2011/09/17 - 2011/09/19
850位(同エリア11699件中)
またぬきさん
七宝老街のお茶屋で休憩しながら、ココという予定地も決めていないのでガイドブックをパラパラとめくり、これからどこへ行くか考えていました。
『租界へ行くか、豫園周辺の下町を巡るか・・・。でも人ごみの中も疲れるしなぁ・・・。』とその時、ガイドブックの写真で面白そうな所を見つけました。嘉定区エリアの「秋霞圃」(*^^)v!
庭園もあり、池もあり、さらには老街もあるような感じ、「よぉ~し、ここに決めた!」でもどうやって行けばいいの? ガイドブックの地図で探すも、位置が良く掴めない。現在の地鉄は11号線が開通して嘉定北という駅があるみたいだからその辺りまで行って聞けば何とかなるだろう。いつものことながら、お気楽ペースで出かけて行きました。(*^_^*)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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-
茶店のおねえチャンにガイドブックを見せて秋霞圃を聞くも、皆「知らない」との返事、出稼ぎのため上海の地理には詳しくないみたい。(*゚.゚)ゞ
たまたま通りかかったガードマンらしき男性に尋ねている、おいらも一緒になって聞くと、その人が自信を持って回答「11号線、嘉定新城で下りればすぐ近く!」『謝々♪』と地鉄七宝站まで戻って来ました。 -
地鉄の自動販売機、切符の購入は簡単。画面下の号線を選択、次の画面で行き先の駅を画面上で押すと金額と枚数、お金を投入するとカードとおつりが出てきます。
七宝から嘉定新城まで6元、約80円。上海の地下鉄は安い! -
9号線宜山路で4号線に乗り換え、曹楊路で11号線に。やって来ました嘉定新城。(*^^)v!
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駅の周りには何にも無い!
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工場と、遠くに建設中のマンションだけ。
またまたガイドブックを出して、駅の人に聞くと『南翔が近い』とのこと。 -
2駅戻って南翔へ。2駅なのに4元、この料金体系は判りません。
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駅前には建設中の分譲マンション、販売業者の営業マンが声をかけてきます。
先程の嘉定新城もそうですが、この辺りは上海のベッドタウンなのかマンションが建築ラッシュです。こんなに建てても購入者がいるということは中国の経済発展がすさまじい勢いなんだろうと推測できます。でも、世界各国の過去の事例を見るまでも無くいつパンクするかが心配です。
彼らに聞いても皆知らない、仕方がないので駅前に止まっているタクシーの運転手にガイドブックを見せて「ここ知ってる?」『うん うん』乗り込んで目的地へと向います。 -
タクシーはどんどんと走り続けます、「この駅の近くということだったのでは・・・?」
先ほど降りた嘉定新城站右方向の道路標識が、「おぉ〜い、戻ってるやん(◎_◎;)」
ようやく目的地(秋霞圃)に着きました。タクシー料金は48元也。w(*゚o゚*)w
中国人の道案内はいい加減? 少なくても近場の情報くらいは知っていると思っていたオイラの認識不足。(x_x;) -
秋霞圃、入園料は10元です。
入って正面には城隍廟大殿が建っています。 -
なかなか風格のあるお寺です♪
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ジモチ−が熱心にお参りしています。
それにしても持っている線香の束が尋常じゃない!よっぽど重要な願い事なのかも・・・。 -
祠の周囲には獅子が守っています。
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正面にはキンキラの神様?
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勉強不足故にどなたかわかりません。o(- -;*)ゞ
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周囲には沢山のカラフルな塑像が安置されています。
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何でも、「60体の星宿神像が安置されており、自分の生まれ年の神像を探してみてください」とのことです。
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60体あるということは60年分なんですよね。
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でも何の表示も無いから、どれがどの年の神様なのか判りませ〜ん。
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さらに奥へと進むと。
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通路の左右に、今度は陶器の置物が。
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これまた、何なのかさっぱりわからず。
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正面には赤い衣装をまとった神様?
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こちらは何なのでしょう?
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またまた女性の神様?
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綺麗なお顔立ちです。♪
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由緒あるお寺なのでしょうが、オイラのようなボンクラには、猫に・・・もといタヌキに小判で〜す。(*^▽^*)ゞ
お寺の横の道を、奥へと進みますと。 -
いました、ニャンコで〜す。(*^^)v!
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この秋霞圃には、のらニャンコが沢山いるとの紹介があります。
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『何だよ、テメエ!ゆっくりと休んでいるのに無断で写真なんか撮りやがって、10元払え!』
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『秋霞圃』は明の時代に作られたもので、上海の五大古典庭園の一つに数えられる。もともと(龍の下に共)氏、金氏、沈氏の3人の個人庭園と城隍廟からなっており、敷地面積は45ムー(30000?)ある。園内の多くの建築は明の時代に作られ、城隍廟だけは宋の時代に遡る。(紹介文より。)
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池があります、その向こうには橋が架かっています。回遊式の庭園のようです。
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通路には、モザイクの飾りが施されています。
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ここ掘れワンワン! でもビリビリ注意!
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また橋があります。
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池を巡って回遊路が続きます。
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それにしても静かなお庭です、蘇州の留園や上海の豫園は観光客でいっぱいというのに、ここはマイナーなのか誰にも会いません。
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東屋がありました。歳寒亭とあります。
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東屋から池を眺める。
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ジモチ−が釣りをしてます、何が釣れるのかしら?
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傍の草むらでニャンコ発見!
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二匹いました、兄弟なのかも。
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あちらの方にもチョコンと座っています。
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なかなかの美形です♪
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近づいて行きます・・・。
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『 なッ、なんダ、ヤルってえのかよ!』
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「 オイラ危害は加えませんけど、そこが通り道なもんで・・・。」
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回遊路のあちこちに建物があります。
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この建物は池に面しています。
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碧光亭というそうで、池に突き出しています。
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この秋霞圃は、上海五大古典庭園のひとつで、独特の風格をもつ明代の庭園。四季折々にちがった顔を見せるが、名前の通り、秋の景観が特に美しい庭園。と紹介文にありました。
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掛け軸が飾ってあります。
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1502年に当時の工部尚書である(龍の下に共)氏が作ったプライベート庭園だった。(龍の下に共)氏の後、汪氏が取って代わって秋霞圃と名づけたことに始まる。以後荒廃を繰り返し、現存する建築物のほとんどは同治元年(1862)以後再建されたもので、上海の歴史ある古い庭園の一つ。(紹介文より。)
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広いお庭なので迷ってしまいそう、でもホント人には会いません。貸し切り状態で〜す。(*^^)v!
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こちらには少し大きめの建物が
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内部には休息できるように椅子とテーブルがあります。
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同庭園は桃花潭区(元の(龍の下に共)氏の庭園)、凝霞閣区(元の沈氏の庭園)、清鏡塘区(元の金氏の庭園)、城隍廟の4つの風景区に分かれている。(紹介文より。)
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ここのお庭、お勧めです! 人ごみに押されて巡る高い料金のお庭より、こっちのほうが断然ゆっくりと落ち着いた気持ちになれます。♪ しかもニャンコ付で〜す。 ^^*♪
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また池に出て来ました。
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3曲橋があります。
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欄干に獅子が乗っかかっています。
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どことなく、ユーモラス♪
続いて、東大街老街を通り孔廟、匯龍潭へのぶらぶら歩きは次号にて。(*^^)v!
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この旅行記へのコメント (3)
-
- こまちゃんさん 2011/09/29 23:11:07
- すごい!
- 上海豫園横の「城隍廟」よりも、かなり立派で原形を残している感じですね!
こりゃ、見応えも値打ちも違ってきそうな趣です。
城隍廟は、各地でご当地を見守る山神様みたいなイメージで建てられた寺院ですので、
この名前で多くの土地で存在します。
そもそも上海市は歴史が浅く、宋代以前は幕府など存在すらしなかった、元々南街と
呼ばれた小さな城下があるだけでした。
なので、逆に周辺の鎮の方が歴史が有り、こうした奉られる建造物が古くて趣がある
のも納得出来ますね。
簡単に言えば、「外国人が勝手にやって来て街にしてしまったエリア」が今の上海なので、
歴史が浅いのも仕方が無い事ですけどね。
500年前は黄浦江の下で、その沿岸に「龍華寺」が有ったんだそうです。
(記録では500年弱との事ですが、川がそんなに移動するからには、もう少し前だと思い
ますが)
こま
- またぬきさん からの返信 2011/10/03 21:22:50
- RE: すごい!
- こまちゃん、こんばんは〜♪ 訪問、書込み、一票といつもありがとうございます。♪
> 上海豫園横の「城隍廟」よりも、かなり立派で原形を残している感じですね! こりゃ、見応えも値打ちも違ってきそうな趣です。
> 城隍廟は、各地でご当地を見守る山神様みたいなイメージで建てられた寺院ですので、この名前で多くの土地で存在します。
> そもそも上海市は歴史が浅く、宋代以前は幕府など存在すらしなかった、元々南街と呼ばれた小さな城下があるだけでした。
> なので、逆に周辺の鎮の方が歴史が有り、こうした奉られる建造物が古くて趣があるのも納得出来ますね。
> 簡単に言えば、「外国人が勝手にやって来て街にしてしまったエリア」が今の上海なので、歴史が浅いのも仕方が無い事ですけどね。
> 500年前は黄浦江の下で、その沿岸に「龍華寺」が有ったんだそうです。
> (記録では500年弱との事ですが、川がそんなに移動するからには、もう少し前だと思いますが)
さすがこまちゃん、中国のことは詳しいですね。オイラなんか下調べもせずに行き当たりバッタリの街歩きですから、「城隍廟」のことも前に調べていたら感動もまた違ったものになったのかも知れません。
何も判らないままの散策ですが、オイラこういう風な歴史を感じられる建物や風景が好きですね。(*^^)v!
こまちゃんのように地方都市へ何日もかけて出かけられたら、最高です!
タヌキには田舎がお似合い、と思っているまたぬきより。
追伸:もう広州に帰られたのでしょうか? まだ日本に居られるのならお会いしたいですね。(#^_^#)
- こまちゃんさん からの返信 2011/10/03 21:34:52
- RE: なはは。。。
- コメントが書かれていない時に書き込んじゃいました〜♪
写真に漢字があるのって、エエかんじですね。(*灬☆)\バキッ!
メールで予定を送っておきました♪
ご確認下さ〜い!
こま
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