美味しいウィーン旅　Vol.2

2011/03/26 - 2011/04/03

初めてオーストリアに行きました。
しかし、震災があったので直前まで飛行機の時間が確定せず、それに行ってもいいものか悩んだりして、でも、やっぱり行って良かったと思える旅になりました。

到着した翌日は日曜日。
お店はことごとく休みですが
日曜でも楽しめるプランで過ごしてみました。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

27日朝、6時起床。

サマータイムがスタートしたので
寝ている間に時計の針が１時間先に進んだ。
正直、眠いです。


お天気は小雨
予報は当たった。

捨ててもいい安物の折り畳み傘を持ってきてよかった。



ビュッフェで朝食を済ませ
8時過ぎにロビーに降りたが
ホテル前にタクシーの姿が無いので
ベルボーイにタクシーを呼んでもらう。


行先は、王宮礼拝堂。


運転手さんには
「Burgkapelle bitte!（ブルグカペレ、ビッテ）」で通じるが
念のため「Burgkapelle」と書いたメモを見せた。


王宮は広いので、どのへんにタクシーが着くのかなぁと思ったら
タクシーは、どんどん中へ入って行き
王宮礼拝堂へと続く、赤い門の前まで行ってくれた。

※帰りに撮った写真なので、人が出てきちゃってます（笑）

門をくぐって右手の階段を上がる。
階段にも、表示があって一安心。

ドイツ語って、思ったほど読みづらくないかも。

これも、帰りに撮った写真なのですが
渡し達が到着したとき
この階段には、既に10数人の方が待ってらっしゃいました。

傘をさして待つ。
でも、傘をさしてない人もいる。

欧米人って、あんまり傘を差さないよね



数分ほど待ったところで
中からスタッフが出てきて
「予約済みの方から中へ」と声がかかる。

勿論私たちは「予約済み」
ネットで予約できるんです。あぁ、便利。

メールを出力した物を提示して
予約番号を確認してもらい
その場で料金を支払う。

私たちの席は14ユーロ。

ちなみに席は、立ち見から1階の最前列まで
5, 14, 17, 21, 26, 29ユーロと、かなり幅があるんです。


予約した人が席について、それでも空席があったら
「当日券」のような形で入場も出来ますし
礼拝堂の入口には、中の様子を映すモニターがあるので
それを見るだけで良ければ無料です。

料金を支払ったところで
「こちらへ」と案内してくれるスタッフが待ってくれていました。

パンフレットのような冊子を手渡されて
私たちは彼と一緒に二階へ。

我々は一番後ろの席。
こんな眺め。


祭壇の下の方は見えないけど
私達はキリスト教徒じゃないし
ミサに同席させていただいて
雰囲気を味わうだけで良いので十分。

ミサのスタートまでには、まだ時間があるので
いまのうちに撮影。（ミサが始まったら撮影禁止）

9：15ミサスタート。
御子の香りが漂う中
讃美歌やお祈り、お説教などが続き
周りの方にあわせて、起立したり頭を垂れたり。

そして、いよいよ天使の歌声が。



礼拝堂の階上の席に
ウィーン少年合唱団が居て
ミサの間に数回歌ってくれるのです。

ほとんどの席から、彼らの姿は見えませんが
会場から降ってくるように届く歌声は
本当に「天使の歌声」のようでした。


長いフライトと睡眠不足で、少々三半規管がやられ
軽い眩暈が続いていた私も
澄んだ歌声を聴いている間は、気分が落ち着いて眩暈も治まりました。
ヒーリング効果、抜群です。

１時間ちょっとでミサは終了。

すると、会場に居た合唱団の少年たちが降りてきて
もう１曲歌ってくれました。

この時は、みんな撮る撮る（笑）
凄い人気ですねー

私も１枚、撮っておきました。

せっかくなので１階に降りて
改めて、祭壇を拝見します。

振り返ると、我々の席があるテラスが見えます。



初日からの早起きは辛かったけど
行って良かったー。