2010/12/13 - 2010/12/18
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魚屋No1さん
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「カンボジアの喜怒哀楽」の続きです。
表紙の写真は、ベンメリアで咲いていた白いスイレンです。赤い花のスイレンはあちこちで見ましたが、白は此処だけしか記憶がありません。
これからは、4日目(12月16日)から帰国日の17日までです。
4日目から帰国までの旅程です
4日目 12月16日(木)
・ クバール・スピアン:水底に彫られたリンガとヨニで有名
シュムリアップの北50km、下車後徒歩40分
昼食:市内レストランでタイ風鍋料理
・ ロリュオス遺跡群:アンコール遺跡の前の時代のもの
・ 自由行動:
トゥクトゥクでクメール伝統織物研究所&オールドマーケット
夕食:ブルーパンプキンのデリでサンドイッチなどを購入
5日目 12月17日(金)
・ ベンメリア(オプション:2名以上1人65$)
ジャングルに浸食された遺跡(シェムリアップから80km)。
地雷の撤去が完了して観光が始まったのは2,000年からとのこと。
昼食:ソカアンコール泊には無料の昼食付く
・ 自由行動 オールドマーケット+アーティザン・アンコールへ散歩
その後、連れはホテルでのスパ
21:00 シェムリアップ発(VN-800便)→22:40 ハノイ着
6日目 12月18日(土) 0:50 ハノイ発(VN-954便)→6:40 成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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4日目 12月16日(木)
午前の観光は、クバール・スピアン(クバルスピアン)です。
自動車で1時間半、駐車場からこんな道を30分ほど歩きます。
ガイドのチョムロンさんは、朝ご飯を食べてこなかったと言って、この駐車場で露店を出していたおばさんからなにやら買いました。美味しそうに食べているので見ていると、焼きバナナだけれど食べるかと言うので、買ってもらうことにしました。2本で1ドルでした。
むいたバナナのまわりを餅米で巻き、バナナの葉でくるんだものを焼いたものです。バナナの身と葉の香りがご飯にしみこんで、実際にも美味しかったですよ。クバール スピアン 史跡・遺跡
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川の中に彫られたリンガとヨニ。 豊穣の源とは言え、聖地とは性地なのかな。
でも、水は冷たくて、手足や首をぬぐうと気持ちよくなれます。
次の写真の滝との間に、王様の浴槽という、岩をくりぬいた部分が流れの中にあります。 -
上の写真の少し下流にある小さな滝です。
市内に戻って、アンコールクッキーの店に連れて行かれました。この4トラでも、特に美味しいわけでもないのに高いなどの意見が出ていますが、日本と同レベルの衛生基準で作っている様だし、此処の日本人オーナーは孤児を何十人も引き取っているという話を聞きました。また、無料で出たマンゴーシャーベットは美味しい上、フルサイズの量だったこともあり、全て素直に信じて、そこそこの金額を使いました。
その後、昼飯に出たタイ風鍋料理は、日本の寄せ鍋風の出汁で野菜や肉を煮ながら食べるものです。最後に麺を入れますが、いかんせん量が多くて食べきれません。そんなに美味しくもなかったし。 -
昼食の後、ホテルで一休みしてから向かった先は、ロリュオス遺跡群の、ロレイ。古い時代の遺跡なので、煉瓦造りです。
昔の大貯水池の中に作った島にあるそうです。今は何も残されていませんが、アンコールワットの地図を見ると一番目立つ貯水池の西バライ、東バライの中にある島のメボンと同種のものと考えればよいようです。ロレイ 建造物
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灰色っぽく映っている部分は、修復と称して近年作られたもの。
そのため、デバダーも、戦士の像も、空想の産物でしかない。
「こんなにも無残に遺跡破壊をしたのはどいつだ」と思って地球の歩き方の頁を繰ってみると、破壊方法は、次に行ったプリア・コーと同じだったため、犯人は、ドイツのGACPという団体だと判断した。 -
次に向かったのは、アンコール遺跡の中で最も古いプリア・コーです。
プリア コー 史跡・遺跡
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ドイツ人が行った破壊の跡です。
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本日最後の遺跡はバコンです。
写真は遺跡の上部から参道を見下ろしたところです。
帰りに、参道の入り口にある店で椰子の実のジュースを飲みました。少し青臭くて薄甘いあのジュースですが、過去何回か飲んだ経験の中で、此処のものが最も美味しく感じました。バコン 史跡・遺跡
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パコンの落書きです。
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ホテルに帰り着いてから、クメール伝統織物研究所へトゥクトゥクに乗っていきました。2人で往復乗って6ドルでした。値切れば4ドルくらいまで下げられたと思いますが、時間がなかったので、言い値で手を打ちました。
観光客でトゥクトゥクに乗っているのは白人ばかりで、アジア系の人間は殆ど見ませんでした。でも、開放的な上、風が通って涼しく、連れ共々気に入りました。 -
クメール伝統織物研究所で購入したカンボジアシルクのマフラーです。1枚80から100ドルでした。どれも、手編みのカゴに鳥の飾りを付けて入れられています。
天然色素で染めているためか、色合いは地味です。また、布の端もきれいにな直線になっていません。この感じが民芸だと知人に言われたものの、製品のレベルの低さに少しガッカリしました。
ところが、日本に帰って首に巻いてみると、重厚でシットリとした独特の感触がありました。また、意外に暖かいため、冬のマフラーとして愛用するほど気に入ってしまいました。
なお、クラタペッパーも此処で買えます。
今日は、晩飯が付いていないので、ブルーパンプキンに寄って、サンドイッチを買って帰りました。味は、完全にヨーロッパ風、値段も同様でした。クメール伝統織物研究所 専門店
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5日目 12月17日(金)
現地最終日の今日は、ある意味で最も遺跡らしいベンメリアへ行きます。
この写真は、竹筒飯です。ベンメリアへ行く街道の途中に、これを売っている露店が数百メートルにわたって続いています。
パームシュガーもこんな感じで売っていたし、竹細工ばかり売っている集落などを通ったこともあり、カンボジアは、単品生産の村が多いのだなと改めて思いました。
すると、前日にバナナご飯を喜んだためか、ガイドのチョムロンさんが、食べるかと聞いてきました。勿論喜んで買ってもらいました。4本で1ドルでした。
中身は、写真でも判るように、餅米に小豆らしい豆が入っており、少し甘いお赤飯といった感じのものです。竹筒は、竹の皮を剥いてあるので、手で簡単に裂けます。 -
何故か、ベンメリアのナーガは、ほぼ完品です。
17日は、基本フリーなので、ベンメリアはオプションです。2人以上の場合、1人当たり65ドルでした。前日までは、もう一組のご夫妻と一緒なのでバンでしたが、今日は2人だけのためか乗用車です。でも、運転手とガイドはバッチリ付きます。ベンメリア 森林・ジャングル
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ベンメリアの入り口です。実に雰囲気があります。
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これも上と同じです。
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以下の5枚は内部の写真です。
観光客用に造られた歩道はありますが、ガイドは、崩れた石の上に登っていきます。 -
更には、屋根が落ちた壁の上を歩きはじめました。
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すごいものを見せてくれるのは嬉しいのですが、平衡感覚が衰え始めたベビーブーマー世代の私は、緊張し続けて少し疲れました。
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これが、観光用の歩道です。
でも、苦労して来たのに、此処だけを歩くのでは、少し面白くありません。トゥクトゥクに乗れば自力でも来ることは可能ですが、絶景部分を見るなら、ガイドに案内してもらう必要が絶対にあると感じました。 -
この写真は、屋根を葺くのに、石を少しずつせり出し積み上げる工法がよく解ります。でも、よく落ちないものだと感心しました。
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ベンメリアの観光が終わり、街道へ出たところです。
11時頃にはホテルに戻り、5日間お世話になったチョムロンさんとはお別れです。親切丁寧で、良い人でありました。
今日のお昼は、ホテルの無料サービスです。でもこれが実に美味しかった。特に、魚のアモックは絶品でした。このホテルは、備品のメンテナンスを除けば、ほぼ完璧だと、連れと認識が一致しました。 -
連れが予約したスパは夕方からなので、少し散歩しようということになり、オールドマーケットを目指して、写真のシェムリアップ川沿いを歩きました。
始めは右側の歩道を歩いていたのですが、追い越していくトゥクトゥクがうるさいほど声を掛けてくるので、左側に変更しました。
この川沿いの道は、木陰が続いているので、実に快適な散歩道です。お寺や家具屋に寄り道しながらブラブラ歩きました。
それでも、30分ほどでオールドマーケットに着いてしまいました。マーケット内にめぼしいものがないのは先日の探検で判っていたので、周囲の雑貨屋に入ってみましたが、やはりありません。
と、そこで思い出したのが、フランスのNPOがやっているアーティザン・ダンコール。もう少し絹製品を買いたかったこともあり、10分ほど歩いて行きました。シェムリアップ川 滝・河川・湖
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中に入ると、何処の旅行社の紹介だと言われました。少し?でしたが、周囲を見ると、ガイドに連れられたアジア系の観光役が大勢おり、納得できました。
買ったのは、写真右のマフラーです。手作りの絹製品とは書いてありますが、何処でも手に入るであろう現代的な品で、左のクメール伝統織物研究所の製品とは異質のものです。
此処で少し買い物して時間をつぶすと、丁度頃合いの時間になりました。シヴォタ通りを歩いてホテルに戻り、連れはスパ、私は部屋でグダグダして、空港へのピックアップを待ちました。アルチザン アンコール (シェムリアップ メイン店) ブランドショップ
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またあのハノイの空港で乗り継ぎをしなければならないのだと、少し憂鬱な思いで空港に着いたところ、冒頭にも書いた、空港の係官に空港税をごまかされる被害に遭いました。
被害額は25ドルですが、精神的なショックが大きくて、今回の旅行がすっかりダメになってしまいました。
この旅行記を書き始めたのは、ショックがいくらか癒えてきたためです。
そんな気落ちしている中、ハノイ空港に着くと、セキュリティチェックに2時間近くかかるわ、ろくな案内がない中で搭乗開始時間がどんどん遅れていくなど、更なる苦行を受けさせられました。
写真は、最初の食事といっても真夜中過ぎに出た軽食です。なお、帰りの飛行機のモニターは完全に動かせましたが、気分的に疲れて、あまり楽しめませんでした。
成田についてホッとしたのは、初めての経験です。
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