
2011/07/18 - 2011/07/25
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shimonさん
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北欧には5~6年前に周遊旅行を計画していたものの、諸般の事情で実現しなかったのですが、2011年夏、節電で突如舞い込んできた7月10連休を利用して念願を達成してきました。
主要行程は以下のとおりですが、今回はデンマークとスウェーデンに絞り、両国の美しい首都を散策することに加え、以前から気になっていたゴットランド島にも足を運ぶという、ちょっと欲張りなプランに。まずは、デンマーク編からご覧ください。
≪今回の行程≫
■2011/07/18:成田~ヘルシンキ乗継ぎ~コペンハーゲン
■2011/07/19:コペンハーゲン市内観光
□2011/07/20:ロスキレ観光~コペンハーゲン~ストックホルム
□2011/07/21:ストックホルム発、ゴットランド島日帰り観光
□2011/07/22:ストックホルム市内観光(市庁舎・旧市街等)
□2011/07/23:ストックホルム市内観光(ドロットニングホルム等)
□2011/07/24:ストックホルム~ヘルシンキ乗継ぎ~成田へ
□2011/07/25:成田到着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回はフィンエアー
7月18日(月)成田11:00発のフィンランド航空AY074便にて出発。飛行機は久しぶりに搭乗するA340、ヘルシンキ経由でこの日はコペンハーゲンまでの長旅となります。 -
新潟市上空を飛行中
成田空港を飛び立ち数十分後、日本海が姿を現しました。天気も良く、窓から眼下に信濃川の河口付近がよく見えました -
1回目の機内食
2種類からの選択でした。エコノミークラスだとビールやワインは無料、スパークリングワインは5ユーロにて販売していました。非常口座席の窓側、隣は空席なのでゆったり飛行です♪ -
2回目の機内食
焼きうどんがヘルシンキ到着のおよそ2時間前にサーブされました。森と湖が点在するフィンランドも素敵なので、いつかゆっくり観光してみたくなりました。 -
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
コペンハーゲン便の乗り継ぎ時間は2時間半弱。帰りにどのお店でお土産を買うか下調べしておきました。こちらは、フィンランドの名産品を扱ったショップ。 -
ヘルシンキ空港
パスポートコントロールを抜けて欧州線乗り継ぎゾーンへ。それほどターミナルは広くなく、迷子になる心配は不要です。 -
ヘルシンキ空港
フィンランドといえば何といってもムーミン!ターミナルにはムーミン・ショップがありました。 -
ヘルシンキ空港
フィンランドのもう1つの代名詞といえば、marimekko(マリメッコ)。帰りにここでマグカップを買って帰りました。
ヘルシンキ17:45発のAY667便にてコペンハーゲンへと向かいます。フィンランドは時差+1時間なので要注意。 -
デンマークに到着
コペンハーゲン・カストロップ国際空港には現地時間18:30頃に到着。空港でコペンハーゲン・カード24時間用を購入し、\5,000分を両替しました。空港から中央駅まではメタリックな列車で移動します。 -
コペンハーゲン中央駅
空港から中央駅までの所要時間は12分、わずか3駅で到着します。スウェーデンやドイツ方面への国際列車も発着する北欧有数のターミナル駅です。 -
コペンハーゲン中央駅
ホームから1フロア上がったところにコンコースがあり、軽食スタンド、コンビニ(セブンイレブン)などもあります。但し、夜間はお世辞にも雰囲気が良いとは言えないので、無用な長居は避けましょう。 -
Absalon Hotel
中央駅からチボリ公園とは反対側の出口を抜けるとホテルが集まるエリアになっています。日が出ている間は大丈夫ですが、暗くなるとこの通りの先はガラが悪いので、足を踏み入れないよう注意が必要だと思います。 -
ホテルの部屋
スペースは広くないですが、駅から徒歩2分の立地で北欧の物価を考えれば、2泊で\21,560のプライスはまずまずでしょう。バスタブ付きなのも良かったです。 -
ホテルの朝食
ブッフェ形式で種類は想像していたよりも豊富でした。酪農が盛んなデンマークだけに、よりどりみどりチーズが食べたい放題なのも嬉しいですね。 -
コペンハーゲン中央駅
時差ボケのせいで早朝に目が覚め、朝から快晴なので張り切って街歩きに出かけました。こちらは中央駅、ホテル街とは反対側のチボリ公園側の出口です。 -
ストロイエ
コペンハーゲン・カードを24時間フルに活用するため、10時までに入館料不要のスポットを優先的に回ることにしました。コペンハーゲンで最大の繁華街ストロイエは早朝で人影まばら。結局中央駅から徒歩で人魚姫の像まで歩いて行きました。 -
ロイヤル・コペンハーゲン
ストロイエの広場にある城館のような建物が、あのロイヤル・コペンハーゲンの本店。レンガ造りのエレガントな外観ですね。中にはロイヤル・カフェも併設されており、後ほど立ち寄りました。 -
緑ゆたかな公園
いろいろ寄り道しながら約1時間で、人魚姫の像のある公園に到着。青々と葉を広げた木々と高い太陽が、夏シーズンのヨーロッパの醍醐味です。 -
ゲフィオンの泉
公園は上空から眺めると星形になっていて、要塞の跡地だそうです。こちらの噴水は「ゲフィオンの泉」といい、4頭の雄牛を御する女神がモチーフになっています。 -
カステレット要塞
星形の要塞カステレットは、コペンハーゲンの港の入り口を防御する目的で1662年に建築されたそうですが、現在は大部分が破壊され公園になっています。写真は星形の端っこ部分。函館の五稜郭みたいな感じですね。 -
遠くに人だかり
海岸沿いを北の方向へ歩いていくと、遠くにかなりの人だかりが見え始めました。観光バスも数台停まっているようで、あの辺りに人魚姫の像があるのだと確信。 -
人魚姫の像
シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧と並ぶ世界3大がっかりスポットとしても知られていますが、そんなに期待は裏切りませんでした(笑)。これで世界3大スポットを全て制覇!! -
人魚姫の像
モデルは王立劇場のプリマドンナで、後にこの像を彫刻したエドワード・エッセンの夫人となったそうです。逆光ながら美しいシルエットが印象的でした。 -
ローゼンボー離宮
アンデルセンとも所縁のある人魚姫の像を瞳に焼き付け、続いて向かったのはローゼンボー離宮。この時期は10時オープンなので、開館と同時に見学に…。この離宮は、クリスチャン4世王により建てられたオランダ・ルネサンス様式の建造物です。 -
ローゼンボー離宮
エントランスでコペンハーゲン・カードをヴァリデートしてもらい入館証を無料で発行してもらいます。写真撮影をする場合は、チケット売場で20Krの撮影許可証(シール)を購入。離宮内部を見学しました。 -
ローゼンボー離宮
歴代の王族が所有した数々の品が展示されています。階段を上っていくと、広大なホールとなっていました。 -
ローゼンボー離宮
城内はクリスチャン4世王時代の大理石張りの豪華な居間のほか、最上階にはこちらの「騎士の間」があります。展示されている椅子は、歴代の王が戴冠式に用いたものだそうです。 -
ローゼンボー離宮の宝物展示室
離宮の入り口の少し先には、地下の宝物展示室への入り口があるので下りていきましょう。こちらにもガラスや金属装飾など、数々の宝物が陳列されています。 -
ローゼンボー離宮の宝物展示室
宝物室の展示で圧巻なのは、間違いなく王冠でしょう。写真ではなかなか伝わりにくいのですが、見事な輝きを放っていました。 -
ローゼンボー離宮の宝物展示室
こちらはクリスチャン4世王と5世王の戴冠式に用いられたペアの王冠です。このような貴重な展示品を写真撮影できるのは、ライセンス制とはいえ珍しいと思いました。 -
ローゼンボー離宮
別のアングルから撮影してみました。この離宮は30年もの年月をかけ、1634年に完成したのだそうです。 -
ローゼンボー離宮公園
離宮はとても広い公園の中央部にあり、公園も家族連れやベンチに腰掛け読書を楽しむ人々で賑わい、市民の憩いの場となっているようです。 -
デンマーク工芸博物館
離宮を45分程度で見学して次に向かったのが、デンマーク工芸博物館。11時のオープンに合わせて見学、こちらもコペンハーゲン・カードで無料で入ることができます。 -
デンマーク工芸博物館
デンマーク・デザインを中心に、家具や日用品などの生活アイテムが多数展示されています。いかに機能性も視野に入れたデザインとなっているのかがよくわかりました。 -
デンマーク工芸博物館
アルネ・ヤコブセンの展示コーナー。家具デザイナーや建築家としても名をはせたヤコブセンの、チェアをはじめとする数々の作品がこのミュージアムの見どころです。 -
デンマーク工芸博物館
回廊式ロココ様式の館内には、お洒落な雰囲気のカフェも併設されていました。 -
フレデリクス教会
ローゼンボー離宮とアメリエンボー宮殿の間にある教会です。大理石がふんだんに使用されたロマネスク・バロック様式の建築で、内部をガイドツアーで見学することもできるようです。 -
アメリエンボー宮殿
18世紀末に当時の宮殿クリスチャンスボー城が炎上したため、4人の貴族が居住していた建物を宮殿として用いたそうです。なので宮殿にしては質素な外観なのでしょうね。 -
アメリエンボー宮殿
4つの建物のうち、クリスチャン8世王の宮殿は内部を見学することができます。1863年〜1972年にかけての、ロイヤルファミリーの寝室や宝物などが展示されていました。 -
アメリエンボー宮殿 衛兵の交代式
質素な雰囲気の宮殿ですが、12時前になるとどこからともなく観光客が集まってきました。衛兵隊は、11:30にローゼンボー離宮を出発し、正午ジャストにこちらの宮殿に到着するようです。 -
ニューハウン
続いて訪れたのが、運河に沿ってカラフルな原色の木造家屋が建ち並ぶニューハウン。真っ青でクリアーな空だったのが良かったです。 -
ニューハウン
上の写真の左側にある赤い家には、かつてアンデルセンが暮らしていたそうです。その証として、銘板がかけられていました。 -
ニューハウン
かつては、長い航海を終えた船乗りたちが羽根を伸ばす酒場として賑わい、いまでは観光客が多く訪れるレストラン通りへと生まれ変わりました。運河を巡るクルーズ船も発着し、機会があれば乗ってみたかったです。 -
ニューハウン
こちらが、コペンハーゲンでのBestショット!!まるでどこかのテーマパークのような雰囲気ですが、実際の街であるのです…。 -
ニューハウン
運河の北側はとても多くのレストランが並んでいます。お昼時が近づくにつれ、人の数も多くなってきました。そろそろ空腹になってきたので、名物のニシン料理を食べることにしました。 -
ニューハウン・ファーゲクロ
1800年創業の老舗レストランを12:30に予約しておきました。スモーブロー(オープンサンド)などもありますが、ここで有名なのがランチタイムのニシン・ビュッフェです。 -
お昼のメニュー
名物のニシン・ビュッフェは約120Krでした。メニューに料理の名前が書いてありますが、どれをとってもHerring(ニシン)ばかりです。 -
ニシン・ビュッフェ
スモーク、カレーソースやヨーグルトソースに漬けたニシン、グリルしたものなど、約10種類のニシン料理が食べ放題です。ニシンの酢漬けはホテルのバイキングにも提供されていましたが、北欧の国民食なんでしょうね。 -
数々のニシン料理
個人的には、酢漬けやカレーソース漬けの生のニシンよりも、ホワイトソースを絡めて焼き上げたもののほうが好みでした。ニシンでお腹がいっぱいになるなんて、最初で最後の貴重な経験です。 -
琥珀ミュージアム
ニューハウンの一角に建つ瀟洒な建物の1階は琥珀グッズを販売するお店でしたが、ミュージアムが併設されていたので入ってみることにしました。 -
琥珀ミュージアム
こちらもコペンハーゲン・カードで入場できます。手前のガラス穴を覗くと、さまざまな琥珀に閉じ込められた生物の標本が見ることができました。但し、虫が嫌いな方は食事前に訪れないほうが賢明です。 -
琥珀ミュージアム
琥珀もこんなに精度よく加工できるものなんですね!と驚きました。 -
フランス料理店
ニューハウンの近くにあった何気ない料理店ですが、ELSという名のこのレストランは、かつてアンデルセンが常連客だったそうです。 -
クリスチャンスボー宮殿
1167年にアブサロン大主教によってこのクリスチャンスボー宮殿は建設され、コペンハーゲン発祥の地ともいえるそうです。以前は王宮として使用され、現在は国会議事堂や女王の謁見の間として利用されています。 -
クリスチャンスボー宮殿
こちらの銅像はかつてのデンマーク王クリスチャン9世。館内は撮影禁止のため写真がありません。15時の英語ガイドツアーに参加しました。 -
アブサロン大主教時代の城跡
クリスチャンスボー宮殿の一角には、地下に建設当時の宮殿の姿が保存されている城跡があります。宮殿の歴史を知る上では見逃せないスポットです。 -
演劇史博物館
こちらも宮殿と同じ建物の中にあるミュージアムですが、入館は別料金。コペンハーゲン・カード適用OKです。かつての宮廷劇場をそのまま利用し、デンマークの演劇史に関する展示があります。 -
クリスチャンスボー宮殿
上の写真とは反対側、デンマーク国立銀行のある運河サイドから撮ったものです。カメラを左側にスライドさせると、旧証券取引所がレンズに収まるといった位置関係です。 -
旧証券取引所
クリスチャン4世により建てられたオランダ・ルネサンス様式の建築です。世界各国から来訪する商船が持ち込んだ品々をこちらで取引したそうです。天に向かってツイストしている塔がユニークですね。 -
トーヴァルセン彫刻美術館
ローマに学び、デンマークの彫刻界に一大旋風を巻き起こしたとされるトーヴァルセン氏の作品を展示したミュージアムです。外壁は鮮やかな黄色で、その壁には大成功を収めた彼の帰国を歓迎する市民の様子が描かれています。 -
トーヴァルセン彫刻美術館 ギャラリー
回廊と展示室には彫刻作品がぎっしり並んでいて、見ごたえのある美術館です。トーヴァルセンは生涯で250あまりの彫刻を残したとされますが、そのほとんどがこちらに展示されています。 -
トーヴァルセン彫刻美術館
作品タイトル:Ganymede with Jupiter's Eagle -
賑わうストロイエ
コペンハーゲンの見どころは概ね徒歩圏内にあるので、再びストロイエをぶらりと散策してみました。朝よりもだいぶ活気がありますね。ロイヤル・コペンハーゲン、インテリア専門のイルムス・ボーリフスが隣り合っています。 -
ロイヤル・カフェにて
ロイヤル・コペンハーゲンの1階奥の中庭にある明るい雰囲気のカフェで、インテリアも凝っていました。ブラック・カラント(カシス)のジュースを飲んで休憩。 -
円塔 Round Tower
ストロイエの繁華街の一角に聳え立つのがラウンド・タワーです。1716年、コペンハーゲンを訪れたロシアのピョートル大帝が馬で一気にこの塔を駆け上ったと伝えられています。
最上階には天文台も併設されていて、現在でも星の観測ができるそうですよ。 -
ラウンド・タワー
塔の中はらせん状のスロープになっていて、それほど体力的にはきつくありませんでした。ところどころに休憩スペースやトイレがあるので、ゆっくり上ることができます。 -
ラウンド・タワーからの眺め
クリスチャンスボー宮殿方面の街並み。写真右端にある尖塔をもった建物が宮殿です。そよぐ風が何とも心地よく、北欧の夏って素敵だなぁと感じました。 -
ラウンド・タワーからの眺め
こちらは午前中に訪れたローゼンボー離宮方面の街並みです。中央に写っているルネサンス様式の建物が離宮です。 -
少し早めの夕食
市内をよく歩いて回ったので、まだ明るいですが夕食をとりました。ストロイエに2店舗構えるRiz Razにて。食事代の高い北欧ですが、こちらは定額制のビュッフェがあるので助かります。 -
ベジタブル・ビュッフェ
ステーキもメニューにありましたが、昼間はオール・タンパク質でしたので、ベジタリアンに…。パスタやライスもあるので、それなりに満腹になることはできますよ。 -
コペンハーゲン市庁舎
中央駅からも比較的近くに立地する市庁舎の建物です。コペンハーゲンで最も高い105.6mの塔にはツアーで上ることもできますが、時間の関係で断念しました。 -
アンデルセンの像
市庁舎のすぐ脇を通るH.C.アンデルセン通りには、通りの向こう側にあるチボリ公園を見上げるアンデルセンの像があります。観光客からも人気の高い撮影スポットです。 -
チボリ公園
夏季は深夜暗くなるまでオープンしているテーマパーク。コペンハーゲン・カードで入場できますが、中のレストランやアトラクションは別途料金となっています。 -
チボリ公園
ジェット・コースターからの絶叫、野外ステージでのパフォーマンスなどなど、とても賑やかなチボリ公園を通り抜け、この日はホテルへと戻りました。
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