ベルリン＆その周辺旅行　ベルリン＆その周辺旅行 ～壁と東ドイツの歴史を巡る旅（番外編）～　２日目 ドレスデン

2010/09/11 - 2010/09/20

この日は、ベルリンから少し遠出をしてドレスデンに向かいました。今回のドレスデンだけは、「壁」や「東ドイツ」からちょっと離れて純粋に観光スポットを巡りました。でも、第二次世界大戦の傷跡が残るフラウエン教会（写真）など、やっぱり「歴史」を感じる旅となりました。

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベルリン中央駅を出発。あいにくの雨でした。晴れるといいなと淡い期待。

願いは叶わず、ドレスデンは雨。でも気を取り直して、まず駅の中にあったマルシェで朝食を食べました。お店のシステムがよくわからず、適当に取っていたのですが、いろいろなものをちょっとずつ取ると損をするシステムになっていたようです。（計り売りではなく、一品ごとに料金がかかっているようでした。）でも、お店もきれいだったし、味もおいしかったです。

2階席もあり、私たちはこの2階席で食べました。

ドレスデンも東ドイツの一部だったので、やはりここにも東ドイツの面影が。（やっぱり東ドイツ目線は外せないのでした。。。）

「緑の丸天井」 (Grünes Gewölbe) に宝石を見に行きました。ここで日本人の方に「Are you Japanese?」と聞かれました（笑）。チケットは、入場時間が決まっているので、早めに行って早めの時間をゲットすると有効的に時間活用ができると思います。宝飾品や美術品は豪華絢爛で、すごかったのですが、数が半端ないので、一つ一つのすごさがなんだか霞気味。。。

フラウエン教会。戦火でほぼ崩壊という話は聞いていたのですが、教会内に展示されていた写真を見て唖然。再建前の写真は、草ぼうぼうの中に瓦礫の山という感じでした。

ドレスデンの街が戦火でかなり焼けてしまったためだと思うのですが、この辺に建っている建物はみな、かなり新しそうでした。（古そうに見える造りにはなっていますが。）表現が適切かどうかはわかりませんが、ちょっと「似非古い」感じ。

教会は、以前のレンガと新しいレンガを組み合わせて作られています。黒くなっているのは、たぶん戦火で焦げた部分です。

このような焦げ跡を見ると、実際この教会が戦火にあったんだなあと実感させられます。

「君主の行列」の壁画。思ったよりも大きかったです。

アウグストゥス橋付近。ガイドブックでは、素敵な青空が印象的でしたが、私たちが行ったときは、かなりの雨。というわけで、ムードはほとんどゼロ。残念。

でも、橋はやっぱり雨でも趣があります。

橋からの眺め。橋を渡ると新市街です。

新市街に到着。新市街は、東ドイツ的要素が色濃く残っています。新市街はあまりガイドブックにも見所が載っていないのですが、実際に人々が生活している地区という感じです。（住宅もいっぱいありました。）

エーリッヒ・ケストナーの記念館にせっかくなので行ってみましたが、解説がすべてドイツ語なので、本のカバーを見て楽しむという感じになりました。でも、記念館の女の子が英語でケストナーの生涯を親切に説明してくれました。

結局、新市街ではほとんどすることがなかったので、パン屋さんでサンドイッチを食べて、旧市街に戻りました。アウグストゥス橋の逆方向からの眺めです。

帰るときになぜか晴れてきていた。。。残念すぎる！

ベルリンに帰ります。