みなと区民まつり会場

2011/10/09 - 2011/10/09

　9時前にはと増上寺に向かうと、芝公園内には白や青のテントが並び、みなと区民まつりの準備に忙しそうだ。増上寺の境内にもテントが並んでいる。また、増上寺の本堂前にも椅子が並べられ、スピーカなどの音響機器の点検に余念がない。昨日今日は徳川家霊廟（徳川将軍家墓所）の特別公開（無料）も行われる。NHK大河ドラマの主人公である「江」も二代将軍秀忠公の墓に合祀されており、放送が終了した後の平成24年（2012年）1月31日までは徳川家霊廟（徳川将軍家墓所）が一般公開されるが、みなと区民まつりの間の2日だけは入場料の500円が無料となる。しかし、開園時間は1時間繰り下がっていた。
　東京プリンスホテルでも、2011年11月27日まで「お江フェア」が行われているようだ。
　芝東照宮方面にも会場が伸び、テントが並んでいる。ざっと見回した感じではテントの数は100を越えるであろう。三門公開で並んでいた後の人は弘前から上京して見学しようとしていたのだが、弘前では、テントが5つも並べが大賑わいだと言っている。5つではどうかと思うが桜まつり中の弘前城でもテントの数は30余りであろうか。
　一番人気のブースは起震車だ。大人は周りを囲んで見ているだけだが、子供たちは震度7の地震の揺れを体験したがっている。ヘルメットを被って椅子の下に潜り込んで椅子の足にしがみついて必死だ。次は自衛隊のブースで子供たちが制服を着て記念撮影している。
　盲導犬と救助犬（捜査犬）が何匹もいたが、3歳の盲導犬は大人しく、とても賢いのだという。喉のあたりを撫でてみたが、本当に大人しく驚いてしまった。盲導犬は血統もあり、どの種類の犬でもなれるという訳ではないそうだが、救助犬（捜査犬）にはペットとして飼われる種類の犬もいた。街や川沿いの小道で出合う散歩をしている犬とは大違いだ。しかし、訓練すれば盲導犬は無理でも救助犬（捜査犬）にはなれるのかも知れない。そう考えると訓練や人間では教育が大切であることが改めて思った。
　港区は禁煙の規制が厳しいのだそうだ。これだけのテントが並ぶみなと区民まつり会場にも喫煙場所は設定されていないという。緑のヤッケを着た出店側の人、二人が丸山古墳の登り口で一服していた。黄色のTシャツを着た区の担当者たちは増上寺側に喫煙所があるからそちらに行って吸うという。しかし、出店者側には喫煙所も徹底されておらず、また、来場者には喫煙所が設置されていないのは何かおかしい気がする。あるいは何年か経った未来には喫煙所の設置が不要となっているのであろうか。
（表紙写真は増上寺境内に建ち並ぶテント）

エリア 三田・田町・芝浦(東京)

増上寺三門前。

「都立芝公園案内図」。

増上寺三門前。

増上寺境内。

増上寺境内。

増上寺境内。

増上寺境内。

コンサート会場の大殿（本堂）前。

コンサート会場の大殿（本堂）前。

増上寺境内。

増上寺境内。

増上寺横の東京プリンス側の道路。

増上寺横の東京プリンス側の道路。

「お江フェア　2011年11月27日まで　東京プリンスホテル」の看板と「いわき市特設物産会場はこちら」の立て看板。

「お江−崇源院様−　〜お江の眠る寺〜　大本山　増上寺」のポスター。みなと区民まつりのポスターではなく、増上寺が作ったNHK大河ドラマに関連したポスターのようだ。

「江」の幟。江姫ともあり、港区観光協会名が入っている。お江はお姫さま姿でだれが見ても、ヒロイン役の上野樹里に見える。

増上寺境内に運ばれた犬。

大人しく、とても賢い、3歳の盲導犬。

救助犬（捜査犬）。散歩しているペットの犬ではない。増上寺境内は犬の散歩は禁止されている。

増上寺境内。

「都立芝公園」。

装甲車。練馬駐屯地から来ている。戦車は首都圏にはなく、静岡県まで行かないとないのだそうだ。
日本が攻撃されても、首都防衛で戦車にお出まし願うまでには時間があるという。

装甲車。区長さんは組合出身なので、装甲車が来ていたのは意外だったと区民の一人がいう。

「海上自衛隊横須賀地方総監部」を掲げたブース前。

ブースでは制服姿で記念撮影でき、子供たちに人気だ。

芝公園内。

「紅葉館と能楽堂」。

芝公園内。

芝公園内。

芝公園内から望む東京タワー。