハンマドはアッラーの使徒である」と書かれたカリグラフィーが頭上に。
その下と左右にスルタンの花押が飾られている。真ん中は30代スルタン、マフムトII世のものだとか。 -
外廷に入ると、左手にハレムの塔(ディバンの塔)が。
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朝一番のせいか、チケット売り場にはまだ人影がまばら。
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ハレムの入り口。
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入り口を入ってすぐ。右側に警備を役割とした黒人宦官の間。
道の小石はスルタンの馬の滑りどめ。 -
黒人宦官たちの部屋のある中庭を進んだところ。
ここからがハレムの中枢部。 -
中庭に通じる通路。
壁の前のベンチには料理人が運んだ食事が置かれた。 -
カリエ(侍女)の中庭。
最大で1000人を越えた女奴隷は宮殿に上がる前に歌舞や料理、アラビア語の読み書きなどの教養を身に着けた後、カリエ(侍女)として皇帝に仕えた。皇帝の寵愛を受けたカリエたちは側室として私室とハセキ(寵姫)、カドォン(夫人)などの尊称が与えられ、さらに後継者となりうる男子を産めばハセキ・スルタンと呼ばれ、一定の地位を手にした。 -
母后の部屋。ハレムの女の最高権力者であるスルタンの母親の居館。
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ドームと壁の絵は西洋の遠近法を取り入れたものだという。
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中庭の壁には細部にまでタイルの装飾が施されている。
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中庭の小路にも小石の滑り止めが。
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明るい採光のホール。
中央に当時の様式の暖炉がある。 -
泉水の間。
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豪勢な装飾を施した泉。
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壁面の窪みを使った装飾も美しい。
奥がアルコーブに。 -
泉の上部にイスラムドームを模ったデザインと
その背景のタイルのコントラストが美しい。 -
ドームの円蓋のデザインはどの部屋もホールも異なり、
それを比べるの興味深い。 -
ムラトIII世の部屋へ通じる通路の壁を埋め尽くす美しいタイル。
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ムラトIII世の居間。
当時の建築技術の粋を集めたと言われる。
第12代のスルタンであり、自分のハレムを作るなどしたため、
財政悪化の原因を作ったともされる。 -
ここにスルタンは鎮座したのか仰臥したのか。
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ベッドの天蓋だけが残っている。
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隣にはムラトIII世のサロン、と呼ばれる部屋。
この部屋のタイル装飾も息をのむほど。 -
鮮やかなイズニックタイル。
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皇子たちの部屋へ通づる廊下。
内部は入り組んでおり、迷路のよう。
廊下のタイルも目を見張る。 -
皇子の居館(北側の部屋)
皇子のうち、次期スルタンになることのない者を幽閉した部屋。
別名、鳥籠とのこと。
四面を飾るタイルのデザインは草花のものが多い。
外に出ることができない皇子の目を癒すためか、何とも皮肉。 -
皇子の居館(南側の部屋)
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皇子の居館を外から眺めたところ。
窓には幾何学模様の鉄の飾りが。
脱出も侵入も許さない意図がある。 -
窓の外にはガラタ塔と新市街の景色が広がる。
皇子たちはこの眺めを目にできたのだろうか。 -
宝物館にはすでに長蛇の列。2時間は待つのを覚悟しなければ...。
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第3と第4の庭の間に預言者の遺品を展示した部屋が。
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入り口に施された装飾が美しい。
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カリグラフィーの文字は何を語っているのだろう?
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第四の庭からは金角湾の眺めが素晴らしい。
金色屋根のイフタリエはラマザン月に、一日の断食の終わりの夕食を摂った場所だとか。 -
バクダッド離宮からの金角湾と新市街の眺め。
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メジディエ離宮のテラスからながめるマルマラ海。
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遠くに架かるボスポラス大橋。
海峡を行き交う船を見ながら、吹き抜ける風も涼しい。
トプカプ宮殿の最端まで来たところで、見学は終了...
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